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国際特許分類[E01F7/04]の内容

国際特許分類[E01F7/04]に分類される特許

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【課題】斜面に散在する岩塊が地震による振動で地面との滑り抵抗力が減少して発生する岩塊崩落を安定して防止できる吊ロープ式の岩塊の崩落防止装置を提供する。
【解決手段】上方の斜面から斜面上にある岩塊bを覆いかつ下方の斜面に延在するように複数本の吊りロープ1を張設し、各吊りロープの上端部を岩塊より上方の斜面に設置した吊りアンカー体2に連結固定する一方、岩塊部分に設置した掛止アンカー体3に吊りロープ中間部位を巻き付けグリップ8を介して連結固定し、岩塊よりも下方の斜面に押えアンカー体4を設置し、該押えアンカー体に吊りロープ1の下端部を連結固定し、地震の発生による岩塊の上下振幅を吊りロープ1で押さえ、地表と岩塊の圧接を保つ。 (もっと読む)


【課題】転石の除去、移動、部分破壊を安全かつ確実に行うことが可能な除去装置及び除去方法を提供する。
【解決手段】片端が開放された容器10と、容器10の内部に配される非火薬組成の着火具20と、容器10の内部に配される非火薬ガス発生剤30と、容器10の開放端を封鎖する封鎖体14とを備え、容器10の開放端側を斜面上の転石に向かって配し、非火薬組成の着火具20による点火によって非火薬ガス発生剤30の燃焼により発生したガス圧を転石に向かって容器10の開放端より噴出させる。斜面上の転石を持ち上げるに際し、転石の下流側に転石除去装置1のガス圧が転石の重心を通り上向きに噴出するように配置し、転石除去装置1に連絡する遠隔点火装置40によって非火薬組成の着火具20を点火して非火薬ガス発生剤30の燃焼により発生したガス圧を転石に向かって容器10の開放端より噴出させる。 (もっと読む)


【課題】支柱下段における落石の通過を防止することができる防護柵を提供する。
【解決手段】地面1に左右に所定の間隔で複数の支柱2Aを設け、支柱2A間に横ロープ材3,7を多段に設けた防護柵において、地面1と下段の横ロープ材7,7間を塞ぐ遮蔽部材たる網状体51を備える。網状体51の一側を下段の横ロープ材7,7に連結すると共に、網状体51の他側を支柱2Aの設置場所の斜面側前方に固定する。これにより下段の横ロープ材7,7と網状体51とにより落石を捕捉すると共に、設置面と横ロープ材7との間を落石が通過することを防止できる。また遮蔽部材には線材を組んだ線材枠や網籠に玉石や栗石を詰めた蛇籠や、袋に砂,土,自然石,砕石などの土質材料あるいはモルタルコンクリートを詰めた袋体、支柱の設置場所の斜面側前方が薄く後方が厚い傾斜を有する傾斜部を設けた抜け出し防止構造を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】緩衝線材部との摩擦力を高めると共に、組立性に優れるようにする。
【解決手段】落石防止線材に所定以上の張力が発生した場合に該落石防止線材の緩衝線材部15の摺動を許容する緩衝器具11を設ける。緩衝器具11は、緩衝線材部15が貫通し該緩衝線材部15の長手方向に沿って並設すると共に、落石防止線材側に対して固定した第1の扁平板片25及び第2の扁平板片26を繰り返して配置している。第1の扁平板片25における緩衝線材部15が貫通する第1の貫通部41に対して、第2の扁平板片26における緩衝線材部15が貫通する第2の貫通部42に対して偏位して設ける。緩衝線材部15は波型となって、斜め上向き部15Cと第2の貫通部42との接触角部Pなどにおいて、緩衝線材部15が角部に食い込むような状態となって高い摩擦力を生成することができる。 (もっと読む)


【課題】支柱下段における落石の通過を防止することができる防護柵を提供する。
【解決手段】左右に所定の間隔で3本以上の支柱2A,2Aを設け、支柱2A,2A間に横ロープ材を多段に設けた防護柵において、下段の横ロープ材7,7を支柱2A,2Aに固定したから、下段の横ロープ材7,7が捲れ上がって落石が通過することを防止できる。また、中間の支柱2Aに固定用ロープ材22を設け、この固定用ロープ材22を下段の横ロープ材7,7の途中に添わせ、間隔をおいて配置した複数のクリップ23により、両ロープ材22,7を固定したから、固定用ロープ材22を介して横ロープ材7,7の途中を中間支柱2Aに固定することができる。また、下段の前記横ロープ材7,7の間隔は、上段側で上下に隣合う横ロープ材の間隔より狭く設定されている。 (もっと読む)


