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国際特許分類[F16H53/04]の内容

国際特許分類[F16H53/04]に分類される特許

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【課題】 カム装置において、カムと、その対偶である接触子を含む従動体と、の距離を調整したい場合に、そのどちらか一方の滑り接触する接触部で磨耗が生じ、耐久性が問題となる。そして、耐久性を上げるために、両者の接触部に焼入れ、焼戻しを施し、また焼入れ後に研磨したりする。あるいは接触部に焼結合金を使用し、磨耗を減らす事も行われる。しかし上記の磨耗を減らすやり方では、コストアップに繋がる。
【解決手段】 本発明は、このような従来の問題を解決するために、カムの外周または接触子に転胴体を配置することにより、カムと接触子が転がり接触となり、接触部の磨耗を減らす事が出来るため、カムの回転数を大きくでき、コストカットできることを特徴とするカム装置である。 (もっと読む)


本発明は、ストロークを作動手段に可変に伝達するための、特に、カムシャフトのストロークを内燃機関のガス交換バルブ(10)に可変に伝達するためのストローク伝達装置に関する。本発明による装置は、第1の調節手段(11)と少なくとも第2の調節手段(12)とを有する調節ユニットを備え、第1の調節手段及び少なくとも第2の調節手段の両方は、少なくとも1つの制御カム(13、14、15、16)を介して連結され、ストロークを一定に調節している間に制御カム(13、14、15、16)の接触領域において少なくとも1つの自由度(17)で互いに対して移動することができる。本発明によれば、ストロークを調節するための第1及び第2の調節手段(11、12)が、制御カム(13、14、15、16)の接触領域において第1の自由度とは異なる少なくとも1つの第2の自由度(18)で互いに対して移動することができる。
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【課題】できる限り動作パラメータに依存することなく常にほぼ一定の高い油圧ピストンの調整速度を有しつつ高い制御特性を有するとともに、内燃機関のポンプへの負荷を低減し、低排気量エンジンに組み付け可能である油圧システムを提供すること。
【解決手段】少なくとも2つの互いに逆方向に作用するシリンダ室を備えた油圧ピストンを有する原動機付き車両用油圧回路であって、前記シリンダ室に外力が交互に、又は一方向に作用するとともに、前記油圧ピストンが前記シリンダ室間の差圧によって移動し、該差圧が油圧ポンプのような油圧源から生じるよう構成された前記原動機付き車両用油圧回路において、切換装置による油圧負荷に加えて、交互に作用する外力のうち、少なくとも1つの逆止弁を開放することによって生じる負側に作用する力による油圧負荷を前記油圧ピストンの移動に使用する。
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【課題】 本発明の課題は、運転中、高角速度においても確実に捕捉され、同様に確実にロック解除され、容易に製造でき、全トルクを固定子から回転子に伝達でき、そして負荷が大幅に変動する中で、できるだけ小さいガタ付き騒音を生じさせるロックピンすなわちロック摺動体を提供することである。
【解決手段】 摺動体が、第一部分、すなわち第一直径を有する初期力伝達部分と、第二部分、すなわち第二直径を有するくさび状固定部分とから成り、その際第一直径が第二直径より大きく、2つの部分が、ロックされた状態で収容開口部内に設けられているように、摺動体に配置されており、収容開口部が、初期力伝達ユニットよりも大きい直径を有し、そしてロック過程時に、初期力伝達部分とくさび状固定部分の間で力の伝達が交番されるように構成されていることにより解決される。 (もっと読む)


