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国際特許分類[F16H59/30]の内容

国際特許分類[F16H59/30]に分類される特許

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【課題】 油圧クラッチのトルク点を吸気負圧に基づいて検出して該油圧クラッチの初期制御値を学習する際に、トルク点の誤検出による誤学習を防止する。
【解決手段】 油圧クラッチ28の油圧指令値を減少あるいは増加させる過程でのエンジンの吸気負圧の変動に基づいて、油圧クラッチ28の初期制御値を学習する。仮に、油圧クラッチ28がトルク点に達したことによるエンジンEの負荷の変化をエンジン回転数により検出すると、エンジンEや動力伝達経路の慣性の影響を受けて検出精度が低下するが、エンジンEの負荷の変化を吸気負圧PBにより検出することで検出精度が向上する。学習禁止手段は2階微分値算出手段が算出した吸気負圧の2階微分値に基づいて初期制御値学習手段による学習を禁止するので、エンジン単体の負荷の変動以外の要因で吸気負圧が変動した場合に誤った学習が行われるのを未然に防止することができる。 (もっと読む)


【課題】点火時期の遅角化によって触媒を暖機する際に、運転手に違和感を与えることなく、スロットルバルブを開側に制御する。
【解決手段】エンジン始動後の冷却水温が所定値T1を下回る場合に、点火時期を遅角側に制御する触媒暖機制御が開始される。この触媒暖機制御によるエンジントルク低下に合わせて、スロットルバルブが開側に制御されてエンジントルクが引き上げられる。このようにスロットルバルブが開かれることから、触媒暖機制御においては、吸気管圧力が上昇して倍力機構のブレーキアシスト力が低下する。このため、無段変速機の変速比を高速側にアップシフトさせて駆動輪トルクを低下させる。このように、触媒暖機制御に伴ってエンジントルクが上昇するとともにブレーキアシスト力が低下した場合であっても、アップシフトによって駆動輪トルクの上昇を回避することができ、運転手の意図しない車両発進を防止することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】負圧回復制御を通じて負圧が確保されたときに、運転者が予期していないタイミングにおいて変速段の変更が実行されることを抑制することのできる車両の制御装置を提供する。
【解決手段】本願発明に係る車両の制御装置である電子制御装置100は、ブレーキブースタ30の機能を十分に発揮させるために必要とされる負圧が確保できていないときに、自動変速機20の変速段を、変速制御を通じて選択される変速段よりも変速比の大きな変速段に変更する負圧回復制御を実行する。電子制御装置100は、負圧回復制御を通じて負圧が確保できるようになった場合であってもアクセルペダル40が操作されるまで負圧回復制御を継続させ、アクセルペダル40が操作されたときに負圧回復制御を終了させる。 (もっと読む)


【課題】変速機を備えると共に、航行中に船体に作用する水の抵抗が波の影響などによって増加する場合であっても、変速機の動作を適切に制御して船速が低下するのを抑制するようにした船外機の制御装置を提供する。
【解決手段】変速機を備える船外機の制御装置において、内燃機関のスロットル開度THの変化量DTH(S14)と吸気管の吸気管内圧力Pbを検出し(S50)、2速が選択されていると共に、検出されたスロットル開度THの変化量DTHが所定値未満で、かつ検出された吸気管内圧力Pbが第1の所定圧以上減少するとき、負荷変動判定において負荷増と判定し(S52)、2速から1速に変速するように変速機の動作を制御する(S54)。 (もっと読む)


【課題】 2つの気筒群と、それらに対応する2つの吸気系とを備える内燃機関の、車両減速時における出力増加制御を適切に実行し、ブレーキブースタの操作力を得るために必要な負圧が不足することを防止できる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】 車両減速中に機関出力の増加要求(ブリッピング制御または車両安定化制御の要求)が行われた場合において、ブレーキブースタの操作力を示す負圧PBNが第1閾値PBN1以下であるときは、車両安定化制御では1つのスロットル弁の開弁させることで機関出力を増加させ、ブリッピング制御では負圧PBNに応じて1つまたは2つのスロットル弁を開弁させることで機関出力を増加させる。他方のスロットル弁は閉弁状態が維持されるので、ブレーキブースタへ負圧を供給することができる。 (もっと読む)


