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国際特許分類[F02B39/14]の内容

国際特許分類[F02B39/14]に分類される特許

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【課題】ターボ機械において、ベアリングが、ラジアル方向だけでなく、スラスト方向にも振動荷重を受ける場合において、スラスト方向における振動を減衰させることにより、騒音の発生を防止することにある。
【解決手段】ターボ機械10は、流体中で回転する羽根車3と、羽根車が設けられる回転シャフト5と、ラジアル方向だけでなくスラスト方向においても回転シャフトから荷重を受けるベアリング7と、ハウジング9と、ハウジングの内周面13と回転シャフトの外周面12との間に位置し内周面13との間にオイルフィルムを形成するオイルフィルムダンパ11と、を備える。オイルフィルムダンパは、ハウジングの荷重受け面21にスラスト方向に対向する荷重伝達面23を有し、回転シャフトからの荷重を荷重伝達面から荷重受け面へスラスト方向に伝える。荷重受け面と荷重伝達面の少なくとも一方に、振動を減衰させる機能を有する振動減衰部25が設けられている。 (もっと読む)


【課題】バランスシャフトを備える内燃機関において、過給機から流下するオイルを好適に導くことができるようにする。
【解決手段】バランスシャフト61の中間部に設けられたバランスウェイト612を収容するバランスシャフトハウジング62の外壁と、同バランスシャフト61の軸端部に設けられたバランスシャフトギア611との間隙を利用してオイルパンに連通する流下路81を形成し、過給機から流下するオイルを導くアウトレットパイプの先端部を前記流下路81の導入部近傍に配置することとした。 (もっと読む)


【課題】電動アシストターボチャージャのモータを冷却できる電動アシストターボチャージャの冷却装置を提供する。
【解決手段】ターボチャージャ20のターボ軸23を軸承するベアリングハウジング28にモータケース12を併設した電動アシストターボチャージャ10の冷却装置において、モータケース12内にモータ用冷却室15を形成すると共にベアリングハウジング28内に軸受部用冷却室32を形成し、モータ用冷却室15と軸受部用冷却室32とを連通し、モータケース12に潤滑油入口33を形成すると共にベアリングハウジング28に潤滑油排出口34を形成し、エンジンからの潤滑油をモータ用冷却室15と軸受部用冷却室32とへ順次供給する冷却潤滑回路35を形成したものである。 (もっと読む)


【課題】ターボチャージャの始動時に軸受の隙間に、潤滑油中の異物が噛み込まないようにする。
【解決手段】エンジン10の排気ガスによって回転駆動されるタービン側インペラ41と、エンジン10の吸気側へ圧縮空気を送る及びコンプレッサ側インペラ42と、タービン側インペラ41とコンプレッサ側インペラ42を連結する回転軸43と、回転軸43を回転可能に支持する軸受43、44と、エンジン各所24へ潤滑油を供給するとともに軸受43、44へ潤滑油を供給する潤滑油供給装置20と、エンジン10の吸気側へ供給される圧縮空気の余剰圧力を逃がすブローオフバルブ60とを備えた潤滑油供給装置付きターボチャージャにおいて、エンジン各所24を潤滑する潤滑油とは別の場所に潤滑油を貯留し、エンジンを停止させたときに前記別の場所に貯留した潤滑油を軸受43、44に供給する油送給装置80を備えた。 (もっと読む)


【課題】ターボチャージャの転がり軸受の焼き付きを防ぐ。
【解決手段】円筒状の外輪24aと、外輪24aの内周側に配置される円筒状の内輪24bと、外輪24aおよび内輪24b間を転動する複数の転動体24cと、複数の転動体24cを保持するポケット65aを有し、外輪24aと内輪24b間に配置される円筒状の保持器65と、外輪24a、内輪24b、転動体24c、保持器65の互いに接触する箇所を潤滑する潤滑油とからなる転がり軸受24において、前記保持器65の軸方向両側面に軸方向両側面に軸方向に深さを有する凹溝65bを径方向に形成し、この転がり軸受24をターボチャージャの転がり軸受に適用するとともに、転がり軸受24の軸方向両側に油溜り60、61を設けた。 (もっと読む)


