説明

アポトーシス腫瘍細胞上に露出した細胞内抗原をターゲッティングすることによって腫瘍細胞を死滅させる方法

本発明は、ヒトにおける治療方法を含む、癌細胞を死滅させるインビトロおよびインビボの方法を提供し、さらに癌特異的抗原C35に対して特異的な抗体、このような抗体をコードするポリヌクレオチド、ならびにこのような抗体を使用する治療方法および診断方法も提供する。



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【特許請求の範囲】
【請求項1】
C35に対して特異的な単離された抗体であって、以下からなる群より選択される抗体:
a)クローン1B3GによってコードされたVH領域を含む抗体、
b)クローン1B3KによってコードされたVL領域を含む抗体、
c)クローン1F2GによってコードされたVH領域を含む抗体、
d)クローン1F2KによってコードされたVL領域を含む抗体、
e)クローンH0009によってコードされたVH領域を含む抗体、
f)クローンL0010によってコードされたVL領域を含む抗体、
g)(a)のVH領域および(b)のVL領域を含む抗体、
h)(c)のVH領域および(d)のVL領域を含む抗体、
i)(e)のVH領域および(f)のVL領域を含む抗体、
j)SEQ ID NO:56によってコードされたVH領域を含む抗体、
k)SEQ ID NO:60によってコードされたVH領域を含む抗体、
l)SEQ ID NO:58によってコードされたVL領域を含む抗体、
m)(j)のVH領域および(l)のVL領域を含む抗体、
n)(k)のVH領域および(l)のVL領域を含む抗体、
o)SEQ ID NO:56によってコードされたVH領域のCDR1またはCDR2のうちの少なくとも1つを含む抗体、
p)SEQ ID NO:60によってコードされたVH領域のCDR1またはCDR2のうちの少なくとも1つを含む抗体、
q)SEQ ID NO:58によってコードされたVL領域のCDR1、CDR2、またはCDR3のうちの少なくとも1つを含む抗体、
r)(a)または(c)のVH領域を含むキメラ抗体、
s)(b)または(d)のVL領域を含むキメラ抗体、
t)(a)のVH領域および(b)のVL領域を含むキメラ抗体、
u)(c)のVH領域および(d)のVL領域を含むキメラ抗体、
v)ヒトキメラ抗体である(r)、(s)、(t)または(u)のキメラ抗体、
w)(g)または(h)の抗体の1、2、3、4、5、または6つのCDRを含むヒト化抗体、
x)(i)の抗体の1、2、3、4、5、または6つのCDRを含む抗体、
y)(a)から(x)のうちの任意の抗体によって結合されたエピトープへ結合する抗体。
【請求項2】
SEQ ID NO:56によってコードされたVH領域を含む抗体である、請求項1記載の単離された抗体。
【請求項3】
SEQ ID NO:58のVL領域をさらに含む、請求項2記載の単離された抗体。
【請求項4】
SEQ ID NO:60によってコードされたVH領域を含む抗体である、請求項1記載の単離された抗体。
【請求項5】
SEQ ID NO:58のVL領域をさらに含む、請求項4記載の単離された抗体。
【請求項6】
請求項1記載の抗体のうちの任意の1つをコードするポリヌクレオチド。
【請求項7】
請求項6記載のポリヌクレオチドを含むベクター。
【請求項8】
請求項7記載のベクターを含む宿主細胞。
【請求項9】
請求項1記載の抗体のうちの任意の1つ、および薬学的に許容される担体を含む組成物。
【請求項10】
(a)アポトーシス誘導療法を癌細胞に施す段階、および
(b)細胞内癌関連タンパク質がC35ではないという条件で該細胞へ細胞内癌関連タンパク質に対して特異的な抗体を投与する段階
を含む方法であって、ここで該タンパク質がアポトーシスを受けている細胞内で細胞表面上に露出されるようになり、該抗体が毒素とコンジュゲートまたは複合体化され、ならびに該癌細胞内でアポトーシスが誘導された、または誘導されている時点で該抗体が該癌細胞に結合して、それによりアポトーシスを受けている癌細胞および/または周囲癌細胞を死滅させるように、該抗体が段階(a)の前または後の時点に投与される、癌細胞を死滅させる方法。
【請求項11】
