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国際特許分類[F16D3/205]の内容

国際特許分類[F16D3/205]に分類される特許

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【課題】 トリポード部材が熱処理により変形した場合であっても、シャフトとトリポード部材との良好なスプライン嵌合が得られる。
【解決手段】 内周面に三本のトラック溝が軸方向に形成され、各トラック溝の両側にそれぞれ軸方向のローラ案内面を有する外方部材と、外周面に径方向に突出した三本の脚軸が円周方向等間隔に形成され、軸孔にシャフト14がスプライン嵌合されるトリポード部材と、前記トリポード部材の各脚軸に回転自在に装着されて前記トラック溝に挿入され、前記外方部材とトリポード部材間でトルクを伝達するローラとを備え、そのローラがローラ案内面に沿って外方部材の軸方向に移動可能なトリポード型等速自在継手において、前記トリポード部材の軸孔は、熱処理により変形した内径形状を有し、前記シャフト14のスプライン23を前記軸孔の内径形状と合致した外径形状に成形する。 (もっと読む)


【課題】 脚軸あるいは針状ころが接触する部分での摩耗を低減する。
【解決手段】 内周部に軸方向の三本のトラック溝2が形成され、各トラック溝2の両側にそれぞれ軸方向のローラ案内面3を有する外側継手部材1と、半径方向に突出した三本の脚軸5を有するトリポード部材4と、トリポード部材4の各脚軸5に装着され、複数の針状ころ6を介して回転自在に支持されてトラック溝2に挿入されたローラ7とを備え、ローラ7がローラ案内面3に沿って外側継手部材1の軸方向に移動可能なトリポード型等速自在継手において、針状ころ6の表面に、微小凹形状のくぼみ8をランダムに無数に設け、くぼみ8を設けた面の面粗さパラメータRyniを0.4μm≦Ryni≦1.0μmの範囲内とし、かつ、Sk値を−1.6以下とする。 (もっと読む)


【課題】 スナップリングの組付作業の作業性向上
【解決手段】 スナップリングが斜めのスリットを有する有端リングで、弾性的に縮径させてアウターリングに装着するものであって、スナップリングをアウターリングに装着する際に、スナップリングの端部が干渉しないように、スナップリングの少なくとも一方の端部に面取りを施した。これにより、スナップリングをアウターリングに装着する組付作業の作業性が悪くなることがなく、スナップリングの組み付け不良を確実に防止することができ、不良部品の発生を少なくすることができる。 (もっと読む)


【課題】トラニオン用の新規な鍛造金型の採用によりパーティングラインの位置をまったく異なる位置に変更し、ジャーナル付根部の強度に悪影響を及ぼさないようにすること。
【解決手段】トリポード5を、前記トラニオンジャーナルを1つ含むボスの円周方向三等分の一を成形単位とする3つの鍛造金型で成形することにより、トリポードの鍛造パーティングラインPを、互いに隣接するトラニオンジャーナル相互間のボスの外周面における継手軸方向位置に形成する。あるいは、トリポード5を、互い隣接する2つのトラニオンジャーナルの円周方向二等分の一ずつを含むボスの円周方向三等分の一を成形単位とする3つの鍛造金型で成形することにより、鍛造パーティングラインP’を、トラニオンジャーナルの外周面における円周方向二等分位置に形成する。 (もっと読む)


【課題】 等速自在継手の基本性能を維持しながら、作動角および最大作動角の有効範囲を拡大する。
【解決手段】 トリポード型等速自在継手は、内周に軸方向の三本のトラック溝18を有し、各トラック溝18の向かい合った側壁にローラ案内面15を形成した外方継手部材10と、ボス22とボス22の円周方向等分位置から半径方向に突出した三本のトラニオン・ジャーナル26を有するスパイダ20と、各トラニオン・ジャーナル26の回りに回転自在に支持され、外方継手部材10のトラック溝18内に収容されたローラ30とを備え、外方継手部材10の内周面がトラック溝部分の大内径r2と隣接トラック溝間の小内径r1とを有し、外方継手部材10の奥側よりも入り口側の小内径r1を大きく、あるいは、外方継手部材10の奥側よりも入り口側のトラック溝18を浅くしてある。 (もっと読む)


