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国際特許分類[F02M61/06]の内容

国際特許分類[F02M61/06]に分類される特許

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【課題】噴射精度の改善と開閉運動を早くした燃料弁の提供。
【解決手段】ターボ過給型大型2サイクルディーゼルエンジンの燃焼室に燃料を噴射するための燃料弁1は、中空の遮断軸40を含む弁座22と協働する、弾性的に付勢される軸方向可動式弁ニードル20と、ノズル30上に軸方向かつ放射状に分配された、複数のノズル孔35とを備える。開口されるノズル孔35の数は、軸方向可動式弁ニードル20および中空の遮断軸40のリフト量の増大とともに増加し、従って軸方向可動式弁ニードル20のリフト量は、燃料噴射中にいくつのノズル孔35を開くのかを決定し、それによって燃料噴射中の利用可能な流れ領域が決定される。燃料弁1の軸方向可動式弁ニードル20は、軸方向可動式弁ニードル20をリフトさせるために、リニアアクチュエータ85に対して動作しうるように接続される。 (もっと読む)


【課題】燃料を衝突部に衝突させて燃焼室へ噴射する燃料噴射弁を備える燃料噴射制御システムにおいて、噴射条件にかかわらず、熱損失低減及びスモーク低減の効果を向上させる。
【解決手段】エンジン30には、燃焼室に燃料を直接噴射する燃料噴射弁31が設けられている。燃料噴射弁31は、弁体を移動可能に収容するボデーと、該ボデーの先端部に形成された噴孔から噴出した燃料を衝突させる衝突部とを有している。ECU40は、燃料噴射弁31から噴射された燃料が燃焼室の内壁面に到達しないようにすべく、燃焼サイクルごとの燃料噴射弁31による噴射条件に基づいて、当該燃焼サイクルでの多段噴射の噴射回数を設定する。 (もっと読む)


【課題】ピントルの外周面とノズル孔の内周面とを利用して,噴射燃料に対する拡張誘導長さが長い誘導面を形成し,傘状の噴霧フォームの薄膜化,燃料の微粒化を促進する。
【解決手段】ピントル7に,弁孔8側からノズル孔10側に突出すると共に,外周面がノズル孔10の出口10aに向かって拡径する円錐状をなす傘部17bを設け,この傘部17bの円錐状外周面の頂角αを,ノズル孔10の円錐状内周面の頂角βより大きく設定することにより,傘部17bの円錐状外周面の母線の延長線Aと,ノズル孔10の円錐状内周面の母線Bとを該ノズル孔10内周面上の交点Pで交差させ,弁孔8を通過した噴射燃料の拡張誘導を傘部17bの円錐状外周面からノズル孔10の円錐状内周面へと引き継がせるようにした。 (もっと読む)


本発明は、燃料を噴射するための装置に関する。本発明の構成では、弁ボディ(2)と、外側へ向かって開く弁ニードル(3)とが設けられており、該弁ニードル(3)が、弁ボディ(2)内で、燃料充填された圧力室(4)内に配置されており、該圧力室(4)に燃料が加圧下に供給されるようになっており、さらに、弁ニードル(3)を初期位置へ戻す戻し部材(20)と、弁ニードル(3)を操作するために、アクチュエータ室(9)内に配置された電磁式のアクチュエータ(6)と、ダイヤフラム(13)とが設けられており、該ダイヤフラム(13)が、アクチュエータ室(9)内に配置されていて、該アクチュエータ室(9)を、燃料充填された第1の範囲(5)と、燃料不含の第2の範囲(18)とに、流体に対して密に分割していると共に、弁ニードル(3)を、噴射側の部分(3a)とアクチュエータ側の部分(3b)とに分割しており、弁ニードル(3)の噴射側の部分(3a)が、圧力補償ピストン(10)を有しており、該圧力補償ピストン(10)が、前記圧力室(4)を、アクチュエータ室(9)の燃料充填された第1の範囲(5)から分離しており、アクチュエータ(6)が、燃料不含の第2の範囲(18)に配置されている。
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【課題】噴射燃料の流量の計量を常に安定的に行うことを可能にし,また噴射燃料流量の変更の要求に対しても簡単に対応し得るピントル型電磁式燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】ニードル弁16に,弁孔8を貫通してノズル孔10内に突入配置されるピントル17を連設したピントル型電磁式燃料噴射弁において,ピントル17を,その外周面と弁孔8及びノズル孔10の内周面との間の対向間隙g2,g3がノズル孔10の出口に向かって拡大するように形成し,ニードル弁16の開弁時,その弁部16a及び弁座7間の開弁間隙g1を,ピントル17の外周面と弁孔8及びノズル孔10の内周面との間の対向間隙g2,g3より小さく設定して,該開弁間隙g1を,噴射燃料流量を決定する計量部とした。 (もっと読む)


