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国際特許分類[F16F9/40]の内容

国際特許分類[F16F9/40]に分類される特許

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【課題】 ケーシング1に粘性流体を充填した状態で、ケーシング1にエアが残留しないようにする。
【解決手段】 羽根部3,4に形成した流体通路11,12は、ケーシング1の開口1dに近い側の内壁面11a,12aを、減衰力を発揮するときに高圧となる区画室9b,10b側から低圧となる他方の区画室9a,10a側に向かい、かつ、上記ケーシング1の開口1dに向かって傾斜させた傾斜面としている。このように内壁面11a,12aを傾斜させたので、流体通路11,12にこもったエア17が、内壁面11a,12aの傾斜に沿って流体通路11,12の外に流出する。 (もっと読む)


【課題】リザーバ室内へ流入する作動流体の流速を抑える流体圧緩衝器を提供する。
【解決手段】本流体圧緩衝器1aでは、作動油がシリンダ3内のロッド側油室18からリザーバ室6内に流入する流通路33は、ロッド側油室18と連通する各オリフィス(第1連通孔)30と、リザーバ室6に連通する各連通孔(第2連通孔)32と、各オリフィス30と各連通孔32との間に設けられ両者に連通される環状溝(環状空間)31とを備え、各オリフィス30と各連通孔32とが環状溝31を介して対向しないように配置される。これにより、リザーバ室6内へ流入する作動油の流速を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】 単筒型緩衝器を備える懸架装置において、搭載性及び応答性を向上させ、気室内に作動流体が漏れること及び異音の発生を防止することを目的とする。
【解決手段】 懸架ばね3と共に懸架装置を構成する緩衝器2がシリンダ4と、ロッド5の先端に保持されてシリンダ4内を二つの作用室A,Bに区画するピストン6と、ロッド5の基端側に連設されるリザーバタンク7とを備え、リザーバタンク7内が隔壁膜8で作用室Bに連通する作動流体室Cと気室Dとに区画され、作動流体室Cの径方向の断面積が作用室A,Bの径方向の断面積よりも大きく形成され、緩衝器2がリザーバタンク7を介して車体側若しくは車輪側に連結される。 (もっと読む)


【課題】横置きで長期間使用されてもシリンダ内へ気体の混入を防止することができる複筒型液圧緩衝器を提供することである。
【解決手段】本発明の課題解決手段は、シリンダ1と、シリンダ1内に摺動自在に挿入されてシリンダ1内をロッド側室Rとピストン側室Pとに区画するピストン2と、シリンダ1内に移動自在に挿入されてピストン2に連結されるロッド3と、シリンダ1を覆いシリンダ1との間にリザーバHを形成する外筒4と、シリンダ1の外周或いは外筒4の内周に固定されてリザーバH内を気室Gと液室Lとに仕切るブラダ5と、液室Lとピストン側室Pとをシリンダ1の一端側にて連通した複筒型液圧緩衝器Dにおいて、液室Lとピストン側室Pとの間に環状の仕切部材6を備え、仕切部材6の半周以内の範囲Wに一つまたは複数の切欠6aを設けて液室Lとピストン側室Pとを連通した。 (もっと読む)


【課題】製造コストの増加及び生産性の低下を引き起こすことなく、シリンダ又は外筒に形成された連通路からリザーバへ流入する油液に気泡が発生することを効果的に抑止することが可能な油圧緩衝器を提供する。
【解決手段】ロッドガイド7を軸線方向へ延ばして延出部25形成し、連通路23からリザーバ4へ流入する油液を延出部25に衝突させて拡散させる。これにより、連通路23からリザーバ4へ流入する油液の流速が緩やかに低下し、噴流による渦の発生が抑止され、渦が生じることによる気泡の発生を効果的に抑止することができる。また、バッフルプレート等の部品(衝突部材)を廃止することができ、製造コストを削減することができ、さらに、油圧緩衝器1の組み付け性が向上することで生産性を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 リザーバにおける油の撹拌を防止し、作動油室への空気の導入を回避して減衰力の応答性を向上すること。
【解決手段】 油圧緩衝器10において、インナチューブ12の内周であって隔壁部19Aの上側部にフリーピストン200を設け、フリーピストン200はインナチューブ12の内周とピストンロッド23の外周のそれぞれに密に接して摺動自在とされ、リザーバ22が、フリーピストン200と隔壁部19Aとの間の油溜室22Aと、フリーピストン200の上部の空気室22Bとに区画されてなるもの。 (もっと読む)


