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国際特許分類[F16C3/14]の内容

国際特許分類[F16C3/14]に分類される特許

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【課題】加工の容易性を確保しつつクランクピンを的確に潤滑すると共に、クランク軸の強度低下も防止する。
【解決手段】クランクジャーナル7,8は、軸受け15を介して軸受け部17,18と軸受けキャップ4,5とで回転自在に保持されている。クランクアーム10には、軸線と平行穴な第1給油通路26と、軸線と直交した第2給油通路27とが空いている。中間軸受け部18の側面に円板状スラストメタル23が装着されており、円板状スラストメタル23に、第1給油通路26に連通した環状溝24と、環状溝24と主送油通路20,21を連通させる通し穴25とが空いている。給油通路26,27のドリル加工は容易であるため、加工性に優れている。 (もっと読む)


【課題】クランクシャフトの軽量化とクランクピンの剛性確保の両立を図ることが可能なクランクシャフト構造を提供する。
【解決手段】クランクジャーナル11と、クランクピン12と、クランクジャーナル11とクランクピン12を連結するクランクウェブ13と、クランクジャーナル11からクランクピン12へ至る油路15と、を有するエンジン1のクランクシャフト構造であって、クランクウェブ13は、クランクピン12のクランク軸方向両側に位置する部位に、クランクピン12に向かって凹設された一対の肉抜き部16,16を有し、一対の肉抜き部16,16は、クランクピン12とクランクウェブ13との境界面mよりもクランクウェブ13側に設けられていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】エンジンの低回転域から高回転域、オイルが低温から高温の領域において、クランクピンの摺動面に対して十分なオイルを安定的に供給すること。
【解決手段】コネクティングロッド(38)に揺動可能に連結されるクランクシャフト(33)と、シリンダブロック(31)内において複数のクランクジャーナル(333)でクランクシャフトを回転可能に支持する複数のジャーナル壁(312)とを備え、クランクシャフト(33)には、一端面(335)に形成された開口(336)から複数のクランクピン(332)の摺動面にオイルを供給する第1のオイル通路(331)が形成され、複数のジャーナル壁には、各クランクジャーナルの摺動面にオイルを供給する第2のオイル通路(313)が形成され、一部のジャーナル壁とクランクジャーナルとにおいて、第1のオイル通路と第2のオイル通路とが連通する構成にした。 (もっと読む)


【課題】シリンダブロックを分解せずにオイルクリアランスの設定できる方法を提供する。
【解決手段】加工ファイナルトルク1と組立ファイナルトルク2からファイナルトルク差3を算出する。そして、トルク差から内径再現性を演算する。そして、算出した内径再現性4と予め測定した加工後の軸孔内径5から組立て後の軸孔内径11を算出する。一方、加工後の軸孔内径5と測定したロアメタルのクラッシュハイト6及びアッパメタルのクラッシュハイト7から組立て後の軸孔内径の拡大量8を算出する。そして、組立て後の軸孔内径の拡大量8、アッパメタルの肉厚9、ロアメタルの肉厚10及び組立て後の軸孔内径11からメタルを装着した軸孔の内径12を算出する。この後、メタルを装着した軸孔の内径12から予め測定したクランクシャフトの外径13を引くことでオイルクリアランス14を算出する。 (もっと読む)


【課題】駆動軸を支持する転がり軸受の内輪を潤滑油で確実に潤滑する。
【解決手段】上部軸受部材(6)の内輪(61)に、軌道面(61a)及び外周面(61b)を内外に貫通する貫通孔(64)を形成すると共に、貫通孔(64)とクランク軸(33)の給油通路(33c)とを連通させる。 (もっと読む)


