説明

おむつかぶれおよび同等物などの皮膚炎を治療するための方法

様々な種類の皮膚炎は、おむつかぶれ、失禁に起因する炎症、授乳中の母親が経験する乳房の炎症、痔の炎症、および、熱傷に起因する皮膚炎、昆虫刺傷などの皮膚炎を治療するために有用な冷却脱脂粉乳添加物を含み、適切に構成され、適切な大きさであるパッドを使用して治療する。炎症を起こした皮膚は、炎症を起こした皮膚に直接パッドを貼ることによって治療することができる。治療は様々な方法で通常の日常活動中に継続することができる。パッドは、授乳用ブラジャーの内側に着用することができる乳房パッドの形をとることができ、または患部の皮膚に付着することができる粘着性ストリップの形をとることができる。おむつかぶれまたは失禁に起因する炎症を治療するためには、パッドはおむつまたは適切な失禁症用下着に入れることができる。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本出願は、2005年8月4日に出願された、米国特許出願第60/705,543号の利益を請求する。
(技術分野)
本発明は、おむつかぶれ、失禁に起因する炎症、授乳中の母親が経験する乳房の炎症、痔の炎症、熱傷、運動摩擦、窮屈な服、昆虫刺傷などに起因する皮膚炎を治療するためのデバイスに関する。デバイスは冷源およびパッドを含み、パッドは粉乳を含み、パッドは炎症を起こした皮膚領域に直接貼り、通常の日々の活動中に、炎症を起こした皮膚領域全体に着用することができる。
【0002】
(背景技術)
様々な種類の皮膚炎は一般的である。これらは、乳児が経験するおむつかぶれ、とりわけ高齢者が経験する失禁に起因する炎症、授乳中の母親が経験する乳房の乳頭の炎症、痔の炎症、および熱傷、運動摩擦、窮屈な服、昆虫刺傷に起因する皮膚の炎症などを含む。
【0003】
これらの問題は、皮膚炎の原因および性質に応じて、多くの異なる方法で対応されてきた。痔の炎症は、患部にワセリン、ココアバターおよび/またはでんぷんなどの物質を塗布することによって処置されてきた。乳房の乳頭炎症は、患部にカラミン、ワセリンおよび/またはジメチコーンを含む乳房パッドを当てることによって処置されてきた。パッドは授乳用ブラジャーの内側に着用することができる。おむつかぶれの炎症は、患部にジメチコーン、ワセリンおよび/または酸化亜鉛を塗布することによって処置されてきた。熱傷、昆虫刺傷および他の皮膚炎は、患部を覆うココアバター、抗生物質および/または消毒剤ならびに粘着性ストリップ包帯によって処置される場合がある。
【0004】
直面している炎症を鎮静すると同時に、当該の組織の酸性度を低下させる、前述の皮膚炎の問題のすべてに容易に使用できる単一の解決法を提供することは望ましいであろう。前記問題に前記解決法を利用する製品は、食品医薬品局承認を要求することなく、対象の日常活動の間に容易に使用でき、扱い易く、比較的費用がかからず、生産が容易であるべきである。
【0005】
(発明の開示)
本発明は、炎症組織に塗布すると、前記組織の酸性度を低下させ、乳内のタンパク質などの他の物質のために、前記炎症部位を鎮静する乳成分を包含するパッドの使用に向けられる。前記パッドは、破砕することにより冷やす冷却剤を含むことができ、または冷蔵室または冷凍室に放置することにより冷却することができるゲルを含むことができる。前記パッドは、治療すべき前記炎症が位置する部位の、個人の皮膚に密に接触するように成形される、適切な形に構成することができる。前記乳要素は、多くの異なる方法で前記パッドに包含させる。例えば、水中の脱脂粉乳のスラリーを形成し、前記パッドに吹き付け、乾燥させ、その結果使用するのに適切となり、あるいは、脱脂粉乳およびポリエチレングリコールなどの溶解可能な水溶性無水担体のスラリーを形成することができることが発見された。あるいは、脱脂粉乳ならびに鉱物油および蝋などの非水溶性担体のスラリーを形成することができる。脱脂粉乳および増粘剤とポリマーの水溶液のスラリーを形成することができる。前述の粉乳は、液乳および全乳で代用することができ、また液乳および粉乳の両方は、前記脱脂乳要素の代わりに使用することができる。脱脂粉乳が好ましい。全乳または脱脂乳のどちらかの液乳製品を使用する場合は、前記乳製品は前記パッドに塗布した後乾燥することになる。脱脂乳または全乳のどちらかの前記粉乳または液乳要素のどの組み合わせも、前記パッドを生産するのに使用することができる。
