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国際特許分類[E01F7/04]の内容

国際特許分類[E01F7/04]に分類される特許

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【課題】ワイヤロープに所定値以上の荷重が掛かった場合に、ワイヤロープをターンバックルから摺動させて繰り出すことにより、ワイヤロープの破断や支柱の変形を防ぐとともに、落石防護ネットや落石防護柵等の許容荷重の増加を図って安全性を高める。
【解決手段】ワイヤロープ5の端部を固定するためのターンバックル1であって、胴部2と、該胴部2の両端部に同一直線上で相対的に軸移動可能に螺合された一対の固定金具3,4とからなり、一方の固定金具3を、ワイヤロープ5の外周面に固定可能な楔部材6と、楔部材6を離脱不能に収納する中空テーパ部を有する係合部材7と、ワイヤロープ5を挿通可能な中空筒状部を有するとともに胴部2に螺合するための螺子状周部を有する金具本体8と、係合部材7と金具本体8を連結する継手部材9とから形成した。 (もっと読む)


【課題】軽量化や低廉化を図り、様々な外径の落石防止用ワイヤロープを容易に把持することができるクロスクリップを提供する。
【解決手段】クロスクリップ100は、ワープドボルト10と押さえ板材20と押さえナット30とから構成される。ワープドボルト10は、ネジ部14が形成された略J字状部11および屈曲端部15が形成された略J字状部12と、これを連結する連結部13とを具備し、押さえ板材20は、ネジ部14および屈曲端部15が貫通自在な断面略へ字状または断面略円弧状の板材である。交差するワイヤロープの外径を合計した値が比較的大きいときは、略J字状部11、12の懐部11c、12cと押さえ板材20の凹面22で交差部を把持し、前記値が比較的小さいときは、略J字状部11、12の懐部11c、12cと押さえ板材20の凸面21とで交差部を把持する。 (もっと読む)


【課題】H鋼製支柱の変位方向と捩れを制御できて、低コストで、かつ、支柱の補強効果の高い防護柵の補強技術を提供する。
【解決手段】H鋼製の支柱を具備した防護柵において、隣り合う支柱の上部間に一対のねじれ拘束杆を張設し、該一対のねじれ拘束杆により隣り合う支柱間の力を伝達して、受撃時における支柱の変位方向を斜面谷側のみに規制する。 (もっと読む)


【課題】既存の防護柵の減衰性能を高めて経済的に補強すること。
【解決手段】防護柵の防護ネットの受撃面に連続した緩衝マットを付設する。緩衝マットは防護ネットの全方向へ向けて運動エネルギーを分散伝達するように、防護ネットの長手方向に対し支柱の複数スパンに亘る範囲を連続的に覆い、緩衝マットの質量により運動エネルギーを減衰できるように緩衝マットの下端を着床させた。 (もっと読む)


【課題】 いつ生じるかわからない落石を常時監視することなく、落石の落下による事故を防止する落石分散システムを提供する。
【解決手段】 落石分散システムにおいて、崩れる危険性の高い岩石3に、カプセル4で覆われた通常の状態では作用しない発破装置5を取付け、前記岩石3の落下に基づいて前記発破装置5を起動させることにより、前記岩石3を粉砕し分散させる。 (もっと読む)


【課題】衝撃力を受けた際、支柱から基礎に加わる力を軽減することができる防護体を提供する。
【解決手段】間隔を置いて支柱3,3…を立設すると共に、それら支柱3,3…間に防護面たる網体4を設けた防護柵において、支柱3,3…は、基礎たるコンクリート基礎2に下部を埋設固定した芯材たるH形鋼5と、このH形鋼5の上部に外装する管材6とを備え、H形鋼5に管材6を固定し、防護体たる防護柵に加わる衝撃力により管材6の下部に塑性ヒンジが形成されように構成する。防護柵に衝撃力が加わり、支柱3を倒そうとする所定以上の力が加わると、管材6の下部が塑性変形し、管材6の下部に大きな曲げモーメントが発生することがない。このように管材6に発生する曲げモーメントを低減できるため、管材6からコンクリート基礎2に加わる力も小さくなる。 (もっと読む)


【課題】落石や土砂崩れ,雪崩等の衝撃力が作用した際、網体の変形量を大きくすることにより、網体による衝撃吸収効果を向上することができる防護柵の網体用緩衝装置を提供する。
【解決手段】網体4は、縁部に線材たる斜め線材を折り返した網体折り返し部24と斜め線材が交差する網体交差部23とを有し、緩衝用ロープ材40と緩衝具30により網体折り返し部24又は網体交差部23を防護柵1の被連結材たる上横ロープ材11又は縦ロープ材52に連結する。網体4に落石などにより衝撃エネルギーが加わると、網体折り返し部24又は網体交差部23により緩衝具30が緩衝用ロープ材40に対して摩擦摺動して衝撃エネルギーを吸収し、しかも、緩衝具30が移動することにより網体4の撓み量を大きく取ることができ、衝撃エネルギーの吸収効果を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構造で以ってアンカー体のせん断破壊を防止し、併せて施工の簡略化と低コスト化を図ること。
【解決手段】地中に定着するアンカー体と、アンカー体の一部に外装するホルダー筒とを具備するアンカー装置であって、アンカー体が自穿孔式の定着杆と、一端を前記定着杆の頭部に連結し、他端を地表に露出するアンカーロープと、アンカーロープの一端に固着したジョイント具とを具備する。 (もっと読む)


【課題】周囲の土圧を十分かつ均一に受けることができ、多方向からの引張り力に対して安定に対応することができる落石防止用アンカー埋設方法を提供する。
【解決手段】法面2の地表に沿って網目状に張請した縦横のワイヤロープの上下と左右の端部及び交点を地盤に固定するにあたり、施行予定場所の地表に沿って縦横の糸を所要間隔で張り、それら縦糸と横糸の交点をアンカーの設置場所とし、その交点において少なくとも2方向で地表面に対して直角方向を測定し、測定角度を基準線として所要のパイプアンカー3を上下方向に傾斜した面に対して直角状に打ち込む。 (もっと読む)


【課題】衝撃荷重を吸収する際に急激な負荷変動があっても、フェールセーフの思想を導入してワイヤロープのみに負担させないようにすること。
【解決手段】張力保持装置として、弦長もしくは波長を常時縮小する方向に弾発力を発生する弓形もしくは波形に曲げられた弓形鋼棒13や波形鋼棒を採用する。その両端部に、鋼棒に蔓巻きして沿わせたワイヤロープ8を鋼棒から離反するのを阻止するため、端部を曲げたフック14が形成される。ワイヤロープの熱膨張・収縮や急激な荷重変動による鋼棒の曲がりの変化によってロープ全長を一定に保った状態で所望する張力が保たれる。ポケット式落石防護工では、弓形鋼棒を意図的に変形させてロープに作用する衝撃張力を軽減する。 (もっと読む)


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