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国際特許分類[H01F1/053]の内容

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【課題】高温環境でも高い保磁力を有する希土類磁石が得られる磁性部材、この磁性部材の原料に適した粉末成形体、成形性に優れる磁性部材用粉末を提供する。
【解決手段】磁性部材用粉末を構成する各磁性粒子1は、40体積%未満の希土類元素の水素化合物(NdH2)3と、残部がFeとFe-B合金とを含む鉄含有物2からなる。鉄含有物2の相中に水素化合物3が離散して存在する。磁性粒子1の表面に希土類元素を含む希土類供給源材(例えば、水素化合物:DyH2)からなる供給源粒子4aと、酸素の透過係数が小さい樹脂からなる樹脂層4bとを含む耐熱前駆層4を具える。磁性粒子1中に鉄含有物2の相が均一的に存在することで、上記粉末は成形性に優れる。耐熱前駆層4を具える粉末で形成した粉末成形体を熱処理して、合金粒子5の表面に耐熱保磁力層6が形成された磁性部材が得られる。この磁性部材は、高温環境でも高い保磁力を有する希土類磁石が得られる。 (もっと読む)


【課題】高い保磁力を確保しつつ優れた角形性を有する希土類磁石を製造する。
【解決手段】下記の組成式:RvFewCoxByMz、R:Yを含む1種以上の希土類元素、M:Ga、Zn、Si、Al、Nb、Zr、Ni、Cu、Cr、Hf、Mo、P、C、Mg、Vの少なくとも1種、13≦v≦20、w=100−v−x−y−z、0≦x≦30、4≦y≦20、0≦z≦3、で表される希土類磁石組成の溶湯を急冷して、ナノ結晶から成る組織を有する急冷薄片を形成する工程、および上記急冷薄片を加圧下で焼結して、ナノ結晶から成る組織を有する焼結体にする工程、を含む角形性に優れた希土類磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】急冷薄片を出発材料として、ナノ結晶組織を有し異方性を高めることにより、高い保磁力を確保しつつ残留磁化を向上させた異方性希土類磁石を製造する。
【解決手段】下記の組成式:RvFewCoxByMz、R:Yを含む1種以上の希土類元素、M:Ga、Zn、Si、Al、Nb、Zr、Ni、Cu、Cr、Hf、Mo、P、C、Mg、Vの少なくとも1種、13≦v≦20、w=100−v−x−y−z、0≦x≦30、4≦y≦20、0≦z≦3、で表される希土類磁石組成の溶湯を急冷して、ナノ結晶から成る組織を有する急冷薄片を形成する工程、上記急冷薄片を加圧下で焼結して、ナノ結晶から成る組織を有する焼結体にする工程、上記焼結体に熱間加工を施して、異方性を高める工程を含む異方性希土類磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】Dy、Tb、Coなどの希少金属を多量添加することなく焼結によりバルク化して高温保磁力を有する新規なNdFeB系磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】溶湯から急冷により非晶質組織とし、得られた非晶質組織の急冷薄帯(以下、急冷リボンと表示することもある。)を焼結、次いで熱間加工時の加熱により結晶化するとともに異方化する異方性希土類磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】一対のロール間で溶湯の急冷と圧延とを同時に行なう方法を用いて、異方性を高めた磁石材料を製造する方法を提供する。
【解決手段】一対のロール間で溶湯の急冷と凝固を同時に行なって磁石材料を製造する方法において、上記一対のロールの回転軸を非平行とする。これにより、急冷凝固して高温の軟化状態にある薄片に剪断力を負荷して、結晶方位を配向させ、高い異方性を達成できる。上記溶湯の化学組成は、RvFewCoxByMz、で表される。ここで、RはYを含む1種以上の希土類元素、MはGa、Zn、Si、Al、Nb、Zr、Ni、Cu、Cr、Hf、Mo、P、C、Mg、Vの少なくとも1種であり、v、w、x、y、zはそれぞれ、13≦v≦20、w=100−v−x−y−z、0≦x≦30、4≦y≦20、0≦z≦3、の関係を有する。 (もっと読む)


