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国際特許分類[G01J3/08]の内容

国際特許分類[G01J3/08]に分類される特許

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【課題】 外付け付属品や光路切換ミラーの状態を認識できるようにして、誤操作することなく外付け付属品による測定ができるようにした分光光度計を提供する。
【解決手段】 内蔵検出器24と、外付け検出器32とを備え、着脱可能な光路切換部23aを試料室23に装着したときには、内蔵検出器24からの検出信号に基づいた測定に代えて外付け検出器32からの検出信号に基づいた測定が行われるように切り換わる分光光度計10であって、内蔵検出器24または外付け検出器32からの測定データについての閾値Tを記憶する測定データ閾値記憶部51と、測定光を試料室23に導入した状態で、内蔵検出器24または外付け検出器32からの測定データと閾値Tとの比較結果に基づいて、いずれの検出器が測定光の受光が可能な状態かを認識する受光検出器認識部52とを備える。 (もっと読む)


【課題】回転セクタ鏡の回転により測定光を異なるモードに振り分ける分光光度計において、各モードのデータ積算期間の設定に関する調整を容易にした分光光度計を提供する。
【解決手段】制御部20は、変化検出部19からモードD1を積算対象とする通知を受けると、遅延時間記憶部21からモードD1に対応する遅延時間Td1を参照する。そして、変化検出部19から通知を受けた時点から遅延時間Td1だけ経過した後にADC18にデータ採取信号を一定の期間送る。ADC18はデータ採取信号を受信している期間内で光検出器17からの光強度信号のサンプリングとデジタル値への変換を行い、積算処理部22に送る。積算処理部22ではADC18から取得されたデータの積算が行われ、該積算値は制御部20に送られた後、制御部20によって積算値記憶部23内のモードD1に対応する記憶領域内に保存される。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構成で、メンテナンスしやすいセクターミラーを提供する。
【解決手段】 回転軸1に挿嵌される軸取付孔3aを備えた固定部3と、固定部3の周辺の一部から延びる連結部4を介して固定部3と一体構造で連結された調整部5とからなる取付部材2を備え、前記調整部5は回転軸1の先端面より前方で固定部3の前面側に配置され、かつ、調整部5の前面側に反射鏡7が、背面側にチョッパ10が取り付けられており、前記連結部4を除く固定部3と調整部5の間には、回転軸1の軸芯と直交する方向に延びる調整用の隙間Lが形成され、調整部5の前面に調整ネジ12a,12b,12cが設けられ、この調整ネジを回動することにより、連結部4を支点として調整部5を変位させて反射鏡7の取付角度を調整する。 (もっと読む)


【課題】測定結果へのノイズの影響を低減し、スペクトルデータの段差を改善することができる分光光度計の提供。
【解決手段】試料に向かって光を出射する光源部30と、試料を透過した光が入射する光検出器7と、光源部30及び光検出器7を制御する制御部21とを備え、光源部30は、赤外領域及び可視領域の光を出射する第一光源1と、紫外領域の光を出射する第二光源2とを有し、制御部21は、切替設定波長で第一光源1の点灯と第二光源2の点灯とを切り替えることが可能な分光光度計10であって、光源部30は、切替設定波長を含む波長領域の光を出射する発光ダイオード3を有し、制御部21は、第一切替設定波長で第一光源1の点灯と発光ダイオード3の点灯とを切り替え、第二切替設定波長で発光ダイオード3の点灯と第二光源2の点灯とを切り替えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】測定結果の信頼性やオペレータの作業効率を損なうことなしに、光源光による光学素子の劣化を低減することのできる分光光度計を提供する。
【解決手段】複数の光源11、12、分光器15、及び光検出器18を含む測光部10を具備する分光光度計において、所定時間に亘って測定が行われず且つ操作入力もない場合に、光源11、12からの光が以降の光学素子に入射しない状態となるように光源切替ミラー13を駆動する。これにより、光源光が必要以上に長時間に亘って光学素子に照射されるのを防止し、光による光学素子の劣化を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】複数の光源を有する分光光度計において、光源を消灯せずに切換えるとともに、迷光の影響を抑制することのできる分光光度計を提供する。
【解決手段】試料セルに光源からの特定波長の光を透過させ、透過した光を検出して試料の成分を分析する分光光度計の光源切換方法であって、複数の光源のうちの可視域の波長の光の光源からの光路をシャッター板で遮断するようにシャッター板を移動させ、紫外域の波長の光の光源からの光路を試料セルへ導き透過させることで、紫外域の波長に対応する試料の分析が行われ、続いて、紫外域の波長の光の光源からの光路をシャッター板で遮断するようにシャッター板を移動させ、可視域の波長の光の光源からの光路を試料セルへ導き透過させることで、可視域の波長に対応する試料の分析が行われる。 (もっと読む)


