説明

インクカートリッジ

【課題】
先端部がテーパ状に細くなったニードル管を備えるインクカートリッジに関し、詳しくは、前記ニードル管をカートリッジ部材に着脱可能に固定することによって、前記ニードル管を交換可能としたインクカートリッジを提供する。
【解決手段】
先端部がテーパ状に細くなったニードル管10と、前記ニードル管10の全長よりも短寸とされ、上面に前記ニードル管10を設置するための溝部21が形成されたカートリッジ部材20と、前記カートリッジ部材20の上面に取付けられ、前記溝部21に設置された前記ニードル管10を前記カートリッジ部材20に着脱可能に固定する固定部材30と、を含んで構成されたものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、先端部がテーパ状に細くなったニードル管を備えるインクカートリッジに関し、詳しくは、前記ニードル管をカートリッジ部材に着脱可能に固定することによって、前記ニードル管を交換可能としたインクカートリッジに係るものである。
【背景技術】
【0002】
従来のインクカートリッジは、両端部が開口し、先端部がテーパ状に細くなったニードル管を支持するカートリッジ部材に、前記ニードル管を組み付けて固定されたものとなっていた(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009−189902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、前記従来のインクカートリッジにおいては、前記ニードル管は、接着剤などによってカートリッジ部材に組み付けられており、ニードル管とカートリッジ部材が一体に形成されたものであった。したがって、ニードル管のうちの1つにゴミ詰まりやインク固化などの不具合が生じ、継続使用が困難になった場合には、まだ継続使用が可能な他のニードル管とカートリッジ部材とを含めたインクカートリッジ全体を交換する必要があった。そのため、インクカートリッジのランニングコストの増加を招くおそれがあった。
【0005】
そこで、このような問題点に対処し、本発明が解決しようとする課題は、ニードル管を交換可能としたインクカートリッジを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するために、本発明によるインクカートリッジは、先端部がテーパ状に細くなったニードル管と、前記ニードル管の全長よりも短寸とされ、上面に前記ニードル管を設置するための溝部が形成されたカートリッジ部材と、前記カートリッジ部材の上面に取付けられ、前記溝部に設置された前記ニードル管を前記カートリッジ部材に着脱可能に固定する固定部材と、を含んで構成されたものである。
【0007】
このような構成により、ニードル管は、カートリッジ部材に取付けられた固定部材によって着脱可能に固定される。
【0008】
また、前記ニードル管を位置決めする位置決め手段をさらに備えたものである。これにより、前記ニードル管の先端は、位置決め手段によって位置決めされる。
【0009】
さらに、前記位置決め手段は、前記カートリッジ部材の下面側に取付けられ、このカートリッジ部材からニードル管の先端が突出した側の端部に前記ニードル管の先端を合わせることによって前記ニードル管の先端を位置決めする位置決め部材である。これにより、前記ニードル管の先端は、カートリッジ部材の下面側に取付けられた位置決め部材の、カートリッジ部材からニードル管の先端が突出した側の端部に合わせることにより位置決めされる。
【0010】
またさらに、前記固定部材は、前記ニードル管と接する部分に弾性体が設けられたものである。これにより、ニードル管は、固定部材に設けられた弾性体によってカートリッジ部材に固定される。
【0011】
そして、前記カートリッジ部材には前記溝部が複数本形成され、前記固定部材は、前記溝部ごとに取り付けられるものである。これにより、ニードル管は、複数本形成されたカートリッジ部材の溝部ごとに取り付けられた固定部材によって固定される。
【発明の効果】
【0012】
請求項1に係る発明によれば、ニードル管は、カートリッジ部材に取付けられた固定部材によって着脱可能に固定されるので、カートリッジ部材から固定部材が取り外されると、ニードル管の固定が解除され、ニードル管を交換することができる。したがって、カートリッジ部材に固定されたニードル管に不具合が生じた場合であっても、インクカートリッジ全体を交換する必要がなく、ランニングコストの増加を抑えることができる。
【0013】
また、請求項2に係る発明によれば、ニードル管の先端を位置決め手段によって位置決めすることができる。したがって、ニードル管の先端を容易に位置決めすることができる。
【0014】
さらに、請求項3に係る発明によれば、ニードル管の先端は、カートリッジ部材の下側に取付けられた位置決め部材の、カートリッジ部材からニードル管の先端が突出した側の端部に合わせることにより位置決めすることができる。したがって、ニードル管の先端を容易に位置決めすることができる。
【0015】
またさらに、請求項4に係る発明によれば、固定部材に設けられた弾性体によってカートリッジ部材によってニードル管を固定することができる。したがって、固定部材によってニードル管を固定した際のニードル管の破損を防止することができる。
【0016】
