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国際特許分類[G21C1/02]の内容

物理学 (1,541,580) | 核物理;核工学 (13,075) | 原子炉 (5,406) | 原子炉 (128) | 高速炉,すなわち減速材を用いない原子炉 (44)

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【課題】ウラン濃度を低くして軽水炉よりも発電量当りのウラン所要量を少なくするとともに、燃料交換なしで長時間運転が可能な高速炉を提供する。
【解決手段】高速炉は、濃縮度が11%〜13%の範囲に設定された濃縮ウランを主成分とする炉心燃料25と、トリウム、劣化ウラン又は天然ウランもしくはこれらの組み合わせを主成分とするブランケット26と、炉心燃料25の上下にブランケット26(26a,26b)を配置する燃料棒22と、水平断面における炉心燃料25の空間占有率と対理論密度比の積が0.35以上となるように複数の燃料棒22を配置する燃料集合体20と、燃料集合体20が複数配置されるとともに炉心直径Dと炉心燃料の高さHとの比(D/H)が4〜7の範囲にある炉心部10と、を備える。 (もっと読む)


【課題】高速増殖炉において、互いに重なり合っているが一体化されていない炉心上部機構とライナを、一括して吊り上げることができるようにする。
【解決手段】スリーブ部の上端部に位置決め用の雄ネジ部が形成され下方に拡開変形可能で内径が先太形状のテーパリング部を備えたロックボルト10と、軸部の上端に締付け用の雄ネジ部が形成され下端に先太状のテーパ部を備えロックボルト内に挿入されるテーパボルト12と、ロックボルトの位置決め用の雄ネジ部と螺合する雌ネジ部を備えている位置決め用カラー14と、テーパボルトの締付け用の雄ネジ部と螺合してテーパボルトを引き上げる締付け用ナット16を具備し、位置決め用カラーによりテーパリング部の位置を調整可能とし、締付け用ナットによりテーパ部を引き上げテーパリング部を拡開変形させることで、炉心上部機構とライナに共通に形成されている貫通孔を利用して締結する。 (もっと読む)


【課題】液体金属冷却原子炉運転中に炉心で発生した中性子と遮蔽体材料との反応によって発生した気泡が炉心内の燃料集合体が配置された領域に侵入するのを防止する。
【解決手段】気泡侵入防止装置50Aは、原子炉容器内12に形成される隔壁内側の冷却材11が上昇する上昇流路27に炉心13が、隔壁外側の冷却材11が下降する下降流路28に炭化ホウ素が充填された筒状体で構成された遮蔽体21が、遮蔽体21及び炉心13の下方空間に下部プレナム26が配置される液体金属冷却原子炉の下部プレナム26に設けられ、下部プレナム26に流入した気泡Pを含む冷却材11を導入口55から導入し気泡Pを捕集する気泡捕集部53と、捕集した気泡Pを炉心13の外部へ導出する気泡排出部56と、気泡Pが含まれない冷却材11を上昇流路27へ排出する冷却材排出部57を備える。 (もっと読む)


【課題】スロッシング(液面揺動)の振動による壁冷構造の自励振動を低減する原子炉容器を提供する。
【解決手段】原子炉容器は、原子炉容器の外筒と、外筒の内側に配置される構造体であり、構造体と外筒との間隙にある冷却材が原子炉容器の内側へオーバーフローして乗り越える外側壁冷ライナと、外側壁冷ライナとの間でオーバーフローした冷却材を間隙に戻すための戻り流路を形成する内側壁冷ライナと、 オーバーフローした冷却材の一部、又は外側壁冷ライナと内側壁冷ライナとの間隙の冷却材の一部に接し、かつ外筒の周方向に複数配列された自励振動防止部材と、を含み、自励振動防止部材の配列が外筒の周方向に不規則な配列を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、燃料サイクル全体を大幅に簡素化し、原子力発電の発電単価を低減することにある。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明では、劣化ウランを装荷し、外部から照射する荷電粒子ビームを受けて中性子を発生する中性子源領域と、上記中性子源領域を取り囲み、天然ウランもしくは回収ウランの窒化物を燃料とし、重水を冷却材かつ減速材とする未臨界の原子炉と、上記未臨界原子炉に隣接して配置され、天然ウランもしくは回収ウランもしくは劣化ウランの窒化物燃料を被覆管に封入し、上記被覆管をラッパ管内に束ねて構成し、被覆管の間を下方から上方に液体Naを流して核分裂で発生する熱を徐熱する炉心燃料集合体を装荷した高速炉の2つの原子炉からハイブリッド型原子炉を構成する。
【効果】本発明では、燃料サイクル全体を大幅に簡素化できるので、原子力発電の発電単価を低減できる。 (もっと読む)


