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国際特許分類[F02B39/14]の内容

国際特許分類[F02B39/14]に分類される特許

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【課題】高圧ターボチャージャと、低圧ターボチャージャとを備えた内燃機関の過給装置に供給されるオイルの無駄な循環を抑制することができる潤滑システムを提供する。
【解決手段】潤滑システムは、高圧ターボチャージャ4及び低圧ターボチャージャ5の両方にオイルを導く共用オイル通路33と、内燃機関1にて駆動され、共用オイル通路33にオイルを供給するメインオイルポンプ30と、両ターボチャージャ4、5のうち高圧ターボチャージャ4のみにオイルを導く専用オイル通路34と、内燃機関1にて駆動され、専用オイル通路34にオイルを供給するサブオイルポンプ31と、内燃機関1と両オイルポンプ30、31との間の動力伝達経路に設けられ、内燃機関1の低速時に両オイルポンプ30、31が駆動される低速状態に切り替えるとともに、内燃機関1の高速時にメインオイルポンプ30のみが駆動される高速状態に切り替える切替機構36と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】パラレルツインターボシステムにおいて、潤滑油の劣化による過給器の軸受部の摩耗や焼き付きを防止する。
【解決手段】内燃機関(200)において相互に並列に配置された排気駆動型のプライマリターボ(225、226及び228を含む)とセカンダリターボ(231、232及び234を含む)各々における軸受部に対し潤滑油を供給可能な潤滑油供給装置(300)の制御装置であるECU(100)は、潤滑油の劣化の度合いを特定し、特定された劣化の度合いに基づいて、潤滑油が所定の劣化状態にあるか否かを判別し、潤滑油が劣化状態にあると判別された場合に、各々における軸受部に供給される潤滑油の油圧を増加するよう油圧調整弁(370)を制御する。 (もっと読む)


【課題】過給機の運転状態に拘わらず安定的にオイル漏れを防止できる過給機の潤滑装置を提供する。
【解決手段】潤滑装置1Aは、ターボチャージャー2のコンプレッサ室6と、オイルが供給される軸受室7とを区画するとともに回転軸4が挿入される貫通孔9aが形成された区画壁9に、コンプレッサ室6及び軸受室7間のオイル漏れを防止する一対のオイルシール21、22が回転軸4の軸線Ax方向に関して距離を隔てて装着されている。一対のオイルシール21、22に挟まれて回転軸4の外周面と貫通孔9aの内周面との間に形成される空間Sと、軸受室7に供給されたオイルをオイルパン11に戻すためのオイル戻り通路10とを連通する連通路23が設けられている。 (もっと読む)


【課題】過給機の低負荷運転領域におけるローター軸と軸受との摩擦による機械的動力損失を低減させ、機械効率を増加させること。
【解決手段】ハウジング5内に収納した過給機タービンおよび圧縮機の軸部4が連結され、ハウジング5内の軸受台6に設置した軸受7が軸部4を回転自在に支持するとともに、過給機タービンにより駆動される圧縮機が内燃機関の燃焼用空気を圧縮して燃焼室に供給する過給機1であって、主潤滑油ポンプに連結されて軸受7に潤滑油を供給する主潤滑油系統と、軸受台6の底部に設けられて軸受7を潤滑した後に落下する潤滑油を所定量だけ滞留させる油溜まり12と、補助潤滑油ポンプ20に連結されて油溜まり12に滞留している潤滑油を軸受7に供給する補助潤滑油系統とを備え、軸部4の回転数が低い低負荷運転領域で、かつ、ハウジング5内の温度が所定値以下である場合に補助潤滑油ポンプ20が運転される。 (もっと読む)