そして、請求項5に係る発明によれば、複数本形成されたカートリッジ部材の溝部ごとに取り付けられた固定部材によって、複数本のニードル管を固定することができる。したがって、カートリッジ部材に固定されたニードル管の一部に不具合が生じた場合、不具合が生じたニードル管のみを交換することができ、不具合の生じていないニードル管はそのまま使用することができる。また、不具合の生じていないニードル管の位置決めが不要となるので、ニードル管の交換時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明によるインクカートリッジの第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】前記インクカートリッジのカートリッジ部材を示す斜視図である。
【図3】前記インクカートリッジの固定部材を示す斜視図であって、(a)は上面側から見た斜視図であり、(b)は反転して下面側から見た斜視図である。
【図4】前記インクカートリッジの位置決め部材を示す斜視図である。
【図5】前記カートリッジ部材と位置決め部材を組み合わせた状態を示す分解斜視図である。
【図6】本発明によるインクカートリッジの第2実施形態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明によるインクカートリッジの第1実施形態を示す斜視図である。このインクカートリッジは、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイなどの表示装置のカラーフィルタに生じた欠陥部を修正するために使用するものであって、ニードル管10と、カートリッジ部材20と、固定部材30とを含んで構成される。
【0019】
前記ニードル管10は、その先端11からインクを吐出するものであり、予め定められた長さの直線状に形成され、両端部が開口し、先端部がテーパ状に細くなっている。このニードル管10は、例えば、赤、緑、青、黒色のカラーフィルタの修正インクをそれぞれ吐出するもので、各色のインクに応じて4本設けられる。図1に示すように、ニードル管10は、その両端がカートリッジ部材20からはみ出すようにその全長が決められ、後述するカートリッジ部材20の溝部21に設置されている。ニードル管10は、4本平行に並べて設置されているが、インクカートリッジの用途に応じて、1本又は複数本であってもよい。なお、ニードル管10により吐出されるインクの種類は、インクカートリッジの用途に応じて選択することができる。
【0020】
ニードル管10が設置されるカートリッジ部材20は、ニードル管10を支持するためのものであり、その長さが前記ニードル管10の全長よりも短寸とされ、その上面には、ニードル管10を設置するための溝部21が形成されている。図1に示すように、溝部21は、互いに平行に4本並べて形成されている。この溝部21は、インクカートリッジの用途に応じて1本又は複数本であってもよく、インクカートリッジに使用するニードル管10と同じ本数とされるのが好ましい。図2に示すように、溝部21の長さ方向に対する垂直断面形状は、V字型とされている。なお、溝部21の断面形状は、溝部21に設置されるニードル管10を固定部材30によって固定する際に、ニードル管10を確実に固定できる形状であればよく、例えば円弧状や、上部が開口したコ字型であってもよい。
【0021】
カートリッジ部材20の上面には、図2に示すように、第1ボルト孔22と第1貫通孔23とが設けられている。第1ボルト孔22は、カートリッジ部材20に固定部材30を取付けるための第1ボルト52(図1参照)と螺合するボルト孔であって、固定部材30に対してそれぞれ設けられており、全部で4つ設けられている。第1貫通孔23は、カートリッジ部材20を後述する位置決め部材40(図4参照)に取付けるための第2ボルト53(図1参照)を通す孔であって、カートリッジ部材20の上面から下面まで貫通して形成されており、カートリッジ部材20の幅方向の両端部にそれぞれ設けられている。なお、第1貫通孔23は、カートリッジ部材20を位置決め部材40に取付けられればいくつ設けられてもよい。
【0022】
カートリッジ部材20の下面には、図2に示すように、後述する位置決め部材40の上面に設けられた位置決めピン41(図4参照)を嵌合させるためのピン孔24が設けられている。ピン孔24はカートリッジ部材20の幅方向の両端部にそれぞれ設けられている。
【0023】
カートリッジ部材20の上面には、固定部材30が取付けられる。固定部材30は、カートリッジ部材20の上面に形成された溝部21に設置されたニードル管10を、カートリッジ部材20に向けて押圧することにより、カートリッジ部材20に着脱可能に固定するものであり、図1に示すように、4本の溝部21ごとにそれぞれ設けられている。この固定部材30は、図3に示すように、平面形状がL字型の板状部材であって、カートリッジ部材20に取付けるための第1ボルト52を通す第2貫通孔32が上面から下面まで貫通して設けられている。図3(b)に示すように、固定部材30の下面の一部には、前記ニードル管10と接する部分に弾性体31(例えば、ゴム又はスポンジ等)が設けられている。なお、固定部材30の平面形状は、L字型に限られず、カートリッジ部材20に取付け可能な形状であればよく、例えば、長方形や三角形としてもよい。
