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国際特許分類[H01M10/0585]の内容

国際特許分類[H01M10/0585]に分類される特許

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【課題】個別に作製した2つの電極体を貼り合せても、両電極体の接合界面が形成されない非水電解質電池を作製できる非水電解質電池の製造方法、及びその製造方法で得られた非水電解質電池を提供する。
【解決手段】粉末成形体からなる正極活物質層12、及び正極活物質層12上に形成されるアモルファスの正極側固体電解質層(PSE層)13を有する正極体1と、粉末成形体からなる負極活物質層22、及び負極活物質層22上に形成されるアモルファスの負極側固体電解質層(NSE層)23を有する負極体2とを用意する。両固体電解質層13、23は、互いに共通する硫化物を複数種含み、かつ各硫化物同士の構成比が互いに異なる。正極体1と負極体2とを、両電極体1,2の固体電解質層13,23同士が接触するように重ね合わせて加圧しながら熱処理し、PSE層13とNSE層23とを結晶化させることで接合させる。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池用電極において、電極表面上でのリチウムの電析と微小短絡を抑制する手段を提供する。
【解決手段】集電体と、前記集電体の表面に形成された、負極活物質を含む負極活物質層と、を有するリチウムイオン二次電池用電極であって、前記負極活物質層における充電時のリチウムの吸蔵が、前記集電体に近づくほど早期に起こり、前記負極活物質層が、2層以上の層から形成され、各層に含まれる前記負極活物質のリチウム金属に対する反応電位が、負極活物質層の厚み方向において前記集電体の側の層に向かって高くなり、前記集電体に隣接する層が非晶質炭素材料を含むことを特徴とする、リチウムイオン二次電池用電極によって、上記課題は解決される。 (もっと読む)


【課題】正極板と負極板とセパレータとを数十層積層した大型の電極群であっても、積層間の残留空気やガスなどを効果的に押し出し、電極群の内部まで電解液を確実に浸透させることができる二次電池およびその製造方法を提供する。
【解決手段】真空注液工程における真空引き時に、電極群1の中央部近傍に対向する電池缶10の所定部分を所定量以上変形させて、積層間の残留空気を押し出す排気機能を発揮する構成の二次電池RB1〜RB4およびその製造方法とした。 (もっと読む)


【課題】安全性を向上させつつ、電池性能の低下を抑制することが可能な非水系二次電池を提供する。
【解決手段】樹脂層13の両面上に導電層14が形成された多層構造を有する正極集電体11とこの正極集電体11上に形成された正極活物質層12とを含む正極10と、導電性材料から構成され、正極集電体11を厚み方向に貫通する貫通部材80と、正極10と電気的に接続されるタブ電極とを備えたリチウムイオン二次電池(非水系二次電池)である。上記正極10は、複数積層されているとともに、積層された正極10には貫通部材80が挿入される貫通孔11bが設けられている。そして、この貫通孔11b内には、貫通部材80と接する導電性部材90が配されており、導電性部材90の一部が積層された正極10(正極集電体11)間に位置している。 (もっと読む)


【課題】高信頼性を有する優れた耐リフロー加熱性の高いコイン型非水電解質二次電池の提供を提供することである。
【解決手段】本発明のコイン型非水電解質二次電池は、正極101と、負極106と、支持塩と非水溶媒とからなる電解液109と、ガスケット108とセパレータ107を備えたコイン型非水電解質二次電池であって、前記セパレータ107が厚みが50〜100[μm]であり、かつ前記セパレータ107の透気度が0.25〜2.0[秒/100cc]であり、かつ前記セパレータ107の引張強度が2.0〜3.6[kgf/mm2]であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】封止膜の形成工程以後に処理対象物が100℃以上に加熱されても、封止膜の表面にしわ(膜異常)が発生しない封止膜形成方法とリチウム二次電池の製造方法を提供する。
【解決手段】
1,3−ビス(イソシアナートメチル)シクロヘキサンと4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアナート)のいずれか一方又は両方からなるイソシアナート材料と、4,4−メチレンビス(シクロヘキシルアミン)と1,3−ビス(アミノメチル)シクロヘキサンのいずれか一方又は両方からなるアミン材料とを別々に加熱して蒸気を発生させ、蒸気を処理対象物の表面に一緒に到達させてポリ尿素膜16a2を形成し、アルミナのターゲットをスパッタして、アルミナの粒子をポリ尿素膜16a2が表面に露出する処理対象物の表面に到達させて、ポリ尿素膜16a2の表面にアルミナ膜16c2を形成する。 (もっと読む)


