説明

国際特許分類[H01L41/193]の内容

国際特許分類[H01L41/193]に分類される特許

61 - 70 / 264


【課題】外界からの音圧や機械的振動を検出してそれを効率よく電気エネルギーに変換することを可能にする。
【解決手段】振動板4、側壁ユニット5、支持板6および圧電基板1により構成される空洞共振器において、もしも外界からの音圧が振動板4に到達すると、その音圧は振動板4によって感知され、振動板4が励振される。その結果、空洞共振器において共振現象が起こる。圧電基板1は、空洞共振器において誘起された共振に有効に反応して、空洞共振器において生じた共振エネルギーを電極2および3を介して電気エネルギーとして出力する。 (もっと読む)


【課題】利用者に発電のための動作を強いることなく、振動等の運動エネルギーを電気エネルギーへ効率良く変換して発電を行うことが可能な小型の発電システムを提供する。
【解決手段】運動エネルギーを受けて湾曲運動を行う強誘電体の薄膜フィルム12並びにその薄膜フィルム12の表裏にそれぞれ形成した第1電極16及び第2電極17から構成される発電フィルム14と、薄膜フィルム12の湾曲運動により第1電極16及び第2電極17に生じた電圧を直流に変換する整流回路20と、変換した直流の電圧を所定の電圧に電圧変換する電圧コンバータ24と、電圧変換後の電荷を蓄電する蓄電手段26とを備える。 (もっと読む)


【課題】ポリフッ化ビニリデンを含んで構成される、延伸に起因する収縮を抑制した圧電体および該圧電体を用いた圧電センサを得ること。
【解決手段】本発明の圧電体は、結晶構造部分が無極性α型のフッ化ビニリデンポリマーを、無添加・無延伸で分極処理することにより得られる。無延伸であるため、延伸に起因する収縮を抑制した圧電体および該圧電体を用いた圧電センサを得ることができる。なお本発明の圧電体は、分極処理時の電界強度が200〜600MV/mであり、分極処理後のポリマーは、極性α型の結晶構造を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】複数の駆動部分が単純な構成でなされるポリマ型アクチュエータを提供する。
【解決手段】電界の印加により歪みを生じるポリマからなるシート状の伸縮部の対向する面に電圧を印加して伸縮させるアクチュエータであって、前記対向する面それぞれに、前記電圧が印加される電極を備え、一方の面の電極は、該一方の面の平面内にて1方向、若しくは、略直交する2方向に電気的に分離された複数の分離電極より構成され、前記分離電極の少なくとも1つが選択され、選択された該分離電極と共通電極とする他方の面の電極との間に電圧を印加することで、選択された前記分離電極に対応する前記伸縮部の部分が伸縮するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】薄層化が可能であり、高周波の作用により強い電磁ノイズが発生するため従来は利用できなかった環境であっても使用可能な圧電センサを提供する。
【解決手段】本発明に係る圧電センサ50は、圧電体膜2、下部電極3、ポリイミド層4、上部電極5、および、圧電体膜6(または誘電体膜)が積層された圧電センサであって、圧電体膜6(または誘電体膜)は、圧電体膜2と同一の比誘電率および静電容量を有し、圧電体膜2と圧電体膜6とは同一の極性面を対向させて配置され、ポリイミド層4の層方向の面積は、圧電体膜2の層方向の面積と同じかまたは小さく、かつ、圧電体膜6(または誘電体膜)の層方向の面積と同じかまたは小さい。 (もっと読む)


【課題】実質的に異方性が無く、かつ表面の傷が少ない分極化樹脂フィルムを得ることができる、分極化樹脂フィルムの製造方法を提供する。
【解決手段】ポリマーを製膜して得られた樹脂フィルムを、延伸することなく、コロナ放電処理により分極させる。負コロナを発生する上部電極としての線状電極1は、アースされた下部電極であるグランド電極2と並行に配置され、かつ高圧電源3に接続されている。線状電極1は、樹脂フィルム4全体にコロナ放電処理できるように、グランド電極2に対して、矢印方向に移動できように構成されている。線状電極1をグランド電極2に対して移動させながら、線状電極1とグランド電極2に高電圧を印加することで、樹脂フィルム4が分極される。 (もっと読む)


【課題】起電力を発生させるために振動や熱を絶えず加える必要がなく、一定の起電力を維持することが可能な小型軽量の発電装置として使用できる複合誘電体素子を提供する。
【解決手段】複合誘電体素子は、マトリックスとなる高分子と少なくとも1種の誘電体を含む複合誘電体層の両面に電極を設けてなる複合誘電体素子であって、高分子のガラス転移温度が複合誘電体素子の使用温度以下であり、上記複合誘電体素子の電気抵抗が10kΩ〜100MΩである。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、低コストで、効率的で、かつ圧電特性に優れた、有機圧電体材料が複数積層された並列型有機圧電素子を与える有機圧電素子の製造方法を提供することにある。
【解決手段】有機圧電体を含有する圧電体膜からなる圧電体層と電極層とが交互に積層された積層構成を有する有機圧電素子の製造方法であって、圧電体層と電極層とを積層して積層体を形成する工程であり、隣り合う圧電体層間に電極層を有さない不電極領域aが一層おきに重なる端部Aが形成され、該不電極領域aとは別の、隣り合う圧電体層間に電極層を有さない不電極領域bが、不電極領域aとは1層ずつずれて、一層おきに重なる端部Bが形成されるように、圧電体層と電極層とを積層する積層工程と、該端部Aおよび端部Bの各々を、加熱および加圧して、積層された電極の一層おきに、電極を接続する加熱接着工程とを有することを特徴とする圧電素子の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 電車、バスなどの車両に配設された吊り革をを揺動または引っ張ることで発電を可能にする。
【解決手段】 発電可能な吊り革200は、厚さ3〜4mm程度、幅25mm程度の帯状の樹脂製シートたとえば塩化ビニールシートを用いて細長の略8の字状懸吊帯4を構成し、該懸吊帯4の一端側にたとえばアクリル樹脂製握り環2を懸吊してなり、さらに、懸吊帯4の内面側の一部にPVDFからなる起電用圧電フィルム20を接着した構成。圧電フィルム20の両面には屈曲可能な電極と、保護被膜のシリコン樹脂を塗布している。 (もっと読む)


【課題】電極層間で生じる多重反射、音圧劣化を軽減し、高画質・高精細な診断画像を得ることができる超音波振動子を提供する。また、それを用いた超音波探触子及び超音波医用画像診断装置を提供する。
【解決手段】圧電層と電極層が交互に厚さ方向にそれぞれ三層以上積層された超音波振動子であって、当該圧電層は有機非導電性高分子材料により構成されており、当該電極層は有機導電性高分子材料により構成されており、当該有機導電性高分子材料の音響インピーダンス値が前記有機非導電性高分子材料の音響インピーダンス値以下であり、かつ当該電極層の厚さが接触している圧電層の平均厚さの0.25〜5%の範囲内にあることを特徴とする超音波振動子。 (もっと読む)


61 - 70 / 264