【課題】 加圧用のばねを小型にし、オイルリザーバを小型化して、取扱い易くすると共に、油漏れを防止する油圧防振器を提供する。
【解決手段】 油圧防振器1のシリンダ2の両端側部上に一対の支持ブロック7,8を対向して固定し、支持ブロック7,8間に油通管9及びオイルリザーバ10を支持する。オイルリザーバ10はシリンダ2に平行に一対設け、シリンダ2の油圧室5,6間を連通させる油通管9に連通し、シリンダ2とピストンロッド3との相対移動に伴いシリンダ2の油圧室を出入りする油量の変動差を吸収すると共に、作動油の過不足を調整するために作動油を出入り可能に収容する。各オイルリザーバ10の内部には貯留室10cに充填した作動油をばね13により加圧する移動可能な加圧蓋11をそれぞれ設ける。一対のオイルリザーバ10の加圧蓋11は油圧室5,6の油圧を分担して加圧するので、ばね13に小型のものを採用できる。 (もっと読む)


【課題】オイルリザーバ内の作動油を加圧する機構が不要で、構造が簡素であり、据え付けも容易にできる油圧防振器を提供する。
【解決手段】オイルリザーバを構成するケーシング11が、油圧防振器1の設置状態におけるシリンダ2の上方に設けられる。ケーシング11とシリンダ2とをつなぐ油通路10は、ケーシング11におけるシリンダ2の軸線方向の中央に開口する。ケーシング11内には、作動油Oより比重の大きい沈降体14が移動自在に収容され、シリンダ2が、その軸線を上下方向に傾けたときに、沈降体14が、ケーシング11内を下方へ移動して、常時作動油の油面位O1を油通路13の開口13aより上位に保つ。シリンダの油室6,7への作動油の供給が絶たれることがない。 (もっと読む)


【課題】 フロントフォークにおいて、伸側行程でも圧側行程でも、ストローク反転時の応答遅れを回避し、減衰力発生フィーリングの安定を図ること。
【解決手段】 フロントフォーク10であって、ピストン装置46がピストンロッド40の軸方向に沿う2位置のそれぞれに設けられる第1と第2の2個のピストン61、62からなり、第1ピストン61は第1ロッドガイド35との間に第1主油室51を区画し、第2ピストン62は第2ロッドガイド36との間に第2主油室52を区画してなり、シリンダ31の内部に第1と第2のピストン61、62により挟まれる中間室53を設け、中間室53は常時、リザーバRに連通されてなるもの。 (もっと読む)


【課題】 この発明は、フロントフォーク等の流体圧緩衝器の改良に関し、作動室内に気泡が混入することを防止し、フロントフォークの組立作業の作業性を向上する。
【解決手段】 アウターチューブ1とインナーチューブ2とからなる緩衝器本体と、緩衝器本体内に収容されて所定の減衰力を発生するダンパ3と、緩衝器本体とダンパ3との間に形成されて作動流体を貯留するリザーバ室Rとを備えてなり、ダンパ3は、作動流体を収容するシリンダ4と、シリンダ4内を伸側作用室P1と圧側作用室P2とに区画するピストン6とを備える流体圧緩衝器において、伸側作用室P1とリザーバ室Rとを常に連通する流路L1を備えてなり、この流路L1は、液面Oに対して直交しない方向に形成される。 (もっと読む)


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