段階(a)の前に、タンパク質がアポトーシスを受けている細胞内の細胞表面上に露出するようになる細胞内タンパク質であるかどうかを決定する段階を含む、請求項10記載の方法。
【請求項12】
抗体が全抗体(whole antibody)、抗体フラグメント、およびドメイン欠失抗体からなる群より選択され、段階(b)が段階(a)の0〜6時間後、6〜12時間後、6〜24時間後、6〜36時間後、6〜48時間後、6〜72時間後、6〜96時間後、6〜120時間後、12〜24時間後、12〜36時間後、12〜48時間後、12〜72時間後、12〜96時間後、12〜120時間後、24〜36時間後、24〜48時間後、24〜72時間後、24〜96時間後、24〜120時間後、36〜48時間後、36〜72時間後、36〜96時間後、36〜120時間後、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、または120時間後に行われる、請求項10記載の方法。
【請求項13】
抗体が全抗体であり、段階(b)が段階(a)の0〜6時間前、0〜12、0〜24、6〜12、6〜24、12〜24、24、23、22、21、20、19、18、17、16、15、14、13、12、10、9、8、7、6、5、4、3、2時間前もしくは1時間前または段階(a)と同時に行われる、請求項10記載の方法。
【請求項14】
細胞内癌関連抗原がプレニル化タンパク質である、請求項10記載の方法。
【請求項15】
インビトロで実施される、請求項10記載の方法。
【請求項16】
インビボで実施される、請求項10記載の方法。
【請求項17】
癌の処置を必要とする哺乳動物において実施される、請求項10記載の方法。
【請求項18】
哺乳動物がヒトである、請求項17記載の方法。
【請求項19】
抗体が、CENP-F動原体タンパク質、CAAXボックスタンパク質1、DnaJホモログサブファミリーAメンバー1、DnaJホモログサブファミリーAメンバー2、グアニンヌクレオチド結合タンパク質G(I)/G(S)/G(O)γ-5サブユニット、グアニンヌクレオチド結合タンパク質G(I)/G(S)/G(O)γ-10サブユニット、グアニンヌクレオチド結合タンパク質G(I)/G(S)/G(O)γ-12サブユニット、ラミンB1、ラミンB2、ラミンA/C、タンパク質ホスファターゼ1調節阻害剤サブユニット16A、ペルオキシソームファルネシル化タンパク質、Ras関連タンパク質Rab-11B、Ras関連タンパク質Rab-22A、Ras関連タンパク質Rab-7、Ras関連タンパク質Rab-8、Ras関連C3ボツリヌス毒素基質1、Ras関連C3ボツリヌス毒素基質2、Ras関連C3ボツリヌス毒素基質3、Ras関連タンパク質Rap-2a、Ras関連タンパク質Rap-1b、トランスフォーミングタンパク質p21/H-Ras-l、トランスフォーミングタンパク質p21A、トランスフォーミングタンパク質N-Ras、Ras関連タンパク質Rab-10、Ras関連タンパク質Rab-13、Ras関連タンパク質Rab-1A、Ras関連タンパク質Rab-1B、Ras関連タンパク質Rab-25、Ras関連タンパク質Rab-27A、Ras関連タンパク質Rab-30、Ras関連タンパク質Rab-31、Ras関連タンパク質Rab-32、Ras関連タンパク質Rab-35、Ras関連タンパク質Rab-36、Ras関連タンパク質Rab-38、Ras関連タンパク質Rab-3A、Ras関連タンパク質Rab-3D、Ras関連タンパク質Rab-4A、Ras関連タンパク質Rab-5C、Ras関連タンパク質Rab-6A、トランスフォーミングタンパク質RhoA、トランスフォーミングタンパク質RhoB、トランスフォーミングタンパク質RhoC、Rho関連GTP結合タンパク質RhoD、Rho関連GTP結合タンパク質RhoG、Rho関連GTP結合タンパク質RhoH、Ras関連タンパク質R-Ras 2、およびRas関連タンパク質R-Rasからなる群より選択される細胞内癌関連タンパク質に対して特異的である、請求項10記載の方法。
【請求項20】
