説明

アロエベラ生葉エキス及びレモン又はシークァーサーエキスと泡盛混合物による化粧水。

【課題】天然素材の成分を用い肌に優しい化粧水を提供することを目的とするものである。
【解決手段】本発明は、泡盛に、アロエベラ生葉とレモン又はシークァーサー及びグリセリンを混入し、所定期間密閉し、アロエベラ生葉がグリーン色から褐色に変色し、泡盛が褐色に変色するまで熟成させ、アロエベラ生葉とレモン又はシークァーサーを濾過した泡盛を用いたアロエエキス入り化粧水とその製造方法である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、泡盛にアロエベラエキス入り・レモン又はシークァーサーエキス入り且つグリセリンを添加した化粧水及び製造方法の分野に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の化粧水は、あらゆる種類の物が混合しその殆どが成分に化学合成剤が用いられ、敏感肌の人には適用しないという欠点があった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明では、天然素材の成分を用い肌に優しい化粧水を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、泡盛に、アロエベラ生葉とレモン又はシークァーサー及びグリセリンを混入し、所定期間密閉し、アロエベラ生葉がグリーン色から褐色に変色し、泡盛が褐色に変色するまで熟成させ、アロエベラ生葉とレモン又はシークァーサーを濾過した泡盛を用いたアロエエキス入り化粧水。
【0005】
また本発明は、泡盛に、アロエベラ生葉とレモン又はシークァーサー及びグリセリンを混入し、所定期間密閉し、アロエベラ生葉がグリーン色から褐色に変色し、泡盛が褐色に変色するまで熟成させ、アロエベラ生葉とレモン又はシークァーサーを濾過した泡盛を用いたアロエエキス入り化粧水の製造法。
【発明の効果】
【0006】
本発明の化粧水は、泡盛の豊富なミネラルとアルコール成分がアロエエキス成分を含有する化粧水の保湿作用等によって顔の肌にうるおいを保ち、さらに肌がサラサラし化粧くずれを防止し、レモン又はシークァーサーエキス成分の透明感のある明るい美肌に導く。
【0007】
さらに、しみを解消しグリセリンの成分による皮膚にたいしての柔軟効果などを相乗的に有し、従来のアロエエキス成分中心にした化粧水よりもすぐれた効能を発揮したものである。
【実施例】
【0008】
手に少量の化粧水を付着させ、顔にぬるとアロエエキスの有効成分と、レモン又はシークァーサーエキスの有効成分と、泡盛のアルコール成分・グリセリン成分とが、肌をうるおわせ、肌のうるおいを保持し、肌がサラサラし化粧くずれを防止すると共に、顔の肌を強壮し・色白にするという効果が得られた。
【0009】
本発明の化粧水を顔の肌にぬったところ、肌がうるおいのあるキメ細かいなめらかな肌に整った。
【0010】
本発明の化粧水を顔の肌にぬったところ、肌が強壮となり肌がサラサラし、うるおいを保って、化粧くずれしにくく色白になった。
【0011】
本発明の化粧水を、脚や腕にぬって使用したら肌の色が白くなった。
【0012】
本発明の化粧水は、長期間瓶に入れておいても、泡盛・グリセリンの効果でカビの発生がないことが実証できた。
【発明を実施するための最良の形態】
本発明の請求項1、2の発明に関する実施の形態は、前記各請求項において共通部分が多いので以下のとおり一括して説明する。
【0013】

ル成分中に、アロエベラ生葉を所定量、例えば1本が約20gのもの5枚を、沸騰したお湯でアクを取りカットする。
【0014】
さらにレモンの場合は所定量、例えば1個約10gのもの5個をカットし前記アロエベラ生葉と同様、前記泡盛のアルコール成分中に混入し、シークァーサーの場合は約800gをカットして前記泡盛に入れ、グリセリン180ccをも混入し、以上のように泡盛にアロエベラ生葉とレモン又はシークァーサー・グリセリンとを混入した後、容器を密閉し密閉を解除することなく、所定期間、例えば約3ヶ月間熟成させる。
【0015】
上述のように所定期間熟成させると、アロエベラ生葉が、グリーン色から褐色に変色し、さらに泡盛が褐色に変色し、その際レモン又はシークァーサーも褐色になっている。
【0016】
以上のように本発明は、アロエベラ生葉が褐色に変色し、さらに泡盛が、褐色に変色することを目やすとして製造する。
【0017】
次にアロエベラ生葉とレモン又はシークァーサーの果肉等から出る細かい蓋などを除去しさらに生葉等の微粒状の固形物を除去するために、目の細い網またはガーゼ等の布を使用して濾過し、その結果泡盛のアルコール成分とアロエベラエキス成分と、レモン又はシークァーサー・グリセリンの抽出エキス成分とが混合された化粧水が得られる。
【0018】
上述のように濾過された化粧水は、小瓶に分け栓をして使用する。
【0019】
また本発明の化粧水は、その製造工程の一つである濾過時に排出されるアロエベラ生葉と、レモン又はシークァーサーを木綿袋等に入れ浴槽に入れておくなり、あるいはしぼってやると、アロエベラ生葉やレモン又はシークァーサーに含有されているエキスが抽出され、それらのエキスが人体の皮膚に付着し、皮膚をすべすべにしたり、あるいは色白や殺菌・強壮にする等の利点を有している。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
沸騰したお湯でアク抜きをし常温にさましたアロエベラ生葉と、レモン又はシークァーサーをそれぞれカットし、予め用意した容器に泡盛と共につけ込みグリセリンをも混入し所定期間密閉、アロエベラ生葉がグリーン色から褐色に変色し、あるいは泡盛が褐色に変色するまで熟成させた後この液体を濾過したことを特徴とする泡盛を用いた化粧水。
【請求項2】
沸騰したお湯でアク抜きをし、常温にさましたアロエベラ生葉と、レモン又はシークァーサーをそれぞれカットし、予め用意した容器に泡盛と共につけ込みグリセリンをも混入し所定期間密閉、アロエベラ生葉がグリーン色から褐色に変色し、あるいは泡盛が褐色に変色するまで熟成させたあとこの液体を濾過したことを特徴とする泡盛を用いた化粧水の製造方法。

【公開番号】特開2007−254447(P2007−254447A)
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−117220(P2006−117220)
【出願日】平成18年3月23日(2006.3.23)
【出願人】(506135752)
【Fターム(参考)】