説明

アクティブ磁気シールド

【課題】コイルの径を大きくすることなく、均一な磁界領域を広範囲に亘って形成する。
【解決手段】アクティブ磁気シールド10は、複数のヘルムホルツコイル110A,110Bが同軸上に並べて設けられたヘルムホルツコイルユニットと、前記複数のヘルムホルツコイル110A,110Bのそれぞれに対して電流を供給する電流供給部160と、前記電流の供給対象とする前記ヘルムホルツコイルを切り替え、切り替え後の前記ヘルムホルツコイルに対して前記電流を供給するように、前記電流供給部を制御する制御部180とを備える。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクティブ磁気シールドに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載の環境磁気雑音遮蔽磁界印加装置によれば、ヘルムホルツコイル条件を満たす一対のコイルに対して、同一の電流を供給して、環境磁気雑音と逆位相の磁界を発生させることにより、環境磁気雑音がキャンセルされた均一な磁界領域を両コイル間に発生することができるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005−217341号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記技術では、均一な磁界領域を広範囲に亘って形成するためには、コイルの径を大きくする必要がある。本発明は、上記課題を解決することで、コイルの径を大きくすることなく、均一な磁界領域を広範囲に亘って形成することができる、アクティブ磁気シールドを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様のアクティブ磁気シールドは、複数のヘルムホルツコイルが同軸上に並べて設けられたヘルムホルツコイルユニットと、前記複数のヘルムホルツコイルのそれぞれに対して電流を供給する電流供給部と、前記電流の供給対象とする前記ヘルムホルツコイルを切り替え、切り替え後の前記ヘルムホルツコイルに対して前記電流を供給するように、前記電流供給部を制御する制御部とを備えることを特徴とする。係る構成によれば、複数のヘルムホルツコイルによって、均一な磁界領域を軸方向に複数形成することができるため、コイルの径を大きくすることなく、均一な磁界領域を広範囲に亘って形成することができる。
【0006】
上記アクティブ磁気シールドにおいて、前記複数のヘルムホルツコイルは、少なくとも、隣接する一方の前記ヘルムホルツコイルが形成した均一な磁界領域の一部と、隣接する他方の前記ヘルムホルツコイルが形成した均一な磁界領域の一部とが重なり合う、という条件を満たす間隔を有して、並べて設けられていてもよい。係る構成によれば、複数のヘルムホルツコイルが形成した複数の均一な磁界領域間に、均一でない磁界領域が形成されないため、均一な磁界領域を広範囲に亘って形成することができる。
【0007】
上記アクティブ磁気シールドにおいて、前記制御部は、当該アクティブ磁気シールドが形成した均一な磁界領域において被測定物を測定する測定装置の測定周期よりも短い周期で、前記電流の供給対象とする前記ヘルムホルツコイルを切り替え、切り替え後の前記ヘルムホルツコイルに対して前記電流を供給するように、前記電流供給部に指示してもよい。係る構成によれば、測定装置による1回の測定期間内に、複数のヘルムホルツコイルに均一な磁界領域を発生させることにより、均一かつ広範囲な磁界領域を形成することができる。
【0008】
上記アクティブ磁気シールドにおいて、前記ヘルムホルツコイルユニットが、異なる2軸方向のそれぞれに対して設けられていてもよい。係る構成によれば、均一な磁界領域を2軸方向に広範囲に亘って形成することができる。
【0009】
上記アクティブ磁気シールドにおいて、前記ヘルムホルツコイルユニットが、異なる3軸方向のそれぞれに対して設けられていてもよい。係る構成によれば、均一な磁界領域を3軸方向に広範囲に亘って形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】第1の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10の外観を示す。
【図2】第1の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10の構成を示す。
【図3】アクティブ磁気シールド10が形成する磁界領域114の一例を示す。
【図4】電流供給部160による電流の供給タイミングを示す。
【図5】第2の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10の外観を示す。
【図6】第3の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10の外観を示す。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1は、第1の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10の外観を示す。図2は、第1の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10の構成を示す。アクティブ磁気シールド10は、均一かつ広範囲な磁界領域114を形成することができる。たとえば、アクティブ磁気シールド10は、心臓磁気計測システムなどの生体計測システムに用いられるが、磁気を計測するシステムであれば、生体計測システム以外のシステムにも用いることができる。
