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国際特許分類[G02F1/39]の内容

国際特許分類[G02F1/39]に分類される特許

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【課題】回路規模を大きくすることなく適切に信号光を再生させる。
【解決手段】光ループ再生回路20のPBS16は、信号光とポンプ光との合成光から、第1の偏波成分と、第1の偏波成分と直交する第2の偏波成分とを、2つの出力ポートに出力する。2つの出力ポートの間をループ状に接続した伝送路である光再生ループ上には、再生回路18が設けられ、再生回路18は第1の偏波成分および第2の偏波成分を、パラメトリック増幅する。光再生ループ中を伝搬し、PBS16において、再度合波され、PBS16の入力ポートから出力された合成光は、信号光の波長λsの光を通過させるBPF19を通過し、BPF19から再生された信号光が出力される。 (もっと読む)


【課題】近赤外、赤外波長領域で利用可能な光パラメトリック発振による波長変換装置を提供すること。
【解決手段】非線形光学結晶に式(1)で表される周期dで正負の極性が交番する周期的分極反転構造を形成し、擬似位相整合を用いて周波数ω3の光1を入射させることで周波数ω3=ω1+ω2の関係を満たす周波数ω1と周波数ω2の各光2、3を出力させる波長変換素子4と、この素子が配置される光共振器5とで構成される光パラメトリック発振波長変換装置であって、非線形光学結晶が窒化物単結晶で構成されていることを特徴とする。
d=m/[(n3/λ3)−(n2/λ2)−(n1/λ1)] (1) [式(1)において、mは位相整合の次数、λ1、λ2、λ3は周波数ω1、ω2、ω3の光の波長、n1、n2、n3は周波数ω1、ω2、ω3の光に対する窒化物単結晶の屈折率] (もっと読む)


【課題】 本発明は,高効率な光パラメトリック発振器を提供すること,及び連続光をチューナブルに発振できる光パラメトリック発振器を提供することを目的とする。
【解決手段】 本発明は,基本的には,励起光(31),シグナル光(32)及びアイドラ光(33)が,それぞれ共振する,光パラメトリック発振器に関する。そして,励起光の共振経路に含まれる光学素子を少なくすることで,高効率な光パラメトリック発振を得ることができるという知見に基づく。
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0.5から5THzの周波数範囲内の波動放出を有し、半導体ヘテロ構造を備えるレーザデバイスに関する。ヘテロ構造は、円柱形を有し、近赤外線スペクトルに属する少なくとも2つの光学ウィスパリングギャラリモードを放出することができる放出手段を含む第1の光学的非線形半導体材料層を備え、2つのウィスパリングギャラリモードが第1の層内に閉じ込められ、0.5から5THzの周波数を有する電磁気ウィスパリングギャラリモード(テラヘルツモード)内の放射の発生を第1の層内で可能にし、放射が2つのウィスパリングギャラリモードの周波数差によって得られ、前記ヘテロ構造の円柱形状が、近赤外線スペクトルに属する2つの光学ウィスパリングギャラリモードと、その周波数差からのテラヘルツモードとの間の位相同調を確実にする。ヘテロ構造は第2の半導体材料層および第3の半導体材料層をさらに備え、少なくとも1つの金属層がヘテロ構造の一方の端部に配置される。
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【課題】信号光の入力パワーの影響を受けることなく光信号の波形整形および雑音抑制を行う光信号処理装置を提供する。
【解決手段】非線形光学媒質1には、互いに波長の異なる信号光、励起光、制御光が入力される。励起光のパワーは、非線形光学媒質1において所望の利得が発生するように制御される。制御光のパワーは、非線形光学媒質1の利得が飽和するように制御される。 (もっと読む)


【課題】 量子暗号鍵配付システムの光源として有用な、光子対生成効率が高く、特殊部品の調達が必要なく、装置の調整や制御の手間が少ない、偏波もつれあい光子対の生成装置を提供する。
【解決手段】 本発明の偏波もつれあい光子対の生成装置は、適切に配置された1つのタイプI非線形光学結晶と偏波ビームスプリッターをカスケードに光学接続し、簡便な構成により偏波もつれあい光子対を生成することをその特徴とする。また、その調整ならびにもつれあい光子対の生成確認のための装置を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


交互極性を備える周期的に分極された領域20、30を持つ非線形光学結晶10を有する波長変換装置100を提案する。前記装置100は、前記装置の軸Xに沿った前記分極された領域の周期41、42が、前記軸に対して垂直な方向Yにおいて変化することを特徴とする。本発明は、分極周期が所与の温度に対応するという洞察に基づいている。従って、前記波長変換装置において或る方向に沿って異なる分極周期を設けることで、有利には、その方向に沿った前記装置の位置を、温度と相関させることが可能になる。
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【課題】波長アジャイルレーザ送信装置および送信方法を提供すること。
【解決手段】第1の波長においてポンプビームを出力するように構成されたポンプレーザと、光学パラメトリック発振器とを備えている波長アジャイルレーザ送信器が提供される。上記光学パラメトリック発振器は、第1の波長における光を、該第1の波長よりそれぞれ長い第2の波長および第3の波長における光に変換するように構成された非線形光学媒体と、ポンプビームを受信し、該ポンプビームを該非線形光学媒体の第1の端部の中に向けるように構成された第1の光学素子と、該非線形光学媒体の第2の端部の近位に配置される第2の光学素子と、該第1の光学素子の近位に配置されたエタロンと、該エタロンの近位に配置される第3の光学素子とを備え、出力ビームは、該第2の光学素子を通って透過される該第3の波長における光に対応する。 (もっと読む)


【課題】微細構造分裂に起因するエネルギー相関を消去し得る相関光子生成システムを提供する。
【解決手段】この相関光子生成システムは、偏光状態とエネルギー状態とに関して互いに相関する光子1p,2pを生成する光子対生成部31と、これら光子1p,2pの波長をそれぞれ変換してこれら光子1p,2p間のエネルギー状態に関する相関を消去することにより変換光1a,2aをそれぞれ生成する第1波長変換部1および第2波長変換部2と、を備える。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ダイシングソー用の位置合わせマークを不要とし、プロセスが簡易で低コストで波長変換素子を作製できるQPMパタンの周期分極反転構造を持つ波長変換素子用薄膜基板及びこれを切断した波長変換素子用導波路を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る波長変換素子用薄膜基板は、周囲の分極領域の分極方向と逆向きに分極する、長手方向が前記分極領域に収まる長さ且つ所定の幅の線分状の分極反転領域を長手方向である行方向には同一直線上にあるように配列し、幅方向である列方向には平行且つ等間隔で周期的に配列した周期分極構造の擬似位相整合パタンを備える波長変換素子用薄膜基板であって、前記擬似位相整合パタンは、行方向に隣り合う前記分極反転領域間に前記分極領域である隙間があり、前記隙間が行毎に一方向へ一定長づつシフトするように前記分極反転領域が配列されている。 (もっと読む)


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