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国際特許分類[F04B39/04]の内容

国際特許分類[F04B39/04]に分類される特許

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【課題】比較的容易な構成により、シリンダ内で圧縮された冷媒の圧力脈動成分をそれぞれ独立した通路で減衰させて騒音を低減でき、また、圧縮機外部へのオイル吐出量低減および密閉容器内部でのオイル量確保を図ることができる信頼性の高い密閉型回転圧縮機を提供する。
【解決手段】一方のシリンダ内で圧縮された冷媒を上枠体の吐出マフラーから直接密閉容器内の上方に導く第1の通路と、他方のシリンダ内で圧縮された冷媒を下枠体の吐出マフラーから中間仕切り板を経て、密閉容器の外部に設けたバイパス管で一旦この容器外に吐出した後 再度密閉容器内の電動要素の上部空間に導く第2の通路とを独立させて設けたので、それぞれのシリンダ内で圧縮された冷媒の圧力脈動成分をそれぞれ独立した通路で減衰させることによって、それぞれの冷媒が合流したときに互いに干渉しあって騒音が発生するのを防止できる。 (もっと読む)


【課題】密閉容器内に封入されているオイルの流動過程を避けて、密閉容器内から冷媒ガスを吐出するための吐出管の密閉容器内側の開口部を配置することにより、密閉容器外部へのオイル吐出量を低減することが出来る密閉型圧縮機を提供する。
【解決手段】密閉容器内に回転子と固定子より構成される電動要素と圧縮要素とを備えて成る、密閉型圧縮機において、回転子の反圧縮要素側に設けられているバランスウェイトの上端部に、中央部孔を有したプレートが配置され、密閉容器内から冷媒ガスを吐出するために備えられた吐出管の密閉容器内側の開口部をプレートの孔を貫通し、回転子とプレート間の空間に配置したことにより、吐出管の密閉容器内側の開口部位を、密閉容器内に封入されているオイルの流動過程を避けることができ、密閉容器外部へのオイル吐出量を低減することが出来る。 (もっと読む)


遷臨界蒸気圧縮装置が、冷媒からオイルを分離するオイル分離器(32)を含む圧縮機アセンブリ(12)を備える。オイル分離器は、蒸気圧縮装置の亜臨界部分における、モータ(26)と圧縮室(28)との間に配置される。モータに取り付けられた駆動アセンブリから放出されたオイルは、圧縮機の圧縮室に流入する前に冷媒から実質的に除去される。
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【課題】圧縮機から吐出される気流体の圧力脈動を低減させるための手段として高圧室容積を拡大すると、貯油室内の最大貯油量の減少と高圧室内での潤滑油の滞留が発生し、システム効率の低下、圧縮機の高速運転時にベーンとシリンダの衝突による圧縮機の振動及び騒音が発生すると共に、ベーン先端の磨耗による耐久性が低下する。
【解決手段】高圧室内10の下面に滞留する潤滑油を集める高圧室貯油部10aを設け、潤滑油導入路31によって高圧室貯油部10aと貯油室12を連通し、潤滑油導入路31に排出弁32を設けることにより、高圧室10と貯油室12に所定値上の圧力差が生じる場合にのみ高圧室貯油部10aから貯油室12へ移動させることができ、圧縮機の定常運転時のように高圧室10と貯油室12の圧力差が小さい場合には潤滑油導入路31が全閉となるために高圧室貯油部10aと貯油室12の両方に潤滑油を貯えることができる。 (もっと読む)


【課題】 クランク室から吸入領域に抽気される冷媒ガスからオイルをより効率良く分離回収することができ、しかも、圧縮機の大型化を招かないオイル分離構造を備えた可変容量型圧縮機を提供する。
【解決手段】 駆動軸16の後端に固定したオイルセパレータ39を、オイルセパレータ39の外側に環状空間Sを形成し、吸入室31と連通するガス室40に配設する。また、クランク室15から抽気される冷媒ガスの一部を環状空間Sに導入する導入通路50を設ける。クランク室15から導入通路50を介して環状空間Sに導入した冷媒ガスを、オイルセパレータ39の回転によって環状空間S内で旋回させ、この冷媒ガスからオイルを遠心分離する。そして、分離したオイルを、収容孔18内のスラスト軸受19の隙間を通じてガス室40からクランク室15に戻す。 (もっと読む)


【解決手段】 モーターで駆動される圧縮器と、随意のアキュムレータと、液体/気体分離器と、コンデンサーとエバポレータの形態をした熱交換器と、膨張弁と、これらの構成要素を1つに接続する配管の形態をした導管と、を含む圧縮システムである。液体/気体分離手段は、潤滑剤分離器であり、一般的には円筒形の水平又は垂直容器で、ガス圧縮器と連結して用いられる。潤滑剤分離器は、流体流を形成する粒子サイズの範囲内にある「無煙」潤滑剤と冷媒ガスの混合物を含む圧縮器からの放出流を受け入れ、冷媒ガスを潤滑剤から分離し、圧縮器内で再利用するために潤滑剤を回収する。潤滑システム内で用いられる潤滑剤は、迅速に大きなサイズの液滴に凝集し、エーロゾルを作らないので、分離器は、エーロゾルを合体させる集滴器要素を必要とせず、集滴器要素を保守するための要員通路も必要としない。更に大きなサイズの液滴に凝集させるため、集滴器要素は、より信頼性があり耐久性のあるメッシュパッドに置き換えられている。分離器に関わる全体のサイズと空間の要件は、少なくなる。
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上軸受部材7の突起部7bに多孔部材51を設けて、回転電動機部と圧縮機構部との間の下部空間17を下部圧縮機構部側空間17aと下部回転電動機部側空間17bとに区画することにより、下部圧縮機構部側空間17aを流れる作動流体に対し回転子12の回転運動に起因する撹拌を抑え、作動流体に混入している油滴の撹拌による微細化を防止し、下部圧縮機構部側空間17aで油滴を重力で下方に落として、作動流体からの油分離を促進する。
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【課題】 水分離器を別体的に設けることなく冷却用オイル中の水分の分離が可能である油冷式圧縮機の給油構造を提供する。
【課題手段】 オイルチャンバOと圧縮機本体Cとの間で、オイル濾過装置Tを介して、冷却用オイルを循環させている油冷式圧縮機の給油構造において、前記オイル濾過装置は、下方に保温媒体供給口71aを、上方に前記保温媒体排出口71bを有しているアウターケース71と、前記アウターケースの壁面との間に保温媒体の流通空間部81が形成されるように、前記アウターケースの内部に収納されている濾過体90と、前記流通空間部の下部と連通するドレン部(ドレン配管29)と、を備えている油冷式圧縮機の給油構造とした。 (もっと読む)


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