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国際特許分類[H03L7/26]の内容

電気 (1,674,590) | 基本電子回路 (63,536) | 電子的振動またはパルス発生器の自動制御,起動,同期または安定化 (3,550) | 周波数または位相の自動制御;同期 (3,453) | 周波数の基準として分子,原子または亜原子粒子のエネルギレベルを用いるもの (115)

国際特許分類[H03L7/26]に分類される特許

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【課題】光情報の検出精度の劣化を抑えることができるガスセルを用いた原子発振器を提供する。
【解決手段】原子発振器の物理部50Aは、ガスセル10Aと、ガスセル10A内の気化された金属原子を励起する励起光の光源30と、ガスセル10Aを通過した励起光を検出する光検出器40と、を有している。ガスセル10Aは、円筒部11と、その円筒部11の両端の開口部を封鎖する窓部12,13とにより、密閉されたキャビティTが形成されている。ガスセル10Aの励起光の光路L30において、励起光の入射面および出射面を形成する窓部12,13それぞれの両面には、赤外線吸収体からなる赤外線吸収膜61,71,62,72が設けられている。光源30には、半導体レーザ光源などが用いられ、光源30から照射される励起光には、波長が約750μmから1000μmの所謂赤外線域の赤外線が含まれている。 (もっと読む)


【課題】小型で、点灯・発光持続動作が安定した優れた特性を有する光源ランプを備えた原子発振器を提供する。
【解決手段】原子発振器100Aは、ガスセル10と、光源ランプ30と、フォトセンサ40と、を有している。また、光源ランプ30の近傍には、光源ランプの点灯を補助する発光手段としてのLED50が配置されている。光源ランプ30はランプ励振回路31に接続されている。また、LED50はLED制御回路51に接続されている。また、フォトセンサ40は、周波数合成回路35と、LED制御回路51に接続された点灯判定手段55Aとにそれぞれ接続されている。光源ランプ30の点灯を開始する際には、LED50を光源ランプ30に向けて点灯させ、このLED50から照射される光子のエネルギーにより光源ランプ30の点灯を開始させる構成となっている。 (もっと読む)


【課題】ガスセルの加熱効率の低下を抑えられるとともに、小型化が可能な原子発振器を提供する。
【解決手段】ガスセル10は、円筒部1と、その円筒部1の両端の開口部を封鎖する窓部2,3とにより、密閉されたキャビティT1が形成され、このキャビティT1内にアルカリ金属を気化させた多数の金属原子が封入される。二つの窓部2,3それぞれの外側の面には、ITOなどの透明電極膜からなる第1の加熱ヒーター12、および第2の加熱ヒーター13がそれぞれ積層されて設けられている。第1の加熱ヒーター12および第2の加熱ヒーター13の一端部分からは第1のヒーター配線22および第2のヒーター配線23が引き出されている。第1のヒーター配線22および第2のヒーター配線23は温度制御回路を有する制御回路基板に接続され、第1の加熱ヒーター12および第2の加熱ヒーター13は、第3のヒーター配線15により接続されている。 (もっと読む)


【課題】ガスセルを効率よく均一に加熱することにより低消費エネルギーで高精度な基準周波数を得ることが可能な原子発振器を提供する。
【解決手段】原子発振器の物理部としての物理パッケージ1は、ガスセル10と、赤外線ヒータ55と、ガスセル10および赤外線ヒータ55を包囲するように設けられた断面略楕円形状の包囲体90とにより構成されている。包囲体90は、楕円柱状の保持部材92と、この保持部材92の側面に設けられた赤外線反射膜95とからなる。保持部材92の断面形状である楕円の軌道上に形成された赤外線反射膜95の任意の点を反射点とした2焦点にガスセル10と赤外線ヒータ55とが配置されて保持されている。ガスセル10内には、アルカリ金属を気化させた多数の金属原子が、CO2などの赤外活性振動モードを有する分子を含む多数の緩衝ガスの分子とともに封入されている。 (もっと読む)


【課題】光情報の検出精度の劣化を抑えながら、ガスセルの温度制御を量子レベルで制御する原子発振器およびその制御方法を提供する。
【解決手段】本実施形態の原子発振器の光学系の要部である物理部50は、ガス状の金属原子を封入したガスセル10およびそれを保持するガスセル保持部材21からなるセルユニット20、ガスセル10を所定の温度に加熱するヒータ15、ガスセル10中の金属原子を励起するコヒーレント光の光源である光源30、ガスセル10を透過した励起光を検出するフォトセンサ40、フォトセンサ40により検出された励起光の強度に基づいてヒータ15を制御する温度制御手段、を有する。ガスセル10は、円筒部11と、該円筒部11の両端の開口部をそれぞれ封鎖して励起光の光路の入射面および出射面を形成する窓部12と、を有し、ヒータ15が、窓部12の前記光路と異なる領域に設けられている。 (もっと読む)


