説明

国際特許分類[F01D5/08]の内容

国際特許分類[F01D5/08]に分類される特許

1 - 10 / 90


【課題】冷却する構成部品に確実に冷却蒸気を導入し、構成部品を十分に冷却することができる蒸気タービンを提供する。
【解決手段】実施形態の蒸気タービン10は、ケーシング20と、ケーシング20の内周側に配置された静翼23と、タービンロータ軸方向に沿う翼溝を周方向に亘って形成してなる翼車を備えるタービンロータ30と、翼溝に翼根部の一部が植設された動翼40とを備える。動翼40は、翼根部の上流側の端面の一部に形成され、翼車の上流側の端面よりも上流側に突出する突出端部を備える。周方向に隣接する動翼40のそれぞれの突出端部によって形成される、両端および下方が開口した樋状の冷却蒸気誘導部60に流入した冷却蒸気は、翼車の外周端面と、周方向に隣接する動翼40のそれぞれの翼根部との間に形成される冷却蒸気流路50に誘導される。 (もっと読む)


【課題】航空エンジンのためのガスタービンに関するタービンディスクのための冷却用空気を運搬するための手段を提供する。
【解決手段】航空エンジンのためのタービン1において、共通する軸5を中心にして回転する第1のタービンディスク6および少なくとも1つの第2のタービンディスク7は各々第1および第2の可動ブレードクラウン15、16を搭載し、これらによって、タービンディスク6、7のための冷却用空気の塊が通過できる第1の軸方向通路18および個別の第2の軸方向通路19が画定され、第1の軸方向通路18と第2の軸方向通路19との間には、第1の軸方向通路18を通過する空気の塊を受け入れてこれを第2の軸方向通路19を介して送るように冷却用空気を運搬するためのデバイス22が置かれる。 (もっと読む)


【課題】タービンディスクの効果的かつ均一な冷却を達成できるタービンブレードロータを製造し提供する。
【解決手段】航空エンジンのためのガスタービンのブレードロータ1は、各々が片側をタービンディスク2によって、かつもう一方の側をこのタービンディスク2へ結合される対応するブレード5のルート7によって画定される複数の通路10を介して空気の塊を流させることによって冷却され、各通路10の流入してくる空気は2つ以上の空気流に細分され、かつ各流れはタービンディスク2へと予め画定された方向に配向される。 (もっと読む)


【課題】フィルム冷却製品を提供する方法を開示する。
【解決手段】第1の壁面104及び第2の壁面102、及び冷却孔120を有する金属部品を準備する。冷却孔120は、第2の壁面102の入口から第1の壁面104の出口まで延びる調量孔122を含む。本方法は更に、金属物品の第1の壁面102を露出させる段階と、第1の壁面102に被さり出口の少なくとも一部を覆う遮熱コーティング200を施工する段階と、施工された遮熱コーティング200の外面を穿孔して調量孔122を露出させる段階と、金属物品に形成された出口のトラフ部126から遮熱コーティング200を取り除く段階と、遮熱コーティング200に、金属物品に形成される出口のトラフ部126から延び、遮熱コーティング200の外面と同一平面となるトラフ領域126を形成する段階とを含む。 (もっと読む)


【課題】熱遮蔽コーティング構造を形成するための時間及び費用を低減することを可能にし、それによって全体的熱遮蔽コーティングシステムの熱サイクル耐性を損なうことなしに基材表面上に熱遮蔽コーティング構造を形成する方法を利用可能にする。
【解決手段】該熱遮蔽コーティング構造は、異なる方法で作り出される少なくとも2つの熱遮蔽コーティング2.1、2.2を含む。一方の熱遮蔽コーティング2.1を形成するには、コーティング材料を、大気圧でのプラズマ溶射(大気プラズマ溶射又は略してAPS)によって粉末ジェットの形態で基材表面上に溶射し、もう一方の熱遮蔽コーティング2.2を形成するには、コーティング材料を、異方性ミクロ構造を形成し且つ基材表面に対して本質的に垂直に整列される長く伸びた微粒子を有する層が基材表面上に発現するようにプラズマ溶射−物理蒸着又は略してPS−PVDによって基材表面に塗布する。 (もっと読む)


【課題】 二次空気の供給により燃焼ガスの進入を防止しつつ省スペース化及び低コスト化を実現可能なガスタービンエンジンを提供する。
【解決手段】 ガスタービンエンジン1は、燃焼器からの燃焼ガスによって回転するタービン10と、タービン10の回転軸Aに沿った方向においてタービン10と併設された圧縮機20と、タービン10の回転軸Aに沿った方向についてのタービン10の位置ずれを防止するための翼押さえプレート30とを備える。翼押さえプレート30は、タービン10の前段及び後段のそれぞれに二次空気を供給するための二次空気流路を形成する一つの部材から構成されている。 (もっと読む)


【課題】ドラムロータ用の冷却回路を提供する。
【解決手段】多段蒸気タービンのドラムロータ10用の冷却回路は、ドラムロータ内に接線方向挿入ダブテールバケットのための接線方向雌型ダブテールスロット30を含む。接線方向挿入バケットの段間のドラムロータ突出部内に軸方向雌型ダブテールスロット50を切削して、軸方向インサートを取付けるようにする。軸方向インサートは、より低温の外部蒸気が接線方向雌型ダブテールスロット及び接線方向挿入ダブテールバケット間の接線方向冷却空間を通るドラムロータ流れを冷却するのを可能にする軸方向及び半径方向冷却通路を含むことができる。 (もっと読む)


【課題】公知の欠陥を解消しかつ簡単に安定的でかつ予想可能な冷却空気のパラメータを、全ての動翼列の入口において保証するガスタービンを製造することである。
【解決手段】冷却空気(17)の主流から隔離されてロータ軸(15)を軸方向に貫通して延びており、かつ、動翼(B1−B3)に冷却空気(18)を供給する気密な冷却通路(21 )を設けるようにした。 (もっと読む)


【課題】二次的な冷却領域における冷媒質量流量の制御によって、冷却の能率および機械の効率が改善されるガスタービンを提供する。
【解決手段】ガスタービン10が、冷却空気によって冷却されるようになっており、該冷却空気が、ガスタービンを通して主流12と二次流13とで案内されるようになっている。ガスタービンが、ロータ22とステータ28とを有しており、冷却空気の二次流が、ステータに設けられた渦流通路27を通ってプレ渦流ノズル24に案内されるようになっていて、該プレ渦流ノズルでステータから流出するようになっており、プレ渦流ノズルの範囲に、二次流を温度に応じて自動的に制御するための制御手段36〜56が配置されており、該制御手段が、全体的にまたは部分的に形状記憶合金から成っている。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、圧縮機最終段の動静翼間に形成されるスリットで発生する逆流を抑制して圧縮機最終段静翼の信頼性を向上させる2軸式ガスタービンの内周抽気構造を提供することにある。
【解決手段】2軸式ガスタービンの内周抽気構造において、第1の回転軸に連結され圧縮機の最終段動翼を備えた圧縮機動翼ホイールの壁面と、インナーケーシングの端部との間に圧縮空気の一部を前記キャビティに導くスリットを備え、前記インナーケーシングの前記圧縮機の最終段よりも下流側の位置に前記インナーケーシングの内周側に形成したキャビティへ前記圧縮機の最終段を流下した圧縮空気の一部を導く抽気孔を備えた構成である。 (もっと読む)


1 - 10 / 90