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国際特許分類[G01R33/341]の内容

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国際特許分類[G01R33/341]に分類される特許

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【課題】磁気共鳴信号を検出するボリュームコイルであって、既存の市販のフェーズドアレイ頭部コイルに匹敵し、非常に優れた画像均一性と高いSNRを提供する。
【解決手段】受信コイル構造は、受信したMR信号を最大化するように、撮像される一部に隣接した内部の局所用ボリュームコイルと、ケーブルによって信号処理システムに接続された、磁石の内蔵式全身用コイルである外部コイルとを含む。両方のコイルが共通の共振周波数に個々に同調され、局所用ボリュームコイルは送信段階の間に内部の電流を止めるための構造を有する。局所用ボリュームコイルにはケーブルがなく、外部コイルへの誘導結合によって、外部コイルを介して信号処理システムに内部のMR信号を伝えるように配される。ループの同調への干渉による、および、誘導結合における固有の損失にもかかわらず、これによって、MR信号が増加し、局所的なボリュームコイルをワイヤレスにする。 (もっと読む)


【課題】渦巻状の電気導体32の電気抵抗を増加させることなく、渦巻状の電気導体32における電流中心の偏りを矯正可能な磁気共鳴イメージング装置を提供する。
【解決手段】渦巻状の電気導体32の厚さが、電気導体32の幅方向で異なり、電気導体32の湾曲部11では、幅方向を曲率半径の半径方向として、半径方向の湾曲部11の外側は内側に比べて、電気導体32の厚さが厚くなっている。電気導体32は、厚さが略一定の定厚部材と、定厚部材の上に局所的に設置される追加部材とを有する。また、電気導体32は、厚さが略一定の定厚部材を有し、定厚部材には、略一定の厚さより薄い異厚部が局所的に設けられている。そして、電気導体32は、傾斜磁場コイルと、シムコイルと、高周波照射コイル、高周波受信コイルの内の、少なくともいずれか1つである。 (もっと読む)


【課題】表面コイルの感度分布の空間的に不均一さが計測データに与える影響を補正するための補正値を算出する補助計測を効率的に行う。
【解決手段】補正値を算出するための補助計測として、全身コイルを用いる第1の補正計測と表面コイルを用いる第2の補助計測とを、それぞれ検査対象領域に作用する磁場が異なる時間変化を示すシーケンスに従って実行する。両補助計測により得られた計測データから本計測に用いるコイルの感度分布の不均一の影響を補正する補正値を算出する。 (もっと読む)


【課題】MRI装置のRFコイルに関し、簡易な構成で円偏波磁界の照射効率と受信感度とを向上させる。
【解決手段】1つの入出力端子の組と2つのループとを備えるRFコイルであって、各ループで発生および検出する直線偏波磁界が直交し、かつ、合成すると円偏波磁界となるよう両ループを配置するとともに両ループのキャパシタの値を調整する。 (もっと読む)


【課題】送信感度分布を高精度に計測可能であって、画像品質を向上できる。
【解決手段】送信感度不均一が除去され、撮影領域内の組織のみに依存したコントラストを示す割算画像WI(x,y)において、その各組織を示すラベリング情報RB(x,y)を用いて、本スキャン画像AI1c(x,y)から複数のセグメントを抽出する。そして、その本スキャン画像AI1c(x,y)において抽出された複数のセグメントのそれぞれについて、各セグメントを構成する画素における画素値と画素位置との関係を示す関係式を、多項式モデルにフィッティング処理することによって算出した後に、その算出された関係式に基づいて、送信感度分布T(x,y)を生成する。そして、このようにして算出した送信感度分布T(x,y)を用いて、本スキャン画像AI1c(x,y)について補正を実施する。 (もっと読む)


無線周波数コイルが、環状導体又は平行な環状導体22、22c、22dを有し、この環状導体が、(i)上記環状導体の平面から外へ向けられる第1の磁気共鳴周波数の第1のB場B1,uniformを生成する一様な電流分布と、(ii)上記環状導体の平面と平行に向けられる第2の磁気共鳴周波数の第2のB場B1,sineを生成するシヌソイド電流分布とをサポートするよう構成される。静磁場Bを生成する磁石10と、選択された傾斜磁場を上記静磁場上に重畳するよう構成される傾斜磁場システム14と、上記環状導体又は平行な環状導体22、22c、22dを含む上記無線周波数コイルとを有する。
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【課題】膜の特定箇所からプロトン性溶媒が膜中に拡散する際の膜中のプロトン性溶媒量を計測する。
【解決手段】測定装置100は、核磁気共鳴法を用いて膜115中の特定箇所のプロトン性溶媒の量を局所的に測定する装置である。測定装置100は、膜115に対して静磁場を印加する永久磁石113、膜115の一部に対して励起用振動磁場を印加するとともに励起用振動磁場に対応するエコー信号を取得する平面型コイル114、およびエコー信号の強度からT2緩和時定数を算出し、算出した前記T2緩和時定数から膜115の特定箇所におけるプロトン性溶媒量を算出する溶媒量算出部124を備える。永久磁石113に、プロトン性溶媒を含む流体が流れる流路溝が設けられている。膜115は、永久磁石113の流路形成面に平行に設けられ、永久磁石113が、膜115の厚さ方向に静磁場を印加する。 (もっと読む)


【課題】画像品質を向上させる。
【解決手段】ダブルフリップアングル法によって送信感度分布算出部232が送信感度分布f(x,y)を算出する(S31)。つぎに、その算出した送信感度分布f(x,y)を閾値処理部233が閾値処理する(S41)。そして、その閾値処理後の送信感度分布fh(x,y)を用いて、画像補正部131が本スキャン画像AI(x,y)を補正する(S71)。 (もっと読む)


【課題】センサヘッドを測定対象面上で走査させるタイプの磁気共鳴装置であって、開放面に静磁場を発生させるオープンタイプの磁気共鳴装置において、測定対象に深く高周波磁場を挿入することができ、かつ高周波磁場発生コイルの精度がよく、空間的分解能に優れた磁気共鳴装置を提供する。
【解決手段】立体的に構成したプリントインダクタからなる高周波磁場発生コイル6(以下コイル6という。)を備えている。このコイル6はコイル支持台66の両面に形成したプリント配線61と、この両面を貫通するスルーホール62と、このスルーホール62に挿入してプリント配線61と電気的に接続するピン63で連続的にループ状に構成された電導路とを備える。また、コイル6の軸方向に位置する面66aと、そのコイル6の軸に平行となる面66bと、を測定対象面上に選択的にあてがうよう、コイル6を回転させるモータ68を備えている。 (もっと読む)


【課題】 信頼性の高い、膜のプロトン性溶媒の透過特性を算出することができる測定装置および測定方法を提供する。
【解決手段】 測定装置1は、固体高分子電解質膜115に対して静磁場を印加する静磁場印加部(磁石113)、固体高分子電解質膜115に対して励起用振動磁場を印加するとともに、励起用振動磁場に対応するNMR信号を取得する、固体高分子電解質膜115よりも小さい小型RFコイル114、小型RFコイル114で取得した核磁気共鳴信号に基づいて、メタノールのみを示す化学シフト値のスペクトルを取得し、このスペクトルの強度に基づいて、固体高分子電解質膜115中の特定箇所のメタノールの透過特性を算出する透過特性演算部132を有する。 (もっと読む)


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