【0006】
湿式スラリー製品の手順を使用する場合は、前記パッドには前記乳要素をコーティングする不織布外部カバーが付いているべきである。外部カバーは、ナイロン、PET、レーヨン、セルロース、綿、ビスコース、アクリルおよび木材パルプ繊維などのポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミドから作ることができる。前記不織布カバーは、前記カバーを作るのに使用される材料に応じて、スパンボンド法、メルトブロー法、ニードルパンチ法、樹脂ボンド法、エアレイド法、ハイドロエンタングリング法、コーステックエンタングリング法、ウェットレイド法、スパンレース法、およびカーディング法によって作ることができる。前記乳要素は、前記パッドを組み立てる前、すわなち、前記パッドを前記パッドカバーに入れる前、または前記パッドを組み立てた後に、前記パッドカバーに塗布することができる。前記乳コーティングは、ドクターブレードによって、ローラーによって、またはスプレー式によって前記パッドカバーに塗布することができる。前記乳要素の水溶液を使用する場合は、前記パッドを使える状態にするには、その前に、前記コーティングを施したカバーまたはパッドカバーを乾燥しなければならない。強制空気乾燥によって、または強制温風、加熱ローラー、加熱バーもしくは加熱プレートにより直接熱を加えることによって、乾燥することができる。前記パッドアセンブリは、水分を保持するために、一般に「超吸収材料」と称される、高分子量アクリルなどポリマー、前記吸収フィラーパッドを含むことができ、冷却して前記パッドに素早く入れることができる液体を含む小袋もまた含んでもよい。
【0007】
前記完成したパッドアセンブリは、以下の方法で使用される。前記乳を不織布パッド外部カバーに塗布する場合は、前記粉乳成分は、前記対象の皮膚に密に接するようにする。前記乳スラリーを前記パッドの外面で乾燥させる場合は、前記パッドの乳の濃度は、前記乳コーティングを乾燥させることなく乳を使用する場合より、さらに高濃度となることが理解されるべきである。このようにして、前記皮膚の前記天然水分は、前記無脂肪乳または全乳を前記皮膚に溶解または放出させる。前記不織布外部カバーと前記パッドの内部との間に半透性のシート材料を有することによって、このような効果を促進することができる。前記カバーは、経表皮水分が前記粉乳を迂回しないように働き、前記経表皮水分が、前記粉乳固形物を乳溶液または混合物に可溶化することを確実にする。かかるシート材料を使用すると、経表皮水蒸気の濃度は高まり、前記水蒸気が前記患部への乳の放出を増進する。
【0008】
前記アセンブリパッドへ前記乳成分を塗布する場合には、前記パッドの内部および外部での乳の前記濃度は、どのような方法で塗布するか、すなわち、コーティングシリンダーによってか、スプレーによってなどの塗布方法によって決まる。前記シート材料をコーティングするための前記不織布シート材料に直接接するシリンダーの使用は、前記シリンダーと前記シート材料との間に生じる直接的接触のために、前記シート材料での乳の濃度はより高くなる。このようにして、前記パッドの乳の前記濃度は、前記パッドから前記患部への乳の即時的および/または持続的放出の両方に影響を与えるために、処方の種類、すなわち、疎水性であるか親水性であるか、とともに調整することができる。親水性処方は、前記経表皮水分のために、前記パッドアセンブリに対する前記乳の放出がより容易に得られる。前記処方が親水性の場合は、乳の放出は、前記包含材料の前記分子量を増加することにより遅くすることができる。ポリエチレングリコールはかかる材料の一例である。前記材料が疎水性の場合、シリコーンなどの材料は、前記乳成分の前記放出を遅らせるために使用することができる。したがって、前記パッドアセンブリは、前記乳成分の放出度に関してある程度カスタマイズすることができる。前記パッドアセンブリの好ましい実施態様では、最初に前記乳成分の放出促進を用い、続いて前記乳成分の、比較的遅い、持続した放出を用いることが可能である。異なる分子分画を含む、ポリエチレングリコールマトリクスを使用すると、所望のこの結果が得られることになる。