【課題】リペアコストを低減し、信頼性の高い原子発振器の光学系を提供する。
【解決手段】この光学系1は、各共鳴光を出射するコヒーレント光源2と、コヒーレント
光源2の出射側に配置されガス状の金属原子を封入すると共に、金属原子ガス中に各共鳴
光を通過させるガスセル4と、ガスセル4を通過した光を検出する光検出器5と、コヒー
レント光源2から出射した各共鳴光をガスセル4に導くと共に、ガスセル4を通過した光
を光検出器5に導く導光部材6、7、13と、光検出器8から検出された信号により、発
振周波数を制御する周波数制御回路12と、コヒーレント光源2、光検出器5、及びガス
セル4の温度を制御する温度制御回路11と、を備え、導光部材は、複数の基板7と2個
の板状プリズム13、6を備え、2個の板状プリズム13、6の対向面、及び複数の基板
7によりガスセル4のセルユニットを構成する。 (もっと読む)


【課題】信号強度の揃ったEIT信号を得てS/Nを向上させた光学系を提供する。
【解決手段】共鳴光3aを出射するコヒーレント光源3と、コヒーレント光源3の出射側に配置されガス状の金属原子を封入すると共に、金属原子ガス中に共鳴光3aを透過させるガスセル9と、ガスセル9を透過した光3bを複数の光に分散して再びガスセル9に導く導光手段11と、導光手段11により導かれガスセル9を再び透過した複数の光4b〜7bを検出する光検出器4〜7と、ガスセル9を所定の温度に加熱するヒータ8、10と、光検出器4〜7から検出された信号を合成する合成回路2と、合成回路2の出力信号により、発振周波数を制御する周波数制御回路12と、を備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】ガスセルの加熱効率を高めると共に、EIT信号レベルを大きくしてS/Nを改善した光学系を提供する。
【解決手段】の光学系1は、波長が異なるコヒーレント光としての2種類の共鳴光を入射したときの量子干渉効果による光吸収特性を利用して発振周波数を制御する原子発振器100の光学系1であって、共鳴光を出射するコヒーレント光源2と、コヒーレント光源2の出射側に配置されガス状の金属原子を夫々封入すると共に、金属原子ガス中に共鳴光を透過させる第1及び第2のセル3a、3bと、第1のセル3aを透過した光を第2のセル3bに導く導光手段6と、第2のセル3bを透過した光を検出する光検出器(光検出手段)9と、各セル3a、3bを所定の温度に加熱するヒータ(加熱手段)5と、光検出器9の出力信号により、発振周波数を制御する周波数制御回路10と、を備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】コストを低減し、且つ加熱手段としての性能を向上させた光学系を提供する。
【解決手段】この光学系1は、波長が異なるコヒーレント光としての2種類の共鳴光を入射したときの量子干渉効果による光吸収特性を利用して発振周波数を制御する原子発振器100の光学系1であって、共鳴光7を出射するコヒーレント光源2と、コヒーレント光源2の出射側に配置されガス状の金属原子を封入すると共に、金属原子ガス中に共鳴光を透過させるガスセル4と、ガスセル4の共鳴光7の透過方向の両側方に配置されガスセル4を所定の温度に加熱するヒータ(加熱手段)3、5と、ガスセル4を透過した光を再びガスセル4に導く導光手段6と、ガスセル4を透過した透過光8を検出する光検出器(光検出手段)9と、を備えている。原子発振器100は光検出器9の出力信号により、発振周波数を制御する周波数制御回路10を更に備えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】光強度を小さくしてEIT信号の半値全幅を小さくしてQ値を高めると共に、S/N比を高めて、高精度で低消費電力の原子発振器を提供する。
【解決手段】各共鳴光を出射するLD53と、金属原子ガス中に各共鳴光を通過させる共鳴ガスセル58と、透過光1を検出するPD55と、受光電流に含まれる差周波ビート成分を検出するビート成分検出手段2と、ビート成分検出手段2により検出された差周波ビート成分の振幅レベルを検波する検波手段3と、検波手段3の検波出力に基づいて水晶発振器60の制御電圧を生成する周波数制御手段59と、周波数制御手段59から生成された制御電圧に基づいて規定の周波数を発振する水晶発振器60と、水晶発振器60の発振周波数を基に合成・逓倍して生成した変調周波数ωmによりLD(コヒーレント光源)53のDC電流を変調する変調手段61と、を備えて構成されている。 (もっと読む)


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