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国際特許分類[F28D1/053]の内容

国際特許分類[F28D1/053]に分類される特許

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【課題】複数種の流体間で熱交換可能に構成された複合型熱交換器を備える熱交換システムにおいて、複合型熱交換器にて熱交換対象流体の温度を所望の温度に調整可能とすることを目的とする。
【解決手段】複合型熱交換器13をヒートポンプサイクル10の高圧冷媒が流れる第1熱交換部131と低圧冷媒が流れる第2熱交換部132を車室内送風空気が高圧冷媒および低圧冷媒の双方と熱交換可能に一体化する。そして、第1熱交換部131に流入する高圧冷媒の温度および第2熱交換部132に流入する低圧冷媒の温度の一方を変更することで、第1熱交換部131における高圧冷媒と車室内送風空気との間の熱交換量、および第2熱交換部132における低圧冷媒と車室内送風空気との間の熱交換量のうち、少なくとも一方を調整することで、車室内送風空気の温度を所望の温度に調整可能とする。 (もっと読む)


【課題】フィンと接合して熱交換器を構成する熱交換器用扁平管であり、フィンとの接触を確実にして、熱交換性能の高い熱交換器を構成できる扁平管を提供する。
【解決手段】外周を構成する周壁4の内側空間に複数の内部流路6が幅方向に間隔をおいて平行に設けられるとともに、周壁4の幅方向を成す長辺部の表面7のうねりが10μm以下とされており、目標とする断面形状に対して幅方向で小さく、かつ高さ方向で大きくなるように押出管を押出成形し、この押出管を幅方向にローラで矯正して幅方向の寸法を更に小さくした後に、高さ方向にローラで矯正して高さ方向に小さくしつつ幅方向に広げるように成形して製造される。 (もっと読む)


【課題】フラックスを比較的正確に塗布しうる扁平管の製造方法を提供する。
【解決手段】扁平管の製造方法は、金属素板20の両補強壁形成部23を左壁形成部11A,11Bに対して同方向に曲げて補強壁用凸条15Aを形成した後、金属素板20を両側壁形成部21,22において曲げることにより、両補強壁用凸条15Aを右壁形成部12Aの内面に当接させるとともに、両補強壁用凸条15Aどうしを密着させて折り曲げ体27をつくることを含む。補強壁用凸条15Aを形成した後に続く金属素板20の曲げを途中で停止して折り曲げ中間体25を形成する。折り曲げ中間体25を加熱し、加熱された折り曲げ中間体25の右壁形成部12Aの内面における両補強壁用凸条15Aをろう付する部分に、ロールコータによりフラックス懸濁液を塗布し、折り曲げ中間体25の有する熱によりフラックス懸濁液の液状成分を気化させる。 (もっと読む)


【課題】微細な中空管を数百本またはそれ以上用いた場合においても、製造に多大な労力を費やすことなく、さらには微細な中空管間に適当な隙間を持たせることで高い放熱性能をもつ熱交換器を提供する。
【解決手段】複数本の中空管11と中空管内部に流体を通流させるためのヘッダー14および、複数の中空管11をヘッダー14に固定させるための樹脂にて形成された隔壁とを備えた熱交換器10であり、複数本の中空管11が一定本数ごとに集束されて、複数の中空管束12が形成されていることを特徴とする。これによって、数百本単位またはそれ以上の中空管11を束ねて熱交換器10を構成する場合においても、中空管外表面に外気が触れるための適度な隙間を形成することが可能となり、安定した熱交換性能を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】凝縮効率を向上させることができる凝縮器の提供。
【解決手段】凝縮器139は、内部を流れる被凝縮流体である空気と外部を流れる凝縮流体との間で熱交換を行う凝縮器であって、樹脂製の共通送風管134と、金属製の凝縮部120とを備えている。共通送風管134は、被凝縮流体が流通する第3送風管134cと、被凝縮流体が流通する第4送風管134dとを有する。凝縮部120は、第3送風管134cと第4送風管134dとの間に配置され第3送風管134cから第4送風管134dに流れる被凝縮流体が流通する複数の凝縮管135と、凝縮管135の上端側に配置される第1管板と、凝縮管135の下端側に配置される第2管板と、を有する。第1管板には、その板厚方向に貫通する複数の孔が設けられている。凝縮管135は、所定の間隔をあけて配置されており、第1管板の孔から下方に向かって延びている。 (もっと読む)


