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国際特許分類[F28F19/06]の内容

国際特許分類[F28F19/06]に分類される特許

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【課題】結露による熱交換性能の低下が効果的に抑制されると共に、空気調和機のコンパクト化に十分対応することが可能な空気調和機用サーペンタイン熱交換器を提供する。
【解決手段】フィン12の多数枚を、熱交換流体である空気の流通方向(x方向)に対して垂直な方向(y方向)に、互いに平行に且つ0.6〜5.0mmの間隔を隔てて配置してフィン群14を形成し、そのようなフィン群14の複数を、それらx方向及びy方向に対して直角な方向(z方向)に、各フィン群14が互いに2.0mm以下の距離を隔てた状態となるように一列に配列し、複数段のフィン群を構成すると共に、それら各段のフィン群14を順次貫通するように、伝熱管16を蛇行形態において配設して、空気調和機用サーペンタイン熱交換器10を構成した。 (もっと読む)


【課題】孔食の発生を抑制することができるとともに、高い耐食性を有する排気系部品およびEGRクーラ、ならびに排気系部品の表層の形成方法を提供する。
【解決手段】EGRクーラ1は、ケース2、冷却媒体流入管4、冷却媒体流出管5、排気ガス冷却管7、排気ガス流入管8および排気ガス流出管9により構成されている。この排気ガス冷却管7は、上流側端部7a、下流側端部7bおよび壁部7cにより構成されており、壁部7cは、フェライト系ステンレス鋼からなり、壁部7cの内周側にオーステナイト系ステンレス鋼からなる表層70を有し、表層70が炭素(C)と、窒素(N)と、ニッケル(Ni)とを含み、少なくとも13のNi当量を有する固溶層70aで形成されている。この表層70は、壁部7cの内周側のうちの排気ガスGが接触する部位の全域に形成されている。 (もっと読む)


【課題】圧縮された黒鉛膨張体から成り板面に対して平行方向に優れた熱伝導率を有する熱伝導板と、その製造方法を提供する。
【解決手段】板表面に対し平行な熱伝導率を、板表面に対し垂直の熱伝導率より少なくとも50%高くする。本発明に基づく熱伝導板は、特に、床や壁や天井等に平面的に配置された暖房装置や空調器の熱を伝達するために利用され、また建屋、自動車、機械設備およびタンクにおいて、熱伝達および放熱するために用いられる。更に、本発明に基づく熱伝導板は、結合剤や追加材の添加なしに、形状が安定し、連続法で製造できる。 (もっと読む)


【課題】熱交換チューブ個体毎の耐食性バラツキをなくし、耐食性の向上を図れるようにした熱交換器を提供すること。
【解決手段】アルミニウム製のチューブ3とフィン4とをろう付けしてなり、ろう付け前のチューブ表面3aにZn溶射を施さず、Si粉末、非腐食性フラックス、Zn置換フラックスを固着したものをろう付けしてなる熱交換器において、ろう付け後のチューブ表面におけるZn濃度が0.3%〜1.0%であり、チューブ表面におけるZn拡散深さが80μm以下であり、フィン、チューブ表面及びチューブ芯部3bの電位が、(貴)チューブ芯部>チューブ表面>フィン(卑)の関係にあり、かつ、ろう付け後のチューブ芯部とチューブ表面、及びチューブ表面とフィンの電位差を、それぞれ40mV〜60mVの範囲とする。 (もっと読む)


【課題】流路穴の内部圧力に対する十分な耐圧強度を確保しつつ、十分な冷媒流量を確保する。
【解決手段】扁平伝熱管41,42,43,・・・は、扁平管本体141,142,143,・・・の内部に、横断面が矩形状である流路穴hoが当該本体141,142,143,・・・の横断面の長軸方向Xに並んで形成されている。流路穴ho間の仕切り部160の厚さt1を、流路穴hoの第1幅hで無次元化した値をt1/hとし、扁平管本体141,142,143,・・・の外周から流路穴hoまでの厚さである外周厚さt2を、第1幅hで無次元化した値をt2/hとする。長軸方向Xに沿った流路穴hoの第2幅wと第1幅hとの比率、即ちアスペクト比w/hが、0.4≦(w/h)≦1.5であると共に、流路穴hoの内部圧力Pが10.0MPa≦P≦40.0MPaの場合、
0.35≦(t2/h)/(t1/h)≦1.45
の関係が成立する。 (もっと読む)