【0024】
前記インクカートリッジは、さらに位置決め部材40を備える。位置決め部材40は、ニードル管10を交換して新たに取付ける際、カートリッジ部材20からニードル管10の先端11が突出する側の端部にニードル管10の先端11を合わせることによって、ニードル管10の先端11を位置決めする位置決め手段となるものであり、図5に示すように、カートリッジ部材20の下面に取付けられる。図4に示すように、位置決め部材40の上面のうち、前記カートリッジ部材20の下面と接する部分には位置決めピン41が設けられている。位置決めピン41は、カートリッジ部材20の下面に位置決め部材40を取り付ける際に、カートリッジ部材20の下面に設けられたピン孔24に嵌合することによって、カートリッジ部材20の位置を正確に位置決めして取り付けるための突起部であり、位置決め部材40の幅方向の両端部にそれぞれ設けられている。また、位置決め部材40の上面には、カートリッジ部材20の下面に位置決め部材40を取付けるための第2ボルト53と螺合する第2ボルト孔43が、カートリッジ部材20に設けられた第1貫通孔23と対応する位置に設けられている。
【0025】
次に、このように構成されたインクカートリッジにおいて、ニードル管10を交換する際の手順について、図1,5を参照して説明する。
前記インクカートリッジにおいて、不具合が生じたニードル管10を交換する際、まず、固定部材30をカートリッジ部材20に取り付けている4本の第1ボルト52のうち、交換するニードル管10を固定している固定部材30の第1ボルト52だけを緩めて取り外す。その後、固定部材30を取り外して不具合の生じたニードル管10を取り除く。これにより、新たなニードル管10に交換することが可能となる。したがって、インクカートリッジ全体を交換する必要がなく、インクカートリッジのランニングコストの増加を抑えることができる。
【0026】
次に、取り除いたニードル管10が設置されていた溝部21に、新たなニードル管10を設置し、その上に固定部材30を配置し、固定部材30に設けられた第2貫通孔32を通してカートリッジ部材20の第1ボルト孔22に第1ボルト52を螺合して固定部材30を取付け、新たに設置されたニードル管10を仮止めする。溝部21は長さ方向に対する垂直断面がV字型とされているため、溝部21に設置されたニードル管10がずれるのを防止することができる。
【0027】
そして、図1,5に示すように、カートリッジ部材20に設けられた第1貫通孔23を通して位置決め部材40に設けられた第2ボルト孔43に第2ボルト53を螺合して、カートリッジ部材20の下面に、位置決め部材40を取付ける。この際、カートリッジ部材20の下面に設けられたピン孔24と位置決め部材40の上面に設けられた位置決めピン41とが嵌合することにより、位置決め部材40を正確に取付けることができる。
【0028】
カートリッジ部材20に位置決め部材40を取り付けた後、図5に示すように、仮止めされたニードル管10の先端11の位置と、位置決め部材40のカートリッジ部材20から前記先端11が突出した側の端部の位置とが、前記先端11の真上から見た時に合うように、新たに設置されたニードル管10の後端部を前後させて位置決めする。ニードル管10の先端11を位置決めする位置が視覚的に明らかであるため、位置決めを容易に行うことができる。
【0029】
ニードル管10の先端11の位置決めができたら、第1ボルト52を締め付けて、ニードル管10を固定する。この際、ニードル管10は、固定部材30の裏面に設けられた弾性体31によって押圧して固定されるため、破損を防止することができる。最後に、第2ボルト53を緩めて取り外し、カートリッジ部材20から位置決め部材40を取り外すことによって、ニードル管10の交換を完了する。
【0030】
なお、このインクカートリッジは、固定部材30が溝部21ごとに設けられているため、不具合が生じたニードル管10を交換する場合、不具合の生じていないニードル管10の固定を解除する必要がないので、不具合の生じていないニードル管10の位置決めが不要となる。したがって、ニードル管10の交換時間を短縮することができる。
【0031】
図6は、本発明によるインクカートリッジの第2実施形態を示す斜視図である。この実施形態によるインクカートリッジは、ニードル管10の先端11を位置決めする位置決め手段をニードル管10自体に設け、固定部材30を4本の溝部21に共通の1つの部材としたものである。
【0032】
前記ニードル管10は、その表面の一部に、ニードル管10を交換する際に、ニードル管10の先端11を位置決めする位置決め手段としてアライメントマーク12が設けられている。
【0033】
カートリッジ部材20の上面には、第2実施形態における固定部材30aを取付けるための第1ボルト52と螺合する第1ボルト孔22が設けられている。第1ボルト孔22は、カートリッジ部材20の幅方向の両端部にそれぞれ設けられている。なお、カートリッジ部材20の上面には、第1貫通孔23は設けられない。
【0034】
固定部材30aは、図6に示すように長方形の板状部材であって、4本の溝部21に張り渡されるように1つだけ取付けられている。したがって、部品数が少なく、安価に製造することができる。固定部材30aの幅方向の両端部には、カートリッジ部材20に取付けるための第1ボルト52を通す第2貫通孔が上面から下面まで貫通して設けられている。固定部材30aの下面には、前記ニードル管10と接する部分に弾性体31aが設けられている。なお、固定部材30aの形状は、長方形に限られず、4本の溝部21に張り渡される形状ならばどのような形状であってもよい。
