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国際特許分類[F16C33/12]の内容

国際特許分類[F16C33/12]に分類される特許

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【課題】回転、揺動、往復動で相手材と直接に摺接して使用される摺動部材において、高精度な摺動面形状を有しつつ、該摺動面の摩擦係数が低く、耐摩耗性にも優れる摺動部材を提供する。
【解決手段】固体潤滑剤を含有する電鋳部3を有し、該電鋳部3におけるめっき析出開始面3aを摺動面(滑り面)とする滑り軸受1であり、電鋳部3は、ニッケル、銅、パラジウム、クロム、ニッケル−コバルト合金、およびスズから選ばれた少なくとも一つの金属をめっき基材とし、上記固体潤滑剤は、ポリテトラフルオロエチレン樹脂粉末、二硫化モリブデン粉末、ポリベンゾイミダゾール樹脂粉末、ポリエチレン樹脂粉末、カーボン粉末および保油体から選ばれた少なくとも一つであり、該固体潤滑剤が、電鋳部3におけるめっき析出開始面である摺動面3aに露出している。 (もっと読む)


【課題】鉛含有量が低いか又は鉛を含まない減摩コーティングを提供すること。
【解決手段】Znに加え、主要合金元素としてSbとCuの少なくとも1つと、所望によりPb及び/又はBiを含有し、製造工程中にそれらの元素により生じる不可的不純物を含有するスズベースの合金から作製され、Sbが最大20重量%、Cuが最大10重量%、PbとBiの合計が最大1.5重量%、CuとSbの合計が2重量%〜22重量%であり、スズが金属間相の形で且つβスズ結晶粒を有するスズ相として存在し、スズベースの合金中のβスズ結晶粒が少なくとも1つの優先配向を有し、少なくとも1組のネットワークレベルM{hkl}の次式


による配向指数M{hkl}が3.0以上であり、I{hkl}は減摩コーティングの{hkl}面のX線回折強度、I0{hkl}は完全無配向スズ粉末サンプルのX線回折強度を表す、多層構造摩擦軸受用の減摩コーティング。 (もっと読む)


【課題】鉛類を含まない樹脂組成物を用い、高面圧条件において、動摩擦係数や耐摩耗特性などに優れ、さらに安定した摺動特性を有する複層軸受を提供する。
【解決手段】金属基材2と、該金属基材2の一方の表面に形成された多孔質層と、該多孔質層に含浸被覆された樹脂組成物4とからなる複層軸受1であって、上記多孔質層は多角形状の軟質金属粉末3(銅−錫合金粉末)の焼結層であり、上記樹脂組成物4は、PTFE樹脂と、炭素繊維4aと、カルシウム化合物とを含む樹脂組成物4である。 (もっと読む)


【課題】 油に付随し混入する異物の埋収性に優れた内燃機関のクランク軸用の半割軸受を提供する。
【解決手段】 上半割軸受2の油溝4に対してクランク軸20の相対回転先側にあたる下半割軸受3の周方向端部7付近の内周面では、周方向溝6の溝深さがクランク軸20の相対回転先側に向かって次第に深くなる構成としている。このため、半割軸受2,3の内周面の周方向端部7付近の異物は、周方向溝6の底面に押し込まれることなく、周方向溝6の深さがより深いクランク軸20の相対回転先側へ押し流される。したがって、半割軸受2,3の内周面の周方向端部7付近において局部的な多量の異物の埋収部が形成され難く、軟質軸受材料8を収容した周方向溝6に分散して異物を埋収させることができる。 (もっと読む)


基部、基部に連結されるエネルギー変換構造、および基部とエネルギー変換構造との間の連結継手を含む、再生可能エネルギー源から発電するための発電構造であって、連結継手が、剛性材料と、剛性材料を覆う減摩材料とを有する複合材料を含む本体を有する軸受部材を含み、剛性材料が、アルミニウムおよびステンレス鋼からなる群から選択される材料を含む構造。
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【課題】炭素系摺動体として、精密化、小型化などに十分対応でき、かつ曲げ強度や耐衝撃性、耐久性などの摺動特性に優れ、諸性能がバランスの取れた炭素系摺動体を提供する。
【解決手段】少なくとも黒鉛と樹脂などからなる結合材および必要に応じて金属を添加して混練し、押出成形したのち、無酸化雰囲気中において600℃以上の高温で焼成して得られた炭素系摺動体であって、前記炭素系摺動体内の黒鉛の配向度が70%以上であることを特徴とし、さらに好ましくは炭素系摺動体の表面粗さがRa1μm以下で、さらにその外形形状が好ましくは押出棒状体であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】摺動面への潤滑油の供給量を確保しつつ、この摺動面での油圧を保持し易くする。
【解決手段】銅が10〜50重量%、低融点金属が0.1〜5重量%含有する鉄銅系材料を用いた焼結含油軸受であって、内部に微細気孔を有する多孔質鉄粉を含む原料粉末が焼結されており、内部に形成される気孔は、そのうちの45%以上が円換算径で0.003mm以下の気孔とされ、20%以下が円換算径で0.007mm以上の気孔とされている。 (もっと読む)


【課題】鉛含有量が低いか又は鉛を含まない減摩コーティングの提供。
【解決手段】本発明は、Snに加えて、Sb及びCuのうちの少なくとも1つの他の元素と、所望によりPb及び/又はBi、また所望によりZr、Si、Zn、Ni及びAgのうちの少なくとも1つの元素を含有するスズベースの合金から作製され、Sbが最大で20重量%、Cuが最大で10重量%、Pb及びBiの合計が最大で1.5重量%、Cu及びSbの合計が少なくとも2重量%、Zr、Si、Zn、Ni及びAgの合計が最大で3重量%であって、スズが金属間相の形で結合され且つβスズ結晶粒を有するスズ相として自由に存在している減摩コーティング(4)に関する。βスズ構造のスズ結晶粒は、式K=A/(S+3*C+O)に基づいて計算されたμm単位の平均粒度を有し、スズベースの合金中のβスズ構造のスズ結晶粒はいずれの場合も少なくとも2.5μmの平均結晶粒度を有する。 (もっと読む)


【解決手段】摺動部材2の製造システム1は、先ず1次焼結工程において裏金3上に焼結合金層4を積層させて形成する。その後、凹部成形機構14によって焼結合金層4の表面に多数の凹部を形成する。次に、裏金3および焼結合金層4を圧延ロール15によって圧延した後に、焼結合金層4に2次焼結処理を施す。これにより、表面に多数の凹部を備えた摺動部材2を製造するようになっている。
【効果】1次焼結工程の後に焼結合金層4に凹部を形成するようにしているので、凹部とその周辺部に加工硬化が生じる事を抑制できる。 (もっと読む)


【課題】黄銅製のポーラス軸受を低コストで提供する。
【解決手段】混合工程(S1)では、黄銅切粉に滑剤を添加して、粉体用の混合器で混合する。加圧成形工程(S2)では、この混合物を、加圧成型機(プレス)で圧縮成形して、グリーン体2を作製する。圧力は400MPa程度に設定する。焼結工程(S3)では、グリーン体2を、連続開放炉(メッシュベルト式マッフル焼結炉)を用いて大気雰囲気下で焼結する。焼結温度は880〜940℃の範囲内に設定する。切削工程(S4)では、焼結体3の穴あけ加工、外周切削加工などを行う。 (もっと読む)


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