CENP-F動原体タンパク質、CAAXボックスタンパク質1、DnaJホモログサブファミリーAメンバー1、DnaJホモログサブファミリーAメンバー2、グアニンヌクレオチド結合タンパク質G(I)/G(S)/G(O)γ-5サブユニット、グアニンヌクレオチド結合タンパク質G(I)/G(S)/G(O)γ-10サブユニット、グアニンヌクレオチド結合タンパク質G(I)/G(S)/G(O)γ-12サブユニット、ラミンB1、ラミンB2、ラミンA/C、タンパク質ホスファターゼ1調節阻害剤サブユニット16A、ペルオキシソームファルネシル化タンパク質、Ras関連タンパク質Rab-11B、Ras関連タンパク質Rab-22A、Ras関連タンパク質Rab-7、Ras関連タンパク質Rab-8、Ras関連C3ボツリヌス毒素基質1、Ras関連C3ボツリヌス毒素基質2、Ras関連C3ボツリヌス毒素基質3、Ras関連タンパク質Rap-2a、Ras関連タンパク質Rap-1b、トランスフォーミングタンパク質p21/H-Ras-l、トランスフォーミングタンパク質p21A、トランスフォーミングタンパク質N-Ras、Ras関連タンパク質Rab-10、Ras関連タンパク質Rab-13、Ras関連タンパク質Rab-1A、Ras関連タンパク質Rab-1B、Ras関連タンパク質Rab-25、Ras関連タンパク質Rab-27A、Ras関連タンパク質Rab-30、Ras関連タンパク質Rab-31、Ras関連タンパク質Rab-32、Ras関連タンパク質Rab-35、Ras関連タンパク質Rab-36、Ras関連タンパク質Rab-38、Ras関連タンパク質Rab-3A、Ras関連タンパク質Rab-3D、Ras関連タンパク質Rab-4A、Ras関連タンパク質Rab-5C、Ras関連タンパク質Rab-6A、トランスフォーミングタンパク質RhoA、トランスフォーミングタンパク質RhoB、トランスフォーミングタンパク質RhoC、Rho関連GTP結合タンパク質RhoD、Rho関連GTP結合タンパク質RhoG、Rho関連GTP結合タンパク質RhoH、Ras関連タンパク質R-Ras 2、およびRas関連タンパク質R-Rasからなる群より選択される細胞内癌関連タンパク質に対して特異的である抗体を排除する、請求項10記載の方法。
【請求項21】
毒素が放射性同位体、放射性核種、細胞毒素、または細胞毒性プロドラッグである、請求項10記載の方法。
【請求項22】
小さな腫瘍および/または微小転移の根絶を必要とする哺乳動物において実施される、請求項17記載の方法。
【請求項23】
哺乳動物がヒトである、請求項22記載の方法。
【請求項24】
(a)アポトーシス誘導療法を癌細胞に施す段階、および
(b)該細胞へ抗体を投与する段階
を含む方法であって、ここで該抗体はC35に対して特異的であり、該癌細胞内でアポトーシスが誘導された、または誘導されている時点で該抗体が該癌細胞へ結合し、それによりアポトーシスを受けている癌細胞を死滅させるように、該抗体が段階(a)の前または後の時点に投与される、癌細胞を死滅させる方法。
【請求項25】
抗体が毒素とコンジュゲートまたは複合体化される、請求項24記載の方法。
【請求項26】
C35に対して特異的な抗体が以下からなる群より選択される抗体である、請求項25記載の方法:
a)クローン1B3GによってコードされたVH領域を含む抗体、
b)クローン1B3KによってコードされたVL領域を含む抗体、
c)クローン1F2GによってコードされたVH領域を含む抗体、
d)クローン1F2KによってコードされたVL領域を含む抗体、
e)クローンH0009によってコードされたVH領域を含む抗体、
f)クローンL0010によってコードされたVL領域を含む抗体、
g)(a)のVH領域および(b)のVL領域を含む抗体、
h)(c)のVH領域および(d)のVL領域を含む抗体、
i)(e)のVH領域および(f)のVL領域を含む抗体、
j)SEQ ID NO:56によってコードされたVH領域を含む抗体、
k)SEQ ID NO:60によってコードされたVH領域を含む抗体、
l)SEQ ID NO:58によってコードされたVL領域を含む抗体、
m)(j)のVH領域および(l)のVL領域を含む抗体、
n)(k)のVH領域および(l)のVL領域を含む抗体、
o)SEQ ID NO:56によってコードされたVH領域のCDR1またはCDR2のうちの少なくとも1つを含む抗体、
