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国際特許分類[H01G4/10]の内容

国際特許分類[H01G4/10]に分類される特許

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【課題】寿命信頼性を向上し得る、強誘電体薄膜及び該強誘電体薄膜を用いた薄膜キャパシタを提供する。
【解決手段】(PbxLay)(ZrzTi(1-z))O3(式中、0.9<x<1.3、0≦y<0.1、0≦z<0.9)で示される複合金属酸化物に、Bi、Si、Pb、Ge、Sn、Al、Ga、In、Mg、Ca、Sr、Ba、V、Nb、Ta、Sc、Y、Ti、Zr、Hf、Cr、Mn、Fe、Co、Ni、Zn、Cd、Li、Na、K、P、B、Ce、Nd、Sm及びCsからなる群より選ばれた1種或いは2種以上の元素から構成される金属酸化物がある一定の割合で混合した混合複合金属酸化物の形態をとる強誘電体薄膜が、2〜23層の焼成層を積層して構成され、焼成層の厚さtが45〜500nmであり、焼成層中に存在する結晶粒の定方向最大径の平均xが200〜5000nmであり、焼成層のいずれにおいても1.5t<x<23tの関係を満たす。 (もっと読む)


本明細書では一般に、複合誘電材料の設計、製造、および使用のための技術について述べられる。実施形態は非限定的に方法、装置、およびシステムを含む。他の実施形態も開示され特許請求され得る。本明細書で述べるいくつか技術は、エネルギー蓄積デバイスに用いるように誘電材料の薄い層をコンフォーマルに形成するための誘電体粒子の電気泳動堆積を含む。例示のエネルギー蓄積デバイスは、一部の場合に電池、ウルトラキャパシタ、および他の同様なデバイスの動作を置き換えるおよび/または補助するために用いることができるコンデンサデバイスを含む。
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【課題】改良されたエネルギー貯蔵装置を提供する。
【解決手段】2つの物理的効果を組み合わせて利用することによって、改良されたエネルギー貯蔵装置が提供される。第1の効果は、全電子バッテリー(AEB)効果と呼ぶことができるもので、キャパシタの2つの電極間で誘電体構造に埋め込まれている内包物の使用に関連する。電子は、電極と内包物との間の誘電体をトンネル現象によって通り抜け、それによって、従来のキャパシタと比べて電荷貯蔵密度を増加させることができる。第2の効果は、面積増大効果と呼ぶことができるもので、2つの電極の一方または両方で微細構造化またはナノ構造化を用い、電極幾何学的面積と比べて界面面積を向上させることに関連する。面積増大は、装置の自己放電率を低下させるのに有利である。 (もっと読む)


【課題】本発明は、新たな構造を有するキャパシタ及びその製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明によるキャパシタは、金属基板、前記金属基板に形成された金属酸化膜、前記金属酸化膜の第1面に形成された第1電極層、及び前記金属酸化膜の第2面に形成された第2電極層を含む。また、本発明によるキャパシタ製造方法は、金属基板の第1面及び第2面にフォトレジストパターンを形成するステップ、前記フォトレジストパターンをマスクにして前記金属基板に対して酸化処理を遂行して前記金属基板に選択的に金属酸化膜を形成するステップ、及び前記金属酸化膜の第1面及び第2面に各々第1電極層及び第2電極層を形成するステップを含む。 (もっと読む)


【課題】基板と強誘電体薄膜との格子ミスマッチによる歪みが効率的に緩和されるペロブスカイト構造強誘電体薄膜を提供すること。
【解決手段】本発明によるチューナブル素子は、基板上に(111)エピタキシャル成長したペロブスカイト構造強誘電体薄膜を含んでなる。特に、ペロブスカイト構造強誘電体薄膜は、(111)エピタキシャル成長した(BaSr1−x)TiOまたはPb(ZrTi1−x)O{0<x<1}からなる。 (もっと読む)


