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国際特許分類[G10D3/02]の内容

国際特許分類[G10D3/02]に分類される特許

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【課題】弦楽器の棹に直接に密閉空洞を形成することで計画的に予め設計した通りの密閉空洞を形成して減衰時間の長い良音質を得る。
【解決手段】三線等の弦楽器の棹部2の内部に棹の長手方向の細長い空洞1を形成すると、弦の振動に前記空洞1が共鳴するので、弦の振動に胴部が共鳴して音を出す作用と相まって、弦楽器全体の共鳴音の減衰時間が延び音質が改善される。また、棹2に空洞1が出来るため、棹部2が軽量化される。この空洞1の一端又は両端が開放していると、音が逃げてしまって、音質が悪くなるが、前記空洞1の両端が閉じられて密閉していると、共鳴音が逃げないので、音質が改善される。 (もっと読む)


【課題】振動板を有する楽器において、振動板の振動特性を制御して、発音される音質を変化させる。
【解決手段】ギターは、エンドブロックに接続された支持部材50によって、表板11aに接続されるように支持されたアクチュエータ40を有する。このアクチュエータ40は、表板11aへの弦2からの力Fs、および表板11aの振動状態を検出するセンサからの検出結果に応じた力Faを、支持部材50を支点として表板11aに作用させて、強制的に表板11aの振動特性を変化させた状態を作り出す。したがって、ギターは、表板11aの振動特性を実質的に変化させることにより、音質を変化させて発音することができる。 (もっと読む)


【課題】音域が少なくとも27.5Hz以下の低音域まで伸びている小型の箏を提供すること。
【解決手段】一端部を竜頭11、他端部を竜尾12とする胴1と、竜頭11と竜尾12との間に張架される複数の絃2と、竜頭11の上面に突設され絃2を支持する竜角3と、竜尾12の上面に突設され絃2を支持する雲角4と、胴1の上面に載置され張架された絃2を適宜の位置で支承し音程を可変にする琴柱5と、竜頭11及び竜尾12の一方に備えられ絃2の一端を係止する一端係止機構6と、竜頭11及び竜尾12の他方に備えられ絃2の他端を係止すると共に絃2の張力を調節する張力調節係止機構7と、を有する箏であって、絃2は金属製であり、胴1はその長さが150cm以下であり、その音域は少なくとも27.5Hz以下の低音域まで伸びていることを特徴とする箏。 (もっと読む)


【課題】音響効果をもったピックガードを提供する。
【解決手段】上板と、開口部が設けてある中板と、底板とを重ねて張り付けて前記開口部によりピックガード5内部を空洞化することによって、演奏時に音の響きが重なり独特な音響効果が得られる構成とする。 (もっと読む)


【課題】打楽器のヘッド材や弦楽器の胴貼り材として用いることができる音響用シートであって、それを用いた楽器の音響特性が木材や革のような天然材料を用いた場合の音響特性に近い優れた音響特性である音響用シートを提供する。
【解決手段】結晶配向性の均一な合成樹脂シートからなる基体1に、基体1と結晶配向性の異なる変化領域2が、複数分散して形成されている音響用シート10とする。音響用シート10は、合成樹脂シートが厚み方向に剥離されてなる層間剥離3を備えているものとすることができる。 (もっと読む)


【課題】スピーカや楽器の振動板に求められる各種の特性をバランス良く有し、それにより、優れた音響特性を得ることができる振動板を提供する。
【解決手段】波形に成形された木製薄板から成るコア部材2と、平らな木製薄板で構成され、コア部材2の表裏面にそれぞれ接着された表側および裏側ライナー部材3、3と、を備えている。また、コア部材2は、その木製薄板の繊維方向と波形が連続する方向とが一致するように成形されていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 今までの尺八は、指穴の開閉により音を変化させる為に、指が届く長さの筒しか使えなかった。それ故に、仮に指穴を全てふさぎ、ディジュリドゥーのように使ったとしても、深くて低い音は出せなかった。
またディジュリドゥーも、その形状及び構造の為、尺八の様に歌口から吹く息が割れる音を表現することができなかった。
【解決手段】 少なくとも1mを超えるほどの長い筒に吹く息を割って音を出す歌口を設けた管楽器を特徴とする。 (もっと読む)


【課題】空間の比較的低い周波数の音を減衰させるとともに、特に、その空間における特定の場所で奏する効果を高める。
【解決手段】固有振動が減衰しにくく、且つ低周波数の音波が伝播する空間では、比較的低い周波数の騒音は固有振動姿態の態様に強く依存する。これに対し、固有振動姿態の音圧の腹の場所を制御対象として共鳴体により音圧を低減させれば、空間全体でその周波数の音を効果的に減衰させることができると発明者らは考えた。そこで、評価場所(ここでは、「5」)に位置する固有振動姿態の音圧の腹の場所を制御対象とし、その近傍に共鳴体の開口部を位置させる。これにより、空間における低周波数の音を減衰させるとともに、特に、評価場所で奏する効果を高めることができる。 (もっと読む)


【課題】竹張り合わせ材の反りかえりを防止するとともに、音響効果の低減を防止することができる弦楽器を提供する。
【解決手段】弦楽器は、木材製の構成部材を竹張り合わせ材で構成する。この弦楽器を構成する竹張り合わせ材は、円筒状の竹の表面に近い硬質部材を周方向に分割して短冊状に形成すると共に、短冊上下面を互いに接着して厚板状に張り合わせて作成する。 (もっと読む)


【課題】圧電素子で変換された電気信号により再生される音の音色や音質を向上させることができるようにすること。
【解決手段】変換装置22は、弦楽器10のボディ16に取り付けられるとともに、弦11の振動を電気信号に変換可能に設けられている。変換装置22は、ボディ16の補強部材20に接着する接着層24と、この接着層24の厚み方向中間部に設けられた中間層25と、接着層24の下面に金属板26を介して取り付けられた圧電素子27とを備えている。中間層25は、接着層24と異なる材質とされ、中間層24は木材、接着層24はブチルゴムを用いて構成されている。変換装置22の取付面22Aは、ブリッジ13を設置した直下領域を含む領域に配置される。 (もっと読む)


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