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国際特許分類[H01M4/94]の内容

電気 (1,674,590) | 基本的電気素子 (808,144) | 化学的エネルギーを電気的エネルギーに直接変換するための方法または手段,例.電池 (142,747) | 電極 (36,090) | 触媒により活性化された無消耗性電極,例.燃料電池のためのもの (8,520) | 非多孔質拡散電極,例.パラジウム薄膜,イオン交換膜 (58)

国際特許分類[H01M4/94]に分類される特許

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【課題】この発明が解決しようとする課題は、水素以外のガスのリーク量を低減し、又はガスのリークを生じなくさせることのできる水素透過膜を備えた水素分離装置を提供すること。
【解決手段】両端若しくは一端を開口する筒形状を有し、又は板形状を有する多孔質支持体と、前記多孔質支持体の表面を被覆し、前記多孔質支持体の表面に向って粒子が大きくなる傾斜構造を有し、かつ水素が選択的に透過することのできる水素透過膜とを備えて成ることを特徴とする水素分離装置。 (もっと読む)


【課題】比較的高温においても水素透過能が高い水素分離膜を提供すること。
【解決手段】水素分離膜10は、原料粉末をプレス成形し、及び、熱処理することにより金属多孔質基材12を作製した後、金属多孔質基材12の上に蒸着により金属酸化物からなる中間層14を形成し、その後、その中間層14の上に蒸着により水素選択透過膜16を形成することにより得られる。このようにして得られた水素分離膜10は、金属多孔質基材12が、Ni、Ni合金、Fe、ステンレス鋼、及び、Coからなる群から選ばれる少なくとも1種からなり、中間層14が、アルミナ、シリカ、及び、ジルコニアからなる群から選ばれる少なくとも1種からなり、水素選択透過膜16が、Pd又はPd合金からなる。中間層14は、厚さが50nm超500nm以下が好ましく、金属多孔質基材12は、単一層でも、粗大孔層12aと微細孔層12bとからなる多層構造でもよい。 (もっと読む)


【課題】電極のガス透過性が高く、かつ、電解質膜のイオン伝導度が高い多孔体支持型燃料電池、及び、このような多孔体支持型燃料電池のアノード電極、水素分離膜等に使用することが可能な多孔質支持体/水素選択透過膜基板を提供すること。
【解決手段】以下の構成を備えた多孔質支持体/水素選択透過膜基板、及び、これをアノード電極に用いた多孔体支持型燃料電池。(a)前記多孔質支持体/水素選択透過膜基板は、多孔質基材と、前記多孔質基材の表面に形成された第1〜第n被覆膜(n≧1)とを含む多孔質支持体と、前記多孔質支持体の表面に形成された水素選択透過膜とを備えている。(b)第1〜第n被覆膜に含まれる開気孔の平均孔径は、それぞれ、前記多孔質基材に含まれる開気孔の平均孔径より小さい。 (もっと読む)


【課題】 電解質膜における酸素不足を抑制することができる水素分離膜−電解質膜接合体の製造方法および燃料電池の製造方法を提供する。
【解決手段】 水素分離膜−電解質膜接合体(100)の製造方法は、水素透過性を有する水素分離膜(10)上にプロトン伝導性を有する酸化物型の電解質膜(30)を成膜する水素分離膜−電解質膜接合体の製造方法であって、水素分離膜上に前記電解質膜として成膜される前の電解質材料(20)に、酸素およびOHの少なくとも一方を保持させる処理工程を含む。 (もっと読む)


【課題】 電解質膜における酸素不足を抑制することができる水素分離膜−電解質膜接合体の製造方法および燃料電池の製造方法を提供する。
【解決手段】 水素分離膜−電解質膜接合体(100)の製造方法は、水素透過性を有する水素分離膜(10)の表面および内部の少なくとも一方に酸素およびOHの少なくとも一方を保持させる処理工程と、処理工程の後に水素分離膜上にプロトン伝導性を有する酸化物型の電解質膜(20)を成膜する成膜工程と、を含む。この場合、電解質膜における酸素不足が抑制される。 (もっと読む)


