説明

インクジェット記録装置及びそのインク残量の判断方法

【課題】 比較的単純な構成で、インクがまだインクタンク中にある状態において高精度にインクの残量を判断する。
【解決手段】 インクジェット記録装置の記録ヘッドを複数の異なる駆動条件に従って駆動し、複数の駆動条件それぞれにおけるインク吐出有無を確認する。そして、複数の駆動条件それぞれにおけるインク吐出有無に基づいて前記インク供給機構に残るインクの残量を判断する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、インクの残量に応じて記録ヘッドにインクを供給する圧力が変化するインクジェット記録装置及びそのインク残量の判断方法に関する。
【背景技術】
【0002】
インクジェット記録装置のインク残量検知方法として、インク残量を光学的に検出する光学式や、インク容器内に電極を設け電気的に検出する電気式、消費したインク量をカウントしインク残量を算出するドットカウント式などの方法が広く用いられている。
【0003】
光学式のインク残量検知方法では、インク残量を光学的に検出可能な光学センサが必要である。電気式のインク残量検知方法では、インクを収容するインクタンク中にインクに接する電極を配置する必要がある。これらの方式のインク残量検知方法では、記録手段とは別に残量検知のための機構が必要である。
【0004】
一方、ドットカウント方式のインク残量検知方法では、光学センサや電極等の機構は不要であるが、ドット数をカウントする手段やドット数を記憶する手段が必要である。また、インク残量の算出精度は、吐出するインク滴の体積やクリーニング時のインク消費量の精度に依存する。
【0005】
また、記録ヘッドからのインク吐出の有無を検知することでインク残量を検知する吐出検知方式のインク残量検知方法がある。この吐出検知方式は、記録ヘッドの動作確認等のために吐出検知機構を搭載しているインクジェット記録装置において行われる場合、インク残量検知用機構を別途付加することなく高精度にインクが無くなったことを検知することができる(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平5−318765号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記吐出検知方式のインク残量検知方法は、比較的単純な構成で高精度にインクが無くなったことを検知可能である。しかしながら、インクが無くなったことを検知することはできるが、インクがまだインクタンク中にある状態におけるインク残量やインクが無くなる直前の状態を検知することはできない。このため、インクがまだインクタンク中にある状態におけるインク残量やインクが無くなる直前の状態を検知することが要望されてきた。
【0007】
そこで、本発明は、比較的単純な構成で、インクがまだインクタンク中にある状態において高精度にインク残量を検知することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を解決するための本発明は、インクを吐出する記録ヘッドと、前記インクを収容し前記記録ヘッドに前記インクを供給するインク供給機構と、を備え、前記インク供給機構のインク残量に応じて記録ヘッドにインクを供給する圧力が変化するインクジェット記録装置であって、
前記インクジェット記録装置に入力される前記記録ヘッドの駆動条件に従って前記記録ヘッドの駆動を制御する駆動制御手段と、
前記記録ヘッドのインク吐出有無を確認する吐出状態確認手段と、
前記記録ヘッドを複数の異なる駆動条件で駆動し、前記複数の駆動条件それぞれにおいて前記吐出状態確認手段により確認されたインク吐出有無に基づいて前記インク供給機構に残るインクの量を判断する判断手段と、
を備えることを特徴とする。
【0009】
また、上記課題を解決するための別の本発明は、インクを吐出する記録ヘッドと、前記インクを収容し前記記録ヘッドに前記インクを供給するインク供給機構と、を備え、前記インク供給機構のインク残量に応じて記録ヘッドにインクを供給する圧力が変化するインクジェット記録装置のインク残量判断方法であって、
前記インクジェット記録装置に入力される前記記録ヘッドの駆動条件に従って前記記録ヘッドを複数の異なる駆動条件で駆動する駆動工程と、
前記複数の異なる駆動条件で前記記録ヘッドを駆動するごとに、前記記録ヘッドのインク吐出有無を確認する吐出状態確認工程と、
前記複数の駆動条件それぞれにおいて確認したインク吐出有無に基づいて前記インク供給機構に残るインクの量を判断する判断工程と、
を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、比較的単純な構成で、インクがまだインクタンク中にある状態において高精度にインク残量を判断することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0011】
以下、本発明の具体的な実施形態について、図面を参照して説明する。
【0012】
