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国際特許分類[F02F3/26]の内容

国際特許分類[F02F3/26]に分類される特許

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【課題】本発明は、燃焼室内の空気と燃料噴射ノズルから噴射された燃料噴霧とを広く攪拌できる形状の燃焼室を有したディーゼル内燃機関用のピストンを提供する。
【解決手段】ピストン1は、燃焼室10を頂部1aに有したディーゼル内燃機関用のピストンであって、中央突部11と周囲突部12と縁部13とを備える。中央突部11は、燃焼室10の底壁10aを形成し、燃料噴射ノズルNに向かって円錐形状に突出するとともに、燃焼室10の周壁10bの底壁側の部分に対してトロイダル曲面によって連続的に裾部111が接続されている。周囲突部12は、底壁10aから頂部1aまでの間の周壁10bの全周にわたって燃料噴射ノズルNに向かう凸状に形成されている。縁部13は、周囲突部12よりも頂部側で周囲突部12よりも径大となった部分から頂部1aまでの範囲の周壁10bにリエントラント角Rが設けられている。 (もっと読む)


【課題】煤煙を最小限にしかつ燃焼効率を増大させるための構成を有するピストンを提供すること。
【解決手段】ディーゼル機関用のピストンクラウンであり、このクラウンは、燃料を放射状の非渦流パターンで噴射する噴射機と同軸の環状凹部を有する。この凹部は、噴射された燃料の角度にほぼ平行な内方中心クラウン部分と、混合を促進しかつ煤煙形成を低減するために、ピストンによって圧縮された空気が、中心軸に向かって戻るように誘導されかつ内方中心クラウン部分に沿って噴射された燃料と混合するのにかなり十分なほどにこの圧縮空気を曲げるための湾曲外方区間とを有する。 (もっと読む)


【課題】燃料噴射量を増量しても熱効率や排気エミッションを悪化させず、成層運転モードの運転域を拡大可能なピストン構造及びその構造のピストンを備えるエンジンの燃料噴射制御装置を提供する。
【解決手段】ピストン冠面11に凹設された外側キャビティ12と、外側キャビティ12の内側に凹設された内側キャビティ13と、内側キャビティ13のさらに内側に凸設され、断面で見たときに上部表面14aの延長線Aが内側キャビティ13の壁面13bの上方を通過し、外側キャビティ12の壁面12b又は底面12aに交叉するキャビティ内凸部14と、を有する。 (もっと読む)


【課題】燃料直噴エンジンの燃焼室に発生する吸気のタンブル流の影響を補償し、フュエルインジェクタから噴射した燃料および吸気を可及的に均一に混合できるようにする。
【解決手段】シリンダ内をピストンが下降する吸気行程において、吸気ポートから吸気バルブ孔を通して燃焼室に吸入される吸気によって、燃焼室内に、燃焼室の下方側で排気側象限Qeから吸気側象限Qiに向かう流動となるタンブル流が発生する。このタンブル流は圧縮上死点付近まで維持されるが、フュエルインジェクタから燃焼室の下部に向けて噴射される燃料を、排気側象限Qeにおける燃料噴射量が吸気側象限Qiにおける燃料噴射量よりも多くなるように設定したので、排気側象限Qeから吸気側象限Qiに向かって流れるタンブル流による燃料噴霧の偏りの影響を相殺し、燃焼室の全領域で燃料および吸気の混合状態を均一化して燃焼状態を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】 燃料直噴エンジンにおいて、インジェクタの少なくとも三つの燃料噴射軸の上下方向角度が一定でない場合に、燃焼室における燃料および空気の混合状態を可及的に均一化する。
【解決手段】 フュエルインジェクタの6本の燃料噴射軸Li1,Li2がピストン中心軸Lpと成す角度を燃料噴射傘半角γ/2としたとき、燃料噴射軸Li1,Li2が二つの燃料噴射傘半角(γ/2=55°および75°)を備える場合、隣接する二つの燃料噴射軸Li1,Li2を通る平面において該二つの燃料噴射軸Li1,Li2が相互に成す第1噴射軸間角δが全て一定の54°となるように、燃料噴射軸Li1,Li2の方向(つまり、ピストン中心軸Lp方向に見たときに、燃料噴射軸Li1,Li2が相互に成す第2噴射軸間角δ′)を不均一に設定したので、燃焼室内における燃料の分布のばらつきを改善して混合気形成の更なる均質化を図ることができる。 (もっと読む)


