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国際特許分類[G11B5/667]の内容

国際特許分類[G11B5/667]に分類される特許

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【課題】記録層の強磁性共鳴周波数よりも低い周波数の高周波磁場により書き込みが可能なマイクロ波アシスト磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】マイクロ波アシスト磁気記録媒体10は、基板1と、基板1上に形成される下地層2と、下地層2上に形成される軟磁性層4、記録層3及び保護層5と、を含み、軟磁性層4内に誘起されるスピン波により記録層3の反転磁場を制御する。軟磁性層3のスピン波の周波数は、記録層3の強磁性共鳴周波数よりも低いので、より低い周波数の高周波磁場により書き込みが可能となる。記録層3の磁気異方性を5×105J/m3以上とし、その厚さを20nm以下、軟磁性層4の磁気異方性を5×105J/m3以下とし、その厚さを20nm〜150nmとすれば、1GHz〜15GHzの高周波磁場によりスピン波を記録層内へと伝搬させて、記録層の保磁力を大幅に低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 加熱処理によってもアモルファスまたは微結晶構造を維持できる熱アシスト磁気記録媒体用軟磁性膜およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 原子比における組成式がFe100−x−y−z−Cu−Nb−(Si+B)、0.5≦x≦3.0、1≦y≦15、20≦z≦30で表され、残部不可避的不純物でなる熱アシスト磁気記録媒体用軟磁性膜である。また、原子比における組成式がFe100−x−y−z−Cu−Nb−(Si+B)、0.5≦x≦3.0、1≦y≦15、20≦z≦30で表され、残部不可避的不純物でなる合金ターゲットを用いてスパッタリングにより形成する熱アシスト磁気記録媒体用軟磁性膜の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】製造工程中にFePtまたはCoPt層の表面が粗くならないような、化学的に規則化されたFePtまたはCoPt記録層を有する、パターニングされた垂直磁気記録ディスクの作製方法を提供する。
【解決手段】FePt(またはCoPt)合金の記録層250を堆積させるステップと、その後、FePt層250の上にシーリング層を堆積させてから、高温アニーリングを実行するステップを含む。高温アニーリングにより、FePtはLI相で実質的に化学的に規則化される。アニーリングの後、シーリング層を除去する。シーリング層によって、FePt層250とシーリング層の表面におけるFePt材料のナノクラスタ化と凝集が防止され、FePtの表面粗さが好ましくない大きさとなることを抑制する。 (もっと読む)


【課題】 本発明により、室温で低いBsを示すとともに、高温においてBsの低下幅が小さい垂直磁気記録媒体用軟磁性合金およびこの合金の薄膜を作製するためのスパッタリングターゲット材を提供できる。
【解決手段】 at%で、Ti,Zr,Hf,V,Nb,Ta,Cr,Mo,W,Mn,Ni,Cu,Al,B,C,Si,P,Zn,Ga,Ge,Snを1種以上、残部Co、Feおよび不可避的不純物からなり、下記の式(1)〜(3)を全て満たすことを特徴とした垂直磁気記録媒体における軟磁性薄膜層用合金およびスパッタリングターゲット材。(1)0≦Fe%/(Fe%+Co%)≦0.5
(2)5≦Ti%+Zr%+Hf%+V%+Nb%+Ta%+B%/2
(3)0.3≦0.813×Fe%/(Fe%+Co%)−0.062×TNM+1.751≦1.2 (もっと読む)


【課題】設計コストおよび製造コストの増大を招くことのない比較的単純な構造を有し、同時に良好なライタビリティとWATE抑制効果とを達成できる垂直磁気記録媒体の提供。
【解決手段】非磁性体基体上にSUL構造、および磁気記録層を含み、SUL構造が、非磁性基体側の第1SULと、磁気記録層側の第2SULと、第1SULと第2SULとの間の非磁性層から構成され、第2SULが、2層以上の軟磁性層と、1層以上のスペーサー層とを含み、スペーサー層は、隣接する2つの軟磁性層の間に存在し、スペーサー層は、非磁性かつ非晶質の材料からなり、5nm〜15nmの膜厚を有し、第2SULの実効透磁率が第1SULの実効透磁率よりも小さいことを特徴とする垂直磁気記録媒体。 (もっと読む)