なお、この明細書において、「記録」(以下、「プリント」とも称する)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合のみならず、有意無意を問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、又は媒体の加工を行う場合も表すものとする。また、人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わない。
【0013】
また、「記録媒体」とは、一般的な記録装置で用いられる紙のみならず、広く、布、プラスチック・フィルム、金属板、ガラス、セラミックス、木材、皮革等、インクを受容可能なものも表すものとする。
【0014】
また、「インク」とは、上記「記録」の定義と同様広く解釈されるべきもので、記録媒体上に付与されることによって、画像、模様、パターン等の形成又は記録媒体の加工、或いはインクの処理に供され得る液体を表すものとする。インクの処理としては、例えば記録媒体に付与されるインク中の色剤の凝固又は不溶化させることが挙げられる。
【0015】
またさらに、「ノズル」とは、特にことわらない限り吐出口乃至これに連通する液路及びインク吐出に利用されるエネルギーを発生する素子を総括して言うものとする。
【0016】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のインクジェット記録装置の模式図である。
【0017】
記録ヘッド1はインク供給機構2からインク3を供給される。記録ヘッド1は不図示の駆動制御部により駆動条件を決定されインク滴4を吐出する。吐出されたインク滴4は吐出状態確認部5によってその吐出状態が確認される。
【0018】
図7は、図1に示したインクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。
【0019】
図7に示すように、コントローラ600は、MPU601、所要のテーブル、その他の固定データを格納したROM602を有する。また、キャリッジモータM1の制御、搬送モータM2の制御、及び、記録ヘッド1の制御のための制御信号を生成する特殊用途集積回路(ASIC)603を有する。また、画像データの展開領域やプログラム実行のための作業用領域等を設けたRAM604を有する。また、MPU601、ASIC603、RAM604を相互に接続してデータの授受を行うシステムバス605を有する。さらに、以下に説明するセンサ群から入力されたアナログ信号をデジタル信号にA/D変換し、デジタル信号をMPU601に供給するA/D変換器606を有する。また、コントローラ600は、駆動制御部として機能し、予備吐出時および記録時において、所定の時間間隔となるように前記複数のノズルを駆動する。
【0020】
また、610は画像データの供給源となるコンピュータ等でありホストと総称される。ホスト610と記録装置との間ではインタフェース(I/F)611を介して画像データ、コマンド、ステータス信号等を送受信する。
【0021】
さらに、620はスイッチ群であり、電源スイッチ621、プリント開始を指令するためのプリントスイッチ622、及び回復動作の起動を指示するための回復スイッチ623など、操作者による指令入力を受けるためのスイッチから構成される。
【0022】
630は装置状態を検出するためのセンサ群である。ホームポジションを検出するためのフォトカプラなどの位置センサ631、環境温度を検出するために記録装置の適宜の箇所に設けられた温度センサ632等から構成される。
【0023】
さらに、640はキャリッジモータM1を駆動させるキャリッジモータドライバ、642は搬送モータM2を駆動させる搬送モータドライバである。
【0024】
図2の表は、図1のインクジェット記録装置において、インク供給機構2がインクを供給する際の負圧と単位時間あたりのインク吐出量とを変化させた場合の記録ヘッド1の吐出状態を示したものである。図中の○は駆動制御部の指示通りに吐出が行われる正常な吐出状態であることを示し、×は吐出不良が生じた状態であることを示している。なお、インク供給機構2がインクを供給する際の負圧は、インクタンクを上下に移動し収容されているインクの液面高さを調節することにより変化させた。図2におけるインク供給機構2がインクを供給する際の負圧の絶対値が小さいほどインクを供給する圧力が高いことを示している。インクタンクを下に移動しインクの液面高さを下げるとインクを供給する圧力は下がり、インクタンクを上に移動しインクの液面高さを上げるとインクを供給する圧力は上がる。
【0025】
また、本実施形態における記録ヘッド1はサーマルインクジェット方式の記録ヘッドであり、インク吐出周波数15kHzで約30ngのインク滴を吐出する。なお、単位時間当りのインク吐出量は、駆動制御部の制御によってインクを吐出するノズルの数を変えることにより変化させた。
【0026】
本実施形態において吐出状態の検出は、吐出状態確認部5において記録ヘッド1から吐出されたインク滴を記録媒体で受け記録媒体に記録が行われたか否か(インク吐出有無)を確認する方法とした。
【0027】
図2に示されるように、インク供給機構2がインクを供給する際の負圧が−30Paの場合は、単位時間当りのインク吐出量が185mgから230mgにおいて正常な吐出が行われた。インク供給機構2がインクを供給する際の負圧を下げていくと、単位時間当りのインク吐出量が多い場合から吐出不良が生じてくる。インク供給機構2がインクを供給する際の負圧が−130Paになると、単位時間当りのインク吐出量が185mgから230mgの全てにおいて正常な吐出が行われなくなった。
