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国際特許分類[F16C33/44]の内容

国際特許分類[F16C33/44]に分類される特許

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【課題】転がり軸受の内・外輪軌道面や保持器摺動面などに形成されたDLC膜の耐剥離性を向上させ、DLC膜本来の特性を発揮することで、耐焼き付き性、耐摩耗性、および耐腐食性に優れ、軸受部材間の金属接触に起因する損傷などを防止できる転がり軸受を提供する。
【解決手段】転がり軸受1は、外周に内輪軌道面2aを有する内輪2と、内周に外輪軌道面3aを有する外輪3と、内輪軌道面2aと外輪軌道面3aとの間を転動する複数の転動体4とを備え、曲面である内輪軌道面2aや外輪軌道面3aに硬質膜8が成膜されてなり、この硬質膜8は、CrとWCとを主体とする傾斜組成の第1混合層と、この上に成膜されるWCとDLCとを主体とする傾斜組成の第2混合層と、この上に成膜されるDLCを主体とする表面層とからなる構造の膜であり、第2混合層における水素含有量が10〜45原子%である。 (もっと読む)


【課題】 ポケット内面で掻き取られた潤滑材が軸受外部に漏れ出すことを未然に防止する。
【解決手段】 二枚の環状体10の対向面11に玉を収容する半球状のポケット12を周方向の複数箇所に形成し、その対向面11を衝合させて二枚の環状体10を結合させた保持器であって、二枚の環状体10を結合させる結合部をポケット12の周方向両端部に設けると共に、ポケット12の内径側周縁あるいは外径側周縁の少なくとも一方に窪み17を設ける。 (もっと読む)


【課題】潤滑性に優れた深みぞ玉軸受のトルク損失の低減化を図ることである。
【解決手段】外輪11の軌道溝12と内輪21の軌道溝22間にボール31を組込み、そのボール31を保持器40で保持する。保持器40を内外に嵌合される第1分割保持器41と第2分割保持器42で形成し、その外径の異なる分割保持器41、42の回転によるポンプ作用によって軸受内に潤滑油を強制的に進入させて潤滑性を向上させる。第2分割保持器42の内周と内輪21の外径面間にクリアランス55を形成し、そのクリアランス55の径方向の幅寸法を内輪外径の2.0%以下として、軸受内に進入する潤滑油の進入量をコントロールしてトルク損失の低減を図る。 (もっと読む)


【課題】保持器のポケット面と案内面とで異なる固体潤滑膜を設ける場合、ポケット面のマスキング作業が困難であり、また、保持器製作のリードタイムが長く、高コストである。
【解決手段】保持器40を、保持器本体42と、保持器本体42の外周面42b固定した潤滑部材44と、ポケット面42a1に施した固体潤滑膜とで構成し、樹脂複合材からなる潤滑部材44に、外輪20と滑り接触する案内面を形成する。 (もっと読む)


【課題】 保持器の寸法精度の高精度化を図り、強度不足の改善を図ると共に、保持器構成部材の密着性の向上を図り、さらに種々の保持器形状に適用することができる転がり軸受用保持器およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 この転がり軸受用保持器は、樹脂材料を芯金1と共に金型でインサート成形して成る。転がり軸受用保持器は、樹脂材料からなる樹脂部2内に芯金1を埋め込み、前記樹脂部2に、芯金1の前記金型のキャビティ内で支持させる支持箇所6を露出させた支持箇所露出部16を複数箇所に設けた。 (もっと読む)


【課題】保持器の破損を防止し、長寿命のスラスト軸受を提供する。
【解決手段】第1の軌道面を有する第1の軌道輪と、第2の軌道面を有する第2の軌道輪と、第1の軌道面及び第2の軌道面間に転動自在に配置された複数の転動体と、転動体を円周方向に亘って等間隔に保持する保持器と、を備えるスラスト軸受において、保持器が合成樹脂製で、かつ、ポケット隙間を転動体の直径の2〜5%としたことを特徴とするスラスト軸受。 (もっと読む)


【課題】2つの円環部を有する転がり軸受用樹脂保持器において、一方の円環部におけるウェルドレス化を実現しつつ、他方の円環部におけるウェルド部の強度を改善することが可能な転がり軸受用樹脂保持器を提供する。
【解決手段】転がり軸受用樹脂保持器53は、第1円環部62と、第2円環部64と、第1及び第2円環部62,64を連結し、周方向に所定の間隔で配置された複数の柱部66と、を有し、強化繊維を添加した溶融樹脂を射出することによって成形される。第1円環部62には、ウェルド部Wが形成されず、第2円環部64には、ウェルド部Wが形成され、第2円環部64は、ウェルド部Wにおいて配向が乱された強化繊維を有する。 (もっと読む)


【課題】運転時に液体水素中や液体酸素中といった極低温環境下で使用されても、軸受として安定した機能を発揮して信頼性の向上を達成できる転がり軸受を提供する。
【解決手段】内輪2と、外輪3と、内輪2と外輪3との間に介装される転動体4と、転動体4を保持する保持器5とを備えた転がり軸受である。保持器5の母材表面7における少なくとも転動体対応面15および案内面対応面16に複合層が形成される。複合層8は、多孔質部材9にフッ素系樹脂が含浸されてなる樹脂含浸層10と、樹脂含浸層10を被覆して表層を構成するフッ素系樹脂層11とを備える。 (もっと読む)


【課題】変形が生じにくく高速回転,高温条件下での使用に好適な冠形保持器、及び、高速回転,高温条件下で使用されても損傷が生じにくい転がり軸受を提供する。
【解決手段】冠形保持器4は、円環状の主部11と、この主部11の軸方向一端面に設けられ玉を転動可能に収容する複数のポケット12と、を備えている。各ポケット12は、主部11の前記端面に設けられた凹部13と、凹部13の縁に互いに間隔をあけ対向して配置され凹部13を周方向両側から挟む一対のつの14,14と、で構成されている。そして、この一対のつの14,14の互いに対向する面と凹部13の内面とは、連続して1つの球状凹面を形成している。この冠形保持器4は、120℃での曲げ弾性率が3500MPa以上である材料で構成されている。また、ポケット底部厚さtが、玉の直径の13%以上となっている。 (もっと読む)


【課題】耐食性ある合成樹脂製の玉軸受において、高負荷化を図ることである。
【解決手段】内輪1及び外輪2が合成樹脂製、玉5がセラミック製である樹脂製玉軸受において、前記内外輪サイズを標準玉軸受と同等に保ち、その玉5の径を軸受の径方向厚さの68〜75%の大きさに設定した構成を採用した。樹脂製玉軸受であるが、内外輪の転走面が薄肉化されるにもかかわらず強度低下することなく、従来品の1.5倍の高負荷化が達成できる。 (もっと読む)


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