【課題】特別な機構ないし部品を使用することなく、ボールないし保持器の移動量をブロック部材の移動量の1/2に確実に規制できる摺動型等速自在継手を提供すること。
【解決手段】円周方向に対向した一対の第1ボール案内溝7を有するトラック溝6が円周方向に3列で形成された外側継手部材1と、前記トラック溝6内に突出した3本の脚軸8を有する内側継手部材2と、前記第1ボール案内溝7と対向する第2ボール案内溝9を両側に有し前記脚軸8に揺動自在に外嵌されたブロック部材3と、前記第1ボール案内溝7と第2ボール案内溝9との間に装入された複数のボール4と、前記ボール4を所定間隔で保持する保持器5とを具備する摺動型等速自在継手において、前記第1ボール案内溝7と第2ボール案内溝9の少なくともいずれか一方を複列で形成するとともに、各案内溝7、9の中心線を相手側案内溝の中心線に対して等角逆向きに傾斜させて交差さる。 (もっと読む)


【課題】シャフトの適切なスライド量を確保すると共に、該シャフトのスライドによる底突きを防止することにある。
【解決手段】シャフト14の両端部に連結される第1の等速ジョイント10aと第2の等速ジョイント10bとは、それぞれ同一の構成からなり、位相が180度異なる逆位相となるように固定され、前記第1及び第2の等速ジョイント10a、10bには、それぞれ、ブーツバンドによって緊締される樹脂製の継手用のブーツが設けられ、前記ブーツの蛇腹部は、交互に連続する複数の山部と谷部を有し、大径な固定部に対して外輪部材が挿入された際、前記大径な固定部に最近接する前記山部の肉厚が残余の山部と比較して大きく設定される。 (もっと読む)


【課題】シャフトの一端部に連結されたトリポート型の第1の等速ジョイントと他端部に連結されたトリポート型の第2の等速ジョイントとの位相角度を最適に設定することにある。
【解決手段】第1の等速ジョイント10aと第2の等速ジョイント10bは、それぞれ同一の構成からなり、その位相角度が60度±(公差)だけ異なる逆位相となるように対向配置され、前記公差は、シャフト14の両端部にそれぞれ設けられたセレーション歯36の歯数をZとすると(180/Z)度となり(但し、小数点以下は切り上げるものとする)、且つ車両の仕様に関するNVH(NOISE, VIBRATION,HARSHNESS)特性曲線を上限として設定される。 (もっと読む)


【課題】ガイドブロックによってブーツが破損されるのを防止するトリポード型等速自在継手を提供する。
【解決手段】外輪1の内周に形成されたトラック溝2の両側の軌道溝3とトリポード部材4の脚軸5に支持された揺動可能なガイドブロック6の両側の軌道溝8間にボール9を組込む。外輪1の開口端部の外周に蛇腹状ブーツ40の大径筒部41を嵌合し、ブーツ40の小径筒部43をトリポード部材4のトルク伝達軸44に嵌合して外輪1内のグリースの漏洩を防止する。ブーツ40の大径筒部41を、その大径筒部41に続く内向きの折曲がり部46がガイドブロック6のスライド領域より外部に配置される長さとし、その大径筒部41の内側に嵌合したサポートリング47により大径筒部41を直筒形状に維持してガイドブロック6がブーツ40の内向きの折曲がり部46に干渉するのを防止し、ガイドブロック6によってブーツ40が破損されるのを防止する。 (もっと読む)


【課題】ローラ部材に対する転動体の組立作業性を向上させて製造コストをより一層低減することにある。
【解決手段】例えば、4本の転動体28a〜28dをローラ部材30の内径部40に沿って並べた後、前記4本の転動体28a〜28dを除いた全数の転動体28を内径部40内に環状に配置する。続いて、環状体50の始点と終点との連結点に設けられた一方の屈曲端部52aと他方の屈曲端部52bとを相互に離間する方向に変位させ、環状体50を拡開させることにより、転動体28がローラ部材30の内径部40に沿って押し付けられ、前記4本を含む全数の転動体28が内径部40内に円滑に保持される。 (もっと読む)


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