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国際特許分類[F02M61/04]の内容

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【課題】 燃焼室内に噴射させる燃料の燃焼状態を改善する。
【解決手段】 噴孔112が形成された可動板102を、形状回復温度をエンジンの冷機時から暖機時の間の所定温度に設定した形状記憶合金で構成されるバネ103でスライド可能に支持する。これにより、エンジンの温度変化によって噴孔111と噴孔112とがオフセットした状態から整合した状態へ、または整合した状態からオフセットした状態へと変化するので、冷機時と暖機時の燃料噴射方向を自動的に切り換えることができる。またエンジンの冷機時の温度では、噴孔111と噴孔112とをオフセットさせて点火プラグ502のスパーク部周囲へ向けて燃料が噴射されるように構成したので、燃焼状態が改善されて燃料が未燃焼のまま残ることがなくなり、有害物質の発生を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 燃焼圧力によるニードルの開弁力を低減する。
【解決手段】 ニードルの内部には、前記弁ボデーに直接的又は間接的に固定され、前記ニードルを軸方向に摺動可能に内周で案内する圧力低減部材が設けられ、前記摺動部分には、シール部が設けられ、前記圧力低減部材の噴孔側端面と前記ニードルの噴孔側端面との間かつ前記ニードルの内部には、ニードルの軸方向の中心に向かい伸びる段差部が設けられ、前記圧力低減部材の噴孔側端面と前記段差部の上面の間には、空間が設けられ、前記空間と前記噴孔が連通しており、
前記噴孔が、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の内周側に設けられ、前記ニードルの段差部の上面と下面とにより前記ニードルにかかる圧力を打ち消しあうように構成する。 (もっと読む)


【課題】 成層燃焼を行う内燃機関において、燃料噴射量を増減した場合であっても、点火プラグの近傍の空燃比を最適に制御し、失火の発生を抑止する。
【解決手段】 所定のタイミングで開くことで内燃機関10の筒内にガスを送る吸気バルブ36と、圧縮行程で内燃機関10の筒内に燃料を噴射する燃料噴射弁30と、筒内に噴射された燃料を点火する点火プラグ42と、燃料噴射弁30からの燃料噴射量に応じて、燃料噴射弁30からの燃料の噴射方向を可変する可変機構(ピニオンギヤ30a、ラック32)と、を備える。燃料噴射量に応じて燃料の噴射方向を可変するようにしたため、点火プラグ42と噴霧燃料との距離を調整することができ、点火プラグ42の周りの空燃比を最適に制御することが可能となるため、失火の発生を確実に抑止することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】 燃料圧力によるニードルの閉弁力を低減する。
【解決手段】 ニードルには、燃料入口側端面から燃料を導入し、噴孔側端面から燃料を排出する燃料通路が設けられ、前記ニードルの外周の燃料入口側端面と噴孔側端面との間には、シール部が設けられ、前記噴孔が、前記弁ボデーの前記ニードル着座部分の外周側に設けられている。これによると、ニードルの燃料入口側端面にかかる燃料圧力を低減出来るため、燃料圧力の増加によるニードルの閉弁力を低減することが出来る。 (もっと読む)


【課題】 機関1気筒あたり1本のインジェクタで高圧気体燃料を主に噴射するインジェクタにおいて、ニードル摺動部および弁部の潤滑性と、着火性を向上させる。
【解決手段】 ニードル31のガイド部311に高圧液体通路34から潤滑用の液体燃料を導入し、さらにニードル内燃料通路315を経て、ニードル31先端部に開口するシート潤滑用液体燃料供給孔313および着火用液体燃料供給孔314に液体燃料を供給する。シート潤滑用液体燃料供給孔313はシート部38上流に開口してシート部38を潤滑し、着火用液体燃料供給孔314はシート部38下流に開口して高速の気体燃料とともに機関燃焼室に噴射され、着火性を向上させる。 (もっと読む)


【課題】 燃料を燃焼室の特定の領域に噴射することと、燃料を燃焼室に均等に噴射することの両方の機能を実現でき、加工が難しくない燃料噴射装置を提供すること。
【解決手段】 加圧燃料が貯留される燃料ポート(21)の燃焼室(2)に向いた側が燃料出口としてソレノイド(15)で往復動される傘型弁(12)で開閉される。燃料ポート内に傘型弁にシュラウド(30)が設けられ、シュラウドはアーム(31)を介してソレノイド(35)で往復動されるシュラウド駆動軸(32)に取付けられている。成層燃焼をおこなう時には、傘型弁の開弁時にシュラウドを傘型弁の背面(12a)に接近せしめられ、燃料出口と傘型弁の隙間のシュラウドと反対側の部分から点火栓(3)に向けて燃料が噴射される。均一燃焼をおこなう時にはシュラウドは傘型弁から離間せしめられ燃料出口と傘型弁の隙間の全体から燃料が噴射される。 (もっと読む)


【課題】 パイロット燃料噴射と主燃料噴射との2段階燃料噴射を行うディーゼル機関において、パイロット燃料をシリンダライナの内面に衝突、付着することなく、該パイロット燃料の希薄燃焼により生成された低酸素領域に確実に主燃料を噴射し拡散燃焼せしめることを可能として、NOxや煤塵の発生量を低減できるパイロット燃料装置を備えたディーゼル機関を提供する。
【解決手段】 燃焼室内に主燃料を噴射する主燃料噴射弁と、前記燃焼室内にパイロット燃料を噴射するパイロット燃料噴射弁とを備えたディーゼル機関において、前記パイロット燃料噴射弁は、パイロット燃料を噴射するためのパイロット噴孔の噴射角(α)を主燃料噴射弁の主燃料を噴射するための主噴孔の噴射角(α)よりも小さく(α<α)形成し、前記パイロット燃料噴射弁からの燃料噴霧及び前記主燃料噴射弁からの燃料噴霧の双方を前記ピストンキャビティー内に形成するように構成したことを特徴とする。 (もっと読む)


本体(20)と、弁座(60)と、閉鎖部材(40)と、開口板(70)を有する内燃エンジンの燃料噴射システムで使用する燃料噴射装置と方法に関する。弁座は、燃料噴射器の組立前には、二つの角度が付いた面の交点を有する。燃料噴射器の組立中、部材は弁座の封止面のエッジに押付けて斜めの第3封止面又は弁座に圧印させる封止バンドを生成する。封止バンドは、弁閉鎖部材(40)と弁座(60)の間に燃料噴射器において燃料の漏出を阻止するために作動する、改良されたシールを提供する。
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