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国際特許分類[H01L35/22]の内容

国際特許分類[H01L35/22]に分類される特許

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【課題】 本発明は、煩雑および高コストなプロセスを必要とせずに作製可能であり、かつ高い熱電変換特性を有する、結晶配向性の熱電材料と、その製造方法を提供しようとするものである。
【解決手段】 本発明では、ドーパントとなる金属元素を含む層状水酸化亜鉛塩の板状粒子を加熱処理することにより、ドーパントとなる金属元素が酸化亜鉛の結晶格子中に存在するZnと置換した、c軸方向に結晶配向性を有する多結晶性の酸化亜鉛焼結体を提供できる。この酸化亜鉛焼結体は、高い熱電変換能を示す材料として利用できる。 (もっと読む)


【課題】p型熱電変換材料とn型熱電変換材料との接合に伴う接触抵抗を低減できる熱電変換素子、熱電変換モジュール、および熱電変換素子の製造方法を提供する。
【解決手段】熱電変換素子10は、p型熱電変換材料11と、n型熱電変換材料12とを備えている。p型熱電変換材料11は、組成式A2BO4(AおよびBは1個または複数個の元素)で示される層状ペロブスカイト構造を有している。n型熱電変換材料12は、組成式D2EO4(DおよびEは1個または複数個の元素)で示される層状ペロブスカイト構造を有している。p型熱電変換材料11の一部と、n型熱電変換材料12の一部とは直接接合されている。 (もっと読む)


【課題】無次元熱電性能指数ZTを向上させる、ZnAlO系熱電変換材料の提供。
【解決手段】一般組成式:Zn1−x−yAlGaO(ただし、0.01≦x≦0.04、0.01≦y≦0.03、0.9≦x/y≦2.0)で示されるアルミニウム含有酸化亜鉛からなることを特徴とするn型熱電変換材料。ZTが、1000℃において0.6以上が得られる。ZnOにAlとGaを同時ドープ(co−dope)することにより、大きい導電率σを保持したまま熱伝導率κを大幅に小さくでき、熱電性能が大幅に向上する。 (もっと読む)


【課題】従来のマンガン系酸化物の焼結体に比し、機械的強度に優れる焼結体を提供する。
【解決手段】マンガン系酸化物を主成分として含有し、酸化物A(ここで、酸化物Aは、酸化ニッケル、酸化銅および酸化亜鉛から選ばれる1種以上を表す。)と、金属M(ここで、金属Mは、Pd、Ag、PtおよびAuから選ばれる1種以上を表す。)とを、さらに含有する焼結体。酸化物Aが酸化銅である前記焼結体。金属MがAgである前記焼結体。マンガン系酸化物と酸化銅と金属M(ここで、金属Mは前記と同じ意味を有する。)とを含有する成形体を、酸化性雰囲気中において800℃以上1100℃以下の温度で焼結することを特徴とする熱電変換材料用焼結体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】従来のマンガン系酸化物の焼結体に比し、熱電変換材料としての特性を損なうことなしに、機械的強度にも優れる焼結体を提供する。
【解決手段】マンガン系酸化物を主成分として含有し、酸化物A(ここで、酸化物Aは、酸化ニッケル、酸化銅および酸化亜鉛から選ばれる1種以上を表す。)をさらに含有し、相対密度が80%以上90%以下である焼結体。マンガン系酸化物が、カルシウムを含有するマンガン系酸化物である前記焼結体。酸化物Aが、酸化銅である前記焼結体。前記の焼結体からなる熱電変換材料。 (もっと読む)


【課題】従来のマンガン系酸化物の焼結体に比し、機械的強度に優れる焼結体の製造方法を提供する。
【解決手段】マンガン系酸化物および酸化銅の混合物で、該混合物におけるマンガン1モルに対する銅のモル量が、0.001以上0.05以下の範囲の割合である混合物を、900℃以上1200℃以下の範囲の温度で焼結する工程を有する焼結体の製造方法。混合物を成形した後に焼結する前記の製造方法。マンガン系酸化物が、ペロブスカイト型結晶構造または層状ペロブスカイト型結晶構造を有する前記の製造方法。マンガン系酸化物が、カルシウムマンガン酸化物である前記の製造方法。焼結体が、熱電変換材料用焼結体である前記の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高い発電特性を有する熱発電デバイス素子を提供すること。
【解決手段】第1電極11および第2電極12と、SrTiO3層14と金属層15 が交互に積層されてなる積層体13とからなり、前記第1電極11および第2電極1 2の対向方向17に対して積層体13の層に平行な方向16が傾斜するよう電気的に 接続された構成の熱発電デバイス素子において、温度差が印加される方向18が電極 の対向方向17に対して垂直になるようにすることにより、高い発電特性が実現する 。 (もっと読む)


【課題】高い発電特性を有する熱発電デバイス素子を提供すること。
【解決手段】第1電極11および第2電極12と、ACo24層(A=Na,Sr,Ca)14と金属層15が交互に積層されてなる積層体13とからなり、前記第1電極11および第2電極12の対向方向17に対して積層体13の層に平行な方向16が傾斜するよう電気的に接続された構成の熱発電デバイス素子において、温度差が印加される方向18が電極の対向方向17に対して垂直になるようにすることにより、高い発電特性が実現する。 (もっと読む)


【課題】従来のマンガン系酸化物の焼結体に比し、機械的強度に優れる焼結体を提供する。
【解決手段】マンガン系酸化物を主成分として含有し、相対密度が90%以上であり、構成する粒のサイズの平均値が3μm以下である焼結体。マンガン系酸化物の結晶構造が、ペロブスカイト型結晶構造または層状ペロブスカイト型結晶構造を有する前記の焼結体。焼結体が、さらに無機物を含有する前記の焼結体。無機物が酸化ニッケル、酸化銅および酸化亜鉛から選ばれる1種以上の酸化物である前記の焼結体。焼結体が含有するマンガン1モルに対するM(ここで、Mは、ニッケル、銅および亜鉛からなる群より選ばれる1種以上を表す。)の総モル量が、0.0001以上1以下である前記の焼結体。前記焼結体からなる熱電変換材料。前記熱電変換材料を有する熱電変換素子。 (もっと読む)


【課題】ゾル‐ゲル法により得られるペロブスカイト系のRuddlesden-Popper型化合物であるCaO−n(CaMn1−x)酸化物、この酸化物の製造方法及び、この酸化物を用いた熱電素子を提供する。
【解決手段】化学式:CaO−n(CaMn1−x)(n=2:0<x≦0.04)で表されるペロブスカイト系酸化物から成り、200〜700℃において、−150μV/K以下のゼーベック係数と、0.5〜0.9Ω・cmの電気抵抗率を有する。このような酸化物は、Ca(NO・4HOとMn(NO・6HOとVO(OCを出発材料として準備し、当該出発材料を化学量論比にて、クエン酸とエチレングリコールを含む溶液中で加熱攪拌し、生成したゲル状物質を熱処理することによって製造できる。 (もっと読む)


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