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国際特許分類[D21H17/45]の内容

国際特許分類[D21H17/45]に分類される特許

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【課題】使用される環境、特に水の条件(硬度、pHなど)や適用される紙の種類(紙、板紙など)に拘らず、優れた分散安定性を有し、かつ優れたサイズ性を付与するカチオン性表面サイズ剤を提供する。
【解決手段】3級アミノ基含有モノマー(a)と、特定の(メタ)アクリル酸エステル(b)と、スチレン類(c)とを、特定の割合で含有するモノマー混合物を、連鎖移動剤の存在下で溶液重合させて共重合体(A)を得る第1工程;前記共重合体(A)と疎水性モノマー(d)とを、共重合体(A)が特定の割合となるように、界面活性剤の不存在下で、水溶性のフリーラジカル開始剤と重金属塩とを用いる酸化還元系で重合させて共重合体(B)を得る第2工程;および前記共重合体(B)に存在する3級アミノ基を4級化し、共重合体(B)の4級アンモニウム塩を得る第3工程を含む、カチオン性表面サイズ剤の製造方法。 (もっと読む)


【課題】使用される環境、特に水の条件(硬度、pHなど)や適用される紙の種類(紙、板紙など)に拘らず、優れた分散安定性を有し、かつ優れたサイズ性を付与するカチオン性表面サイズ剤を提供する。
【解決手段】15〜45重量%の3級アミノ基含有モノマー(a)と、15〜85重量%の(メタ)アクリル酸エステル(b)と、0〜70重量%のスチレン類(c)とを含有するモノマー混合物を、連鎖移動剤の存在下で溶液重合させて共重合体(A)を得る第1工程;前記共重合体(A)と非イオン性の親水性モノマー(d)とを重合させて共重合体(B)を得る第2工程;前記共重合体(B)と疎水性モノマー(e)とを、界面活性剤の不存在下で重合させて共重合体(C)を得る第3工程;および前記共重合体(C)に存在する3級アミノ基を4級化し、共重合体(C)の4級アンモニウム塩を得る第4工程を含む、カチオン性表面サイズ剤の製造方法。 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維に特定のカチオン性ポリアクリルアミド系樹脂を含有させることにより高強度のセルロース繊維シートを提供する。
【解決手段】セルロース繊維に極限粘度法による粘度平均分子量が500万以上、かつカチオン電荷密度が0.5〜1.5meq/gであるカチオン性ポリアクリルアミド系樹脂およびカチオン電荷密度が1.5〜3.0meq/gであるカチオン性ポリアクリルアミド系樹脂を含有させてなるセルロース繊維シートである。 (もっと読む)


【課題】なめらかさ、柔らかさ、しっとり感に加え、良好なしっかり感も付与された衛生紙を得ることができる衛生紙用柔軟剤の提供。
【解決手段】(a)グリセリン、(b)式(1)で示される四級アンモニウム塩、および(c)炭素数12〜28の脂肪酸塩からなり、(a)が90〜99質量%、(b)と(c)の合計が1〜10質量%であり、(b)と(c)との質量比が40/60〜80/20。


(式中、Rは炭素数12〜28のアルキル基またはアルケニル基、R〜Rはそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜3のアルキル基、Xはハロゲン原子) (もっと読む)