【課題】 落石防止柵支柱用の削孔機の作動や運搬を落石が予想される斜面の中腹を整地することなく架設できる噛合式軌条運搬車で行うことで、工費の節減や工期の短縮を可能にする。
【解決手段】 落石が予想される目的地まで斜面にラックが貼設される軌条を敷設し、この軌条を走行する運搬車に削孔機、資材及び人員を搭載して目的地まで進行し、目的地において、削孔機を作動させて落石防止柵の支柱の孔を削孔する落石防止柵支柱用の削孔方法において、運搬車が削孔機、資材及び人員を搭載する荷台車と、軌条のラックに強制回転させられるピニオンを噛み合わせて荷台車を牽引する牽引車とからなるものであり、目的地又はその手前までは牽引車及び荷台車が地面に埋設した支持杭で架設される単一の軌条で進行し、目的地では軌条の隣に荷台車の車輪が載る一本又は二本の第二軌条を架設し、この軌条及び第二軌条上で荷台車に削孔機を搭載したままで削孔機を作動させる。 (もっと読む)


【課題】衝撃吸収力に優れ、且つ破損可能性の低い衝撃吸収網を提供すること。
【解決手段】複数のベルトを略格子状に配置してなる衝撃吸収網であって、前記ベルトが、該ベルトの両側面へと連通する空間を形成する挿通部を複数有し、該挿通部に他のベルトを挿通して網目を形成する。本発明の衝撃吸収網によれば、各ベルトの交差部分を固定せずに摺動自在に構成するため、落下物受撃時の荷重伝達性に優れる。また、繊維製ロープからなる従来の衝撃吸収網と異なり、衝撃吸収網の表面に凹凸部分が形成されないため、摩擦抵抗が小さく偏摩耗による破損を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】網体に積雪による過度な荷重が加わることを防止することができる落石防護網構造を提供する。
【解決手段】斜面Sに網体3を吊設し、網体3が、上下に間隔をおいて複数段に設けた横ロープ材5,5・・・5A,5Aと、これら横ロープ材5,5・・・5A,5Aを覆う網たる金網6とを備える。下段側の横ロープ材5A,5Aの間隔Kを上端側の横ロープ材5,5の間隔K´より狭くしたから、積雪荷重が大きく加わる網体3の下側において、間隔Kを狭くした横ロープ材5A,5Aにより支持することができ、これにより落石のみでなく、冬期間の積雪荷重に対応が可能となる。また、積雪の静荷重により所定以上の張力が作用したとき、下段側の横ロープ材5Aが摩擦摺動して下段側の横ロープ材5Aを伸張する静荷重長さ調整具8Aを備える。 (もっと読む)


【課題】雪崩による破壊を防止することのできる落石防止柵と、該落石防止柵を使用した落石防止方法の提供。
【解決手段】下端部に接地プレート2を備え、後側の側面に転倒防止用の脚部12を設けている左右一対の支柱1と、一対の支柱に掛け渡すように固定した複数の梁材5と、梁材側に固定した防護ネット6から構成される落石防止柵Pにおいて、一対の支柱の前面に取り付けて、落石防止柵を法面の上方から支持する基礎ロープ部材Aを備え、該基礎ロープ部材は先端部がアンカーにより法面に固定される所定の長さの支持ロープ10と、支持ロープの基端部にジョイント金具9を介して接続した水平ロープと斜行ロープ7から構成され、水平ロープ8と斜行ロープの基端部に接続片を設ける一方、両支柱の前面に上部ヒンジ枠部13Aと下部ヒンジ枠部13Bを設け、斜行ロープの接続片を上部ヒンジ枠部に、水平ロープの接続片を下部ヒンジ枠部に取り付ける。 (もっと読む)


【課題】経済性に優れ、効果的に耐力を向上することができる落石・雪崩・土砂崩壊等保護構造物用耐荷材を提供する。
【解決手段】鋼管2の内部に補強体3を設けた落石・雪崩・土砂崩壊等保護構造物用耐荷材において、補強体3は、鋼管2の内面に沿って該鋼管2の引張領域と圧縮領域にそれぞれ設けられた板状補強リブ11,11と、これら板状補強リブ11,11を連結する連結材12とを備える。引張領域側と圧縮領域側にそれぞれ板状補強リブ11,11があるため、これが曲げにより生じる引張力と圧縮力に抗して引張領域側の引張応力と圧縮領域側の圧縮応力が向上し、荷重に対する耐力を向上することができる。この場合、板状補強リブ11が鋼管2の内面に沿って近接しているため、耐力を効果的に向上することができる。 (もっと読む)


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