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国際特許分類[F22B21/06]の内容

国際特許分類[F22B21/06]に分類される特許

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【課題】燃焼量変更時にキャリオーバや蒸気質が低下することを防止する。
【解決手段】伝熱管の途中に水位を設定している貫流ボイラであって、ボイラの燃焼量を段階状に設定しており、燃焼量に応じて水位調節範囲を切り替えるようにしている貫流ボイラにおいて、燃焼を行っている状態で燃焼量を増加したことによってボイラ内水位が燃焼量に対応させた適正範囲よりも高くなった場合には、燃焼量にあった水位までボイラ水を排出する。ボイラの燃焼量は燃焼停止を含めた4段階以上の多位置制御としており、燃焼量を増加した時を起点として所定時間以内にさらに燃焼量の増加が行われた場合にはボイラ水の排出を行い、所定時間内に燃焼量の増加が行われなかった場合にはボイラ水の排出は行わない。 (もっと読む)


【課題】より簡易に構成でき、騒音を低減できるボイラを提供すること。
【解決手段】ボイラ1は、燃焼室17、該燃焼室を囲むように環状に配置される複数の水管12、複数の水管の外側に配置されるボイラ筐体11、及びボイラ筐体11に設けられ、燃焼室17において発生した燃焼ガスが排出される燃焼ガス排出部15を具備する缶体10と、燃焼ガス排出部15に接続されると共に、缶体10から排出された燃焼ガスが流通する排気流通路21を有する排気筒20と、燃焼ガス排出部15を塞ぐように缶体10と排気筒20との間に配置され、板状に構成されると共に、排気流通路21の断面積よりも小さい面積を有する排気流通穴31が形成された排気騒音低減部材30と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 熱回収を効果的に行うと共に耐久性の高い拡大伝熱面(フィン等)を有する水管群を備えたボイラを提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明は、環状に配列された内側水管群20と外側水管群30とを有する缶体10と、前記内側水管群20の中央部に配設されたバーナ40とを備えたボイラ1であって、前記内側水管群20を成す隣接する内側水管間が、ガス流路を設ける部分を除いて閉塞されており、前記ガス流路近傍における前記内側水管群20および前記外側水管群30の少なくとも一方に、スタッドフィン22,32が設けられていることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】ボイラ水のpH値を所定値に保つことで缶内の腐食を防止するようにしているボイラにおいて、給水によって下部管寄せ内に局部的な低pHの領域ができて腐食が発生することを防止する。
【解決手段】上部管寄せ3と下部管寄せ4の間を多数の垂直な水管2で接続することで缶体を形成しているボイラであって、ボイラ水を含んだ蒸気は上部管寄せ3と接続した気水分離器5によって蒸気とボイラ水に分離し、蒸気はボイラ外へ取り出し、ボイラ水は下部管寄せ4へ循環させているボイラにおいて、ボイラへの給水は気水分離器5から下部管寄せ4へ循環させている循環水と混合した後に下部管寄せ内へ入るようにしており、下部管寄せへ給水と循環水を導入する環水/給水管9は、管寄せの接線方向に接続し、循環水と給水が下部管寄せ内で周方向に旋回流を形成するものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】燃焼ガスに偏流が生じることを抑制し、熱回収効率の向上を図る。
【解決手段】水管2,3が環状2列に配列され、各列の水管がシールドフィン4,6によって連結されることで外炉壁5、内炉壁7が同心多重円筒に形成され、前記内炉壁の内部に燃焼室8が形成されると共に前記外炉壁と前記内炉壁との間に円筒状の燃焼ガス流路9が形成される小型貫流ボイラ1に於いて、前記内炉壁のシールドフィンの下端部が欠切されて燃焼ガス流入口18が形成され、前記外炉壁のシールドフィンの上端部が欠切されて燃焼ガス排気口19が形成され、前記燃焼ガス流路の内部に旋回流形成手段21が設けられ、前記燃焼ガス流入口から流入した燃焼ガスが前記旋回流形成手段によって旋回されつつ上昇し、前記燃焼ガス排気口から排気される様構成された。 (もっと読む)


