アクチビンレセプター様キナーゼ−1アンタゴニスト組成物とその使用方法
ALK−1アンタゴニストを用いた、脈管形成又はリンパ管形成と関係する疾患を治療するための方法および組成物が、本明細書中で開示される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
リンパ脈管形成の阻害方法であって、リンパ脈管形成の阻害を必要とする被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによってリンパ脈管形成が阻害される方法。
【請求項2】
被検体が、腫瘍、癌、細胞増殖性疾患、黄斑変性、炎症性媒介疾患、関節リウマチ、糖尿病性網膜症又は乾癬を患っている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
被検体のリンパ脈管形成と関連する病的状態の治療方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによってリンパ脈管形成と関連する病的状態が治療される方法。
【請求項4】
リンパ脈管形成と関連する病的状態が、腫瘍、癌、細胞増殖性疾患、黄斑変性、炎症性媒介疾患、関節リウマチ、糖尿病性網膜症又は乾癬である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患が、カルチノーマ、リンパ腫、芽細胞腫、肉腫又は白血病である、請求項2又は4に記載の方法。
【請求項6】
被検体の腫瘍性リンパ脈管形成の阻害方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによって腫瘍性リンパ脈管形成が阻害される方法。
【請求項7】
被検体の腫瘍転移の阻害又は予防の方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによって腫瘍転移が阻害又は予防される方法。
【請求項8】
被検体が腫瘍転移を生じているか又は生じるリスクにある、請求項6又は7に記載の方法。
【請求項9】
前記腫瘍転移がリンパ系にある、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記腫瘍転移が遠隔臓器にある、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
被検体の周皮細胞組織の破壊方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによって周皮細胞組織が破壊される方法。
【請求項12】
被検体が腫瘍、癌、細胞増殖性疾患、黄斑変性、炎症媒介疾患、関節リウマチ、糖尿病性網膜症又は乾癬を患っている、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
被検体の腫瘍増殖の阻害方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによって腫瘍増殖が阻害される方法。
【請求項14】
被検体の腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患の治療方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによって腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項15】
腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患は、カルチノーマ、リンパ腫、芽細胞腫、肉腫又は白血病である、請求項13又は14に記載の方法。
【請求項16】
さらに、被検体に有効量の抗血管形成剤を投与することを含む、請求項13又は14に記載の方法。
【請求項17】
抗血管形成剤が血管内皮性増殖因子(VEGF)のアンタゴニストである、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
VEGFのアンタゴニストが抗VEGF抗体である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
抗VEGF抗体がベバシズマブである、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
血管形成と関係する病的状態を有する被検体において抗血管形成剤の有効性を上げる方法であって、抗血管形成剤と組み合わせて有効量のALK−1アンタゴニストを被検体に投与することを含み、これにより該抗血管形成剤の阻害活性が高まる方法。
【請求項21】
血管形成と関係する病的状態が腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
ALK−1アンタゴニストがALK−1イムノアドヘシンである、請求項1から21のいずれか一に記載の方法。
【請求項23】
ALK−1イムノアドヘシンが、配列番号:2のアミノ酸残基22−352、配列番号:4の残基22−349、配列番号:6の残基22−347、配列番号:8の残基22−350、又は配列番号:10の残基22−350を含む、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
ALK−1アンタゴニストが抗ALK−1抗体又はその抗原結合断片である、請求項1から21のいずれか一に記載の方法。
【請求項25】
腫瘍転移の予防、阻害ないしは治療、又は腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患の治療に使用するためのALK-1アンタゴニスト。
【請求項26】
ALK−1アンタゴニストがALK−1イムノアドヘシンである、請求項25に記載のALK−1アンタゴニスト。
【請求項27】
ALK−1イムノアドヘシンが、配列番号:2のアミノ酸残基22−352、配列番号:4の残基22−349、配列番号:6の残基22−347、配列番号:8の残基22−350、又は配列番号:10の残基22−350を含む、請求項26に記載のALK−1アンタゴニスト。
【請求項28】
ALK−1アンタゴニストが抗ALK−1抗体又はその抗原結合断片である、請求項25に記載のALK−1アンタゴニスト。
【請求項1】
リンパ脈管形成の阻害方法であって、リンパ脈管形成の阻害を必要とする被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによってリンパ脈管形成が阻害される方法。
【請求項2】
被検体が、腫瘍、癌、細胞増殖性疾患、黄斑変性、炎症性媒介疾患、関節リウマチ、糖尿病性網膜症又は乾癬を患っている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
