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国際特許分類[E01B11/54]の内容

国際特許分類[E01B11/54]に分類される特許

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【課題】 継目板の側面及びレールの側面の腐食を防止して耐久性を向上させることができる接着絶縁レールの継目構造とその製造方法を提供する。
【解決手段】 接着材11は、レール2,3と継目板4,5とを接着する部材であり、レール2,3と継目板4,5との間に挟み込まれこれらを接合する。切り離し材12は、接着材11を剥離させる応力が作用したときに、継目板側接着材11aとレール側接着材11bとに接着材11を切り離す部材である。切り離し材12は、継目板側接着材11a又はレール側接着材11bとこの切り離し材12との接触面(境界面)において接着材11を分離して構造的に縁を切っている。切り離し材12は、接着材11を剥離させる応力が作用したときに、レール2,3の側面又は継目板4,5の側面から接着材11が剥離する前に、継目板側接着材11a又はレール側接着材11bをこの境界面で剥離させる。 (もっと読む)


【課題】 簡単な作業によって低コストで絶縁不良の発生を防止することができる接着絶縁レールの継目構造とその製造方法を提供する。
【解決手段】 接着材12は、レール2,3及び継目板4,5の貫通孔2d,3d,4a,5aとチューブ6との間の隙間に充填される部材である。接着材12は、例えば、ガラスペーパーの不織布に樹脂を含浸させた成形用中間素材(プリプレグ)の接着シート12aを加熱硬化されて形成される。接着材12は、接着材11と継目板4,5との間に挟み込まれた状態で加熱すると溶け出して、貫通孔2d,3d,4a,5aの内周部とチューブ6の外周部との間の隙間に浸入しこの隙間に充填される。このため、この隙間への雨水の浸入を接着材12によって防ぎ、レール2,3と継目板ボルト7との間の絶縁不良の発生を接着材12によって低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 接着絶縁レールの継目部分に発生するアークを低減して絶縁機能を長期間維持するとともにレール本体の寿命を延伸することができる接着絶縁レールの継目構造を提供する。
【解決手段】 車輪Wが位置P3に到達しレール2からレール3に車輪Wが乗り移ると、車輪Wの踏面W1が継目板頭部4bとは接触しているがレール頭部2aからは離れレール頭部3aと接触する。このため、車輪Wから継目板4、導電部13を通じてレール2に電流が流れるとともに車輪Wからレール3にも電流が流れる。車輪Wが位置P4に到達すると車輪Wの踏面W1が継目板頭部4bから離れ、レール頭部3aと接触する。このため、車輪Wから継目板4を通じてレール2に流れていた電流が遮断されて、車輪Wからレール3にのみ電流が流れる。その結果、車輪Wからレール2に流れていた電流がレール2,3の継目部分で瞬時に遮断されず継目部分でアークが発生するのが防止される。 (もっと読む)


【課題】 仮に脱輪が生じた場合、車輪やそのフランジが各継目板、ボルト頭部、ナットを大きい力で直撃し、継目板の損傷は勿論、ボルト、ナットが切断されてボルトが外れ、レール間が継目部から離間し、レールがめくりあげられて車体に当たるという不都合を解消する。
【解決手段】 レールの腹部両面12、12に各継目板3を絶縁接着材4を介して嵌入し、前記レール1に各継目板3をボルト6締めしてなる。各継目板3の外向面31をレール頭部11の最大径L1端から垂下される仮想線L2の近傍に形成する。両継目板3およびレール1にボルト貫通孔30、30、10を穿設する。一方の継目板3に凹部32を凹設し、他方の継目板3のボルト貫通孔30に雌ねじ33を螺設する。ボルト6をボルト貫通孔30、30、10に挿通するとともにボルト6の軸端60を雌ねじ33に緊締する。軸先端を継目板3内に収め、かつボルト頭部61を前記凹部32に没入する。 (もっと読む)


【課題】 レールの継目部の金属製継目板を線ばねクリップで鋼製まくらぎに固定しレールと鋼製まくらぎを絶縁する鋼製まくらぎのレール継目用絶縁締結装置を提供する。
【解決手段】 鋼製まくらぎのレール継目用絶縁締結装置10は、鋼製まくらぎ11上のレール12、13と鋼製まくらぎ11との絶縁を行う第1の絶縁部材14と、継目部15を両側から挟持して締結固定する金属製継目板17、18と、先側端部が金属製継目板17、18に掛止されて直接又は第1の絶縁部材14を介して鋼製まくらぎ11上に配置される第2の絶縁部材20と、第2の絶縁部材20の凹部19に嵌入してレール12、13の位置を固定する押さえ金物21と、レール12、13の両側に第2の絶縁部材20が収容される隙間を設けて配置された固定座盤22と、固定座盤22に一端側が取付けられ他端側が押さえ金物21の上面に当接し下方に押圧する線ばねクリップ23とを有する。 (もっと読む)


【課題】 組立作業時間も従来と変わらぬよう、トータルでの低コストを維持しながら、接着絶縁レールの絶縁不良事故を防止させることができるレール絶縁継目構造及び、その方法の提供。
【解決手段】 絶縁材10を介して突き合わせた一対のレール1の突き合わせ部分の端部の両側面に一対の継目板2を該絶縁材を覆って絶縁的に跨設し、これら継目板とレールとをボルト5及びナット6で締結して絶縁継目構造を形成するにあたり、ボルト穴内に絶縁性の弾性ゴム又はゴム弾性を有する絶縁性のプラスチックからなるチューブ9を挿入した状態でボルト及びナットによる締結を行なうことにより、チューブをボルト穴内周面及びボルト・ナットのボルト穴内の対向する露出面に密着させる。これにより、ボルト穴縁などからのボルト穴内への水の侵入とそれによる絶縁不良事故を防止する。 (もっと読む)


【課題】 まくらぎ間隔の中央に継目部のレール底部を位置させることができ、レールの伸縮、まくらぎの移動が生じてもレール締結金具までの距離が大きく、短絡するおそれがなくなり、まくらぎおよびレール締結金具の配置を綿密に計算する必要がなくなり、従来のまくらぎ間隔で足りるようにする。
【解決手段】 レール継目部1.1のレール底部2をレール3方向に対し、直角に形成する。底部2に連続して立ち上がる腹部4に直線状に斜め切り5した頭部6を連設する。頭頂面7を盛り上げて車輪踏面8に添接する形状にする。対応するレール端部9.9を絶縁手段10を介して連接する。 (もっと読む)


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