【0035】
次に、このように構成された第2実施形態によるインクカートリッジのニードル管10を交換する際の手順について、図6を参照して説明する。
前記インクカートリッジにおいて、不具合が生じたニードル管10を交換する際、まず、固定部材30aをカートリッジ部材20に取付けている2本の第1ボルト52を緩めて取り外す。その後、固定部材30aを取り外して不具合の生じたニードル管10のみを取り除く。これにより、新たなニードル管10に交換することができる。したがって、インクカートリッジ全体を交換する必要がなく、インクカートリッジのランニングコストの増加を抑えることができる。
【0036】
次に、取り除いたニードル管10が設置されていた溝部21に、新たなニードル管10を設置し、その上に固定部材30を配置し、固定部材30aに設けられた第2貫通孔32を通してカートリッジ部材20の第1ボルト孔22に第1ボルト52を螺合して固定部材30aを取付け、4本のニードル管10を仮止めする。溝部21は長さ方向に対する垂直断面がV字型とされているため、溝部21に設置されたニードル管10がずれるのを防止することができる。
【0037】
そして、図6に示すように、ニードル管10の表面の一部に設けられたアライメントマーク12の位置と、カートリッジ部材20のニードル管10の先端11が突出した側の端部の位置とが、前記アライメントマーク12の真上から見た時に合うように、4本のニードル管10の後端部を前後させて位置決めすることにより、ニードル管10の先端11を位置決めする。ニードル管10の先端11を位置決めする位置が視覚的に明らかであるため、位置決めを容易に行うことができる。
【0038】
ニードル管10の先端11の位置決めができたら、第1ボルト52を締め付けて、ニードル管10を固定し、ニードル管10の交換を完了する。この際、ニードル管10は、固定部材30aの裏面に設けられた弾性体31aによって押圧して固定されるため、破損を防止することができる。
【0039】
なお、第2実施形態によるインクカートリッジは、ニードル管10の先端11の位置決めを、ニードル管10の表面に設けられたアライメントマーク12によって行うので、図4,5に示す位置決め部材40が不要となる。したがって、部品を少なくすることができ、安価に製造することができる。また、ニードル管10の位置決めは、上記の方法に限られず、例えば、ニードル管10の表面に設けたアライメントマーク12とカートリッジ部材20の上面に設けられた標示線などとを合わせる方法や、ニードル管10の表面に設けた凸部とカートリッジ部材20の溝部21の内壁に設けた凹部とを嵌合させる方法としてもよい。
【符号の説明】
【0040】
10…ニードル管
11…ニードル管の先端
12…アライメントマーク
20…カートリッジ部材
21…溝部
22…第1ボルト孔
23…第1貫通孔
24…ピン孔
30,30a…固定部材
31,31a…弾性体
32…第2貫通孔
40…位置決め部材
41…位置決めピン
43…第2ボルト孔
52…第1ボルト
53…第2ボルト

【特許請求の範囲】
【請求項1】
先端部がテーパ状に細くなったニードル管と、
前記ニードル管の全長よりも短寸とされ、上面に前記ニードル管を設置するための溝部が形成されたカートリッジ部材と、
前記カートリッジ部材の上面に取付けられ、前記溝部に設置された前記ニードル管を前記カートリッジ部材に着脱可能に固定する固定部材と、
を含んで構成されたことを特徴とするインクカートリッジ。
【請求項2】
前記ニードル管の先端を位置決めする位置決め手段をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のインクカートリッジ。
【請求項3】
前記位置決め手段は、前記カートリッジ部材の下面側に取付けられ、このカートリッジ部材からニードル管の先端が突出した側の端部に前記ニードル管の先端を合わせることによって前記ニードル管の先端を位置決めする位置決め部材であることを特徴とする請求項2に記載のインクカートリッジ。
【請求項4】
前記固定部材は、前記ニードル管と接する部分に弾性体が設けられたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のインクカートリッジ。
【請求項5】
前記カートリッジ部材には前記溝部が複数本形成され、前記固定部材は、前記溝部ごとに取り付けられることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載のインクカートリッジ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−236128(P2012−236128A)
【公開日】平成24年12月6日(2012.12.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−105693(P2011−105693)
【出願日】平成23年5月10日(2011.5.10)
【出願人】(500171707)株式会社ブイ・テクノロジー (283)
【Fターム(参考)】