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国際特許分類[F02F3/26]の内容

国際特許分類[F02F3/26]に分類される特許

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【課題】エンジンの特定運転時において、圧縮上死点以降に点火しても着火安定性、燃焼安定性に優れ、エンジンの温度や触媒の温度を速やかに高めることができ、排気ガスの浄化性能に優れた火花点火式直噴エンジンを提供することにある。

【解決手段】マルチホールインジェクタ7や点火プラグ6を備え、流量制御弁35の制御によって燃焼室15にスワール流が形成される火花点火式直噴エンジン1である。ピストン4の頂面14はペントルーフ形状に形成されている。エンジン1の特定運転時の圧縮工程後半に第2噴口28bや第3噴口28cから噴射される燃料が上記頂面14の第1斜面(斜面)42に衝突して点火プラグ6周りに移送されるように、噴口28の向きと燃料噴射時期とが設定され、圧縮上死点以降に点火が行われるように制御されている。第1斜面42の燃料が衝突する部分の近傍にスワール流衝突壁部40を設けて、燃料がスワール流によって大きく流されないようにしている。 (もっと読む)


【課題】エンジンの特定運転時において、圧縮上死点以降に点火しても着火安定性、燃焼安定性に優れ、エンジンの温度や触媒の温度を速やかに高めることができ、排気ガスの浄化性能に優れた火花点火式直噴エンジンを提供する。
【解決手段】マルチホールインジェクタ7や点火プラグ6を備え、流量制御弁35の制御によって燃焼室15にスワール流が形成される火花点火式直噴エンジン1である。ピストン4の頂面14はペントルーフ形状に形成されている。エンジン1の特定運転時において、吸気工程と圧縮工程後半とで燃料が2回噴射され、圧縮上死点以降に点火が行われるように制御されている。その圧縮工程後半に第2噴口28bから噴射される燃料が頂面14の第1斜面(斜面)42に衝突した後、スワール流に流されて点火プラグ6周りに移送されるように、噴霧がスワール流の上流側の斜面に衝突するようにその噴口の向きが設定されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は、半径方向に沿って噴射される燃料噴霧の勢いを妨げずに、この燃料噴霧を早期に着火させ、かつ、燃焼室内に噴射される燃料噴霧を効率よく攪拌および燃焼させる燃焼室を提供する。
【解決手段】燃焼室10は、ピストン1の頂部1aに形成され、周壁11と底壁12と錐状突起14とを備える。周壁11は、ピストン1の半径方向に沿って噴射される主燃料F11,F12が霧化する位置に設ける。底壁12は、ピストン1の頂面Tを越えない高さに形成されてピストン1の中心線Cに沿って噴射される副燃料F2を主燃料F11,F12の噴射方向に沿うように変向する中央突部13が設けられる。錐状突起14は、複数のうち周方向に1つおきの主噴口212に対応させて周壁11に設け、主燃料F12の噴霧中心F12C線上に頂点140が位置するように配置する。 (もっと読む)


【課題】 ピストンのキャビティの内部で燃料と混合し難い未利用空気が発生するのを最小限に抑え、キャビティにおける燃料および空気の混合状態を可及的に均一化する。
【解決手段】 燃料直噴エンジンにおいて、燃料噴射軸Li2がキャビティ25の内面と交差する燃料噴射軸衝突点Pよりもキャビティ25の開口端側の内面と燃料噴射軸Li2とが成す角度を鈍角αに設定したので、キャビティ25の内面の燃料噴射軸衝突点Pに衝突した燃料噴霧がキャビティ25の開口端側に駆け上がり易くして燃料噴射軸Li2の上方の未利用空気を減少させることができる反面、相互に隣接する燃料噴射軸Li2間の下方に未利用空気が発生し易くなるが、相互に隣接する燃料噴射軸Li2間にキャビティ25の底壁部25cから突出する凸部25fを形成したことにより、燃料噴射軸Li2間の下方に存在する未利用空気を前記凸部25fにより埋めることで、燃焼室全体としての空気利用率を高めて均等な混合気を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、半径方向に沿って噴射される燃料噴霧の勢いを妨げることなく、この燃料噴霧に早期に着火させることで、燃焼効率の良い燃焼室を提供する。
【解決手段】燃焼室10は、トロイダル状の周壁11と、ピストン1の頂面Tを越えない高さの中央突部13が形成された底壁12とを備える。中央突部13は、上部円錐面131と、中部円錐台側面132と、下部円錐台側面133と、基部曲面134とを備える。中部円錐台側面132は、主噴口21から噴射される主燃料Fの噴霧中心F1Cに平行な母線を有している。 (もっと読む)