【課題】液体金属または溶融塩冷却材を有する改良型原子炉を提供する。
【解決手段】
原子炉は液体金属または溶融塩冷却材を有し、円筒状の格納容器134は立上り空間130'、原子炉容器120'、少なくとも2個、好ましくは3個乃至9個のローブ121を有し、各ローブ121はそれ以外のローブと相互接続され、各ローブは高速炉の炉心116'、116''、116'''、116''''を収納する。 (もっと読む)


【課題】
炉心入口冷却材が未飽和水である従来の沸騰水型原子炉を大きくは変えずに、Puを安全に効率よく燃焼させる。
【解決手段】
炉心下部プレナム(8)に水面を形成させることにより炉心入口冷却材を湿り蒸気にして、固体減速材付帯核燃料集合体導入によりPuを安全に効率よく燃焼させる。 (もっと読む)


【課題】原子炉の起動時等に発生する原子炉容器壁面の熱応力を緩和できる原子炉容器構造を提供する。
【解決手段】炉心11を収納した原子炉容器10A内に、冷却材の液体ナトリウムNaを充填した液面上部に不活性ガス充填空間Gが形成されている有液面構造の上部プレナム14を設けた原子炉容器構造において、上部プレナム14の炉壁10aの内側に、原子炉定常運転時の冷却材液面L3より高い位置まで有底の内筒20を設置することにより、炉壁10aと内筒20との間に形成された冷却材滞留槽22と、液体ナトリウムNa冷却材滞留槽22に供給するとともに、上部プレナム14内から液体ナトリウムNaを回収するナトリウム充填系30と、を備えている。 (もっと読む)


【課題】二重容器漏れのような仮想事象が発生したとしても、漏洩液体金属と冷却空気との接触を防止し、液体金属冷却原子炉から確実に熱を除去する。
【解決手段】内部に液体金属3が満たされた原子炉容器4と、前記原子炉容器4を格納する格納容器6と、前記格納容器6を環状空間35を介して収納するサイロ7と、前記環状空間35を区画し、サイロ7側に空気下降流路12及び格納容器6側に空気上昇流路13を形成する筒状のコレクタ10と、を有する液体金属冷却原子炉において、前記サイロの底部14に前記液体金属3よりも比重が小さい多数の閉止部材15を配置するとともに、前記コレクタ10は締結部材19で接続された上部コレクタ10aと下部コレクタ10bからなり、前記締結部材19の融点は漏洩液体金属3aの温度よりも低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】炉心入口での冷却材流量分布の均一性をより向上させ、炉心に流入する冷却材の流れの変動を抑制可能な加圧水型原子炉を提案する。
【解決手段】高速炉1は、有底円筒形状の原子炉容器3の胴部3bに設けられた上部支持台16および下部支持台17と、原子炉容器に収容された炉心7と、炉心7を取り囲む炉心槽8と、炉心槽8よりも原子炉容器3の内面側に寄せて設けられた中性子遮蔽体12と、上部支持台16に固定された環形状の上部支持板35、上部支持板35の内縁部から垂下された支持円筒36および支持円筒36の下端部に設けられて下部支持台17に当接されるとともに炉心7、炉心槽8および中性子遮蔽体12を支持する円形状の下部支持板37が一体に形成された炉心支持構造物15と、を備える。 (もっと読む)


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