【課題】走行環境の変化に起因する不具合を抑制してパワーオンダウン変速時の制御の安定性を向上させる車両用自動変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】予め定められた関係から車両の状態に基づいて吸入空気量Aを予測する吸入空気量予測手段42(S2)と、予め定められた関係から、その吸入空気量予測手段42により予測された吸入空気量Aと実際の吸入空気量aとの差に基づいて、トルク過渡応答性を予測するトルク過渡応答性予測手段44(S4)と、予め定められた関係から、そのトルク過渡応答性予測手段44により予測されたトルク過渡応答性に基づいて、前記自動変速機16の変速タイミングを補正する変速関係値補正手段46(S6)とを、備えたものであることから、走行環境の変化によって入力トルク過渡応答性が変動した場合であっても、安定してパワーオンダウン変速制御を実行することができる。 (もっと読む)


【課題】変速制御装置において、アップシフトによる駆動トルクの低下を抑制してドライバビリティの向上を可能とする。
【解決手段】自動変速機32によるアップシフト前のエンジン回転数を検出する回転数検出手段と、記自動変速機32によるアップシフト後のエンジン回転数を推定する回転数推定手段と、アップシフト前の実回転数とアップシフト後の推定回転数とエンジン回転数に応じた機関最大トルクと基づいて自動変速機32によるアップシフトの許可と禁止を判定するアップシフト判定手段とを設ける。 (もっと読む)


【課題】過給圧を高め、かつ、変速機で変速をおこなうにあたり、変速をスムーズにおこなうことのできる過給制御装置を提供する。
【解決手段】内燃機関の吸気空気量を相対的に増加させる過給機と、内燃機関と動力伝達可能に接続された変速機とを有し、内燃機関の出力を増加させる要求があった場合に、前記過給機の過給圧を上昇させ、かつ、変速機で変速比を大きくする変速をおこなう過給制御装置において、変速機の変速過渡時に到達するべき目標過給圧を求める過給圧算出手段(ステップS4)と、過給機の目標過給圧に基づいて変速機のトルク容量を求めるトルク容量制御手段(ステップS5)と、トルク容量制御手段により変速機のトルク容量を制御する際に、過給機の目標過給圧に基づいて過給機の実際の過給圧を制御する過給圧制御手段(ステップS7,S8,S9,S10,S11)とを備えている。 (もっと読む)


【課題】駆動系からの要求に基づきエンジンの出力トルク調整の要求がなされたとき、同出力トルク調整を実現するうえでの応答性や調整量の面でより一層の改善を図る。
【解決手段】駆動系ECU50からのエンジン2の出力トルク調整の要求があったとき、その出力トルク調整を行う際の必要応答性レベル、必要継続時間、及び必要調整量に基づき、それらが実現されるようにエンジン2の出力トルク調整が行われる。この出力トルク調整では、点火時期の調整といった第1のトルク調整手段による出力トルク調整と、スロットルバルブ17の開度調整や燃料噴射弁45への燃料供給のカットといった第2のトルク調整手段による出力トルク調整とが併用される。更に、その第1及び第2のトルク調整手段の併用として、上記出力トルク調整の実行期間全体のうちの少なくとも一部の期間で、第1及び第2のトルク調整手段による出力トルク調整が同時に行われる。 (もっと読む)


【課題】吸気バルブなどの開閉タイミングの変更に応じて内燃機関の出力トルクを精度良く推定し、無段変速機に供給すべき油圧を適正に決定してトルク伝達効率を向上させるようにした無段変速機の制御装置を提供する。
【解決手段】運転状態に応じて吸気バルブの開閉タイミングを変更するバルブ開閉タイミング変更機構を備えたエンジン(内燃機関)に接続されるベルト式の無段変速機の制御装置において、エンジン(内燃機関)の負荷と回転数からエンジンの出力トルクを算出し(S10)、吸気バルブの開閉タイミングの目標値と実際値とから補正係数を算出し(S12からS20)、エンジンの出力トルクを補正係数で補正する(S22)。次いで、補正された出力トルクに基づいて無段変速機のベルト伝達トルクを算出すると共に、算出されたベルト伝達トルクに基づいて無段変速機に供給すべき油圧を決定する。 (もっと読む)


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