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国際特許分類[G10C3/06]の内容

物理学 (1,541,580) | 楽器;音響 (32,226) | ピアノ,チェンバロ,小型ピアノまたは同様な弦楽器で1つまたはそれ以上の鍵盤のあるもの (612) | 細部または付属品 (454) | 共鳴手段,例.共鳴弦,響板;共鳴手段の取付け (24)

国際特許分類[G10C3/06]に分類される特許

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【課題】空間の比較的低い周波数の音を減衰させるとともに、特に、その空間における特定の場所で奏する効果を高める。
【解決手段】固有振動が減衰しにくく、且つ低周波数の音波が伝播する空間では、比較的低い周波数の騒音は固有振動姿態の態様に強く依存する。これに対し、固有振動姿態の音圧の腹の場所を制御対象として共鳴体により音圧を低減させれば、空間全体でその周波数の音を効果的に減衰させることができると発明者らは考えた。そこで、評価場所(ここでは、「5」)に位置する固有振動姿態の音圧の腹の場所を制御対象とし、その近傍に共鳴体の開口部を位置させる。これにより、空間における低周波数の音を減衰させるとともに、特に、評価場所で奏する効果を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】 響板の音響特性を向上させることができる響板の製造装置および製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明による響板の製造装置は、響板1の素材となる木質の響板材2を所定の含水率に調湿する調湿手段と、響板材2を所定の温度で加熱する加熱手段11と、響板材2に振動を加える加振手段21と、を備える。また、本発明による響板の製造方法は、響板1の素材となる木質の響板材2を、所定の含水率に調湿する調湿工程と、調湿された響板材2を、所定の温度で加熱する加熱工程と、加熱された響板材2に振動を加える加振工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 加熱により改質された所望の物性を有する響板を、精度良く製造することができる響板の製造装置を提供する。
【解決手段】 本発明による響板の製造装置は、響板8の素材となる木質の響板材1の湿度を予備調整する予備調湿手段と、予備調湿された響板材1を収納する加熱室2と、加熱室2内の響板材1の表面側および裏面側にそれぞれ配置され、響板材1を加熱する第1および第2ヒータ5a、5bと、響板材1の表面および裏面温度T1、T2をそれぞれ検出する第1および第2温度センサ6a、6bと、検出された響板材1の表面および裏面温度T1、T2がそれぞれ第1および第2所定温度TREF1、TREF2になるように、第1および第2ヒータ5a、5bをそれぞれ制御する制御手段7と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】 製造コストを削減できるとともに、良好な耐湿性および外観を維持しながら、優れた音響特性を得ることができる楽器用響板を提供する。
【解決手段】 アコースティックな楽器に用いられ、振動に伴って楽音を発生させる楽器用響板1であって、木材で構成された響板本体2と、響板本体2の上面および下面の少なくとも一方の全体に塗布された透明な塗膜5と、を備え、塗膜5は繊維5aを含有し、繊維5aは、響板本体2の木目方向に沿って配向されている。 (もっと読む)


【課題】 むくりを効率良くかつ精度良く形成でき、形成されたむくりの安定性に優れるとともに、音響特性を向上させることができる響板の製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明による響板の製造方法は、複数の平らな木製の響板材2を所定の含水率に調湿する調湿工程(工程1)と、調湿された複数の響板材2の表面および裏面を、互いに異なる熱量が供給されるように加熱する加熱処理工程(工程2)と、加熱された複数の響板材2を用いて響板1を組み立てる響板組立工程(工程3)と、組み立てられた響板1を加湿および/または乾燥することにより、響板1にむくりを形成するむくり形成工程(工程4および5)と、を備える。 (もっと読む)


【課題】弦発音/弦消音、楽音信号出力/非出力、加振体への出力/非出力、ヘッドフォンへの出力/非出力を任意の組み合わせで連動/非連動させる。
【解決手段】消音切換レバー179(消音切換え手段)の弦発音/弦消音の切換えと、駆動回路(信号出力手段)の電源の投入/遮断と、切換えスイッチ74L、75L、76L、74R、75R、76R(加振体切換え手段)への出力/非出力、ヘッドフォン78の差込みスイッチ79L、79Rの出力/非出力とは一部または全てが連動・一体とされたり、一部または全てが非連動/独立・別体とされたりする。弦137発音、楽音信号出力、電磁駆動ユニット31、37などからの発音、ヘッドフォン78からの発音につき、全て発音・出力から、いずれかの発音・出力、いずれも発音・出力しない無音の状態まで、種々の演奏状態を実現できる。 (もっと読む)


【課題】響板付き電子楽器において、響板で発生させる低音の輪郭を明瞭にする。
【解決手段】DSP25はリバーブ回路30を含んでおり、音源21の左右チャンネルからDSP25に入力される信号に残響効果を付与してDAC26に入力する。DAC26でアナログ信号に変換された楽音信号は、ハイパスフィルタ271、272をそれぞれ通過して増幅された後、高音用および中高音用スピーカ7〜12に入力される。音源21から出力されて、リバーブ回路30を通す前でミキシングされた楽音信号は低音発生用として、響板専用チャンネルSBchを通じてローパスフィルタ273に入力される。ローパスフィルタ273で抽出された低音成分は増幅されて加振器6に入力される。響板3は加振器6で発する振動を受けて可聴周波数で振動し、低音の楽音を発生させる。 (もっと読む)


【課題】アコースティックピアノのような良好な音質で自然な音響を実現する。
【解決手段】電子鍵盤楽器1において、奏者側(前側)には鍵盤17が配設される。鍵盤17の後方には響板33が配設される。トランスデューサ21Aは、響板33の低音側に配置され、トランスデューサ21Bは、響板33の中音域に配置される。各トランスデューサ21は、ペダル18及び演奏操作子15の各操作に基づいて、響板33を加振(励振)することで、音響を発生させる。 (もっと読む)


悪影響を及ぼす干渉や音の歪みに繋がるエネルギ蓄積効果を回避して、楽器の音響を改善する方法を提供する。楽器の希望する一次音がエネルギ蓄積効果によって影響を受ける前に、音響エネルギを、音の生成に直接関与しないパーツから意図的に外部へ導く方法(運動力学的処理)にて音を改善できる。一次音の生成には楽器の全パーツが理想的な初期状態であることが必要であるが、運動力学的処理を行うことにより、楽器の全パーツを、音を発生させる上で必要な最小限のエネルギのみを有する状態、すなわち、前記理想的な初期状態に瞬時に戻すことができる。運動力学的処理は、楽器のパッシブエリア内にある一つのパーツ(1)に、内部の音速が8000m/s以上の結晶体(1)を少なくとも一つ取り付けることにより実現している。
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楽器において、一次音の生成に直接関与するパーツを、一次音の生成に直接関与しないパーツやコンポーネントから分離することにより、楽器の音響を改善する方法について提供する。演奏技術上の機能や視覚的な効果が主な機能であって静止した状態のパーツ(6,7)から音響的にアクティブなエリアを分離することによって、一次音への干渉や一次音の歪みの原因となる振動およびバイブレーションの放出を防止することができる。本発明においては、音の伝播を削減する素材(1)によって形成される中間層を、パーツ間を繋ぐ連結部に設けている。
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