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国際特許分類[H01F1/053]の内容

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【課題】 絶縁性の材料からなる被覆層が表面に形成された永久磁石粉末が緻密化されてなる永久磁石において、渦電流損失を充分に抑制し、かつ、絶縁性の材料による磁石特性の低下を防止しうる手段を提供する。
【解決手段】 絶縁性の材料からなる被覆層が表面に形成された永久磁石粉末が緻密化されてなる永久磁石であって、前記絶縁性の材料からなる被覆層の厚さt(m)と前記絶縁性の材料の体積抵抗率ρ(Ωm)との積を、前記永久磁石粉末の体積抵抗率ρ(Ωm)で除した値として定義される被覆抵抗H(=t×ρ÷ρ)と、前記永久磁石粉末の粒径d(mm)とが、H≧23000×d−1を満たすことを特徴とする、永久磁石である。 (もっと読む)


【課題】 部品に埋め込んで使用するR−Fe−B系永久磁石などにおいて、金属被膜形成や樹脂被膜形成などの最終的には過剰となる防錆処理を施すことなく、温度や湿度が大きく変動したり、塩素イオンに晒され易い過酷な保管・輸送環境においても十分な耐食性を確保することのできるR−Fe−B系永久磁石の防錆方法を提供すること。
【解決手段】 本発明のR−Fe−B系永久磁石の防錆方法は、請求項1記載の通り、R−Fe−B系永久磁石をアルミニウム箔の表裏両面に樹脂フィルムを積層したラミネートフィルムを用いて密封することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】十分に優れた保磁力と角型を有する希土類ボンド磁石を製造することが可能な製造方法を提供すること。
【解決手段】軽希土類元素を含み、水素化分解・脱水素再結合法によって得られた磁性粉末と、重希土類元素を含む拡散材と、を含む混合粉末を、磁場中成形して成形体を作製する第1工程と、成形体に樹脂を含浸して樹脂を硬化することにより希土類ボンド磁石を得る第2工程と、を有し、第1工程における磁性粉末は、平均粒径が1〜30μmである第1の磁性粉末と、平均粒径が80〜200μmである第2の磁性粉末と、の混合物であり、第1工程において、混合粉末及び成形体の少なくとも一方を加熱して、重希土類元素を第1の磁性粉末及び第2の磁性粉末の粒内に拡散させる希土類ボンド磁石の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】磁気特性が十分に優れ且つ複雑な工程を経ることなく製造できる新しいタイプの希土類磁石を提供すること。
【解決手段】本発明に係る希土類磁石5は、第1の希土類元素を含む希土類化合物粒子1と、第1の希土類元素とは異なる第2の希土類元素を含み、隣接する希土類化合物粒子1の間に介在して希土類化合物粒子1同士を結着している結着材2とを含有する。 (もっと読む)


【課題】良好な磁気特性を保持し、かつ、射出成形性に優れるボンド磁石用組成物を提供する。
【解決手段】NdFeB系磁石粉末と、滴定法から求めた数平均分子量が5000〜25000の範囲にあるポリアミド樹脂とから少なくと構成され、2,6−ジ−t−ブチルフェノール構造を有し、かつ、分子量が300以下であるブチルフェノール化合物を0.04〜0.60質量%さらに含有し、過冷却度ΔTが25℃以上であるボンド磁石用組成物が提供される。 (もっと読む)


【課題】従来の方法に比べて脱水素化処理の条件が改善された希土類磁石粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1種の希土類元素の水素化物粉末と、鉄粉末と、鉄とは異なる元素のホウ化物粉末とを混合する工程、及び得られた混合粉末を脱水素化処理する工程を含むことを特徴とする希土類磁石粉末の製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】従来の方法に比べて脱水素化処理の条件が改善された希土類磁石粉末の製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1種の希土類元素及び該少なくとも1種の希土類元素とは異なる元素の合金水素化物粉末と、鉄粉末と、鉄ホウ化物粉末とを混合する工程、並びに得られた混合粉末を脱水素化処理する工程を含むことを特徴とする希土類磁石粉末の製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】急速凝固プロセスにより製造され、良好な磁気特性と熱安定性を示す、高度に急冷可能なFe系希土磁性材料を提供する。
【解決手段】磁性材料の製造において使用される最適ホイール速度及び最適ホイール速度ウィンドウよりも低い最適ホイール速度及び広い最適ホイール速度ウィンドウを有する急速凝固プロセスにより製造された等方性Nd-Fe-B型磁性材料に関する。該材料は、室温において、それぞれ、7.0〜8.5kG及び6.5〜9.9kOeの残留磁気(Br)値及び固有保磁力(Hci)値を示す。さらにまた、該材料の製造方法、及び、多くの用途において異方性焼結フェライトと直接置き換えるのに適している、該磁性材料から製造されたボンド磁石にも関する。 (もっと読む)


【課題】一次成形工程での結晶粒粗大化を防止することができる磁石およびその製造方法を提供する。
【解決手段】希土類元素、鉄、および、ボロンを基本成分とする合金片に成形を行うことにより一次成形体を得る一次成形工程と、一次成形体に塑性加工を行うことにより主相結晶粒の磁化容易軸方向を配向させて異方性を付与する塑性加工工程とを含む。一次成形工程では、Heガス雰囲気中で熱間成形を行う。この場合、Heガスは、熱伝達能力が高いので、粉末内温度を高温で均一化することができる。また、Heガスは熱伝達能力が高いので、一次成形体の冷却時での冷却性能を向上させることができる。この場合、一次成形工程のHeガス雰囲気のゲージ圧力は、0以上0.2MPa以下に設定することが好適である。 (もっと読む)


【課題】 磁石全体にわたって主相結晶粒の外殻部に重希土類元素RHを拡散させた希土類焼結磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】
本発明によるR−Fe−B系希土類焼結磁石の製造方法では、まず、軽希土類元素RL(NdおよびPrの少なくとも1種)を主たる希土類元素Rとして含有するR2Fe14B型化合物結晶粒を主相として有するR−Fe−B系焼結磁石を用意する。次に、焼結磁石体の表面にRH(但し、RHは、Dy、Ho、Tbから選ばれる希土類元素の1種又は2種以上)と、RHMとなり融点を下げる金属M(但し、MはAl、Cu、Co、Fe、Agから選ばれる金属元素の1種または2種以上)とからなるRHM合金層を被覆する。この後、真空又はAr雰囲気中で800℃以上1000℃以下の熱処理を行い、表面から金属元素Mを焼結磁石の内部に拡散させ、また、表面から重希土類元素RHを希土類焼結磁石体の内部に拡散させる。 (もっと読む)


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