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国際特許分類[F02C3/24]の内容

国際特許分類[F02C3/24]に分類される特許

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【課題】 液体燃料から溶存酸素を除去して有害な不溶性物質や副生成物を生成させることなく液体燃料を効率的に気化させるガスタービンエンジンの燃料装置を提供する。
【解決手段】 本発明のガスタービンエンジン10が、脱酸素装置20、伝熱装置22、および触媒反応装置24を含む燃料転換装置26を備える。燃料転換装置26は、燃料源25より供給される液体炭化水素から「コークス」として知られる有害な不溶性物質の原因となる溶存酸素を除去し、タービンエンジンに好ましくないコークス沈殿物を生じさせることなく液体燃料を気化させる。その後気化燃料がプレミキサ29内で酸化剤21と混合され、触媒反応装置24内で改質される。これにより燃焼処理を向上させ、改善されたフレーム安定性とより優れた効率的な燃焼を提供する。 (もっと読む)


【課題】燃焼器における気体改質燃料のドレン化を低減することができる改質燃料焚きガスタービン設備を提供する。
【解決手段】重質油を高温高圧水と混合反応させて改質する改質器6と、改質器6で生成した改質燃料を気液分離する気液分離器7と、気液分離器7で分離した気体改質燃料及び液体改質燃料を圧縮機8からの圧縮空気とともに燃焼する燃焼器9と、燃焼器9で発生した燃焼ガスにより駆動するガスタービン10とを有する改質燃料焚きガスタービン設備において、燃焼器9は、液体改質燃料を燃焼室21に噴射する液体改質燃料ノズル24と、液体改質燃料ノズル24の外周側に設けられ気体改質燃料を噴射する複数の気体改質燃料ノズル28と、複数の気体改質燃料ノズル28に気体改質燃料を分配するマニホールド31とを備え、マニホールド31を圧縮機8からの圧縮空気によって暖められるように例えば空気流路20内に配設する。 (もっと読む)


【課題】重質油をアスファルテン不溶の溶媒を用いて改質し、ガスタービン燃料を製造する方法において、アスファルテンを選択的に除去できるようにし、ガスタービン燃料としての重質油の利用率を高める。
【解決手段】アスファルテン不溶の溶媒15として、比誘電率が1.4〜2.0の範囲にある溶媒15を用いる。特に温度と圧力を制御することにより比誘電率を上記の範囲に調整した水を用いる。これにより、重質油16に含まれているアスファルテン分を選択的に除去できるようになり、重質油16中の95%以上を用いて発電を行うことが可能になる。 (もっと読む)


【課題】改質燃料生成の立ち上げ時間を短縮することができ、台数制御用ガスタービン設備の起動時間を短縮することができる改質燃料焚きガスタービンシステムを提供する。
【解決手段】重質油と高温高圧水を混合して改質燃料を生成する燃料改質器2A,2Bと、燃料改質器2A,2Bで生成した改質燃料を燃焼器3A,3Bで燃焼し、発生した燃焼ガスにより駆動するガスタービン7A,7Bとを備えたガスタービン設備1A,1Bを有し、ガスタービン設備1Aはベース運転用として連続運転し、ガスタービン設備1Bは台数制御用として運転・停止制御する改質燃料焚きガスタービンシステムであって、例えば制御弁10,11を制御して停止中の台数制御用ガスタービン設備1Bの燃料改質器2B内に高温高圧水を供給し、燃料改質器2Bを加熱する。 (もっと読む)


【課題】コークスや他の不溶性物質を生じさせないように燃料を加熱し、燃焼を向上させる方法およびシステムを提供する。
【解決手段】本発明は、燃料22から溶存酸素を除去するように透過性膜を有する脱酸素装置50を利用して、燃焼器46に流入する燃料22の温度上昇を許容することにより、燃焼プロセスを向上させる。他の場合には不溶性副生成物が生じてしまう温度を超えて燃料22を加熱することにより、炭化水素燃料の燃焼が向上する。本発明のシステム10は、燃料の状態をモニターする温度センサ56および酸素センサ58を備える。センサ56,58と通信する制御装置54により、脱酸素装置50によって燃料22から除去される酸素量が調節されるとともに、インジェクタ48に供給される燃料温度が調節される。脱酸素装置50の性能を修正かつ調節することにより、運転条件の変化に応じて燃焼プロセスが修正かつ調整される。 (もっと読む)


