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国際特許分類[H01G9/035]の内容

国際特許分類[H01G9/035]に分類される特許

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【課題】インピーダンスの低い電気化学素子を与えることができるゲル電解質を提供する。
【解決手段】本発明のゲル電解質は、グルコマンナンのマトリックス中に非水系電解液が保持されていることを特徴とする。このゲル電解質は、グルコマンナンハイドロゲルを非水系電解液に浸漬し、ハイドロゲル中の水を非水系電解液に置換することによって得ることができる。このゲル電解質を用いてアルミニウム電解コンデンサを構成すると、従来のセパレータと非水系電解液とを使用したコンデンサに比較して、インピーダンスが1/6以下に低下する。 (もっと読む)


【課題】水を主溶媒とする低比抵抗の電解液を用いた電解コンデンサにおいて、電極箔へのリン酸イオンの補充を充分なものとし、電極箔の劣化を抑制することで、低インピーダンス特性を長時間保持できる電解コンデンサを提供する。
【解決手段】拡面処理及び化成処理した陽極箔と同様に拡面処理した陰極箔を、途中切れ間の少ないセルロース系連続長繊維を積層した構造であるセルロース系不織布のセパレータを介して巻回することでコンデンサ素子を形成する。このコンデンサ素子を、主溶媒を水とし、水溶性金属錯体とリン酸イオンが結合してなる結合体が添加された電解液に含浸させ、外装ケースに封入することで電解コンデンサを形成する。 (もっと読む)


【課題】種々の電気化学素子に適用した場合であっても、低インピーダンス特性を実現可能な電気化学素子用のゲル電解質及び当該ゲル電解質を用いた電気化学素子を提供する。
【解決手段】フュームドシリカを用い、当該フュームドシリカを非水系電解液に添加し撹拌を行うことで、当該フュームドシリカ同士が立体構造を形成し、この立体構造中に非水系電解液が保持されたゲル電解質が生成される。フュームドシリカの立体構造中に非水系電解液が保持されているゲル電解質は、低インピーダンス特性を有する上に液漏れを起こし難いので、当該ゲル電解質を用いた電気化学素子では、低インピーダンス特性を有すると共に、電気化学素子に過電圧が印加されて故障した場合であっても内部の電解質の漏れを防止する。 (もっと読む)


【課題】小型でありながらも信頼性が高く性能がよいコンデンサを提供する。
【解決手段】密閉型湿式電解コンデンサは、密閉されたケースと、負電極と、正電極と、正電極と負電極との間に配置されて正電極と負電極との間を電気的に絶縁する絶縁体とを備える。ケース内に、電解液が充填される。第1端子は正電極に接続され、第2端子は負電極に接続される。負電極は金属基板を備え、当該金属基板は、貴金属を用いて合金層と、電気化学的に合金層上に堆積された貴金属/ベース金属の電極材料層とを備える。電解液は、10から60mS/cmの間で伝導度を有する。かかるコンデンサは、植え込み型の装置に用いられる。 (もっと読む)


【目的】 耐熱性(例えば加熱による寸法安定性)に優れたセパレータを提供し、又、セパレータ部分における吸湿性を改善し、信頼性の高いコンデンサを提供可能とすることを目的とする。
【構成】 無機物粒子を少なくともセパレータ重量に対して3.0重量%以上芯鞘構造の鞘部に混合した合成繊維やセルロースからなる繊維を少なくとも1種類以上30重量%以上混抄することでセパレータの耐熱性と耐薬品性を改善し、コンデンサの耐熱性と電解液による特性への影響を解決し、高信頼性を実現していることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】耐久性に優れ、電気化学デバイスの信頼性を向上させる電解液及び電気化学デバイスを提供する。
【解決手段】式(1)で表されるイミダゾリウム塩及びこれを含有する電気化学デバイス用電解液。


〔R、R、R、Rは、同一または異なって水素、メチル、エチルを示し、nは3〜10の整数であり、また、Xは、アニオンである。〕 (もっと読む)


【課題】本発明は、アルミニウム電解コンデンサの電解液及びその核心溶質の製造方法に関して、特に、高い熱安定性を有する中高圧アルミニウム電解コンデンサ用電解液に関する。
【解決手段】溶媒と溶質を含むアルミニウム電解コンデンサ電解液であって、前記溶質は、α位に分枝鎖を含有するジカルボン酸或いはその塩を含み、前記溶媒は、アルコール系、アルコールエーテル系、アミド系、スルホン系、スルホキシド系、及びエステル系の溶媒から選ばれる一種又は二種以上から形成する混合溶媒であり、かつ、その中、α位に分枝鎖を含有するジカルボン酸或いはその塩の含有量は、α位に分枝鎖を含有するジカルボン酸で、0.1〜30質量%、好ましくは2.5〜15質量%であることを特徴とするアルミニウム電解コンデンサ電解液を提供する。その他、α位に分枝鎖を含有するジカルボン酸及びそのアンモニウム塩の製造方法も提供する。α位に分枝鎖を含有する酸及びその塩から得られた電解液は、エチレングリコールにおいて、一層良い溶解性と熱安定性を有する。得られたコンデンサは、寿命が長く、低温性能に優れている利点がある。 (もっと読む)


【課題】高電圧を得ることができる電解コンデンサを提供する。
【解決手段】陽極酸化により形成された誘電体層を含む多孔質陽極体と、導電性ポリマーで被覆された金属基材を含む陰極と、陰極及び陽極に接触して配置された水性電解質とを備えた湿式電解コンデンサを開示する。電解質は、弱有機酸の塩及び水を含む。電解質は、25℃の温度で測定したときに、約0.5〜約80ミリシーメンス/センチメートルのイオン伝導率を有し、pHが約5.0〜約8.0である。 (もっと読む)


【課題】陽極酸化された多孔質陽極と、陰極と、アルカリ金属塩及びイオン伝導性ポリマーを含有する電解質とを含む電解コンデンサを提供する。
【解決手段】アルカリ金属塩はイオン伝導性ポリマーと錯体を形成し、これにより特に高温でのイオン伝導率が向上する。電解質は有機溶媒も含み、これが電解質の粘度を低下させ、電解質内の金属イオン輸送に対するポテンシャル障壁を下げて伝導率を向上させる。これらの成分の各々の相対量を選択的に制御することにより、粘稠液の形でもあるイオン伝導率の高い電解質を形成できる。この電解質の液質により、電解質が毛管力によって陽極の細孔によりたやすく入り込み、比容量を改善できるようになる。さらに、液体ではあるものの、その粘性が漏洩の可能性を抑制することができる。 (もっと読む)


本発明は、アルコキシ基がアミン基に置換された特定構造のアミド化合物;及びイオン化可能なリチウム塩を含む電解質及びそれを備えた電気化学素子を開示する。本発明の電解質は、優れた熱的安定性及び化学的安定性、そして、広い電気化学窓(electrochemical window)を有する。また、十分低い粘度と高いイオン伝導度を示すので、多様な負極材を適用した電気化学素子の電解質として有用に使用することができる。
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