【課題】均質燃焼時には良好なタンブル流を形成する筒内噴射式火花点火内燃機関において、成層燃焼をすべきときに、成層燃焼に適した可燃混合気を形成することが可能な筒内噴射式火花点火内燃機関を提供する。
【解決手段】成層燃焼をすべきとき、第1の燃料噴射によって噴射された燃料の噴霧50が、燃料噴射弁18に対向するシリンダボア部分に衝突後、その一部分が燃焼室5下方において正タンブル流51を形成すると共に残りの部分が燃焼室5上方において逆タンブル流52を形成する。形成された正タンブル流及び逆タンブル流は、ピストン4の上昇に伴って、正タンブル流が燃料噴射弁18側に上昇すると共に逆タンブル流がシリンダボア部分側に下降する。第2の燃料噴射によって噴射された燃料の噴霧54が、正タンブル流51によって点火プラグ10近傍に導かれ逆タンブル流52と衝突し、点火プラグ10近傍に可燃混合気55を滞留させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、燃焼室の容積をできるだけ維持したまま、簡単な構造でスキッシュエリアの燃焼効率を高めた直接噴射式ディーゼル内燃機関のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1は、噴孔Hから噴射した勢いで燃料を霧化する燃料噴射ノズルNに対応した直接噴射式ディーゼル内燃機関のピストンであって、燃焼室10と窪み20とを備える。燃焼室10は、頂部1aに設けられる。窪み20は、燃料噴射ノズルNの複数の噴孔Hから噴射された燃料噴霧Mの拡散範囲に個別に対応させて燃焼室10の外周に独立して設けられる。ピストン1の半径方向に沿う窪み20の断面形状は、ピストン1の中心線Cに対する周方向位置によって異なる燃料噴霧Mの燃料濃度の分布に対応させて設ける。 (もっと読む)


【課題】本発明は、燃焼室の容積をできる限り維持しつつ、膨張行程でスキッシュエリアへ十分な酸素を供給できる直接噴射式ディーゼル内燃機関用のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1は、噴孔Hから噴射した勢いで燃料を霧化する燃料噴射ノズルNに対応した燃焼室10を頂部1aに有した直接噴射式ディーゼル内燃機関用のピストンである。このピストン1は、燃焼室10よりも外側の頂部1aに燃焼室10と独立して凹設された環状溝20を有する。環状溝20の容積は、燃焼室10および環状溝20を足し合わせた容積の10%以下にする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、燃費が最も良くなる運転条件で煤発生量が少ない直接噴射式ディーゼルエンジンを提供する。
【解決手段】直接噴射式ディーゼルエンジン100は、燃焼室10と環状溝20と制御装置(ECU30)とを備える。燃焼室10は、噴孔Hから噴射した勢いで燃料を霧化する燃料噴射ノズルNに対応した形状にピストン1の頂部1aに凹設される。環状溝20は、燃焼室10よりも外側のピストン1の頂部1aに燃焼室10と独立して凹設される。ECU30は、運転条件に応じて燃料噴射時期を−30°〜0°ATDC(上死点後)の範囲内でBSFC(正味燃料消費率)が最小となる時期を選択して燃料噴射ノズルNから燃料を噴射させる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、構造を複雑化させること無く、燃料噴霧を内部に満遍なく拡散させることができる形状の燃焼室を備えるピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1は、第1の燃焼室10と第2の燃焼室20と突部30とを備える。第1の燃焼室10は、燃料噴射ノズルNから噴出された燃料の液柱が霧化される位置を半径とする円筒面Pよりも内側の範囲のピストン1の頂部1aに凹設されている。第2の燃焼室20は、第1の燃焼室10の外側の範囲のピストン1の頂部1aに第1の燃焼室10よりも浅く凹設され、底壁22が中央に向かって上り勾配を有している。突部30は、第1の燃焼室10から第2の燃焼室20へ曲面で接続し、第1の燃焼室10の最大径よりも縮径されている。このピストン1は、燃料噴射ノズルNから突部30に向かって噴出された燃料噴霧を、第1の燃焼室10と第2の燃焼室20とに突部30で分配する。 (もっと読む)


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