p)SEQ ID NO:60によってコードされたVH領域のCDR1またはCDR2のうちの少なくとも1つを含む抗体、
q)SEQ ID NO:58によってコードされたVL領域のCDR1、CDR2、またはCDR3のうちの少なくとも1つを含む抗体、
r)(a)または(c)のVH領域を含むキメラ抗体、
s)(b)または(d)のVL領域を含むキメラ抗体、
t)(a)のVH領域および(b)のVL領域を含むキメラ抗体、
u)(c)のVH領域および(d)のVL領域を含むキメラ抗体、
v)ヒトキメラ抗体である(r)、(s)、(t)または(u)のキメラ抗体、
w)(g)または(h)の抗体の1、2、3、4、5、または6つのCDRを含むヒト化抗体、
x)(i)の抗体の1、2、3、4、5、または6つのCDRを含む抗体、
y)(a)から(x)のうちの任意の抗体によって結合されたエピトープへ結合する抗体。
【請求項27】
抗体がSEQ ID NO:56またはSEQ ID NO:60によってコードされたVH領域を含む、請求項26記載の方法。
【請求項28】
抗体が全抗体、抗体フラグメント、およびドメイン欠失抗体からなる群より選択され、段階(b)が段階(a)の0〜6時間後、6〜12時間後、6〜24時間後、6〜36時間後、6〜48時間後、6〜72時間後、6〜96時間後、6〜120時間後、12〜24時間後、12〜36時間後、12〜48時間後、12〜72時間後、12〜96時間後、12〜120時間後、24〜36時間後、24〜48時間後、24〜72時間後、24〜96時間後、24〜120時間後、36〜48時間後、36〜72時間後、36〜96時間後、36〜120時間後、0、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、35、36、37、38、39、40、41、42、43、44、45、46、47、48、49、50、51、52、53、54、55、56、57、58、59、60、61、62、63、64、65、66、67、68、69、70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、88、89、90、91、92、93、94、95、96、97、98、99、100、101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112、113、114、115、116、117、118、119、または120時間後に行われる、請求項24記載の方法。
【請求項29】
抗体が全抗体であり、段階(b)が段階(a)の0〜6時間前、0〜12、0〜24、6〜12、6〜24、12〜24、24、23、22、21、20、19、18、17、16、15、14、13、12、10、9、8、7、6、5、4、3、2時間前、もしくは1時間前または段階(a)と同時に行われる、請求項24記載の方法。
【請求項30】
インビトロで実施される、請求項24記載の方法。
【請求項31】
インビボで実施される、請求項24記載の方法。
【請求項32】
癌の処置を必要とする哺乳動物において実施される、請求項24記載の方法。
【請求項33】
乳癌、卵巣癌、膀胱癌、肺癌、前立腺癌、膵臓癌、大腸癌、および黒色腫からなる群より選択されるC35関連癌に対する癌の処置を必要とする哺乳動物において実施される、請求項32記載の方法。
【請求項34】
哺乳動物がヒトである、請求項33記載の方法。
【請求項35】
毒素が放射性同位体、放射性核種、細胞毒素、または細胞毒性プロドラッグである、請求項25記載の方法。
【請求項36】
小さな腫瘍および/または微小転移の根絶を必要とする哺乳動物において実施される、請求項32記載の方法。
【請求項37】
哺乳動物がヒトである、請求項36記載の方法。
【請求項38】
抗体がIgG3、IgM、IgA、IgD、およびIgEからなる群より選択される免疫グロブリンアイソタイプである、請求項25記載の方法。
【請求項39】
抗体がドメイン欠失抗体である、請求項28記載の方法。
【請求項40】
ドメイン欠失抗体がCH2ドメイン欠失抗体である、請求項39記載の方法。
【請求項41】