【課題】ダンパ部材の軸方向移動を防止するダンパ抑え機能と、オイルが軸方向外方に流出するのを防止するオイルシール機能の両方を備え、かつタービン側又はコンプレッサ側へのオイルの漏れ出しを大幅に低減又は無くすことができ、さらに部品点数を減らし、組立てを簡易化できるターボチャージャを提供する。
【解決手段】タービンインペラとコンプレッサインペラを連結する回転軸12と、1対の転がり軸受17と、転がり軸受を内側に支持し外面が油膜を介してハウジング16に内嵌されたダンパ部材32と、ハウジングに固定された蓋部材34とを備える。蓋部材34は、ダンパ抑え部35と、オイルが軸方向外方に流出するのを防止するオイルシール部36とを有する。ダンパ抑え部35とオイルシール部36は上部及び側面で一体に連結され、その間に軸方向に間隔を隔てたオイル分離空間37を有し、オイル分離空間37は下方で軸方向内方に開放されている。 (もっと読む)


【課題】スラスト軸受部材の組み付けによるコンプレッサホイールの回転バランス変化を低減するターボチャージャを提供する。
【解決手段】ターボチャージャ1のコンプレッサホイール32は、本体部32aから突出して同軸に設けられ外周にスラストベアリング溝33bが形成される突出部33を有する。スラストベアリングは、スラストベアリング溝33bに嵌合する上分割要素55と下分割要素56とが周方向に結合して形成される。スラストベアリングにおいて、突出部33の外径よりも径方向内側に位置する荷重受け部がスラストベアリング溝33bの内壁に接触することで、シャフト61の軸方向にかかるスラスト荷重Fsを受ける。突出部33がコンプレッサホイール32と同軸であることにより、スラストベアリング54の組み付けによって生じるコンプレッサホイール32のバランス変化を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】流体の通過をシールによってより確実に防止するターボ機関を提供すること。
【解決手段】前記シールの第1部分には、軸受ハウジングの側に、曲部を有し、前記シャフトの外周面を取り囲む流体流出溝(51a)が設けられているので、前記シールの第1部分の上に流入した軸受ハウジング流体(LF)は、前記流体流出溝に沿って垂直に流出することができる。本発明によると、前記シャフトの両側において、前記流体流出溝内にそれぞれ流体流誘導要素(56)が設けられており、前記流体流誘導要素は、前記軸受ハウジング流体(LF)を、径方向に前記シャフト(30)から離れるように、前記流体流出溝から排出する。それによって確実に、流体が前記シールを通過することが防止される。 (もっと読む)


【課題】タービンホイール22およびコンプレッサインペラ24が設けられている回転軸25をラジアルベアリング31,32で回転自在に支持する構成の過給機20において、ラジアルベアリング31,32に供給するオイルの吸出しを抑制または防止する。
【解決手段】ラジアルベアリング31,32にオイルを供給するためのオイル供給装置50と、このオイル供給装置50によるオイル供給圧を制御する制御装置100とを備える。制御装置100は、ラジアルベアリング31,32に供給するオイルがタービンハウジング21あるいはコンプレッサハウジング23に吸い出される可能性が高くなる条件が成立しているか否かを調べ、条件が成立していると判断した場合に、条件が成立していない場合に比べて前記オイル供給圧を低く設定する。 (もっと読む)


【課題】ターボチャージャの軸受け部分の温度が過剰に上昇してしまうことを抑制しつつ、機関冷却水の循環量の制限を通じた機関温度制御を行うことにより、ターボチャージャの保護と機関温度の管理、並びに燃料消費量の低減の両立を図ることのできる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関10に設けられたターボチャージャ11には、機関冷却水の一部が導入されるとともに、潤滑油が供給されている。本発明にかかる内燃機関の制御装置である電子制御装置100は、ウォーターポンプ20の駆動量を制限し、機関冷却水による冷却能力を調整することによって機関温度を制御する。電子制御装置100は、ウォーターポンプ20の駆動量を制限しており、ターボチャージャ11の軸受け部分の温度が基準温度以上になることが予測されるときに、ターボチャージャ11の軸受け部分に供給される潤滑油の循環量を確保する処理を実行する。 (もっと読む)


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