検出光路と、少なくとも1つの第1の結像光学系(2、5)とを備えるレーザ走査顕微鏡又はスペクトル検出器であって、第1の結像光学系が、スペクトル分散されたプローブ光をフーリエ面に結像し、それにより、フーリエ面で、プローブ光の個々のスペクトル成分が空間的に互いに分離され、フーリエ面にはマイクロミラーアレイ(4)が設けられ、マイクロミラーの制御により、検出光線のスペクトル選択性偏向が行われ、検出器光線の有用光成分が検出器に達する、レーザ走査顕微鏡又はスペクトル検出器において、スペクトル選択を向上するために、少なくとも1つの第2のマイクロミラーアレイ(15)が提供され、第2のマイクロミラーアレイへの第1のマイクロミラーアレイの1対1結像が提供されるか、または同じマイクロミラーアレイを光が少なくとも2回通過し、光学手段を通る第1の通過と第2の通過の間の光路内で、少なくともマイクロミラーアレイ上での第1の通過時と第2の通過時の光線の空間的なずれが生成される、レーザ走査顕微鏡又はスペクトル検出器。
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【課題】測定所要時間を延ばすことなく信号のノイズを低減し、吸光度等の計算値の精度を向上させる。
【解決手段】被測定試料の透過光による試料側測定信号及び参照試料の透過光による参照側測定信号については、セクタ鏡の回転に伴う1サイクル中に得られるデータのみを積算し平均値を算出する。一方、光検出器に光を入射しない暗信号については、複数サイクルに跨って得られるデータを積算し平均値を算出する。暗信号は時間経過に伴う変化が緩慢であるため、複数サイクルに亘る積算を実行しても信号の鈍り等の問題が生じない。3サイクルに亘る暗信号データの積算を行うとノイズは従来の1/√3に下がるため、1サイクルの時間、即ち測定所要時間が従来と同じでも暗信号を除去した測定信号のSN比を改善することができる。 (もっと読む)


【課題】一つの波長に対して収集される有効な試料側信号データ及び参照側信号データの数を増やすことにより、測定値のS/Nを改善する。
【解決手段】波長走査を伴う測定に際し、波長を変更するために回折格子3が機械的に駆動されている期間に、シャッタ6を閉じて検出器17に入射する光を遮蔽する。そして、その間に暗信号データを収集する。駆動された回折格子3の振動が静定して波長が安定した状態でシャッタ6を開くと、回転セクタ鏡8の回転に伴い、被測定試料13を透過した試料側光束Lsと参照試料12を透過した参照側光束Lrとが交互に検出器17に到達するから、試料側信号データと参照側信号データとを交互に収集する。試料12、13に適切な光が照射されている状態では試料側信号データと参照側信号データのみが収集されるので、有効なデータ数が増えて測定値のS/Nが改善される。 (もっと読む)


【課題】分光光度計を構成する要素の切替えによって検出信号のグラフに生じるノイズや段差を分析者が容易に判別できるようにする。
【解決手段】外部制御装置10は光測定部8で得られた検出データに基づいて吸光度スペクトルなどのグラフを作成してデータ表示部16に表示させることができ、さらに、切替え波長記憶部12に格納されている各切替え波長の位置をデータ表示部16のグラフ上に表示させることもできる。
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