【課題】複数の扁平管を備えて該複数の扁平管が異温度の流体が流れる複数の熱交換部に区分された熱交換器において、相隣る熱交換部間の流体の熱交換による性能低下を抑制する。
【解決手段】熱交換器は、側面が対向するように平行に配置されて内部を流体が流れる複数の扁平管(33)と、相隣る扁平管(33)の間を空気が流れる複数の通風路に区画する複数のフィン(36)とを備えている。複数の扁平管(33)は、異なる温度の流体が流れる複数の熱交換部に区分されている。複数のフィン(36)は、相隣る扁平管(33)の間に位置し、両扁平管(33)に対向する両端が両扁平管(33)の双方に接合される接合フィン部(38)と、両扁平管(33)に対向する両端のうちの少なくとも一端が対向する扁平管(33)に接合されない非接合フィン部(39)とを備えている。非接合フィン部(39)を各熱交換部の間の領域に設ける。 (もっと読む)


【課題】冷媒入口部から遠い部位の風下側流路列群に流れやすい冷媒流れの偏りを改善する熱交換器を提供する。
【解決手段】蒸発器1は、流入口51および流出口52が横方向の一方側端部で同一の側に設けられる。流入口51から最遠部位の風下側流路列群210に接続される風下側下部タンク411の内部と、流出口52から最遠部位の風上側流路列群220に接続される風上側下部タンク421の内部とを連絡するように、流入口51および流出口52が配置される同一の側の端部に対して横方向の他方側に設けられ、流出口52から最遠部位の風下側下部タンク411内部の冷媒の一部を風上側下部タンク421に流入させて最遠部位の風上側流路列群220に供給する第2連通路43を有する。第2連通路43は、コア部100を構成する体格よりも横方向または上下方向に突出した位置に配置される。 (もっと読む)


【課題】冷媒放熱器にて冷媒と熱交換して吹き出される送風空気の温度分布を抑制する。
【解決手段】複数のチューブ121の積層方向に延びるヘッダタンク122の内部空間を圧縮機から吐出された気相冷媒を流入させる流入空間122aと、冷媒放熱器12から液相冷媒を流出させる流出空間122bとに分割し、流入空間に接続されるチューブを第1チューブ群121aとし、流出空間に接続されるチューブを第2チューブ群121bとする。さらに、複数のチューブ121の本数Xに対する第1チューブ群121aの本数の割合Y、冷媒放熱器12の熱交換領域を構成するチューブ121の長手方向長さWおよびチューブ121の積層高さHを適切に決定することによって、第2チューブ群121bから流出する液相冷媒の過冷却度SCが24.7℃以下とする。 (もっと読む)


【課題】フィンと伝熱管との接触熱抵抗を効果的に低減して、高い熱交換性能を発揮可能とすると共に、ろう付けによってフィンと伝熱管とを固定する際に、ろう付け不良の発生を有利に低減することが可能なフィン・アンド・チューブ型熱交換器を提供すること。
【解決手段】フィン12の組付けスリット16の周縁部に立設されたカラー部20を、その先端側に向かうに従って厚さが薄くなるようにして、先端薄肉化形状とすると共に、かかるカラー部20を組付けスリット16の内方に傾斜させて、カラー部20の先端部が、扁平多穴管14の表面に対して弾性的に当接するようにして、フィン・アンド・チューブ型熱交換器を構成した。 (もっと読む)


【課題】冷却性能を向上しうるエバポレータを提供する。
【解決手段】エバポレータ1に、複数の熱交換チューブ9からなるチューブ列11,12が、通風方向に並んで2列設ける。両チューブ列11,12の上端部を、風下側および風上側上ヘッダ部5,6内に突出するように挿入した状態で両上ヘッダ部5,6に接続する。両上ヘッダ部5,6にそれぞれ複数の区画15,16,17,23,24を設け、各区画15,16,17,23,24に複数の熱交換チューブ9を通じさせる。風下側上ヘッダ部5の区画15と風上側上ヘッダ部6の区画23とが通風方向に並んで組をなす。風下側および風上側の両上ヘッダ部5,6間に、風下側上ヘッダ部5の区画15と風上側上ヘッダ部6の区画23とを通じさせる連通路32を設ける。連通路32の下端を、熱交換チューブ9の上端よりも下方に位置させる。 (もっと読む)


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