【0009】
前記パッドアセンブリは、乳スラリーそれ自体の形成を必要としない、他の多くの方法で前記乳要素を含浸することができる。1つの方法は、前記パッド材料を水、または粘着性物質の水性スラリーでスプレーまたはコーティングし、次いで粉乳を前記湿式パッド材料に振りかけることである。前記振りかけられたパッド材料は、次いで乾燥する。ある方法はまた、前記パッド材料を濃縮液もしくはスラリーまたは液乳の非濃縮液でスプレーまたはコーティングし、次いで前記乳コーティング材料を乾燥する。前記乳状材料を製造するその他の方法は、前記ポリマーが溶融した後、繊維形状に変化する前に、前記パッドアセンブリの前記不織布要素を形成するのに使用される固体ポリマーに乳を加え、次いで前記乳が前記ポリマー繊維に包含されるように、スピナレットを通して前記ポリマー‐乳混合物を流すことである。
【0010】
(発明の詳細な説明)
次に図を参照すると、本発明により形成され、数字2によって一般に指定されるパッドアセンブリの第1の実施態様を図1〜4aに示す。このパッドアセンブリ2は、使用の前に冷却を必要とする使い捨てアセンブリである。パッドアセンブリ2は、脱脂粉乳で含浸した不織布シート材料から形成される外部要素6および8を含む。パッドアセンブリ2を着用すると、シート6および8はパッドアセンブリ2の乳成分を組織に送る。パッドアセンブリ2の内部要素10は、冷却することができる材料を含み、パッドアセンブリ2が必要とする冷たさを与える。さらに任意の内部要素12は、例えば、硝酸アンモニウムであってもよい発熱ビーズの層である。パッド2のいくつかの要素は、2つのシート6および8の端部4を密封またはその他の方法で接着することによって小袋として形成してもよい。アセンブリ2は、罹患組織に直接接触し、また罹患組織への乳が通ることができ、図4aに示される、透過性外部小袋7の中へ、スリット5を通して挿入することによって再使用することができる。あるいは、外部小袋7は、脱脂粉乳に含浸させてもよい。小袋7に粘着性ストリップ(図示せず)を付けて、ユーザーの皮膚またはおむつもしくは失禁症用下着などの衣類へのアセンブリの固定を容易にする。小袋7を使用する場合は、アセンブリを使用した後、内部アセンブリ2は小袋7から取り外すことができ、小袋7は廃棄することができる。内部アセンブリ2は次いで再び冷却し、再利用のために別の小袋に入れることができる。
【0011】
図5〜図9では、冷却を必要としない使い捨ての実施態様であるパッドアセンブリの第2の実施態様を開示する。この第2の実施態様は、圧搾または破砕されると、アセンブリが適切に動作するための必要な冷たさを与える、破砕可能な吸熱性冷却剤化合物を含む小袋の形のコア要素14を含む。破砕可能な冷却剤は、米国特許第4,780,117号Lahey、第4,986,076号Kirk、第6,233,945号Kohout、および第6,393,843号Kohoutに開示されているタイプの吸熱反応化合物を含むことができ、その全内容は本願書に組み込まれる。不織布材料から形成される外部スリーブ18もまた含まれる。外部スリーブ18は脱脂粉乳でコーティングまたは含浸される。スリーブ18は、3つの密封端部および1つの開口端を有する。図9に示すように、スリーブ18はまた、コア16をスリーブ18に入れた後、スリーブ18が閉じることができるようにする折り目19とともに形成することができる。スリーブ18の開口端は、矢印Aで示すように単に折り返し、テープの一片は適所に固定するために使用される。パッドアセンブリの使い捨て版では、使用後アセンブリ全体を破棄する。スリーブ18に粘着性ストリップ(図示せず)を付けて、ユーザーの皮膚またはおむつもしくは失禁症用下着などの衣類へのアセンブリの固定を容易にする。
【0012】
図10は、新生児への授乳または他の乳房炎症の原因に起因する乳頭炎症の解消するために、授乳中の母親によって使用されるよう構成されるパッドの実施態様を示す。パッドはアセンブリの乳要素を含み、数字11によって一般に示される外部スリーブを含む。冷却剤要素は数字21によって示され、冷却剤材料を含む円形の小袋の形を取ることが好ましい。小袋21は、矢印Bで示すように、スリーブ11の中へ挿入され、またスリーブ11は、図9に開示した実施態様に示した同様の方法で閉じられる。組み立てられたパッドは次いで対象の乳頭の上に位置付けられ、例えば、授乳用ブラジャーなどのブラジャーによって適所に保持される。一面の乳要素を使い果たした時点で、パッドを裏返すことができる。