被検体のリンパ脈管形成と関連する病的状態の治療方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによってリンパ脈管形成と関連する病的状態が治療される方法。
【請求項4】
リンパ脈管形成と関連する病的状態が、腫瘍、癌、細胞増殖性疾患、黄斑変性、炎症性媒介疾患、関節リウマチ、糖尿病性網膜症又は乾癬である、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患が、カルチノーマ、リンパ腫、芽細胞腫、肉腫又は白血病である、請求項2又は4に記載の方法。
【請求項6】
被検体の腫瘍性リンパ脈管形成の阻害方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによって腫瘍性リンパ脈管形成が阻害される方法。
【請求項7】
被検体の腫瘍転移の阻害又は予防の方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによって腫瘍転移が阻害又は予防される方法。
【請求項8】
被検体が腫瘍転移を生じているか又は生じるリスクにある、請求項6又は7に記載の方法。
【請求項9】
前記腫瘍転移がリンパ系にある、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記腫瘍転移が遠隔臓器にある、請求項8に記載の方法。
【請求項11】
被検体の周皮細胞組織の破壊方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによって周皮細胞組織が破壊される方法。
【請求項12】
被検体が腫瘍、癌、細胞増殖性疾患、黄斑変性、炎症媒介疾患、関節リウマチ、糖尿病性網膜症又は乾癬を患っている、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
被検体の腫瘍増殖の阻害方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによって腫瘍増殖が阻害される方法。
【請求項14】
被検体の腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患の治療方法であって、被検体に有効量のALK−1アンタゴニストを投与することを含み、それによって腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患が治療される方法。
【請求項15】
腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患は、カルチノーマ、リンパ腫、芽細胞腫、肉腫又は白血病である、請求項13又は14に記載の方法。
【請求項16】
さらに、被検体に有効量の抗血管形成剤を投与することを含む、請求項13又は14に記載の方法。
【請求項17】
抗血管形成剤が血管内皮性増殖因子(VEGF)のアンタゴニストである、請求項16に記載の方法。
【請求項18】
VEGFのアンタゴニストが抗VEGF抗体である、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
抗VEGF抗体がベバシズマブである、請求項18に記載の方法。
【請求項20】
血管形成と関係する病的状態を有する被検体において抗血管形成剤の有効性を上げる方法であって、抗血管形成剤と組み合わせて有効量のALK−1アンタゴニストを被検体に投与することを含み、これにより該抗血管形成剤の阻害活性が高まる方法。
【請求項21】
血管形成と関係する病的状態が腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患である、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
ALK−1アンタゴニストがALK−1イムノアドヘシンである、請求項1から21のいずれか一に記載の方法。
【請求項23】
ALK−1イムノアドヘシンが、配列番号:2のアミノ酸残基22−352、配列番号:4の残基22−349、配列番号:6の残基22−347、配列番号:8の残基22−350、又は配列番号:10の残基22−350を含む、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
ALK−1アンタゴニストが抗ALK−1抗体又はその抗原結合断片である、請求項1から21のいずれか一に記載の方法。
【請求項25】
腫瘍転移の予防、阻害ないしは治療、又は腫瘍、癌又は細胞増殖性疾患の治療に使用するためのALK-1アンタゴニスト。
【請求項26】
ALK−1アンタゴニストがALK−1イムノアドヘシンである、請求項25に記載のALK−1アンタゴニスト。
【請求項27】
ALK−1イムノアドヘシンが、配列番号:2のアミノ酸残基22−352、配列番号:4の残基22−349、配列番号:6の残基22−347、配列番号:8の残基22−350、又は配列番号:10の残基22−350を含む、請求項26に記載のALK−1アンタゴニスト。
【請求項28】
ALK−1アンタゴニストが抗ALK−1抗体又はその抗原結合断片である、請求項25に記載のALK−1アンタゴニスト。
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図6】
【図7】
【図8】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【公表番号】特表2011−503088(P2011−503088A)
【公表日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−533209(P2010−533209)
【出願日】平成20年11月5日(2008.11.5)
【国際出願番号】PCT/US2008/082465
【国際公開番号】WO2009/061807
【国際公開日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成23年1月27日(2011.1.27)
【国際特許分類】
【出願日】平成20年11月5日(2008.11.5)
【国際出願番号】PCT/US2008/082465
【国際公開番号】WO2009/061807
【国際公開日】平成21年5月14日(2009.5.14)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
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