【課題】
立型煙水管ボイラは既知であるが、従来のものは降水管があり、循環比が 2以下でなかったので、法的な貫流ボイラではなかった。これを貫流ボイラにするためこの法的要件を満たすようにする必要がある。
【解決の手段】
このため法的要件に叶う構造・寸法を選んだ。すなわち、従来の立型煙水管ボイラを法的貫流ボイラにするため降水管をなくし、循環比を 2にする構造と寸法を水循環の計算を行って求めた。燃焼室に面する蒸発管の収熱量の収熱量を均一にすることによって収熱量の低い蒸発管が降水管になることを回避する。汽水分離器の排水管を利用して缶水の循環を図る。このように降水管がなく、循環比が 2である循環回路になるよう煙水管の数・寸法・長さを決めた。汽水分離の圧力損失も確保した。 (もっと読む)


【課題】燃焼室の周囲を取り囲むように水管を配置した構成のボイラにおいて、水管による熱吸収量をさらに増加させることのできる多管式ボイラを提供する。
【解決手段】中央に燃焼室1を設け、燃焼室1の周囲を多数の垂直な水管2で環状に取り囲み、環状水管列の外側を燃焼ガス通路9としておき、環状水管列での隣り合う各水管間にはすき間3を空けておくことで、燃焼室内で発生した高温の燃焼ガスは、水管の燃焼室1に面した部分を加熱した後に、水管すき間3を通して燃焼ガス通路9へと流れ、燃焼ガス通路の側からも水管を加熱する構成としたボイラにおいて、所定の太さを持ったリング状スペーサー5の中央空間部に水管2に通すことで、水管外周面にリング状のスペーサー5を設置し、隣り合う水管の間に前記スペーサー5をかませることによって環状水管列での各水管すき間の大きさを定める。 (もっと読む)


【課題】燃焼室1の周囲を取り囲むように水管2を配置した構成のボイラにおいて、燃焼室に面していない水管裏側における熱吸収量をさらに増加させる。
【解決手段】中央に燃焼室1を設け、燃焼室の周囲を多数の垂直な水管2で環状に取り囲み、環状水管列の外側を燃焼ガス通路9としておき、環状水管列の隣り合う水管間には水管すき間3を空けておくことで、燃焼室1内で発生した高温の燃焼ガスは、水管2の燃焼室1に面した部分を加熱した後に、多数の水管すき間3を通して燃焼ガス通路9へと流れ、燃焼ガス通路9の側からも水管2を加熱する構成としたボイラにおいて、水管2の燃焼ガス通路9に面した部分に、隣接する水管2の管壁とほぼ平行であって先端を隣接する水管の管壁に接近させたヒレ5を水管2のほぼ全長にわたって設置しており、前記ヒレ5には、隣接する水管2と向かい合った面に凹凸を設けており、凹凸によって燃焼ガス流に乱流を発生させる。 (もっと読む)


【課題】空燃比の乱れに伴い炉内下部に未燃燃料30が溜まっても、その未燃燃料が炉内圧力により燃焼ガス流路22を通って炉外へ漏れ出るのを防止する。
【解決手段】内側水管列7を構成する内側水管5,5間の隙間は、下端部を残して内側縦ヒレ9で閉塞される。外側水管列8を構成する外側水管6,6間の隙間は、上端部を残して外側縦ヒレ11で閉塞される。内側縦ヒレ9の下端部と外側縦ヒレ11の上端部との間において、内側水管列7と外側水管列8との間には、上向き流路29が形成される。燃料の密度をγ、重力加速度をg、上向き流路29の高さをh、送風機26の最大吐出圧をP1とするとき、γ×g×h>P1の関係式を満たすように、送風機26の選定、送風機26をインバータ制御する場合の周波数の設定、または上向き流路29の高さhの設定がなされる。 (もっと読む)


【課題】燃焼灰に起因するボイラ効率の低下や燃焼ガス流路の閉塞といった弊害が生じることを抑制することが可能になるバイオマス燃料を用いた貫流ボイラを提供する。
【解決手段】内部に燃焼室14が形成される燃焼炉1の上下部に各々配置された上下部ヘッダー17、16と、上下部ヘッダーに各々上下端部が接続され、燃焼炉の内壁に沿って設けられた環状の外側水管群21および外側水管群の内側に間隔をおいて設けられた環状の内側水管群23とを備え、内側水管群の内側水管19間に第1の開口部25を形成して内側水管群と外側水管群との間に燃焼室に連通する燃焼ガス流路24を形成し、外側水管群の外側水管18間に燃焼ガス流路と排ガス通路とを連通させる第2の開口部26を形成するとともに、外側水管18の下端部に下部ヘッダーとの接続部から上方に向けて漸次上記内壁側に向かうR部18aを形成した。 (もっと読む)


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