特に自動車の内燃機関に用いられる調節可能なカムシャフトであって、
−2つのシャフト、すなわちそれぞれ1つの、カムに固く結合されたインナシャフト(2)およびアウタシャフト(1)が、互いに相対的に回転可能であり、
−このような相対運動を発生させるために、両シャフトの一方の端部にハイドロリック式の作動装置(5)が設けられており、
−該作動装置(5)内で互いに相対的に回転可能な作動エレメント(6,7)が、それぞれ前記両シャフト(1,2)の一方のシャフトに固く結合されており、
−アウタシャフト(1)が、前記作動装置(5)に対して隣接して、前記両シャフト(1,2)を定位置の対応支承部(4)内に支承する支承リング(3)に少なくとも固く結合されている形式のものにおいて、該カムシャフトが、ハイドロリック液供給装置に関してスペース的に小さく形成されることが望まれる。
この目的のために、このようなカムシャフトが以下の特徴によりすぐれている:
−前記作動装置(5)の、前記両シャフト(1,2)に固く結合された作動エレメント(6,7)のうちの少なくともいずれか一方の作動エレメントが、それぞれ少なくとも部分的に端面側で、支承リング(3)を含めて前記両シャフト(1,2)に関して少なくともアウタシャフト(1)の支承リング(3)によって形成される結合面(8)に密に接触しており、
−前記結合面(8)が、軸方向に延びる複数の貫通孔によって前記作動装置(5)のハイドロリック室とハイドロリック液供給通路(9,10,11,12)との間で貫通されており、
−該ハイドロリック液供給通路(9,10,11,12)が、両シャフトを通って、かつ/または両シャフト(1,2)の間を通って、かつ/またはアウタシャフト(1)と支承リング(3)との間にそれぞれ形成された環状ギャップ(10IV,11IV)を通って、前記結合面(8)から、支承リング(3)の周面に設けられた装入範囲にまで通じており、
−該装入範囲が、それぞれ1つの供給通路(9,10,11,12)の装入範囲に対応する周方向環状通路(9´´,10´´,11´´,12´´)に開口している。
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本発明は、互いに相対回動可能な複数のカムを備えたカム軸であって、第1の少なくとも1つのカム(3)が外側軸(1)上に相対回動可能に支承され、かつ外側軸(1)の切欠きを介して内側軸(2)に固定されており、カム軸の軸線方向の1つの端部に、カム軸回転駆動部との連結のための連結手段(10)を設けてあり、該連結手段が、カム軸への半径方向の押圧力を生ぜしめる回転駆動部(9)に係合している形式のものにおいて、
内側軸と外側軸との間の摩擦の小さい相対回動調節を確実に保証し、かつカム軸の経済的な製造を可能にしている。
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【課題】可動体を中間位置を越える位置まで回動操作した後は付勢によりいわば自動的に回動させるようにした機構において、この中間位置を越えたかどうかを操作者に明確に認識できるようにする。
【解決手段】付勢手段6の付勢によって摺動子5がカム4のカム面40に常時圧接されるようになっている。カム4は、付勢手段6による摺動子5の付勢側と反対側に突き出す頂部41を有している。カム4のカム面40の第一部分42が摺動子5が圧接されるときに付勢により可動体2を基準位置に位置づけさせる向きの力をこの可動体2に作用させるようになっていると共に、第二部分43が摺動子5が圧接されるときに付勢により可動体2を展開位置に位置づけさせる向きの力をこの可動体2に作用させるようになっている。 (もっと読む)


【課題】案内ローラとカム面の間にガタが無く、ローラ軸に対して相対回転するローラ外筒が軸方向に円滑に往復運動するローラを提供する。
【解決手段】ローラ軸1と、ローラ軸1を中心として回転自在かつ軸方向に移動自在に支持されるローラ外筒2とを有し、ローラ外筒2の内周に周方向に連続する第1カム面10と第2カム面11とを形成し、第1カム面10と第2カム面11とにそれぞれ転がり接触する第1案内ローラ12と第2案内ローラ13とをローラ軸1に設け、ローラ軸1に対するローラ外筒2の相対回転によりローラ外筒2を軸方向に往復運動させるローラにおいて、第1カム面10を第2カム面11に対して軸方向に位置調整可能とし、第1カム面10を調整位置で固定するロック手段8を設けた。 (もっと読む)


【課題】 ロックピンの制御をスプールバルブからの液圧により行う。
【解決手段】 スプール109が最外側位置のとき、ポート115がランド109bで閉塞され、チャンバ128がポート114,126と連絡し、ロックピン111がロック位置に配置されるようにポート138がチャンバ132およびポート122と流体連絡する。スプール109が零位置のとき、ポート114,115がランド109a,109bで閉塞され、ロックピン111がロック解除位置に配置されるようにポート138がチャンバ130と流体連絡する。スプール109が最内側位置のとき、ポート114がランド109aで閉塞され、チャンバ128がポート115,126と連絡し、ロックピン111がロック解除位置に配置されるようにポート138がチャンバ130と流体連絡する。 (もっと読む)


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