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国際特許分類[F16C33/44]の内容

国際特許分類[F16C33/44]に分類される特許

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【課題】ウェルド部における強度を改善しつつ、樹脂溜まりと周方向にオーバーラップする位置においても強度を維持することが可能な軸受用樹脂製保持器を提供する。
【解決手段】キャビティ40の内周側周縁部44には、キャビティ40内のウェルド部Wが形成される位置と周方向にオーバーラップする位置に設けられ、ウェルド部Wが形成された後に溶融樹脂が流入する第3樹脂溜まり80と、第3樹脂溜まり80から周方向にオフセットした位置に設けられ、当該第3樹脂溜まり80に溶融樹脂が充填された後に溶融樹脂が流入する第1樹脂溜まり60と、第1及び第3樹脂溜まり60、80から周方向にオフセットした位置に設けられ、第1樹脂溜まり60に溶融樹脂が充填された後に溶融樹脂が流入する第2樹脂溜まり70と、が設けられている (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、真円度に優れる転がり軸受用樹脂製保持器およびその製造方法を提供する。
【解決手段】軸受に組込まれて複数の転動体を保持する複数のポケットを備えた転がり軸受用樹脂製保持器の製造方法である。転がり軸受用樹脂製保持器を成形するときのゲートの最小径サイズを、1.50mm以上の大きさとし、かつゲート36を、保持器1の回転軸に直交する平面上に、保持器円周方向等間隔でポケット数を割り切れる3以上の整数個備える金型30を用いて射出成形を行う。また、成形するときのゲートの最小径サイズを、1.50mm以上の大きさとし、かつゲート36を、保持器円周方向等間隔で配置し、かつ式:ゲート数=ポケット数/n(nは3以下の正の整数)を満足する整数個備える金型30を用いて射出成形を行う。 (もっと読む)


【課題】電気自動車の駆動部に設けたロータを回転支持する為に使用する様な、特殊な単列深溝型ラジアル玉軸受のスキッディングを抑えられる構造を実現する。
【解決手段】外輪2aの外径を130〜200[mm]、内輪3aの内径を100〜170[mm]、各玉4a、4aの直径Daを5.5〜7.5[mm]とする。これら各玉4a、4aのピッチ円直径をdm[mm]とし、これら各玉4a、4aの数をZとした場合に、dm・π/Z=(2〜5)Daを満たす。又、PEEK製で冠型の保持器5aの位置規制を、径方向に関しては内輪案内により、軸方向に関しては玉案内により、それぞれ図る。又、dm・nの値が、最大で150万以上となる条件下で使用する。 (もっと読む)


【課題】低トルク化を実現できる玉軸受用保持器および軸受を提供する。
【解決手段】玉軸受用保持器は樹脂製であり、軸方向に対称である2枚の環状体10の対向面11にボール4を収容する半球状のポケット12を周方向の複数箇所に形成し、対向面11を衝合させて二枚の環状体10,10を結合させたものである。ポケット12の内周面にボール接触面30とボール非接触面31とを設ける。内周面のポケット周方向中央部であって少なくともポケット軸方向中央部にボール接触面30を形成する。ボール非接触面6はボール接触面30よりも反ボール側へ凹む凹部32にて構成される。凹部32は少なくとも一方のポケット軸方向端に開口している。 (もっと読む)


【課題】潤滑状態を良好に維持することができ、信頼性が高く、軸受寿命を向上することができる転がり軸受を提供する。
【解決手段】転がり軸受の保持器114を、引張強度が2GPa以上で、且つ引張弾性率が50GPa以上の有機繊維材を10〜40重量%含有する樹脂組成物により形成する。また、有機繊維材が、パラ系アラミド繊維、ポリアリレート繊維、及びポリパラフェニレンベンズビスオキサザール(PBO)繊維から選ばれる少なくとも1つであって、サイジング剤で処理されている。 (もっと読む)


【課題】 低吸水性で寸法安定性、耐薬品性に優れ、成形加工性に優れるのみならず、摺動付与剤を配合することなく摺動性に優れるポリアミド樹脂系成形材料を提供する。
【解決手段】 (a)デカンテレフタルアミド単位50〜98モル%及び(b)ウンデカンアミド単位又は/及びドデカンアミド単位50〜2モル%からなる共重合ポリアミド樹脂(A)100質量部に対して、無機充填材(B)を30〜150質量部含有し、摺動剤を含有しない樹脂組成物であり、該樹脂組成物を下記(イ)の条件で射出成形して得た試験片が以下の(ロ)を満足することを特徴とする摺動部材用ポリアミド樹脂組成物。(イ)金型温度120℃、厚さ2mm平板、(ロ)動摩擦係数0.40以下 (もっと読む)


【課題】質量を著しく増大させずに保持器音の発生を抑制できる転がり軸受用合成樹脂製保持器を提供すること。
【解決手段】アラミド繊維、PBO繊維、ポリ乳酸繊維及びPTT繊維の内少なくとも一つからなる有機繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた後、円環状に形成して硬化させた有機繊維強化樹脂からなる芯材10aを、保持器の射出成形時に保持器円環部10の少なくとも1箇所にインサートすることで、円環部10の全周にわたり有機繊維強化樹脂の芯材10aがインサートされた合成樹脂製保持器1を得る。 (もっと読む)


【課題】軸受用樹脂製保持器の十分な強度を必要とする部分においてウェルド部の形成を抑制し、且つ、ウェルド部の強度を向上することが可能な軸受用樹脂製保持器、及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】キャビティ40の外周側周縁部42又は内周側周縁部44には、キャビティ40内にウェルド部Wが形成される前に、溶解樹脂Gが流入する少なくとも1つの第1樹脂溜まり部60と、キャビティ40内にウェルド部Wが形成された後に、溶解樹脂Gが流入する少なくとも1つの第2樹脂溜まり部70と、が設けられる。第1樹脂溜まり部60は、該第1樹脂溜まり部60を設けない場合にキャビティ40内の前記ウェルド部が形成される位置W´ならびにゲート50と、周方向にラップしない位置においてキャビティ40の外周側周縁部42又は内周側周縁部44に設けられる。 (もっと読む)


【課題】ウェルド面の強度低下を抑制することが可能な樹脂部材、軸受用保持器を提供する。
【解決手段】冠型保持器は、成形金型内に形成した環状のキャビティ40の周縁部に設けた樹脂射出ゲート50から、強化繊維を添加した溶解樹脂をキャビティ40内に射出し、冷却固化することによって成形される。キャビティ40内に注入された溶解樹脂は、キャビティ40内を充填した後、樹脂溜まり60A,60Bに流入し、貯留される。このとき、矢印で示したような樹脂の流動が発生するため、溶解樹脂に添加された強化繊維は、ウェルド面Wの径方向内側において、ウェルド面Wに対して垂直に配向する。 (もっと読む)


【課題】質量を著しく増大させずに保持器音の発生を抑制できる転がり軸受用合成樹脂製保持器を提供すること。
【解決手段】引張り強度が3〜8.5GPa、引張り弾性率が220〜700GPa、伸度が1.0〜2.2%である炭素繊維に熱硬化性樹脂を含浸させた後、円環状に形成して硬化させた炭素繊維強化樹脂からなる芯材10aを、保持器の射出成形時に保持器円環部10の少なくとも1箇所にインサートすることで、円環部10の全周にわたり炭素繊維強化樹脂の芯材10aがインサートされた合成樹脂製保持器1を得る。 (もっと読む)


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