【課題】高温のプロセスストリームに曝される金属チューブ熱交換装置に腐蝕および腐蝕に誘導されるファウリングに対する抵抗性を賦与する。
【解決手段】内側表面および外側表面を有するプロセスストリームを加熱するための伝熱装置10であって、前記伝熱装置10は、X、YおよびZを含むスチール合金で形成されるチューブであり、前記チューブは、40マイクロインチ(1.1μm)未満の算術平均表面粗さを有するスチール合金からなる基材層、内側表面および外側表面の少なくとも一方の上に形成された10〜40重量%のクロムを含有するクロム富化酸化物層、硫化物、酸化物、酸硫化物またはそれらの混合物を含む前記クロム富化酸化物層、の3層を含むことを特徴とする伝熱装置10等の表面上に形成された表面保護層。 (もっと読む)


【課題】 フィン潰れが発生し難い小さな拡管力であっても、十分な接合状態を得ることのできるアルミニウム合金製内面溝付き管、またはその製造方法を提供する。
【解決手段】 内面長手方向に突状型フィンを有したアルミニウム合金製内面溝付き管において、管外側表面の表面粗度がRaで2μm〜10μmの範囲であることを特徴とする、アルミニウム合金製内面溝付き管を用いる。または、アルミニウム合金製の管に対して、内面溝付け加工を行う工程と、管外側表面の表面粗度がRaで2μm〜10μmの範囲となるように、粗面化処理を行う工程と、を含む、内面長手方向に突状型フィンを有するアルミニウム合金製内面溝付き管の製造方法を用いる。 (もっと読む)


【課題】 経年腐食により管部材の接続箇所から流体が漏洩するのを好適に防止し得る管部材の接合体、その接合方法、及び該接合体を備える冷凍サイクルの熱交換器を提供する。
【解決手段】 接合体40は内嵌管部材50とこれに外嵌する外嵌管部材60とを備え、内嵌管部材の外周面52上には犠牲防食層53が設けられ、且つ、外嵌管部材60との接合箇所付近には非防食部54が内嵌管部材50を周回して形成されており、内嵌管部材50の非防食部54と外嵌管部材60との間がロウ付けされることにより、内嵌管部材50及び外嵌管部材60が互いに接合されている。 (もっと読む)


【課題】給湯用熱交換器の水流路高温出口側に生成付着するカルシウムスケールの付着防止方法として、一般的にろう接用として使用されているりん銅ろうを活用することで特別な部材を使用することなく、低コストでスケール付着防止が可能となる方法を用いた熱交換器を提供する。
【解決手段】熱交換器の水流路1に生成するカルシウムスケールの付着抑制は水のpHを低下させてカルシウムスケールの溶解度を上げる事が広く知られており、この効果をりん銅ろうで形成する皮膜2中のリン成分から生成されるリン酸で発揮させる。 (もっと読む)


【課題】ろう付け接合後に耐食性を有し、フラックスの塗布による生産性の悪化を抑制可能なクラッド材を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金製の芯材41に対して、アルミニウム−亜鉛合金製の犠牲腐食材42からなる犠材層、アルミニウム−シリコン合金製のろう材からなるろう層が順にクラッドされた3層構造になっており、犠牲腐食剤42にマグネシウムを添加しておく。これにより、ろう付け接合時にろう材層が融解して、犠材層に添加されたマグネシウムによって接合面に形成された酸化皮膜を除去し、フラックスの塗布を必要とすることなく、低酸素濃度環境下でろう付け接合することができる。 (もっと読む)


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