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国際特許分類[H03L7/26]の内容

電気 (1,674,590) | 基本電子回路 (63,536) | 電子的振動またはパルス発生器の自動制御,起動,同期または安定化 (3,550) | 周波数または位相の自動制御;同期 (3,453) | 周波数の基準として分子,原子または亜原子粒子のエネルギレベルを用いるもの (115)

国際特許分類[H03L7/26]に分類される特許

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【課題】共鳴信号のSN比やコントラストが向上した短期安定性に優れた原子発振器を提供すること。
【解決手段】レーザー光検出器60の反射面61で反射される反射光13のうち、原子セル30に入射する再入射反射光14の光量を減少でき、再入射反射光14により励起されるアルカリ金属元素31の数を少なくでき、レーザー光源10から射出されたレーザー光12により励起されるアルカリ金属元素31の数が減少しない。したがって、有効な共鳴信号が多く得られ、共鳴信号のSN比の低下や共鳴コントラストの低下が抑えられ、短期安定性に優れた原子発振器100を得ることができる。また、レーザー光源10に再入射する再入射反射光も減少し、レーザー光源10の発振異常を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】ガスセルの出射側に蛍光遮蔽手段を備えることにより、光検出器への蛍光の漏れ光の入射を防止して透過光のS/Nを改善した原子発振器の光学系を提供する。
【解決手段】この光学系60は、共鳴光とマイクロ波を利用した二重共鳴法、又は2種類の共鳴光による量子干渉効果を利用したCPT法により、光吸収特性を利用して発振周波数を制御する原子発振器の光学系60であって、共鳴光6を出射する光源1と、共鳴光6を所定の振動方向に偏光する偏光板12と、光源1の出射側に配置され、ガス状の金属原子を封入すると共に、金属原子ガス中に共鳴光6を通過させるガスセル2と、ガスセル2を通過した透過光7を検出する光検出手段としての光検出器4と、を備え、ガスセル2から放射された蛍光5を遮蔽する偏光手段としての偏光板3をガスセル2の出射側に配置した。 (もっと読む)


【課題】低廉な製作コスト及び部品コストで製造することができ、更に、マスタータイミング基準信号をより高精度で生成することのできる衛星ナビゲーションシステムのためのマスタークロック生成装置の提供。
【解決手段】複数の周波数信号入力部の各々に、原子時計信号から成る第1参照周波数信号と、原子時計信号から成る第2参照周波数信号との、いずれか一方を供給する。複数の周波数コンバータ(110、115、120、125)は、互いに同一周波数の中間周波数信号を出力する。スイッチングマトリクス130は、前記中間周波数信号のうちの1つを主クロックとして選択して送出すると共に、別の1つを副クロックとして選択して送出する。周波数信号生成器150は、前記主クロックから基準周波数信号を生成し、複数の周波数信号出力部へ送出する。位相メーター170は、前記主クロックと前記副クロックとの間の位相差を測定し、異常挙動を検出する。 (もっと読む)


【課題】簡素な回路構成で低消費電力の量子周波数標準器。
【解決手段】化学結合している原子核間のスピン−スピン相互作用によって複数に分裂したエネルギー準位を有する物質110を含む容器120と、容器120に磁場を与える磁場発生源MGと、容器120に電磁波を照射する発振器150と、を含む核磁気共鳴部100と、核磁気共鳴部100から出力される共鳴信号RSからエネルギー準位の核磁気共鳴周波数f1を検出し第1検出信号SD1として出力する第1検出部200と、共鳴信号RSから隣り合うエネルギー準位間のエネルギー差であるスピン結合定数Jを検出し第2検出信号SD2として出力する第2検出部300と、第1検出信号SD1と第2検出信号SD2に基づき核磁気共鳴部100を駆動する駆動信号DSを生成する駆動信号生成部400と、を含み、第2検出部300は、第2検出信号SD2に基づき標準周波数信号SOを出力する。 (もっと読む)