【課題】 水が超臨界域又はその近傍となる水熱反応条件下で、重質油と水を反応させて重質油を分解し、改質油を生成する重質油改質システムにおいて、改質器で得られた反応生成物の熱エネルギーを回収して、短時間で改質運転に入れるようにする。
【解決手段】 重質油から改質油を製造する改質運転においては高温の改質油を熱源とし、重質油の投入前の蒸気予熱運転においては蒸気を加熱源として、改質器8へ投入する水を加熱する水予熱器6を設ける。水予熱器では、水は下方から上方に流し、高温の改質油12又は蒸気は上方から下方に流して熱交換させる。蒸気予熱運転から改質運転に入るまでの時間を短縮することができ、また、ガスタービン15にとって無駄となる重質油の量を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】液体改質燃料の供給配管系統の耐熱温度を低くでき、その部品コストを低減することができる発電設備及びガスタービン発電設備並びに発電設備の改質燃料供給法を提供する。
【解決手段】重質油を改質した改質燃料で運用する発電設備において、重質油を高温高圧水と混合して改質する燃料改質器1と、燃料改質器1で改質した改質燃料を減圧する減圧器16と、減圧器16で減圧した改質燃料を例えば低温蒸気と熱交換する第1の熱交換器17と、第1の熱交換器17で熱交換した改質燃料を気液分離する気液分離器18と、気液分離手器18で分離した液体改質燃料を例えば冷却水と熱交換する第2の熱交換器25と、第2の熱交換器25で熱交換した液体改質燃料を圧縮機2からの圧縮空気とともに燃焼する燃焼器3と、燃焼器3で発生した燃焼ガスにより駆動するガスタービン4と、ガスタービン4の駆動によって発電する発電機5とを備える。 (もっと読む)


【課題】 重質油を改質してガスタービン燃料を製造する段階から、ガスタービンの起動、停止、非常停止までを含めた重質油改質燃料焚きガスタービンシステムおよびその運転方法を提供する。
【解決手段】 重質油と水を混合することによって重質油から重質分を分離・除去する反応器と、反応器で生成した炭化水素ガスおよび改質油を分離する気液分離器と、気液分離器から供給される炭化水素ガスを燃焼するガスタービン燃焼器と、ガスタービン燃焼器で生成した燃焼ガスを用いて駆動するガスタービンを備えた重質油改質燃料焚きガスタービンシステムにおいて、気液分離器からガスタービン燃焼器に炭化水素ガスを供給する系統に、炭化水素ガスを系外へ抜き出すための系統を設ける。 (もっと読む)


【課題】本発明は、漏れ熱を抑制して熱効率を向上できる重質油改質装置及び重質油焚きガスタービンシステムを提供することにある。
【解決手段】本発明は、重質油改質装置1の構成部材のうち、重質油予熱器2と、水予熱器3と、改質予熱器5と、改質器6とを、互いに隣接して配置したのである。
上記構成とすることで、改質器6からの放熱を隣接配置した各予熱器2,3,5で抑制できるので、重質油改質装置1及びこの重質油改質装置1を備えた重質油焚きガスタービンシステムの熱効率を向上することができる。 (もっと読む)


【解決手段】
燃料のような液体を気化するための方法および装置の実施態様において、液体は任意の表面にも衝突しないようにチェンバーにスプレーされる。気化のエネルギーは、窒素および酸素欠乏空気のような熱い希釈ガスの導入を通じて供給される。追加した熱は表面から加われる。別の実施態様においては、液体はスプレー全体が表面によって遮られるようにジオメトリーを用いる熱い表面にスプレーされる。この場合の熱は、液体の少なくとも揮発性成分の沸点以上に内部表面温度が維持されるように表面を通じて加われる。液滴は表面に衝突すると直ちに気化される。搬送ガスは、得られた気相混合物の露点を制御するために気化器を通るように導入されうる。 (もっと読む)


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