【課題】携帯電子機器の電源として広く用いられるリチウムイオン二次電池は、小型化が進む中で端子電極の極性を表示するのが極めて困難になってきた。しかし、従来のリチウムイオン二次電池は、正極と負極を構成する活物質に異なる材料を用いているために、電極の極性を間違えて実装すると、電子機器の誤動作や発熱事故などの問題が発生するおそれがあった。
【解決手段】正極と負極を構成する活物質に同一の材料を用いても二次電池として機能する活物質材料を用いた電池を開発し、無極性の二次電池を作製した。端子電極に区別がないため、実装方向に注意する必要がなく実装工程が簡略化される。また、正極層と負極層を別に作製する必要がないため、電池の製造工程も簡略化される。さらに、前記無極性二次電池を直列に接続し、接続箇所より展出する取出電極の結線を変更することにより、異なる出力電圧又は異なる電池容量の電池を構成することが可能になる。 (もっと読む)


【課題】電解質が電極を介して常時金属層に接触しない電気化学セル等の電子部品を提供する。
【解決手段】凹状容器2は、凹部13を有しており、当該凹部13の底部には底面に金属層11を有する貯留部17が形成されている。金属層11の上には、炭素を導電材とする集電体18aが形成され、その上に電極6が固定されている。
一方、封口板3は、コバール等の合金が使用され、中央部が湾曲することで凹んだ貯留部310(第2の凹部)が形成されている。貯留部310の凹み側には、封口板3の全面に渡ってニッケルメッキによる金属層15が形成され、金属層15の上には炭素を導電材とする集電体18bが形成され、その上に負極として使用される電極5が固定されている。 (もっと読む)


【課題】集電体の表面粗度を最適に調整することにより、電池特性を犠牲にすることなく、シール部材の密着性を改善しうるバイポーラ電池の製造方法を得る。
【解決手段】表面粗度1μm以下の集電体200の一方の面には正極層210が形成されその他方の面には負極層220が形成されたバイポーラ電極230と電解質層240とを交互に複数積層して発電要素が形成され、集電体200は、正極層210及び負極層220が形成される電極形成部分と当該電極形成部分以外のシール部材貼付部分200Aを有するバイポーラ電池の製造方法であって、集電体200の電極形成部分に正極層210及び負極層220を形成する工程と、集電体200のシール部材貼付部分の表面粗度を1μm以上とするために、集電体200の表面と正極層210、集電体200の表面と負極層220の表面の少なくともいずれか一方を表面粗度1μm以上のロール面を有するロールプレス280A、280Bでプレス加工する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】本実施形態はシリコンを含む負極活物質を用いた電池において、電池形状を効率よく保持し、サイクル特性の優れた電池を提供すること目的とする。
【解決手段】本発明に係る実施形態は、扁平状の正極および負極がセパレータを介して対向配置された積層体からなる電極素子と、電解液と、前記電極素子および前記電解液を内包するフィルム外装体と、該フィルム外装体が間に配置され、一定の間隔に固定された二枚の平板と、を有するリチウムイオン二次電池であって、前記負極は、少なくともシリコンを含む負極活物質を有し、該二枚の平板の間隔が前記フィルム外装体の厚さに対して1.05倍以下であり、前記電解液の量が、前記正極活物質層、前記負極活物質層及び前記セパレータの空隙体積に対して0.95倍以上1.3倍以下であることを特徴とするリチウムイオン二次電池である。 (もっと読む)


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