【課題】燃料供給弁において弁体の変形や摩耗を防止する。
【解決手段】燃料供給弁は、燃料吐出孔が形成されている弁座部材と、弁座部材に当接して燃料吐出孔を閉塞するとともに、弁座部材から離間して燃料吐出孔を開放する弁体と、弁体を弁座部材に当接する位置に向けて付勢している付勢部材と、弁体を弁座部材から離間する位置に向けて動かすアクチュエータを備えている。弁体の表層部には、第1表面処理によって硬化された第1表面処理層が形成されている。また、第1表面処理層の表層部には、第2表面処理によってさらに硬化された第2表面処理層が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 成層燃焼により始動する際に、点火プラグ回りの空燃比を比較的長い時間範囲にわたって可燃状態に保ち、着火安定性を向上させる。
【解決手段】 燃料噴射弁6として、点火プラグ5を直接指向する噴霧B1とピストン冠面を指向する噴霧B2〜B5とを同時に噴射可能なマルチホール噴射弁を用いる。そして、始動時の圧縮行程噴射を複数回に分割して行う。これにより、1発目の噴射の点火プラグを直接指向する噴霧が点火プラグに到達する時期と、1発目の噴射のピストン冠面を指向する噴霧がピストン冠面により反射して点火プラグに到達する時期との間に、2発目以降の噴射の点火プラグを直接指向する噴霧が点火プラグに到達するようにする。 (もっと読む)


【課題】燃料噴射装置において、発生したベーパ等の確実に排出できるようにする。
【解決手段】プランジャ110を摺動自在に収容して燃料の圧送室Cを画定する筒体140、圧送室に連通し得る供給口161aをもつ燃料の供給通路221a、供給通路内の燃料が圧送室へ流入するのを許容する第1弁体160、燃料の一部を元に戻し得る戻し通路136、供給通路と戻し通路を連通する連通路147、圧送室内の燃料を戻し通路に排出する排出口141bをもつ排出通路146、圧送室内の加圧された燃料を噴射する噴射ノズル300を備え、排出通路146は、供給口161a及び排出口141bよりも上方の所定位置まで延在する隔壁148により連通路147から隔離されて、戻し通路136に連通するように形成されている。これによれば、圧送室内の燃料に混入したベーパが効率良く排出され、特に高温時において安定した高精度の燃料噴射を行うことができる。 (もっと読む)


本発明は、単一ノズル(10)を通る第1段および第2段からなる噴射イベントを行う内燃機関エンジン用の燃料噴射装置に関する。前記ノズルは入口ポート(9)が可変燃料圧力源(4)に接続され、該第1段の噴射を実行するニードル弁(30)と、該第2段の噴射を実行するポペット弁(22)とからなる。該第1段の噴射および該第2段の噴射は、該ニードル弁(30)および該ポペット弁(22)の両方に共通の該入口ポート(9)内の燃料圧力を制御することによって選択可能である。 (もっと読む)


燃料噴射器(100)のための装置は、第一部分(147)を通して流体を運ぶように構成された内部通路(144)を規定する第一部分(147)、及び第一部分(147)と流体連通した第二部分(150)を持つ流体輸送部材(118)を含む。第二部分(150)は、内部通路(144)からの流体を流体輸送部材(118)の外に連通するように構成された少なくとも一つの導管(146)を規定し、構造補強部分(154,158)は第二部分(150)と同じ場所に設けられる。ハウジング(124)は流体輸送部材(118)の少なくとも一部分を受けるように構成されている。 (もっと読む)


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