【課題】ターボチャージャの低回転領域で生じる、軸受装置に対する潤滑油の供給油圧に影響され難い共振を回避する。
【解決手段】車両に搭載されるエンジンシステム10は、ECU100と、ターボチャージャ300と、タービン軸330を軸支するボールベアリング410を固定するベアリングホルダ430とベアリングハウジング450との間に形成されたオイルダンパクリアランス460に供給された潤滑油が油膜ダンパとして機能する軸受装置400とを備える。共振回避制御においては、車両が減速状態にあり且つ機関回転速度NEが基準値NEL以下である所定の前提条件が満たされた場合において、タービン回転速度NTが、回転一次振動に対応する共振帯域よりも低回転側で設定される共振回避領域内にある場合に、オイル制御弁508が全閉開度とされ、軸受装置400に対する潤滑油の供給が停止される。 (もっと読む)


【課題】排気エミッションの悪化とエンジンオイルの低減との両方を抑制した潤滑油回収装置を提供する。
【解決手段】潤滑油回収装置は、内燃機関の吸気通路及び排気通路と内燃機関本体との間に配設される過給機10における吸気通路と内燃機関本体との間に配設されるコンプレッサ通路110内の潤滑油を内燃機関本体に導入する。そして、過給機10には、コンプレッサ通路110の下流側に設けられるとともに、同コンプレッサ通路110の潤滑油を内燃機関本体に導入するための連通路20が設けられる。 (もっと読む)


電気制御ターボチャージャーは、タービンとコンプレッサの間の電動機ハウジング内のシャフトに搭載された電動機を有する。電動機固定子に、固定子を冷却するために油が吹き付けられる。単一のシャフトの場合、電動機回転子とシャフトの間にシャフトスティフナーが配設される。単一かつ同軸シャフトの、ならびに単一かつコンプレッサ/タービンの二段式のECTのいくつかの実施形態が論じられる。潤滑の実施形態は、回転するシャフトに存在する遠心力の問題を克服することを含む。 (もっと読む)


【課題】潤滑油のキャリーオーバーを防止しつつ、低温の新しい潤滑油を効果的に軸受パッドとスラストカラーとの間に供給することが可能な軸受装置を提供する。
【解決手段】軸受装置は、スラストカラー107と対向配置された軸受ハウジング2と、軸受ハウジング2とスラストカラー107との間に周方向に沿うようにして相互に間隔を設けて配置されスラストカラー107を回転可能に支持する複数の軸受パッド3と、軸受パッド3同士の間隔にスラストカラー107に近接して設けられた給油部材4とを備え、給油部材4は、スラストカラー107の回転方向P後方側P1に設けられスラストカラー107との間に潤滑油によるクサビ効果を発生させるクサビ形成面10と、クサビ形成面10よりも回転方向P前方側P1に設けられ潤滑油を供給するための供給手段11と、クサビ形成面10と供給手段11との間に設けられ潤滑油を排出する排出手段12とを有する。 (もっと読む)


【課題】 バンク間にブリーザチャンバおよび過給機を備えたV型エンジンにおいて、過給機へと連通する潤滑油路を形成する。
【解決手段】 一対の気筒列が所定の角度間隔をもって形成されたシリンダブロック1と、気筒列間に形成されたブリーザチャンバ9と、ブリーザチャンバ9の上方に配置されたターボチャージャ50とを備えたV型エンジンEにおいて、シリンダブロック1は、ブリーザチャンバ9の下方から延びてシリンダヘッドとの接合面5aに開口した第1潤滑油供給路16と、第1潤滑油供給路16から分岐してターボチャージャ50へと延びる第2潤滑油供給路22とを備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ターボチャージャにおける潤滑油の漏洩に起因する燃焼状態やエミッションの悪化を抑制する。
【解決手段】タービン210、コンプレッサ213及び回転軸214を含む主ターボチャージャと、タービン221、コンプレッサ222及び回転軸223を含む副ターボチャージャとを備えたエンジンシステム10において、ECU100は、オイル掃気制御を実行する。当該制御において、ECU100は、主ターボチャージャのみを利用したシングル過給モードの実行期間において、副ターボチャージャからの潤滑油の漏洩量たるオイル溜まり量OLを算出且つ更新している。このオイル溜まり量OLが所定値Aを超えると、ECU100は、副ターボチャージャのタービン221への排気の供給量を調整する排気切り替え弁230を微開させ、タービン221を駆動状態とすることによって漏洩した潤滑油を掃気する。 (もっと読む)


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