【課題】高周波のSNR特性とSquash特性を同時に満足する高記録密度化に対応した磁気記録媒体を提供すること。
【解決手段】本発明の磁気記録媒体は、非磁性基体上に少なくとも軟磁性裏打ち層と、磁気記録層を含む。前記軟磁性裏打ち層は、第1の軟磁性層、第2の軟磁性層、交換結合制御層、第3の軟磁性層及び第4の軟磁性層を含み、これらの層が、非磁性基体側から前記の順に積層された構造を有する。前記第1及び第4の軟磁性層の比透磁率の周波数特性(10MHz時の比透磁率に比べて、比透磁率が50%低下させる周波数)は、両方とも、前記第2及び第3の軟磁性層の比透磁率の周波数特性を比較した場合の高い方の値よりも高く、前記第2及び第3の軟磁性層の比透磁率は、両方とも、前記第1及び第4の軟磁性層の比透磁率を比較した場合の高い方の値よりも高いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 低保磁力を有する垂直磁気記録媒体における軟磁性薄膜層用合金、およびこの合金の薄膜を作製するためのスパッタリングターゲット材を提供する。
【解決手段】 Ti,Zr,Hf,Nb,Ta,Bを1種以上、W,Snの1種または2種を含み、残部CoおよびFeからなり、下記(1)〜(4)を満たすことを特徴とする、垂直磁気記録媒体における軟磁性薄膜層用合金。at.%で、
(1)6≦Ti%+Zr%+Hf%+Nb%+Ta%+B%/2≦24
(2)Zr%+Hf%≦14
(3)3≦W%+Sn%≦19
(4)0.20≦Fe%/(Fe%+Co%)≦0.90 (もっと読む)


【課題】 複数の磁気層および中間層を有するパターン化垂直磁気記録媒体を提供する。
【解決手段】 パターン化垂直磁気記録媒体は、第1および第2の強磁性層(MAG1およびMAG2)を、MAG1とMAG2との間に第1および第2の非磁性中間層(IL1およびIL2)を備えた状態で有するディスクリートデータアイランドを有する。MAG1およびMAG2は、類似の厚さを有した類似のCoPtCr合金でもよく、IL1およびIL2の厚さは、MAG1およびMAG2が強固に交換結合されることを保証する。あるいは、MAG2は、「書き込み補助」層、例えば、交換スプリング構造における高飽和磁化の軟磁性材料でもよく、IL1は非常に薄く、それによってIL2が、MAG1と書き込み補助MAG2層間とのカップリング層として機能できる。 (もっと読む)


【課題】 飽和磁束密度、非晶質性および耐候性に優れた垂直磁気記録媒体用軟磁性合金において、マグネトロンスパッタ時に効率良く使用できるターゲット材を提供する。
【解決手段】 Zr、Hf、Nb、TaおよびBの2種以上を含有し、残部CoおよびFe、ならびに不可避的不純物よりなり、下記式1および式2を満足し、相対密度99%以上であることを特徴とする垂直磁気記録媒体における軟磁性膜層用合金ターゲット材。
0.60≦Fe/(Fe+Co)≦0.65(at.%比) … (1)
5at%≦(Zr+Hf+Nb+Ta)+B/2≦10at% … (2)
ただし、B:7%以下とする。 (もっと読む)


【課題】高周波のSNR特性とSquash特性を同時に満足する高記録密度化に対応した磁気記録媒体を提供すること。
【解決手段】本発明の磁気記録媒体は、非磁性基体上に少なくとも軟磁性裏打ち層と、磁気記録層を含む。この磁気記録媒体では、軟磁性裏打ち層は、非磁性基体側の軟磁性層、交換結合制御層、磁気記録層側の軟磁性層からなる積層構造を有するものであり、且つ、前記磁気記録層側の軟磁性層は、前記非磁性基体側の軟磁性層よりも比透磁率の周波数特性(10MHz時の比透磁率に比べて、比透磁率が50%低下させる周波数)が高く、前記非磁性基体側の軟磁性層が前記磁気記録層側の軟磁性層よりも比透磁率が高いことを特徴とする磁気記録媒体。 (もっと読む)


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