【0012】
アクティブ磁気シールド10は、基板12、ヘルムホルツコイルユニット100、および制御装置150を備える。ヘルムホルツコイルユニット100および制御装置150は、基板12上に設けられている。ヘルムホルツコイルユニット100は、複数のヘルムホルツコイル110を有する。たとえば、本実施形態のヘルムホルツコイルユニット100は、図2に示すように、ヘルムホルツコイル110Aおよびヘルムホルツコイル110Bを有する。すなわち、本実施形態のヘルムホルツコイルユニット100は、2つのヘルムホルツコイル110を有する。
【0013】
複数のヘルムホルツコイル110のそれぞれは、ヘルムホルツコイル条件を満たす一対のコイル112を有する。ヘルムホルツコイル条件を満たすため、一対のコイル112には、コイルの大きさおよび巻き数が略同一のものが用いられる。また、ヘルムホルツコイル条件を満たすため、一対のコイル112には、コイル112の半径と一対のコイル112間の距離が略同一となるように配置されている。たとえば、本実施形態のヘルムホルツコイルユニット100において、ヘルムホルツコイル110Aは、ヘルムホルツコイル条件を満たす一対のコイル112Aを有する。また、ヘルムホルツコイル110Bは、ヘルムホルツコイル条件を満たす一対のコイル112Bを有する。コイル112Aとコイル112Bとは、軸A方向に交互に並べて配置されている。
【0014】
ここで、実際のコイル112は、コイルボビンに対してコイルが多重に巻かれている。また、実際のコイル112は、基板12上において立った状態で設置され、支持部材などによって支持されている。図1および図2においては、アクティブ磁気シールド10の構成をわかりやすくするために、これらの図示を省略している。なお、本実施形態のアクティブ磁気シールド10は、円形状のコイル112を用いているが、これに限らず、四角形、その他の多角形、楕円形状など、円形状以外のコイル112を用いてもよい。
【0015】
複数のヘルムホルツコイル110のそれぞれは、一対のコイル112のそれぞれに同一の電流が供給されることで、一対のコイル112の中間点の周囲に均一な磁界領域114を形成する。たとえば、ヘルムホルツコイル110Aは、一対のコイル112Aの中間点Paの周囲に均一な磁界領域114Aを形成する。また、ヘルムホルツコイル110Bは、一対のコイル112Bの中間点Pbの周囲に均一な磁界領域114Bを形成する。ここで、均一な磁界領域114とは、位置の変化に伴う磁界変化が最小の領域を示す。磁界変化が最小の領域とは、他の領域よりも磁界変化が小さい領域であれば、磁界変化が0の領域であってもよく、それ以外の領域であってもよい。均一な磁界領域114は、位置の変化に伴う磁界変化が最小の領域のみに限らず、位置の変化に伴う磁界変化が最小〜予め定められている値の範囲内の領域を含んでもよい。
【0016】
複数のヘルムホルツコイル110は、同軸上に並べて設けられている。具体的には、複数のヘルムホルツコイル110は、少なくとも、隣接する一方のヘルムホルツコイル110が形成した均一な磁界領域114の一部と、隣接する他方のヘルムホルツコイル110が形成した均一な磁界領域114の一部とが重なり合う、という条件を満たす間隔を有して、同軸上に並べて設けられている。たとえば、図2に示す例では、ヘルムホルツコイル110Aおよびヘルムホルツコイル110Bは、ヘルムホルツコイル110Aが形成した均一な磁界領域114Aの一部と、ヘルムホルツコイル110Bが形成した均一な磁界領域114Bの一部とが重なり合う、という条件を満たす間隔Dを有して、軸A上に並べて設けられている。
【0017】
制御装置150は、電流供給部160、磁界検出部170、および制御部180を有する。電流供給部160は、複数のヘルムホルツコイル110のそれぞれに対して電流を供給する。磁界検出部170は、複数のヘルムホルツコイル110のそれぞれの磁界を検出する。たとえば、磁界検出部170は、複数のヘルムホルツコイル110のそれぞれについて、当該ヘルムホルツコイル110が形成する磁界領域114の近傍に設けられた、フラックスゲート磁束計などの磁気センサーによって、当該ヘルムホルツコイル110の磁界を検出する。
【0018】
制御部180は、電流供給部160を制御する。具体的には、制御部180は、複数のヘルムホルツコイル110のそれぞれについて、磁界検出部170よって検出された磁界に基づいて、ヘルムホルツコイル110が均一な磁界領域を形成するために必要な、環境磁気雑音と逆位相の磁界を発生するための電流を、ヘルムホルツコイル110へ供給するように、電流供給部160を制御する。制御部180は、電流の供給対象とするヘルムホルツコイル110を切り替え、切り替え後のヘルムホルツコイル110に対して電流を供給するように、電流供給部110を制御する。特に、制御部180は、アクティブ磁気シールド10が形成した均一な磁界領域において被測定物を測定する測定装置の測定周期よりも短い周期で、電流の供給対象とするヘルムホルツコイル110を切り替え、切り替え後のヘルムホルツコイル110に対して電流を供給するように、電流供給部110を制御する。
【0019】