抗体が、Fab、F(ab’)2、scFV、ミニボディ(minibody)、ダイアボディ(diabody)、トリアボディ(triabody)、およびテトラボディ(tetrabody)からなる群より選択される抗体フラグメントである、請求項28記載の方法。
【請求項42】
細胞へ抗体を投与する段階を含む癌細胞を死滅させる方法であって、該抗体がC35に対して特異的であり、該抗体が毒素とコンジュゲートまたは複合体化される方法。
【請求項43】
毒素が放射性同位体、放射性核種、細胞毒素、または細胞毒性プロドラッグである、請求項42記載の方法。
【請求項44】
抗体が以下からなる群より選択される、請求項42記載の方法:
a)クローン1B3GによってコードされたVH領域を含む抗体、
b)クローン1B3KによってコードされたVL領域を含む抗体、
c)クローン1F2GによってコードされたVH領域を含む抗体、
d)クローン1F2KによってコードされたVL領域を含む抗体、
e)クローンH0009によってコードされたVH領域を含む抗体、
f)クローンL0010によってコードされたVL領域を含む抗体、
g)(a)のVH領域および(b)のVL領域を含む抗体、
h)(c)のVH領域および(d)のVL領域を含む抗体、
i)(e)のVH領域および(f)のVL領域を含む抗体、
j)SEQ ID NO:56によってコードされたVH領域を含む抗体、
k)SEQ ID NO:60によってコードされたVH領域を含む抗体、
l)SEQ ID NO:58によってコードされたVL領域を含む抗体、
m)(j)のVH領域および(l)のVL領域を含む抗体、
n)(k)のVH領域および(l)のVL領域を含む抗体、
o)SEQ ID NO:56によってコードされたVH領域のCDR1またはCDR2のうちの少なくとも1つを含む抗体、
p)SEQ ID NO:60によってコードされたVH領域のCDR1またはCDR2のうちの少なくとも1つを含む抗体、
q)SEQ ID NO:58によってコードされたVL領域のCDR1、CDR2、またはCDR3のうちの少なくとも1つを含む抗体、
r)(a)または(c)のVH領域を含むキメラ抗体、
s)(b)または(d)のVL領域を含むキメラ抗体、
t)(a)のVH領域および(b)のVL領域を含むキメラ抗体、
u)(c)のVH領域および(d)のVL領域を含むキメラ抗体、
v)ヒトキメラ抗体である(r)、(s)、(t)または(u)のキメラ抗体、
w)(g)または(h)の抗体の1、2、3、4、5、または6つのCDRを含むヒト化抗体、
x)(i)の抗体の1、2、3、4、5、または6つのCDRを含む抗体、
y)(a)から(x)のうちの任意の抗体によって結合されたエピトープへ結合する抗体。
【請求項45】
乳癌、卵巣癌、膀胱癌、肺癌、前立腺癌、膵臓癌、大腸癌、および黒色腫からなる群より選択されるC35関連癌に対する癌の処置を必要とする哺乳動物において実施される、請求項42記載の方法。
【請求項46】
哺乳動物がヒトである、請求項45記載の方法。
【請求項47】
抗体がIgG3、IgM、IgA、IgD、およびIgEからなる群より選択される免疫グロブリンアイソタイプである、請求項42記載の方法。
【請求項48】
抗体がドメイン欠失抗体である、請求項42記載の方法。
【請求項49】
ドメイン欠失抗体がCH2ドメイン欠失抗体である、請求項48記載の方法。
【請求項50】
抗体が、Fab、F(ab’)2、scFV、ミニボディ、ダイアボディ、トリアボディ、およびテトラボディからなる群より選択される抗体フラグメントである、請求項42記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【公表番号】特表2007−515165(P2007−515165A)
【公表日】平成19年6月14日(2007.6.14)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−542802(P2006−542802)
【出願日】平成16年12月6日(2004.12.6)
【国際出願番号】PCT/US2004/040573
【国際公開番号】WO2005/055936
【国際公開日】平成17年6月23日(2005.6.23)
【出願人】(504455148)バクシネックス インコーポレーティッド (4)
【Fターム(参考)】