【課題】
板紙抄紙において、製紙原料のピッチ類などの前処理を施し、その後紙力増強剤を添加し抄紙する処方は実施されていたが、濾水性が不足する場合が多い。濾水性向上剤を更に添加すると、それだけ設備や薬剤コストが増加する。一種類の薬剤により歩留あるいは濾水を向上させ、紙力も一定程度維持、向上できれば効率的である。従って本発明の課題は、特に紙力が重要な管理指標となる板紙の製造において、歩留あるいは濾水を向上させるとともに、紙力も維持あるいは向上可能な板紙の製造方法を提供することである。
【解決手段】
重量平均分子量が1000〜10万のカチオン性重縮合系水溶性高分子および重量平均分子量が10万〜500万の重合系カチオン性あるいは両性水溶性高分子から選択される一種と、重量平均分子量が500万〜1000万の重合系両性水溶性高分子をそれぞれ抄紙前の製紙原料に添加することによって目的を達成できる。
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【課題】古紙パルプを高配合した非塗工紙で、印刷像の視認性が高く、人目を引く色相を有し、紙ムケや毛羽立ちの発生のない、チラシ用途に適した印刷用紙を提供することである。
【解決手段】次の(1)〜(5)の条件を満たす印刷用紙。(1)JISP8150に準拠して測定したLab表色系による色相が、L=70〜80、a=−12〜−2、b=25〜40であることを特徴とする。(2)不透明度90%以上、(3)坪量40〜55g/m、(4)平滑度20〜80秒、(5)表面処理剤が少なくとも片面に塗工されており、塗工されている面は固形分で0.1〜1.0g/m塗工されている。さらに、カチオン性ポリアクリレート・ポリアルキレンポリアミン複合体を主成分とする凝結剤が添加されていることが望ましい。 (もっと読む)


【課題】実用上充分な湿潤強度及び水解性を有し、且つ生産性に優れた水解紙の製造方法、及び該製造方法で得られた水解紙を用いた水解性清浄物品の製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の水解紙の製造方法は、セルロース系繊維を水に分散させた分散液中に、カチオン性高分子電解質の1種以上及びアニオン性高分子電解質の1種以上を、この順で交互にそれぞれ複数回に亘って添加し、且つ各該高分子電解質の添加後に該セルロース系繊維の洗浄を実施しない、高分子電解質添加工程と、前記高分子電解質工程を経た前記分散液を湿式抄紙する抄紙工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】紙及び板紙の製造工程において、地合いを損なうことなく、ワイヤー上の製紙原料の歩留及び濾水性の向上と成紙の強度の向上が両立できる製紙方法を提供することを課題とする。
【解決手段】分散重合法により製造された高分子分散液からなる重量平均分子量が500万〜1000万の水溶性高分子を抄紙前の製紙原料中に添加することで上記課題を解決することができる。また最後のスクリーンを通過した主製紙原料流の一部をバイパス流とし、前記バイパス流を更に二つに分流した後、前記水溶性高分子と前記二つの分流とを混合手段によって混合し、その後前記主製紙原料流の一箇所に還流させることにより、更に効果を得ることができる。
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【課題】マイクロゲルを填料の前処理に応用し、不透明度や白色度向上とともに紙力の低下を防止する填料処理剤及びそれにより処理した填料を含有する紙を提供する。
【解決手段】少なくともカチオン性水溶性単量体を含む単量体溶液を、油中水型エマルジョンを調製した後重合して得られる、水への膨潤後の粒径が0.005〜100μmの水不溶性微粒子ゲルを主成分とする填料処理剤を、予め填料と混合して填料水性分散液を調整し、これを製紙原料スラリーに添加し抄紙する。 (もっと読む)


【課題】 紙及び板紙の製紙工程において、地合い性を損なうことなく、歩留の向上や生産性の向上ができる製紙用薬剤並びにそれを用いた抄紙方法を提供することを課題とする。
【解決手段】抄紙前の製紙原料において、最後のスクリーンを通過した主製紙原料流の一部をバイパス流とし、該バイパス流を更に2つあるいは3つに分流し、これら分流と製紙薬剤を一つあるいは二つの混合手段により混合し、前記主製紙原料流に還流することにより、製紙薬剤を添加、混合する抄紙方法において、前記製紙薬剤はビニル系単量体あるいはビニル系単量体混合物を乳化重合することにより得た0.2%水溶液粘度が300mPa・s以下のビニル重合系水溶性カチオン性或いは両性重合体の油中水型エマルジョンが、該抄紙方法に適合する製紙薬剤であり、上記課題を解決することができる。
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