図3は、アクティブ磁気シールド10が形成する磁界領域114の一例を示す。図3に示すグラフにおいて、縦軸は、アクティブ磁気シールド10が形成する磁界の強度を示す。横軸は、アクティブ磁気シールド10が形成する磁界の軸A方向における位置を示す。アクティブ磁気シールド10が備えるヘルムホルツコイルユニット100のうち、ヘルムホルツコイル110Aは、図3に示すグラフにおいて点線で示されているように、一対のコイル112Aの中間点Paを中心として、軸A方向の前後に亘って、位置の変化に伴う磁界の強度の変化が最も低い領域、すなわち、均一な磁界領域114Aを形成する。ヘルムホルツコイルユニット100のうち、ヘルムホルツコイル110Bは、図3に示すグラフにおいて一点鎖線で示されているように、一対のコイル112Bの中間点Pbを中心として、軸A方向の前後に亘って、位置の変化に伴う磁界の強度の変化が最も低い領域、すなわち、均一な磁界領域114Bを形成する。このようにして、アクティブ磁気シールド10は、図3に示すグラフにおいて実線で示されているように、均一な磁界領域114Aおよび均一な磁界領域114Bを含む均一な磁界領域114comを形成することができる。
【0020】
第1の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10によれば、複数のヘルムホルツコイル100によって、均一な磁界領域114を軸A方向に複数形成することができるため、コイルの径を大きくすることなく、均一かつ広範囲な磁界領域114comを形成することができる。ここで、ヘルムホルツコイル110Aが形成した均一な磁界領域114Aの一部と、ヘルムホルツコイル110Bが形成した均一な磁界領域114Bの一部とが重なり合っている。このように、第1の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10によれば、複数のヘルムホルツコイル110が形成した複数の均一な磁界領域114間に、均一でない磁界領域が形成されないため、均一かつ広範囲な磁界領域114comを形成することができる。
【0021】
図4は、電流供給部160による電流の供給タイミングを示す。図4のタイミングチャートは、(a)測定装置の測定タイミング、(b)ヘルムホルツコイル110Aへの電流の供給タイミング、および(c)ヘルムホルツコイル110Bへの電流の供給タイミングを示す。(a)測定装置の測定タイミングにおいては、測定している期間をHiレベルで示し、測定していない期間をLowレベルで示す。(b)ヘルムホルツコイル110Aへの電流の供給タイミング、および(c)ヘルムホルツコイル110Bへの電流の供給タイミングにおいては、電流を供給している期間をHiレベルで示し、電流を供給していない期間をLowレベルで示す。
【0022】
図4のタイミングチャートが示すように、電流供給部160は、制御部180の制御により、ヘルムホルツコイル110Aおよびヘルムホルツコイル110Bに対して、交互に電流を供給する。また、電流供給部160は、制御部180の制御により、測定装置の測定周期よりも短い周期で、電流供給対象のヘルムホルツコイル110を切り替え、切り替え後のヘルムホルツコイル110に対して電流を供給する。たとえば、心臓磁気測定装置のように測定装置の測定周期が100Hzであれば、電流供給対象のヘルムホルツコイル110を切り替える周期は、数10kHzとすることが好ましい。これにより、アクティブ磁気シールド10は、測定装置が生体を正確に計測するための、均一かつ広範囲な磁界領域114を形成することができる。このように、第1の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10によれば、測定装置による1回の測定期間内に、各ヘルムホルツコイル110に対して、均一な磁界領域114を交互に発生させることにより、均一かつ広範囲な磁界領域114を形成することができる。また、ヘルムホルツコイル110Aおよびヘルムホルツコイル110Bに対して交互に電流を供給することで、双方のヘルムホルツコイル110が形成する複数の磁界領域114が合成されてしまうことを抑えることができる。なお、ヘルムホルツコイル110Aへの電流供給期間と、ヘルムホルツコイル110Bへの電流供給期間とでは、一部が重なってもよく、間隔があってもよい。
【0023】
図5は、第2の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10の外観を示す。図5に示すアクティブ磁気シールド10は、ヘルムホルツコイルユニット100xおよびヘルムホルツコイルユニット100yを備える。ヘルムホルツコイルユニット100xにおいては、複数のヘルムホルツコイル110が、X軸方向の軸Ax上に、並べて設けられている。ヘルムホルツコイルユニット100yにおいては、複数のヘルムホルツコイル110が、X軸に対して平面方向に略直交するY軸方向の軸Ay上に、並べて設けられている。図示を省略するが、複数のヘルムホルツコイル110のそれぞれは、配線によって電流供給部160に対して電気的に接続されている。ヘルムホルツコイルユニット100xは、第1の実施形態で説明したヘルムホルツコイルユニット100と同様の構成を有し、同様に動作する。したがって、ヘルムホルツコイルユニット100xは、均一な磁界領域114をX軸方向に形成する。ヘルムホルツコイルユニット100yは、第1の実施形態で説明したヘルムホルツコイルユニット100と同様の構成を有し、同様に動作する。したがって、ヘルムホルツコイルユニット100yは、均一な磁界領域114をY軸方向に形成する。このように、第2の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10によれば、ヘルムホルツコイルユニット100を異なる2軸方向のそれぞれに設けたことにより、均一かつ広範囲な磁界領域114を異なる2軸方向に形成することができる。