【0013】
図11は、昆虫刺傷、熱傷または他の同様の皮膚炎による炎症を治療するために使用することができる、粘着性ストリップ9に配置されるパッドの実施態様を示す。粘着性ストリップ9は、罹患皮膚領域に直接接する、乳含有要素17を含む。冷却剤含有要素13は、要素17の真下に配置される。粘着性ストリップは、熱傷もしくは昆虫刺傷または他の皮膚炎に直接被せ、接するストリップの要素17とともに熱傷または昆虫刺傷の上に位置付けする。
【0014】
パッドアセンブリのすべての実施態様のもとでは、アセンブリを着用するとき、乳が含浸した要素は罹患組織に接触して配置される。これにより、要素の粉乳を湿らすために、経表皮水分が乳が含浸した要素に浸透する。本発明のパッドアセンブリは、皮膚炎を和らげる、簡単で、信頼性があり、便利な治療を提供することが容易に理解されるであろう。パッドアセンブリは最も一般的な日常活動の間に着用することができ、家の中での使用に制限されない。パッドアセンブリは使用するのに扱い易く、その広大な使用は、ユーザーにいかなる副作用ももたらすことはない。
【0015】
失禁症用下着の使用に関連して起こるおむつかぶれまたは皮膚炎を治療するときは、本明細書で上述したパッドはおむつまたは失禁症用下着に包含される、または入れることができる。授乳に起因する乳房炎症を治療するときは、対象パッドは、授乳中の母親のブラジャーに挿入する形で構成することができる。熱傷または昆虫刺傷に起因する皮膚炎を治療するときは、パッドは包帯に入れることができ、または小型化して粘着性ストリップに入れる、または包含することができる。これらの前述の付加的な使用のそれぞれでは、パッドは、乳が本明細書で上述した形のいずれかで包含される繊維によって覆われる冷湿布を備える。
【0016】
本発明の開示された実施態様の多くの変化および変形は、発明概念から逸脱することなく行ってもよいので、添付の特許請求の範囲によって定める以外は、本発明を限定するよう意図するものではない。
【0017】
本発明は、添付図面とともに解釈されるとき、好ましい実施態様の、以下の詳細な説明からより容易に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【図1】図1は、本発明により形成されるパッドアセンブリの第1の実施態様の平面図である。
【図2】図2は、図1のパッドアセンブリの側面図である。
【図3】図3は、図1のパッドアセンブリの斜視図である。
【図4】図4は、図1のパッドアセンブリの分解図である。
【図4a】図4aは、図1のアセンブリを収納するのに使用してもよい外部小袋要素の平面図である。
【図5】図5は、本発明により形成されるパッドアセンブリの第2の実施態様のコア要素の平面図である。
【図6】図6は、図5のコア要素の側面図である。
【図7】図7は、図5のコア要素の斜視図である。
【図8】図8は、パッドアセンブリの第2の実施態様のスリーブ要素の斜視図である。
【図9】図9は、コア要素のスリーブ要素への挿入方法を示す、組み立てられたパッドアセンブリの斜視図である。
【図10】図10は、授乳中の母親の乳房、または合わないもしくは窮屈な服または運動による乳頭炎症に適用される授乳用ブラジャーに着用することができる乳房パッドの形をとるパッドの平面図である。
【図11】図11は、昆虫刺傷、熱傷および同様の限局性皮膚炎に関連して用いられる粘着性ストリップなどの粘着包帯の形をとるパッドの平面図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
女性の乳房の乳頭の炎症を治療するための方法であって、
a)冷却要素および粉乳要素を含む吸収パッドで前記乳頭を覆うステップであって、前記乳要素は前記乳頭と接触するステップと、
b)治療期間中は前記パッドを前記乳頭に接触するよう維持するステップと、
を含む、方法。
【請求項2】