【0028】
この結果から、インクタンクのインクの液面高さが高く記録ヘッドへ供給するインクの圧力が高い場合は、駆動制御部の指示通りに吐出が行われる吐出することが可能である。一方、インクタンクのインクの液面高さが低い場合、単位時間当りのインク吐出量が多くなるように駆動制御部により指示されると、記録ヘッドは駆動制御部の指示に追従できなくなっていることがわかる。
【0029】
図2で示される結果は、インクタンクを上下に移動させることにより得た結果であるが、インクタンクが固定されておりインクタンク中のインク残量に応じてインクの液面高さが変化した場合でも同様な結果が得られることは明らかである。これより、インクタンクの形状に基づいてインクの液面高さからインク残量を算出することが可能である。
【0030】
このことから、インク供給機構がインクを供給する際の負圧をインク残量に置き換えることできる。図2において、インク供給機構がインクを供給する際の負圧が−30Paの時のインク残量をA1、−60Paの時のインク残量をA2、−90Paの時のインク残量をA3、−130Paの時のインク残量をA4とする。また、単位時間当りのインク吐出量が185mgの時の駆動条件をB1、210mgの時の駆動条件をB2、230mgの時の駆動条件をB3とする。すると、図2の表は図3のように表すことができる。
【0031】
ここで、コントローラ600により駆動条件と吐出状態とを比較させ、図3で表される駆動条件とインク残量とから、図4に示すインク残量判断方法のフローチャートに従ってインク残量を算出することが可能である。
【0032】
図4において、まずステップS110で、駆動条件B1で駆動制御部の指示通りに正常に吐出が行われていれるか否かを判断する。正常に吐出してなければ、ステップS120で、インク残量は図3におけるA4以下であるとし処理を終了する。
【0033】
ステップS110で、正常に吐出していれば、ステップS130で、駆動条件B2で駆動制御部の指示通りに正常に吐出が行われていれるか否かを判断する。正常に吐出してなければ、ステップS140で、インク残量は図3におけるA3であるとし処理を終了する。
【0034】
ステップS130で、正常に吐出していれば、ステップS150で、駆動条件B3で駆動制御部の指示通りに正常に吐出が行われていれるか否かを判断する。正常に吐出してなければ、ステップS160で、インク残量は図3におけるA2であるとし処理を終了する。ステップS150で、正常に吐出していれば、ステップS170で、インク残量は図3におけるA1であるとし処理を終了する。
【0035】
本実施形態においては、単位時間当りのインク吐出量についてインクを吐出するノズルの数を変えることにより変える構成とした。しかし、その他の構成として、吐出周波数を変化させることや1回の吐出におけるインク滴の体積を変化させることにより単位時間当りのインク吐出量を変える構成とすることができる。
【0036】
また、本実施形態においては、インク残量を算出する処理において単位時間当りのインク吐出量が少ない駆動条件から比較をしているが、単位時間当りの吐出量が多い駆動条件から比較することも可能である。また、吐出状態の確認について3つの異なる駆動条件で行っているが、確認する駆動条件は任意の数で可能である。
【0037】
また、本実施形態においては、吐出状態の検出は、吐出状態確認部5において記録ヘッド1から吐出されたインク滴を記録媒体で受け記録媒体に記録が行われたか否かを確認する方法とした。しかし、光学的に吐出を確認する方法や、電気的に吐出を確認する方法でも可能である。
【0038】
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態のインクジェット記録装置の模式図である。
【0039】
記録ヘッド1はインク供給機構2からインク3を供給され、不図示の駆動制御部により駆動条件を決定されてインク滴を吐出する。このことは、図1で示される第1の実施形態のインクジェット記録装置と共通する。本実施形態のインクジェット記録装置における図1のインクジェット記録装置との違いは、記録物を記録するために使用する部分12とインクタンク内のインク残量を算出するため吐出状態を確認する部分13とに記録ヘッド1が分けられていることである。なお、記録物を記録するために使用する部分12から吐出されたインク滴10は記録にのみ用いられ、吐出状態を確認する部分13から吐出されたインク滴9は記録には用いられず吐出状態確認部5において吐出状態を確認するために用いられる。
【0040】
このような構成とすることで、記録物を記録するために使用する部分12のノズルにおいて吐出不良が発生した場合であっても、吐出状態を確認する部分13のノズルは別にあるため、インク残量の算出ができなくなるということを防止することができる。
【0041】
なお、駆動制御部は記録ヘッド1のインク滴9とインク滴10を吐出させるための駆動条件をそれぞれ別に設定することも可能である。
【0042】
(第3の実施形態)
図6は、第3の実施形態のインクジェット記録装置における記録ヘッドの模式図である。