【0024】
図6は、第3の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10の外観を示す。図6に示すアクティブ磁気シールド10は、ヘルムホルツコイルユニット100xおよびヘルムホルツコイルユニット100yに加えて、ヘルムホルツコイルユニット100zをさらに備える点で、第2の実施形態のアクティブ磁気シールド10と異なる。ヘルムホルツコイルユニット100zにおいては、複数のヘルムホルツコイル110が、X軸およびY軸のそれぞれに対して空間方向に略直交するZ軸方向の軸Az上に、並べて設けられている。図示を省略するが、複数のヘルムホルツコイル110のそれぞれは、配線によって電流供給部160に対して電気的に接続されている。ヘルムホルツコイルユニット100zは、第1の実施形態で説明したヘルムホルツコイルユニット100と同様の構成を有し、同様に動作する。したがって、ヘルムホルツコイルユニット100zは、均一な磁界領域114をZ軸方向に形成する。このように、第3の実施形態に係るアクティブ磁気シールド10によれば、ヘルムホルツコイルユニット100を異なる3軸方向のそれぞれに設けたことにより、均一かつ広範囲な磁界領域114を異なる3軸方向に形成することができる。
【0025】
なお、これまでに説明したいずれのアクティブ磁気シールド10においても、ヘルムホルツコイルユニット100は、3つ以上のヘルムホルツコイル110を有し、これら複数のヘルムホルツコイル110が同軸上に並べて設けられてもよい。この場合、制御部180は、3つ以上のヘルムホルツコイル110のうちの電流供給対象とするヘルムホルツコイル110を、並び順に順次切り替えて、電流供給部160に電流を供給させてもよく、並び順以外の順序で切り替えて、電流供給部160に電流を供給させてもよい。たとえば、制御部180は、3つ以上のヘルムホルツコイル110のうちの電流供給対象とするヘルムホルツコイル110を、ランダムな順序で切り替えて、電流供給部160に電流を供給させてもよい。
【符号の説明】
【0026】
10…アクティブ磁気シールド、12…基板、100…ヘルムホルツコイルユニット、110…ヘルムホルツコイル、112…コイル、114…磁界領域、150…制御装置、160…電流供給部、170…磁界検出部、180…制御部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のヘルムホルツコイルが同軸上に並べて設けられたヘルムホルツコイルユニットと、
前記複数のヘルムホルツコイルのそれぞれに対して電流を供給する電流供給部と、
前記電流の供給対象とする前記ヘルムホルツコイルを切り替え、切り替え後の前記ヘルムホルツコイルに対して前記電流を供給するように、前記電流供給部を制御する制御部と
を備えることを特徴とするアクティブ磁気シールド。
【請求項2】
前記複数のヘルムホルツコイルは、
少なくとも、隣接する一方の前記ヘルムホルツコイルが形成した均一な磁界領域の一部と、隣接する他方の前記ヘルムホルツコイルが形成した均一な磁界領域の一部とが重なり合う、という条件を満たす間隔を有して、並べて設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載のアクティブ磁気シールド。
【請求項3】
前記制御部は、
当該アクティブ磁気シールドが形成した均一な磁界領域において被測定物を測定する測定装置の測定周期よりも短い周期で、前記電流の供給対象とする前記ヘルムホルツコイルを切り替え、切り替え後の前記ヘルムホルツコイルに対して前記電流を供給するように、前記電流供給部を制御する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のアクティブ磁気シールド。
【請求項4】
前記ヘルムホルツコイルユニットが、異なる2軸方向のそれぞれに対して設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアクティブ磁気シールド。
【請求項5】
前記ヘルムホルツコイルユニットが、異なる3軸方向のそれぞれに対して設けられている
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアクティブ磁気シールド。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公開番号】特開2011−103319(P2011−103319A)
【公開日】平成23年5月26日(2011.5.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−256768(P2009−256768)
【出願日】平成21年11月10日(2009.11.10)
【出願人】(000002369)セイコーエプソン株式会社 (51,324)
【Fターム(参考)】