【課題】キャパシタ層形成材が備える誘電層の平均容量密度の向上及びリーク電流密度の低減を同時に実現させることができるキャパシタ層形成材を提供する。
【解決手段】上部電極形成に用いる第1導電層と下部電極形成に用いる第2導電層との間に誘電層を備えるキャパシタ層形成材において、当該第2導電層は、純度99.99wt%以上のニッケル層であり、且つ、当該誘電層は、(BaSr1−x)TiO(0≦x≦1)の組成におけるバリウム、ストロンチウム、チタンの総量を100mol%として、マンガンを0.25mol%〜1.00mol%の範囲で含有するキャパシタ層形成材を採用する。 (もっと読む)


【課題】部品全体の機械的強度を向上させることができ、これにより、生産性及び信頼性を十分に高めることが可能なトレンチ型コンデンサを提供する。
【解決手段】トレンチ型コンデンサ1は、基板2上に、下部電極3、誘電体層4、上部電極5、保護層6、及びパッド電極7a,7bがこの順に積層されたものである。下部電極3はトレンチ部Rt及び台座部Dから構成され、トレンチ部Rtには複数のトレンチTが画成されている。台座部Dは、トレンチ部Rtの周囲に設けられており、その高さがトレンチTの底壁よりも高く形成されている。また、トレンチTの内壁面を含む下部電極3の上面を覆うように薄膜状の誘電体層4が、さらにそれを覆うように上部電極5が形成され、台座部Dの上方に設けられたビア導体Va,Vbを介して、パッド電極7a,7bが、それぞれ下部電極3及び上部電極5に接続されている。 (もっと読む)


【課題】キャパシタ誘電体膜を薄膜化しても容量を確保できる薄膜キャパシタを提供する。
【解決手段】薄膜キャパシタは、基板と、前記基板上に形成された単結晶金属膜よりなる下部電極と、前記下部電極上にエピタキシャルに形成された、膜厚が100nm以下のABO3ペロブスカイト構造を有するチタン酸バリウムストロンチウムの単結晶薄膜よりなるキャパシタ誘電体膜と、前記キャパシタ誘電体膜上に形成された上部電極とを含み、前記キャパシタ絶縁膜はスカンジウム(Sc)を含む。 (もっと読む)


【課題】誘電体膜の結晶化のための熱処理による下部電極の酸化、及び熱処理による誘電特性の劣化等の問題を解消することができる薄膜キャパシタ材の製造方法を提供する。
【解決手段】下記の工程(1)〜(3)を含むことを特徴とする。
工程(1):10〜500μmの厚さからなり、表面抵抗値が0.1〜1Ω、及び最大表面粗さ(Rmax)が100〜700nmであるニッケル箔を準備する。
工程(2):前記ニッケル箔の表面上に、次の(イ)〜(ハ)の手順を2〜5回繰り返し膜形成した後、これをカーボン製容器内に挿入して、非酸化性雰囲気下に700〜800℃の温度で加熱し、所望の厚さの誘電体膜を形成する。
(イ)誘電体の前駆体溶液を塗布する。
(ロ)次いで、大気下に300〜350℃の温度で加熱する。
(ハ)続いて、大気下に450〜500℃の温度で加熱する。
工程(3):前記誘電体膜の表面上に、第1導電材を成膜する。 (もっと読む)


【課題】
高誘電率かつ安定な比誘電率の温度特性を示す誘電体磁器と、それを用いたコンデンサを提供する。
【解決手段】
チタン酸バリウムを主成分とする結晶粒子と、該結晶粒子間に形成された粒界相とを有する誘電体磁器であって、前記チタン酸バリウムを構成するバリウム1モルに対してマグネシウム、ガドリニウム,テルビウム,ディスプロシウム,ホルミウムおよびエルビウムから選ばれる少なくとも1種の希土類元素(RE)、マンガンを酸化物換算で所定の割合で含有するとともに、チタン酸バリウム100質量部に対して、イッテルビウムを酸化物換算で所定の割合で含有し、結晶粒子の平均粒径が0.05〜0.2μmである。また、上記誘電体磁器を誘電体層として適用することにより、高容量かつ容量温度特性の安定なコンデンサを形成できる。 (もっと読む)


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