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国際特許分類[H03H9/17]の内容

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【課題】大きな電気機械結合係数、安定な温度特性、大きな表面弾性波伝播速度を有する圧電体積層体と、当該圧電体積層体を含む表面弾性波素子、薄膜圧電共振子および圧電アクチュエータを提供する。
【解決手段】圧電体積層体100は、基体1と、前記基体1の上方に形成された、ニオブ酸カリウムナトリウムからなる第1圧電体層3と、を含み、第1圧電体層は、組成式(KaNa1-axNbO3で表され、該組成式において、0.1<a<1であり、1≦x≦1.2である。 (もっと読む)


【課題】厚みすべりモードを利用した圧電共振子において、高い振動エネルギー閉じ込め効率を実現する。
【解決手段】圧電共振子1は、圧電基板10と、第1の電極11と、第2の電極12とを備えている。圧電基板10は、第1の方向に厚みすべり振動を励振する。圧電基板10の第1の非励振部10Bは、第1の溝形成部10eを有する。第1の溝形成部10eには、第1の溝10cが第1の主面10aに第2の方向yに沿って延びるように形成されている。第1の溝10cは、第1の溝形成部10eの第1の方向xにおける両端において、励振部10Aの厚みすべり振動に伴う第1の溝形成部10eの振動の第3の方向に沿った変位量が実質的にゼロとなる形状に形成されている。 (もっと読む)


【課題】鉛を含有せず、絶縁性が高くリーク電流の発生を抑制することができる圧電素子を有する液体噴射ヘッドの製造方法を提供する。
【解決手段】ノズル開口21に連通する圧力発生室12と、圧力発生室12に圧力変化を生じさせる圧電素子300と、を有する液体噴射ヘッドの製造方法であって、酸化チタン膜61を形成する工程と、酸化チタン膜61上に白金膜62を形成する工程と、白金膜62上にビスマス、ランタン、鉄及びマンガンを含む圧電体前駆体膜を形成する工程と、圧電体前駆体膜を不活性ガス雰囲気中で焼成し結晶化することにより圧電体層70を形成する工程と、圧電体層70上に電極80を形成する工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】硝酸塩や溶媒としてのPRTR対象物質を使用せず且つ廃液も生じさせずに製造できる鉛を含有しない圧電セラミックス膜形成用組成物、圧電素子及び液体噴射ヘッド並びに液体噴射装置を提供する。
【解決手段】Bi3+、Fe3+及びMn3+を含み、溶媒としてアセチルアセトン及び2−エチルヘキサン酸を含む圧電セラミックス膜形成用組成物とする。 (もっと読む)


【課題】鉛を含有せず、絶縁性が高くリーク電流の発生を抑制することができる圧電素子を有する液体噴射ヘッドを提供する。
【解決手段】ノズル開口21に連通する圧力発生室12と、酸化チタン61,63と白金62からなる第1電極60と、第1電極60上に形成され、鉄マンガン酸ビスマスランタンを含む圧電体層70と、圧電体層70上に形成された第2電極80と、を備えた圧電素子300と、を具備し、圧電体層70は、チタンをさらに含む液体噴射ヘッドとする。 (もっと読む)


【課題】精密な周波数調整が可能な、積層型圧電薄膜フィルタの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る積層型圧電薄膜フィルタの製造方法は、基板7上に、下部圧電薄膜共振子20を形成する工程と、下部圧電薄膜共振子20の周波数を参照して周波数を調整する工程と、周波数を調整した下部圧電薄膜共振子20上に音響結合層30を形成する工程と、音響結合層30上に上部圧電薄膜共振子40を形成して積層型圧電薄膜フィルタ1を形成する工程と、上部圧電薄膜共振子40の周波数を参照して周波数を調整する工程と、を備えることを特徴としている。 (もっと読む)


【課題】優れた特性を有し、且つ製造が容易で歩留りの高い、安価で小型化された圧電薄膜共振子及びその製造方法を提供する。
【解決手段】基板11の第1の面上に形成された圧電薄膜12と、該圧電薄膜14を挟むように形成された下部電極13及び上部電極14とを有する圧電薄膜共振子1Aであって、前記圧電薄膜12が窒化アルミニウムで形成され、前記上部電極14及び下部電極13はそれぞれルテニウム又はルテニウム合金の層を含み、前記下部電極13には、その下に形成された空隙15に全体が露出しているとともに、前記下部電極より柔らかい材料による薄膜層16が形成されていることを特徴とする圧電薄膜共振子。 (もっと読む)


【課題】エレクトレットを備える音響共振器、および前記共振器を製造する方法、切り替え可能な結合共振器フィルターへの応用を提供すること。
【解決手段】共振器は、少なくとも1つの圧電層(30)と、この層の両側にある電極(24、26)と、永久電界を圧電層に印加するための電極間の少なくとも1つのエレクトレット層(32)とを備える。この電界の強度は、所望の値だけ共振器の共振周波数をシフトするように決定される。圧電層は、電荷を含み、それ自体エレクトレット層を構成することができる。 (もっと読む)


本発明は、無機エレクトレットベースの電気機械デバイスおよびその作成方法に関する。前記デバイスは、少なくとも1つのエレクトレット層2Eを含む誘電性積層、および誘電性積層の2つの反対面18、22上の2つの電極16、20を含む。エレクトレットは、無機エレクトレットであり、また、電気機械結合を形成する恒久的な電荷を含む。エレクトレット層の厚さは、数ナノメートルから数十マイクロメートルまで選択することができるが、略1μm未満または略1μmに等しいことが好ましい。本デバイスは、特に遠隔通信の分野に使用される。
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【課題】スマートカット法で圧電複合基板を製造する際に、圧電基板の周囲の数箇所を固定治具で固定しても、圧電基板を問題なく剥離できる圧電デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】圧電デバイスは、以下のようにして製造される。圧電基板の周囲の固定治具を取り付ける部位に凹部を形成し、複数の凹部のそれぞれに固定治具を取り付けて圧電基板を固定し、圧電基板のイオン注入面からイオンを注入して、圧電基板内にイオン注入層を形成し、圧電基板のイオン注入面に支持体を接合し、イオン注入層が形成された圧電基板を加熱して圧電基板から圧電薄膜を剥離し、圧電薄膜と支持体とからなる複合圧電基板を生成する。凹部がイオン非注入部となり、剥離する部分はイオンが注入されるので、薄膜の分離を確実に行うことができる。 (もっと読む)


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