【課題】 炭素の水素分離膜と電解質膜との界面における析出を抑制できる水素分離膜の処理方法および燃料電池システムを提供する。
【解決手段】 水素分離膜処理方法は、水素透過性を有する水素分離膜(12)の上にプロトン伝導性を有する電解質膜(14)が成膜された水素分離膜−電解質膜接合体(10)において、水素分離膜(12)の電解質膜(14)側から電解質膜(14)と反対側に水素を透過させる水素透過工程を含むことを特徴とするものである。本発明に係る水素分離膜処理方法によれば、水素分離膜(12)の電解質膜(14)側から電解質膜(14)と反対側に透過する水素が、水素分離膜(12)内に溶解している炭素と反応してメタンを生成する。このメタンは、水素分離膜(12)の下面から排出される。それにより、水素分離膜(12)から除去され、水素分離膜(12)と電解質膜(14)との界面における炭素の析出を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】アノードの面加圧を高くすることができ、燃料電池の内圧上昇を抑制してMEAの変形・剥離・劣化を抑制することができ、出力安定性に優れ、低コスト、かつ軽量化を実現した燃料電池、燃料電池システム、及びこの燃料電池システムの製造方法を提供する。
【解決手段】燃料電池10は、アノード7と、アノード7に接して配された固体高分子電解質膜6と、固体高分子電解質膜6に接して配されたカソード5と、からなるMEA9を有し、アノード7で発生するCOガスが移動するためのアノード側ガス拡散層4aが、アノード7における固体高分子電解質膜6が設けられた面と反対側の面に接して配され、アノード側ガス拡散層4aに接するとともにアノード7及びカソード5の周囲に配された上記のCOガスを排出するためのCOガス排出孔2が、カソード5側の燃料電池10の表面まで貫通して設けられることによって上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 炭素含有層が形成されることを抑制することができる水素分離膜、水素分離膜−電解質膜接合体および燃料電池を提供する。
【解決手段】 水素分離膜(10)は、水素透過性を有する第1金属と、第1金属に比較して炭素との親和力が高い第2金属と、を備えることを特徴とするものである。本発明に係る水素分離膜(10)によれば、第2金属は第1金属に比較して炭素との親和力が高いことから、第1金属に優先して第2金属が炭化する。すなわち、第2金属が炭素ゲッターとして機能する。それにより、水素分離膜(10)の電解質膜が成膜される面における炭素含有層の形成が抑制される。 (もっと読む)


【課題】 炭素含有層が形成されることを抑制することができる成膜装置および成膜方法を提供する。
【解決手段】 成膜装置(200)は、水素透過性を有する水素分離膜(31)の上に電解質膜を成膜する成膜装置(200)であって、水素分離膜(31)を配置するチャンバ(30)と、成膜装置(200)内に設けられ水素分離膜(31)と同等以上の二酸化炭素吸着性を有する吸着部材(35)と、を備えることを特徴とするものである。本発明に係る成膜装置(200)によれば、吸着部材(35)に二酸化炭素が吸着される。それにより、水素分離膜(31)の成膜面における炭素含有層の形成を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】金属多孔質基材とパラジウム又はパラジウム合金からなる水素選択透過膜との界面の密着力が強い水素分離膜を提供すること。
【解決手段】金属多孔質基材と、前記金属多孔質基材の上に形成されたPd又はPd合金からなる水素選択透過膜と、前記金属多孔質基材と前記水素選択透過膜との間に形成された中間層とを備え、前記中間層は、前記金属多孔質基材を構成する少なくとも1つの主要金属元素とPdとを含む水素分離膜。中間層に含まれるPd量は、30〜80at%が好ましい。 (もっと読む)


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