前記パッドはブラジャーに入れられる、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記パッドは、前記吸収パッド要素が入れられるカバー要素をさらに備える、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記冷却要素は冷凍可能な物質である、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記冷却要素はゲルである、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記冷却要素は吸熱性物質である、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記乳要素は脱脂乳である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記乳要素は、粉乳および溶解可能な水溶性無水担体のスラリーから形成される、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記溶解可能な水溶性無水担体はポリエチレングリコールである、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記乳要素は、粉乳および非水溶性担体のスラリーから形成される、請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記非水溶性担体は鉱物油および蝋である、請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記吸収パッドはカバー要素に入れられ、前記カバーは不織繊維材から形成され、また前記乳要素は前記カバーで乾燥コーティング状になっている、請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記カバー要素は、固体ポリマーを繊維状に変える前に前記乳要素が包含される固体ポリマーから形成される、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記乳要素は、粉乳と水から形成される溶液またはスラリーである、請求項1に記載の方法。
【請求項15】
新生児の授乳、おむつかぶれ、失禁によるかぶれ、痔、熱傷、昆虫刺傷、および同等物に起因する皮膚炎および/または炎症を治療するための方法であって、
a)冷却要素および粉乳要素を含む吸収パッドで前記皮膚炎を覆うステップであって、前記乳要素は前記皮膚炎/炎症と接触するステップと、
b)治療期間中は前記パッドを前記皮膚炎/炎症に接触するよう維持するステップと、
を含む、方法。
【請求項16】
前記皮膚炎/炎症は、熱傷または昆虫刺傷に起因し、前記パッドは前記熱傷または昆虫刺傷を覆う粘着性ストリップの要素である、請求項15に記載の方法。
【請求項17】
前記皮膚炎/炎症は、新生児の授乳に起因する乳頭炎症であり、前記パッドは前記乳頭を覆う授乳用ブラジャーの要素である、請求項15に記載の方法。
【請求項18】
前記皮膚炎/炎症はおむつかぶれに起因し、前記パッドは前記おむつかぶれを覆うおむつの要素である、請求項15に記載の方法。
【請求項19】
前記皮膚炎/炎症は痔に起因し、前記パッドは前記痔を覆う粘着性ストリップの要素である、請求項15に記載の方法。
【請求項20】
前記皮膚炎/炎症は失禁に起因し、前記パッドは失禁に対応するようデザインされた下着の要素である、請求項15に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図4a】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2009−503098(P2009−503098A)
【公表日】平成21年1月29日(2009.1.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−525164(P2008−525164)
【出願日】平成18年8月3日(2006.8.3)
【国際出願番号】PCT/US2006/030144
【国際公開番号】WO2007/019186
【国際公開日】平成19年2月15日(2007.2.15)
【出願人】(507023278)フェマシューティカルズ リミテッド ライアビリティ カンパニー (2)
【Fターム(参考)】