【課題】黒鉛鋳鉄製のクランクジャーナル部を支持する滑り軸受の摩耗を抑制する。
【解決手段】クランクシャフトは、自動停止及び自動始動が行なわれる内燃機関の出力軸として用いられるものであり、クランクジャーナル部31において滑り軸受により回転可能に支持される。クランクシャフトでは、少なくともクランクジャーナル部31が黒鉛鋳鉄により形成されている。クランクジャーナル部31は表層部35に改質層41を有する(図3(B))。この改質層41は、研磨及びラップ処理の施されたクランクジャーナル部31の表層部35(図3(A))に対し、1μm〜100μmの粒径を有する硬質粒子からなるショットを、100m/s〜300m/sの流速で衝突させてなるショットピーニング処理を行なうことにより形成されるものである。 (もっと読む)


【課題】潤滑油に混入する金属粉などの異物を早期に除去することが可能なクランクシャフト及びエンジンを提供する。
【解決手段】シャフト内部に形成されたシャフト油路20内の潤滑油が、クランクピン5の内部に形成されたピン油路21を経て、流出油路22からクランクピン5の外部に流出する場合に、ピン油路21に繋がる異物捕集部24をクランクピン5内の室として少なくとも当該ピン油路21よりもシャフト径方向外側に設けることにより、シャフトの回転で生じる遠心力により潤滑油に混入した金属粉などの異物が異物捕集部24に捕集される。また、ピン油路21よりもシャフト径方向内側にも異物捕集部24を形成することで、エンジン停止時に重力で落下する捕集済みの異物を捕集することが可能となる。異物捕集部24は、ピン油路21と流出路22の連結点の潤滑油流れ方向上流側でも下流側でも異物を捕集することができる。 (もっと読む)


【課題】 ジャーナル部の部位毎に主軸受に作用する圧力に応じて上側半割軸受の軸受有効幅を設定しながらも、生産性に優れ、且つ、クランクピン用軸受側への給油が安定して行われる内燃機関のクランク軸用の軸受装置を提供する。
【解決手段】 各々のジャーナル部2に作用する圧力に応じて上側半割軸受5の油溝7の油溝幅を設定して上側半割軸受5の軸受有効幅を変化させることにより、各々のジャーナル部2に対する主軸受4に十分な油膜厚さを形成させることが可能となる。また、各々のジャーナル部2における上側半割軸受5の油溝7の断面積を一定とし、上側半割軸受5の油溝7の油溝幅に応じて油溝7の深さを設定することにより、各々の上側半割軸受5の油溝7内を流れる油の流量が一定となり、クランクピン10の表面とクランクピン用すべり軸受12の摺動面間への油の供給を安定して行うことができる。 (もっと読む)


【課題】クランクピン外周面の油穴の開口に生じる応力を低減する。
【解決手段】直列4気筒内燃機関において、内燃機関1後端の第4気筒のクランクピン21dでは、クランクピン21dの中央ではなく、もともと応力の低い内燃機関1後端側に偏った位置に、油穴25dのクランクピン21d軸方向における開口位置が設定される。また内燃機関1前端の第1気筒のクランクピン21aでは、クランクピン21aの中央ではなく、もともと応力の低い内燃機関1前端側に偏った位置に、油穴25aのクランクピン21a軸方向における開口位置が設定される。 (もっと読む)


【課題】異物がすべり軸受の摺動面と軸表面との間に混入し難くして、クランク軸表面に開口する油穴の通過部分に異物の滞留部を形成させないすべり軸受の提供。
【解決手段】本発明に係る主軸受およびコンロッド軸受は、一対の半円形軸受から成り、少なくとも一方の半円形軸受の内周面に、対をなす相手側半円形軸受との突き合せ端面のうち、クランク軸の回転方向に対して後端部側の周方向端面から軸受円周方向中央部に向かって、円周方向に潤滑油溝が形成されており、潤滑油溝の形成された周方向端部と突き合わされた相手側半円形軸受の内周面の周方向端部には、潤滑油溝と連通する2つの分岐溝が円周方向に形成され、2つの分岐溝は、幅方向に間隔を置いて配置され、2つの分岐溝の間の中間領域は、前記潤滑油溝に突き合わされている。 (もっと読む)


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