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国際特許分類[F16C33/44]の内容

国際特許分類[F16C33/44]に分類される特許

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【課題】潤滑不足により発生する保持器の振動や異音の発生を低減しつつ回転トルクを低減可能な玉軸受を提供する。
【解決手段】保持器5の各ポケット8の内壁面には、玉4の転動中心軸αをその中心軸とするアキシャル円筒面18が円周方向両側に設けられており、アキシャル円筒面18を挟むように玉4の転動面の曲率半径よりも大きな曲率半径を有する球状凹面17、19がポケット底面側と開口部側に設けられて、保持器断面高さが、ポケット底面側よりも開口部側で小さくなっている。また、保持器5の開口部側において、玉4のピッチ円直径から保持器内周面までの距離をA、玉のピッチ円直径から保持器外周面までの距離をBとした場合、0<B≦A/2の関係を満たす。 (もっと読む)


【課題】単一で構成され、かつ、耐遠心力変形性及び低トルク性能に優れた保持器およびこのような保持器を用いた軸受を提供する。
【解決手段】玉軸受用保持器27は、環状の保持器本体35の軸方向一端面36に周方向に沿って所定ピッチで配設される凹部37を形成するとともに、凹部37の周方向に対向する開口端から一対の爪部28,38を突設して、凹部37と一対の爪部38,38とでボール24が収納されるポケット19を形成している。軸受内輪22の外径面に対向する保持器内径面に、爪部側の保持器肉厚が反爪部側の保持器肉厚よりも小さくなる断面三角形状の質量減少用切欠部52を設ける。ポケット39のPCDを、ポケット39に収納されるボール24のPCDよりも小さく設定した。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受の外径、内径、幅寸法等の基本寸法を変更することなく、転がり軸受を低トルク化し、また該転がり軸受がギア支持に用いられた低フリクション、低騒音の自動車用トランスミッションを提供する。
【解決手段】転がり軸受10の転動体15の直径をDa、転動体15のピッチ円直径をDm、転動体15の個数をZとしたとき、k={(π・Dm)/(Z・Da)}で与えられる関係式が、2.0≦k≦4.0となるように、転動体の個数を12個〜14個とし、且つ内輪軌道面11aの内輪溝半径Ri、及び外輪軌道面13aの外輪溝半径Roを、それぞれRi≧0.515×Da、Ro≧0.515×Daに設定する。 (もっと読む)


【課題】ポケットのバリ取り作業や圧縮専用の別機構が不要で、低コストで寸法精度や強度に優れる転がり軸受用保持器を提供する。
【解決手段】保持器形状と一致するキャビティ本体部と、前記キャビティ本体部の保持器の下端面相当部分から該下端面の幅で形成される円筒状の空所とで形成されるキャビティを有し、かつ、前記空所内を昇降する可動スリーブを備える成形用金型を用いるとともに、前記可動スリーブを前記下部円環部の最終厚さとなる位置よりも降下させた状態で、溶融樹脂組成物を射出して前記キャビティを充填した後、前記溶融樹脂組成物が固化する前に、前記可動スリーブを前記位置まで上昇させて該溶融樹脂組成物を圧縮し、圧縮状態のまま前記溶融樹脂組成物を固化させて転がり軸受用保持器を製造する。また、このようにして得られた保持器を備える転がり軸受を提供する。 (もっと読む)


【課題】スラスト玉軸受において、固定側環状レース部材と回転側レース部材との間に発生するラジアル方向の相対変位によりボールの進み遅れが生じた際、ボールと保持器ポケット周縁部とが当接して過大な応力が生じるのを防止する。
【解決手段】保持器14をボール3と同じ個数とし、1個の保持器で1個ボールを保持するとともに、隣り合う保持器の間に所定の隙間を持たせることで、隣り合うボールの軌道面円周方向の間隔を変化できるようにした。これによりボールの進み遅れを吸収し、保持器ポケット周縁部に過大な応力が生じるのを抑制し、保持器の破損を防止する。 (もっと読む)


【課題】保持器素子同士の衝突を減少させ、それによって衝突による保持器の破損と衝突音を低減させる。
【解決手段】外周面に内輪軌道を有する内輪と、内周面に外輪軌道を有する外輪と、これら外輪軌道と内輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、を備える転がり軸受に用いられ、前記転動体を転動自在に保持する転がり軸受用保持器であり、それぞれ円弧状に形成された合成樹脂からなる複数の保持器素子を円周方向に関して直列に組み合わせることにより、全体を略円筒状若しくは略円すい筒状とした、分割型の転がり軸受用保持器において、前記各保持器素子を有機繊維強化プラスチックからなる環状部材で互いに連結した。 (もっと読む)


【課題】玉径を小さくしたり玉数を減らしたりした場合でも、潤滑油の撹拌抵抗を小さくでき低トルク化が可能な玉軸受を提供する。
【解決手段】内輪と、外輪と、内輪と外輪との間に転動自在に配設された複数の玉と、玉を円周方向に沿って所定間隔に保持する複数のポケットが設けられたプラスチック製保持器と、を備えた玉軸受において、隣接する前記ポケットに保持された玉間距離Lが、玉径Daの2倍以上である。プラスチック製保持器の隣接する一対の爪片間には、凸部が形成され、爪片と凸部との間には離間部が設けられており、離間部と凸部との間はテーパ面にて接続されている。 (もっと読む)


【課題】水素脆性起因の早期はく離を抑制できる転がり軸受を提供する。
【解決手段】転がり軸受は、円環状の軌道を有する外輪11および内輪12と、外輪11および内輪12に接触し円環状の軌道上に転動自在に配置された複数の玉13とを備えている。外輪11、内輪12および玉13のうち少なくとも1つの軸受部材はJIS規格SUJ2からなっている。軸受部材は焼入れされている。軸受部材は窒化処理された転走面11A、12Aおよび13Aを有している。軸受部材に直径19.05mmのSUJ2製標準転がり軸受用鋼球を荷重3.18kNで押し付け、10秒間保持した後に除荷することにより軸受部材に形成される圧痕の深さが0.2μm以下である。転走面11A、12Aおよび13AのロックウェルCスケール硬さがHRC61.2以上HRC63.3以下である。 (もっと読む)


【課題】水素脆性起因の早期はく離を抑制できる転がり軸受を提供する。
【解決手段】転がり軸受は、円環状の軌道を有する外輪11および内輪12と、外輪11および内輪12に接触し円環状の軌道上に転動自在に配置された複数の玉13とを備えている。外輪11、内輪12および玉13のうち少なくとも1つの軸受部材はJIS規格SUJ3からなっている。軸受部材は焼入れされている。軸受部材は窒化処理された転走面11A、12Aおよび13Aを有している。軸受部材に直径19.05mmのSUJ2製標準転がり軸受用鋼球を荷重3.18kNで押し付け、10秒間保持した後に除荷することにより軸受部材に形成される圧痕の深さが0.1μm以下である。転走面11A、12Aおよび13AのロックウェルCスケール硬さがHRC60.5以上HRC62.1以下である。 (もっと読む)


【課題】 玉による潤滑油の剪断抵抗を起因とするトルクを容易に低減させる。
【解決手段】 軸方向に向き合う二枚の環状体10の対向面に玉を収容する半球状のポケット12を周方向の複数箇所に形成し、隣接するポケット12間に位置する柱部11の対向面を衝合させて二枚の環状体10を結合させた玉軸受用保持器であって、環状体10の柱部11に、その軸方向に貫通する孔17を設ける。 (もっと読む)


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