【課題】NdFeBを迅速且つ容易に所望する形状を形成することが可能なNdFeBのエッチング方法を得る。
【解決手段】基板2上のNdFeB層1上にフォトレジスト3a、3b、3c、3d、3eを形成し、物理エッチング用のガスとハロゲンガスとの混合ガスを用いてプラズマエッチングを行って、露呈しているNdFeB層1をパターニングし、パターン1a、1b、1c、1d、1eを形成する。なお、上記混合ガスにおけるハロゲンガス含有率は4%〜10%のいずれかの値とするとよい。また、物理エッチング用のガスには、Arガス、Nガス、及びCOガスからなる群の中から選択されるいずれか1つのガス又は2以上のガスを含む混合ガスなどを用いることができる。また、プラズマエッチングを行う場合のRFバイアス値は、1.2W/cm以上とするとよい。 (もっと読む)


【課題】R−T−B系合金中のDy濃度を高くすることなく、高い保磁力(Hcj)が得られ、しかもDyを添加したことによる磁化(Br)の低下を抑制でき、優れた磁気特性が得られるR−T−B系希土類永久磁石を提供する。
【解決手段】RFe14Bを主として含む主相と、主相よりRを多く含む粒界相とを備えた焼結体からなり、RはNdとDyを必須元素として含む希土類元素であり、前記粒界相がDyの原子濃度の異なる第1粒界相と第2粒界相とを含むR−T−B系希土類永久磁石とする。 (もっと読む)


【課題】R−T−B系合金中のDy濃度を高くすることなく、高い保磁力(Hcj)が得られ、しかもDyを添加したことによる磁化(Br)の低下を抑制でき、優れた磁気特性が得られるR−T−B系希土類永久磁石を提供する。
【解決手段】RFe14Bを主として含む主相と、主相よりRを多く含む粒界相とを備えた焼結体からなり、RはNdを必須元素として含む希土類元素であり、前記焼結体はGaを必須元素として含み、前記粒界相が、希土類元素の合計原子濃度の異なる第1粒界相と第2粒界相と第3粒界相とを含み、前記第3粒界相は、前記第1粒界相および前記第2粒界相より前記希土類元素の合計原子濃度が低く、かつ前記第1粒界相および前記第2粒界相よりFeの原子濃度が高いR−T−B系希土類永久磁石とする。 (もっと読む)


【課題】分割磁石により生じる問題を解消することができるのはもちろんのこと、最適な保磁力分布(残留磁束密度分布)を有することができる磁石および回転機を提供する。
【解決手段】磁石31は、固定子11に隣接する表面34を有する。回転機1がモータとして機能する場合、図2の回転方向Rに回転するとき、反磁界は、表面34の回転方向Rの反対側部分に加わる。回転機1が発電機として機能する場合、反磁界は、回転子21の回転方向R側部分に加わる。これらの場合、反磁界は、磁石31の表面34の上記部分で極大値を示し、そこから磁石34の内部へ向かうに従い、減少していく。このような分布の反磁界が磁石31に加わるから、表面34の一部に拡散領域32を形成している。拡散領域32では、DyやTb等の重希土類元素が表面34から内部に向けて拡散し、表面から内部に向かうに従って保磁力が減少している。 (もっと読む)


【課題】製造工程を簡略化することができるとともに、高い寸法精度で成形可能となる永久磁石及び永久磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】Nd27〜30wt%−Fe60〜70wt%−B1〜2wt%からなる磁石原料を湿式粉砕することにより溶媒中で分散させ、粉砕された磁石粉末に樹脂バインダーを添加し、磁石粉末と樹脂バインダーとを混練することによりスラリー41を生成し、生成したスラリーをシート状に成形したグリーンシート42を焼結することにより永久磁石1を製造するように構成する。 (もっと読む)


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