【課題】ガスセルの温度を一義的に定めることで原子発振器の中心周波数を微小に調整す
ることができる原子発振器の周波数調整方法を提供する。
【解決手段】半導体レーザにより構成される光源1と、所定の混合比のバッファーガス及
びアルカリ金属原子を封入したガスセル2と、ガスセル2を所定の温度に加熱するヒータ
ー8と、所望の周波数になるようにヒーター8の温度を設定する温度設定回路10と、ヒ
ーター8の温度を検知する温度センサー7と、ヒーター8を温度設定回路10により設定
された温度に保持する温度制御回路9と、ガスセル2の透過光を検出する光検出回路3と
、光検出回路3により検出されたEIT信号に基づいて同期制御を行なう制御回路4と、
制御回路4からの制御信号に従い、出力周波数が制御される電圧制御水晶発振器5と、電
圧制御水晶発振器6の出力信号を逓倍してマイクロ波を発生するマイクロ波発生回路6と
、を備えて構成される。 (もっと読む)


【課題】原子セルに入射するレーザー光の光量依存性を抑えた高精度の原子発振器を提供すること。
【解決手段】レーザー光源10から射出されるレーザー光の発光強度が変化しても、レーザー光源10と原子セル20との間に位置した透過光量可変手段40およびそれを制御する透過光量制御回路41によって原子セル20に入射するレーザー光の強度を一定にできる。したがって、基準発振周波数制御手段60によって、VCXO50の基準周波数をレーザー光検出器30で検出された射出光の強度に基づいて制御する際に、レーザー光の発光強度の変化に影響されることがなく、高精度な原子発振器100を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】光源の光パワーのバラツキが所定の範囲変動しても一定の光吸収量を得ることが
できる原子発振器の光学系を提供する。
【解決手段】この光学系100は、共鳴光2を出射する光源1と、光源1から出射された
共鳴光2を導く出射光路を複数の出射光路a〜cの中から選択する光スイッチ3と、複数
の出射光路a〜cに夫々配置され、共鳴光4が通過する長さが夫々異なる複数のガスセル
5、6、7と、複数の入射光路A〜Cが各ガスセル5、6、7の出射側に配置され、光ス
イッチ3により選択されたガスセルを通過した励起光8を導く入射光路Aを複数の入射光
路A〜Cの中から選択する光スイッチ9と、励起光10を検出するPD11と、PD11
により検出された励起光10の吸収量に基づいて光スイッチ3及び光スイッチ9を制御す
る制御部12と、を備えて構成される。 (もっと読む)


【課題】周波数安定度を更に向上させた原子発振器を提供する。
【解決手段】この原子発振器100は、半導体レーザにより構成されるLD1と、アルカ
リ金属が封止されたガスセル2と、ガスセル2の透過光を検出するPD(光検出器)3と
、電圧制御水晶発振器9の周波数を制御する制御信号を生成する同期制御部21と、原子
発振器100の出力信号が同期しているか否か判定する同期検出部20と、電圧検出回路
18の出力信号に従い、Hiレベル(同期時)でガスセル2に所定の強さの磁場を与える
磁場制御回路19と、を備えて構成される。 (もっと読む)


【課題】ドップラー拡がりによる光共鳴波長分布を持つ原子集団に対しEIT現象を効率
よく発生させる原子発振器を提供する。
【解決手段】各共鳴光を出射するLD2と、LD2の中心波長を発生する中心波長発生手
段1と、二つの異なる基底状態のエネルギー差(ΔE12)に相当する周波数の1/2の
周波数を発振する発振器9と、ドップラー拡がりに対して十分小さい周波数を発振する発
振器10と、電気信号によりLD2から出射された共鳴光11に周波数変調を与えるEO
M(電気光学変調素子)3、4と、EOM4により変調された光12の波長により光の吸
収量を変化させる、気体状アルカリ金属(セシウム)原子を封入したガスセル5と、ガス
セル5から透過する光13を検出する光検出器(光検出手段)6と、光検出器6の出力に
基づきガスセル5のEIT状態を検出して出力電圧を制御する周波数制御手段7と、を備
えて構成されている。 (もっと読む)


【課題】窓部へのアルカリ金属の析出を十分低減させたアルカリ金属ガスの封入されたガスセルを提供すること。
【解決手段】ガスセル10の容器1に形成された突起部12の凹部16にアルカリ金属2が取り込まれ析出する析出確率が、複数の突起部12の場合、単数の突起部12と比較して高く、アルカリ金属2の窓部11への析出確率を低下できる。したがって、窓部11へのアルカリ金属2の析出を十分低減させたガスセル10を得ることができる。 (もっと読む)


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