【0043】
記録ヘッド1は不図示のインク供給機構からインクを供給され、不図示の駆動制御部により駆動条件を決定されてインク滴9及び10を吐出する。本実施形態の記録ヘッド1において、記録物を記録するためのインクはインク流路19を通ってインク滴10として吐出され、インクタンク内のインク残量を算出するため吐出状態を確認するためのインクはインク流路18を通ってインク滴9として吐出される。なお、第2の実施形態のインクジェット記録装置における記録ヘッドと同様、インク滴10は記録にのみ用いられ、インク滴9は記録には用いられず吐出状態確認部5において吐出状態を確認するために用いられる。
【0044】
このような構成とし、インク流路18とインク流路19とでインク流抵抗を変えることで、単位時間あたりのインク吐出量とインク供給機構がインクを供給する際の負圧との関係を変えることができる。このため、インク残量を算出する際のインク消費量や算出時間を低減することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0045】
【図1】第1の実施形態のインクジェット記録装置の模式図である。
【図2】インク供給機構がインクを供給する際の負圧と単位時間あたりのインク吐出量とを変化させた場合の記録ヘッドの吐出状態を示す図である。
【図3】駆動条件とインク残量とを変化させた場合の記録ヘッドの吐出状態を示す図である。
【図4】インク残量を算出する処理のフローチャートである。
【図5】第2の実施形態のインクジェット記録装置の模式図である。
【図6】第3の実施形態のインクジェット記録装置における記録ヘッドの模式図である。
【図7】インクジェット記録装置の制御構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
【0046】
1 記録ヘッド
2 インク供給機構
3 インク
5 吐出状態確認手段
600 コントローラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
インクを吐出する記録ヘッドと、前記インクを収容し前記記録ヘッドに前記インクを供給するインク供給機構と、を備え、前記インク供給機構のインク残量に応じて記録ヘッドにインクを供給する圧力が変化するインクジェット記録装置であって、
前記インクジェット記録装置に入力される前記記録ヘッドの駆動条件に従って前記記録ヘッドの駆動を制御する駆動制御手段と、
前記記録ヘッドのインク吐出有無を確認する吐出状態確認手段と、
前記記録ヘッドを複数の異なる駆動条件で駆動し、前記複数の駆動条件それぞれにおいて前記吐出状態確認手段により確認されたインク吐出有無に基づいて前記インク供給機構に残るインクの量を判断する判断手段と、
を備えることを特徴とするインクジェット記録装置。
【請求項2】
前記記録ヘッドの駆動条件は、前記記録ヘッドからの単位時間あたりのインク吐出量であることを特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
【請求項3】
前記記録ヘッドは、記録を行うために使用するノズルとは別に、前記吐出状態確認手段によりインク吐出有無を確認するために使用するノズルを有していることを特徴とする請求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
【請求項4】
前記記録ヘッドは、前記記録を行うために使用するノズルに前記インク供給機構から供給されたインクを供給するためのインク流路と、該インク流路とはインクの流抵抗が異なり、前記吐出状態確認手段によりインク吐出有無を確認するために使用するノズルに前記インク供給機構から供給されたインクを供給するためのインク流路と、を有していることを特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
【請求項5】
インクを吐出する記録ヘッドと、前記インクを収容し前記記録ヘッドに前記インクを供給するインク供給機構と、を備え、前記インク供給機構のインク残量に応じて記録ヘッドにインクを供給する圧力が変化するインクジェット記録装置のインク残量判断方法であって、
前記インクジェット記録装置に入力される前記記録ヘッドの駆動条件に従って前記記録ヘッドを複数の異なる駆動条件で駆動する駆動工程と、
前記複数の異なる駆動条件で前記記録ヘッドを駆動するごとに、前記記録ヘッドのインク吐出有無を確認する吐出状態確認工程と、
前記複数の駆動条件それぞれにおいて確認したインク吐出有無に基づいて前記インク供給機構に残るインクの量を判断する判断工程と、
を備えることを特徴とするインク残量判断方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2009−196217(P2009−196217A)
【公開日】平成21年9月3日(2009.9.3)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−40457(P2008−40457)
【出願日】平成20年2月21日(2008.2.21)
【出願人】(000001007)キヤノン株式会社 (59,756)
【Fターム(参考)】