【課題】全運転領域においてスモークの発生を減少させることができる技術を提供する。
【解決手段】ピストン2に形成されたキャビティ5の最大径をD1、リップ径をD2、最大深さをHとした場合に、リエントラント率である(D1−D2)/D1の値を略0.1、かつ、アスペクト比であるD1/Hの値を略4とする。また、さらに、ピストン2の外径をD0とした場合に、リップ径D2をピストン外径D0で除した値を0.5以上0.7以下とする。 (もっと読む)


【課題】
高出力,燃費向上,HC低減し、触媒早期活性化をはかる直噴エンジン。
【解決手段】
吸気ポートからのタンブルを保存できるピストンの、点火プラグの略下部に当たる位置に突起を設ける。マルチホールインジェクタの噴霧をピストンに沿い、突起部に指向させる。また他の噴口1つ以上を点火プラグ近傍に指向させる。始動時には吸気行程,圧縮行程に分割して噴射を行い、プラグ近傍に濃い混合気を生成して着火性,燃焼安定性を向上させ、点火リタードで排気温度を上げて触媒の早期活性化を行いエミッション低減をはかる。 (もっと読む)


【課題】本発明は、エンジン冷間時における触媒活性化促進を図る火花点火式直噴エンジンにおいて、燃料噴射による噴霧が、できるだけ点火プラグの近傍に滞留するように設定して、常に燃焼状態を安定させつつ、通常時における均質燃焼時等の燃焼効率も高めることができる火花点火式直噴エンジンを提供することを目的とする。
【解決手段】圧縮行程での燃料噴射(二回目の燃料噴射F2)では、最上部の第一噴口40aから噴射された第一噴霧Gaがピストン冠面30の凹状キャビティ34を指向するように設定されている。第二噴霧Gbや第三噴霧Gcは、凹状キャビティ34手前の傾斜面31a(具体的には受け面37)に指向するように設定されている。そして、受け面37に衝突して勢いが弱まった第二噴霧Gbと第三噴霧Gcは、第一噴霧Gaが通過した後に発生する負圧によって、凹状キャビティ34内に引き込まれる。 (もっと読む)


【課題】シリンダCの単室容積が0.3リットル以上の火花点火式エンジンEにおいて、幾何学的圧縮比を13以上としながら火炎伝播性を十分に高めて、燃費を低減する。
【解決手段】シリンダC内の燃焼室5の天井部5aに臨む点火プラグ11に対応づけて、ピストン3の頂部に凹部32を形成し、その内面の少なくとも一部を、ピストン3が上死点にあるときに点火プラグ11の点火点CPを中心とする仮想球体ISが接するような球面状とする。そうして凹部32に接する仮想球体ISの非干渉部分の容積V2を凹部32の容積とみなし、凹部/燃焼室容積比V2/V1が0.31以上になるように凹部32の位置、形状及び容積を設定する。 (もっと読む)


【課題】シリンダCの単室容積が0.3リットル以上の火花点火式エンジンEにおいて、幾何学的圧縮比を13以上としながら火炎伝播性を十分に高めて、燃費を低減する。
【解決手段】シリンダC内の燃焼室5の天井部5aに臨む点火プラグ11に対応づけて、ピストン3の頂部に凹部32を形成し、その内面の少なくとも一部を、ピストン3が上死点にあるときに点火プラグ11の点火点CPを中心とする仮想球体ISが接するような球面状とする(ステップS9,10)。そうして凹部32に接する仮想球体ISの非干渉部分の容積V2を凹部32の容積とみなし、凹部/燃焼室容積比V2/V1が0.31〜0.37の範囲に収まるように、凹部32の位置、形状及び容積を設定する(ステップS11,12)。 (もっと読む)


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